延々と単行本の執筆。
使いたい写真がない、やばいってんで昔撮ったのを引っ張り出したりしてとしまえん。
TVerで「ミステリという勿れ」視聴。
第2話はちょっと原作をいじってきましたな。
BGMの使い方がわざとらしいとか、
あ、これはかなり風呂光さん成長物語系のシナリオになってるなとか
あ、あそこを端折ったか、あ、あそこ原作でちょっとひっかかったのだけど処理し直してるなと思ったのだけど、
でもまあ、整はめっちゃ整らしくて、あれは見た目より、やたら多い独り喋りをきちんとこなせるかが大事な役なわけで、菅田将暉は大正解だと思う。
警察の3人組もちゃんと役にハマってていい。
良いドラマ化だったと思う。
以前、midiumで「なぜ逃げ恥を楽しんで観られたのかとかくに人の世は住みにくい」って書いたのだけど、
そこで
夏目漱石「草枕」の有名な一節である。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
「とかくに人の世は住みにくい」からドラマになるわけだが、多くは「情に棹させば流される」と「意地を通せば窮屈だ」属性の集まりが余計なことやらかすだけの話であり、主人公はたいてい両方の属性を持ってるのである。
と書いた。「ミステリという勿れ」はこの3つのうち久能整の持つ「 智に働けば角が立つ」属性が重要な要素なわけで、原作ファンとしてはそこだけは死守して欲しいなと思う次第。菅田将暉はそういう役が似合うし。
情に棹さして流される久能整とか見たくないもの。「ミステリという勿れ」において、情に棹さして流されるのはモブキャラの役割である。
たまたまどっかで「7seedsが面白い」と聞いて読み始めたのが最初の田村由美体験だったのだが、その流れで「ミステリという勿れ」に手を出してハマったのである。
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