キヤノンの新製品発表会である。
EOS 30周年のEOS手ぬぐい。ちょっとうれしい。
で、ざっくり見ると、レンズ交換式カメラは2013年ほどの勢いは無いけど、まあぼちぼちいけそうですよ、と。この市場が急にシュリンクすることはないでしょう。コンデジは主戦場が変わっちゃったのでああいうことになったけど。
さあ新製品のお披露目です、ってとこでちょっと事故。
ステージ中央に黒い布で新製品群が隠してあり、
それを勢いよくひっぱってお披露目、ってとこで布がひっかかっちゃったのだ。
そのバタバタした様子をつい撮っちゃったのであげちゃいます。
キヤノンさんすみませんw。
で、新製品群。
ぱっと見るとわかるように、全体にエントリー向け。
コンデジも廉価モデルのみ。
今回の目玉は3つあるけど、実質的には一番上。
今までデュアルピクセルCMOSセンサー(ライブビュー撮影時やミラーレス機で絶大な威力を発揮する)は中位以上のモデルのみで、
もっともライブビュー撮影が使われるエントリー機では使われてなかったのだが、
やっと、Kiss系でも採用されたのだ。
ついでに、Bluetoothへの対応。
カシオやニコンに続いてBluetooth常時接続に対応したわけで、
自動転送はしない、Bluetoothをトリガーにして写真の転送はWi-Fiで行うという方針。
その辺はさすがキヤノンだなあと感心することしきりである。
では
各製品についてもちょっと。
EOS Mは露骨なエントリー機であるM10を除くと
M→M2→M3→M5と進化してきた。
今度はM6だが、これはM5→M6という進化じゃない。
むしろ、M5のEVFを外付け別売りにした下位バージョンだ。
これは紛らわしい。
中身を考えると、M3とは違うといいたいのはわかるが、
ユーザーからすれば、M3の後継機に近いからM3 MarkIIにするとか、
実質的にはM5のライトバージョンなので、M5 Liteにするか
その方が、M5の立場的にもよかったんじゃないかと思う。どうでしょか。
M6はハイエンドコンデジ代わりというかスナップ用にいいなあと思うのだが、
手を出すにはレンズラインナップが弱すぎて、今回EF-Mレンズの発表がなかったのが腑に落ちないわけで、EOSユーザー以外が手を出すには躊躇しちゃうんである。
Powershot のG。
G7 Xに続いてMark IIがついたのは、G5 XではなくG9 Xの方だった。
より小さくなり、往年の「Powershot S120」の直径後継機にやっとなれたな感が漂う。
にしても1型センサーでズームレンズでこのサイズはすごいわ。
EOSは中身は同じで操作系が異なる2つのエントリーモデルという展開を継承。
左が9000D。右がX9i。
Bluetoothリモコンはよい。他社もそうなるべし。
てな感じ。
でもって帰宅してトリセツの仕事をして単行本の原稿を書いて云々。
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