flick!の連載をなんとか書き上げてメールする。
吉原の写真がちょっと足りないのでそれは後送ってことで。
小林恭二の「新釈 四谷怪談」が届いたので読む。
これ、2008年刊行なのだけど、どこにも在庫がなくて入手できないのだ。
だからしょうがなく中古で。
小林恭二さんのは新刊で買いたいのに。
急にこれを読みたくなったのは、
単純に、録画した「英雄たちの選択」を見てたら、小林恭二さんが出てて
おお、しゃべりかたとか全然変わってないー、なつかしー
(電脳筒井線の頃、何度か遊んでもらったりのみに行ったりしたのだ)
そういえば最近読んでないな、と検索したら「新釈 四谷怪談」を見つけたのだ。
有名な「東海道四谷怪談」をバラして研究した本で、文化文政期の江戸の文化にも言及してて、四谷怪談の元になった話、あるいは実在したお岩(元禄期、田宮家にお岩がおり、貞女として有名で、田宮家の屋敷稲荷を信奉して家を建て直したという)との関係は?
などなど細かく考察していて実に面白いのである。
於岩稲荷田宮神社は四ッ谷に現存しており、何度か訪れて「え、四谷怪談の元ネタってこれ? 全然ちゃうやん」と思って調べたことがあり、小林恭二さんの見解も読みたかったのである。
さすが小林さんってことで、久々にハマったのであった。
にしても、内容が古びやすい時事ネタ新書ならともかく
こういう古典ネタで時代関係なく読める新書はいつでも入手できるようになっててほしいわ。
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