軟弱なので、先週、取材とか打ち合わせとか撮影とかそんな仕事が続いたので疲れが取れず、天気もいいのに窓をあけるとドンドンヒャララドンヒャララと朝から聞こえる笛太鼓なのに神社まで行く元気もなく、
じわーんとおうちで本読んだり原稿書いたりしておりました。
しかも原稿書き上がらないし。まあしょうがない。
晩ご飯は食べに出たけど。
経堂駅では恒例の大カウント大会で、見た目がかなりシュール。
で、夜、ベッドに寝転がってKindleで読んだのがこれ。
宮台真司・愛のキャラバン――恋愛砂漠を生き延びるための、たったひとつの方法 [Kindle版]
まあ宮台真司らの恋愛トークライブを電子書籍化したものなんだけど
なんでこれをついダウンロードしちゃったかというと
トークライブのメンバーに鈴木陽司がいたからで、
鈴木陽司といえば、前世紀、ナンパカメラマンとして有名で、
その筋の雑誌にナンパ写真の連載をしてたのだけど、
その写真がよかったのだ。
何がよかったんだろうねえ。
昔のことなのでよく覚えてないけど、
ナンパした女子をきれいに撮ってるとかエロく撮ってるというより、
カメラマンと女子と撮影場所と、そのみっつの関係性が表現された臨場感ががよかったんだよなあ……と、まあ当時のエロ雑誌なんて手元に残ってないのでおぼろげな記憶でしゃべっておりますが、わざわざ名前を覚えてるくらいだからその写真が印象に残ってたんだろう。
で、その後、どうしてるのかは知らないけれども(その手の雑誌もとっくに手にしなくなってるし)、この本に「懐かしい名前」を発見して読んでみたのだ。
で、なぜその懐かしい名前を発見するにいたったのかというと、
実は先日撮影した写真をチェックしてるとき、
その中に「昔、こんな感じの写真を見たなあ」ってカットがあり(注:エロいカットではありません)……あ、というわけで名前を思い出し、ぐぐってみたら、「愛のキャラバン」なる本が見つかったのである。
まあそんなわけで、今さら街に出てナンパしたりはしませんが、
本としてはいろいろと面白いのでした。
なんというか、凝り固まった道徳概念にとらわれない形として
こういうのもありだよなと。
何にしろ、凝り固まるのはよくありません。何にしろ。
0 件のコメント:
コメントを投稿