汐留でNTTドコモの新製品発表会。
Androidのスマホが14機種、いわゆるガラケーが8機種、タブレット1機種、フォトフレーム1機種。
サムスン端末多し……でも、日本で売れるんですかという質問は出なかったな。
画面が使いづらいんじゃないかというほどデカいとか、Xiが速いとかそういうのはどうでもよくて
注目すべきは「iモードで培ったエコシステムを丸ごとスマホの世界に持って行くぞ」戦略。
何しろ、Androidの画面でヒツジが歩き回ってたんだから。
専用のマーケットはアプリのみならず、ブックと音楽と映像。
音楽と映像はコンテンツホルダーの要望で「DRMをハード側に持たせる」ことになり、
古い端末は全滅、今回発表された端末でも未対応のものがあるなど「日本らしい」内容。
月額制で映像見放題というのはいいんだけど(ビットレートが一番高い映像をHDMIでテレビに映したりしたら、レンタルビデオでDVD簡単に安く観られてウケそう……BDには及ばないけどDVDには勝てるんじゃないかといってた)、
著作権絡みでかなりガチガチになりそうでちょっと拍子抜け。なんともはや。
iPhoneがスゴいのは、端末性能じゃなくて、そのエコシステムだといわれてる。
つまり、ジョブズが業を煮やして自分たちで音楽配信、映像配信、電子書籍配信、アプリ配信システムを作っちゃったことで、iPhoneという大きな世界ができあがった。それに対抗するのは容易じゃない。
日本でそれに対抗しようとすれば、キャリアがエコシステムを作るしか道がないわけで、
ドコモはそこに乗り出したというわけ。ただなあ、
個人的にはiモード時代のしがらみをいったん捨てて、次世代の新しい概念に行って欲しいと思うのだけどなあ。
月額315円モデルとか、一曲105円〜500円という金額設定とか)、ガチガチの不自由なDRMとか、あの画面デザインとかはもう違う気がする。。。。全体として「今」ばかり見てて「未来」をあまり見てないという感じ?
もうひとつXiの料金設定にひとつ注目。
キャンペーンで4410円とかそういうではなく、
パケット通信の従量制への道を見せたことだ。
2012年10月1日から適用ということで、
パケホーダイフラットだと、7GBまでは5985円。それを超えたら、速度制限をかけるか、2GBごとに2625円という従量制にするかを選べるようになる。つまり、ドコモは7GBを境界と考えてるわけだ。
ただ個人的には、7GBも最初の5,980円も高いなあと。
たとえば、5GBまでは3,500円。その先は2GBごとに2,500円とか。
そうすれば多くの人は5GBでおさまると思うので、いいんだよなあ。まあドコモ的にはキツいだろうけど。
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