2019/11/29

品川歴史館経由で東京古道散歩の下見の日

晴れた。
品川歴史館の企画展「妙国寺の歴史と寺宝」が今週いっぱいだ。
大井三つ又の写真を撮らねば。ストックの写真は古くて今とたぶん違う。
12/7の東京古道散歩の下見もしなければ。

というわけで慌ててカメラを持って出動。

大井町でまず庚申堂のチェック。
最後に来た2017年はマンション建設中で庚申堂が引っ越してたのだ。
さて復活してるハズ、と思ったら大井庚申堂が経塚地蔵堂になって新しい地蔵の両脇を庚申塔が並ぶという構成に変わってた。

まあ昔は経塚、江戸時代は庚申堂だった場所だが、
そこを管理する来福寺的には、庚申堂より経塚地蔵堂にしたかったんだろう。
気持ちはわかる。

そして三ツ又経由で品川歴史館。

大井・品川は古代から中世が面白いのだ。
しかも品川歴史館の企画展はいつもしっかりした図録を作ってくれるからうれしい。

で、帰ろうと思ったら、なんか見たことある顔が。
互いにびっくり。
杉並区立郷土博物館学芸員のKさんである。
中世が専門なのでこういうところでばったり会う可能性はなくはないが
それにしてもまあ偶然すぎて面白くて、
彼も用件は終わったところだというので
一緒に歴史散歩しつつ大井町駅まで歩く。
あまりこちらの方歩いたことないそうで面白がってもらえて何より。
やはり大井の井は定番ですな。


わたしはそのあと東京古道散歩の下見に。
いやあ降りる駅を間違えたりいろいろしたせいもあるが、
時間がやばい。この時期は日没が早いので下見とは言え
のんびりしてたら日が暮れちゃうのだ。


ああ、ほんと、必要最低限の下見はできたし
撮りたかったカットもおさえられたのだが……
日没してしまった。
とりあえず当日のゴールである駒込駅へ向かい、
日没記念で六義園へ突入。

今、六義園では紅葉のライトアップが開催されてるのである。
昨年も来た気がするんだが、やはりまだ紅葉を楽しむにはちと早かった。
でもいろんな色のグラデーションを楽しめるのもまたよし。


にしてもだな、iPhoneのナイトモード、すごいわ。
下手なカメラよりよい。
スマホが切り開いたリアルタイムHDR撮影は本職カメラにとって驚異だと思う。
メカシャッター機ではできない芸当だし……どうするんだろ。

ともあれ疲れた。

というわけで次の新潮講座「東京古道散歩」は12月7日です。










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