LUMINEカードで10%オフ、ってんで新宿のLUMINEへ行ってUR DOORSで
モッズコート買う。ほんとは違うものが欲しかったのだけど、コートが気に入ったので。
Casa BRUTUS別冊のホンマタカシ写真集「Tokyo New Scapes」が届く。
東京オリンピック直前の東京を、オリンピックまでカウントダウンしながら(途中で延期が決まって数字が戻ったりする)撮影してまわった写真集。
2000年の8月、どういう経緯だったかまったく覚えてないのだけど、ホンマタカシの「東京郊外」がすごく気になってて、でも知ったのが遅くて入手しづらくなってて、なんかの拍子で入手できたのである。分厚くて重い写真集。
今「日本の古本屋」サイトを見たら、45,000円だった。
この写真集が見せる東京郊外の姿が、人がまったく写ってなくて、でもちゃんとそこに生活してる人がいるよって写真も随所に入ってて、その人と街を見つめる視線がすごく心に響いたというか、ホンマタカシとわたしは1歳違いなので、たぶん、人がどっと増えて、何もないところが造成されて団地ができて、新興住宅街ができていって、そこで子供たちが育って、っていう様子を同じような目線で見てた気がしたのだ。
わたしが現代的な街の隙間に残滓を残しこっそり生き延びてる小さな歴史に面白さを感じるのはそういう時代を見てきたからなんじゃないかという気はしてる。
で、Tokyo New Scapesもオリンピックに向かって変化したりしなかったりする街を見る目線が面白い上に、ムックという形だからか、めちゃリーズナブルで永久保存版として買うべし、と思ったのである。
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