千葉って広いぞ。
そうだ。流鉄に乗りに行こう。流鉄流山線。
流山って何かあるの?
さあ、行ってみればなんかあるんじゃない?
下調べゼロで出発。
小田急→東京メトロ千代田線→JR常磐線→馬橋駅
実はほぼ乗換なし。
真新しい鉄筋コンクリートのJR馬橋駅から伸びる木造の流鉄馬橋駅。
そのギャップからしてたまらん。
2両編成の元西武線の車両で終点の流山駅へ。
下調べなしでいくと面白い。
流山は江戸時代の街並みや街道が残っていて「江戸回廊」という名で観光地化しており、
白みりん発祥の地で、
なおかつ「聖地」にもなっていたとは
しりませなんだ。
駅前の観光案内地図を見て散策ルートを決め、お散歩。
江戸時代創業の新川屋を覗いてたら、おかみさんが中から出てきて招き入れてくれるので
呉服屋さんで昔話などを聞きつつ談笑。
良い方でした。
散策する。
浅間神社の富士塚は巨大な上に登頂可能。7月1日の山開きに向けて草を刈ったとこだそうで、上らせてもらう。
山頂でシータ。
流山浅間神社の富士塚山頂より - Spherical Image - RICOH THETA
たまりませんな。
江戸川堤防に出て、
老舗和菓子屋さんで買ったまんじゅうなぞをくらう。
岸には往古の船着き場跡がずらりと並ぶ。
江戸時代、水運で賑わったのだ。
流山の街道は、松戸-流山-野田と結んでいたらしい。
野田で醤油。流山でみりん。どっちも今はキッコーマンである。
流山は自治体が観光に力を入れており、街中に観光案内地図が設置されている。
素晴らしいのは、場所によって案内地図がデザインされていること。
たとえば、街中の地図には徒歩用の案内があり、矢印の先には徒歩圏の名所が。
江戸川サイクリングロード沿いの地図には「矢切渡し」まで12kmと、自転車向けの案内が。
よいことである。さすが聖地。なんの聖地だかはよくしらんけど。
屋根がたわんで崩れそうな古い蔵なども見つつ、旧道メインでぶらぶらして流山へ戻る。
江戸明治昭和とほどよく残っておりほどよく観光地的親切さがただよう。
江戸川の流路を地図上で把握しているとより面白い。
東京湾→市川→矢切(柴又)→松戸→流山→野田。
そして利根川へ。そのラインが大事。
ああ、ここ、思ったより行きやすくて楽しわ。千葉あなどれない。
今回、レビュー用のGalaxy S7 Edgeとスナップ用のTX1しか持って行かなかったのがちと悔やまれる。次回はもうちょっとデカいカメラを持って行こう。
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