東京人の記事用にちょっと写真が欲しくて自転車にまたがってカメラを持って駒留へ。
環七脇の昔からの生活道に地蔵尊発見。
この地蔵は知らなかったーーー。すぐ横に巨大な旧家があるのでその家がらみか。
このあたりの環七は昔の堀ノ内道を拡幅したもので、古地図を見るとそこに2本の道がつながってたので、きっとその合流点に建てられて集落を護っていたのだろう。
必要なカットを撮ったらその足で駒込八幡神社へ。
ここ、本殿が塚の上に建っており、昔からその塚がなんなのか気になってるのだけど、
よくわからない。
江戸時代、経塚から徳治3年の経筒が見つかり、そこに北条左近太郎入道成願の名があったという記録がある。ってことは、経塚か。塚に経を埋め、そこに社殿を設けたと考えればしっくりくる。
新編武蔵風土記稿には本殿は石段の上にあると書いてあるので、江戸時代から塚の上に本殿があったのだ。
境内には常盤姫を祀った弁財天が水のない池の中にある。これは戦前期まで神社前にあったもの。神社自体は蛇崩川が削った小さな段差の上にあり、弁天と池は蛇崩川の低地に鎮座していた。おそらくはそこに湧水があり、水があったから弁財天が祀られその上に八幡神が勧請されたのだろう。神社の立地としてはよくわかる。
天気がいいので松蔭神社前の商店街へ行き、
明治時代創業という老舗のパン屋(ニコラス精養堂)でパンを買って帰る。
安くて旨くてよいパン屋である。これから近くへ行ったら絶対に立ち寄ろう。
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