作例撮りがてら家を出たのはいいが
つい世田谷文学館に立ち寄ってしまう。
「谷口ジロー展」なのだ。
ちょっとだけのつもりが、ついつい長居して日が暮れる。
はじめて「谷口ジロー」を知ったのは「事件屋稼業」。
狩撫麻礼+かわぐちかいじの「ハード&ルーズ」と
関川夏央+谷口ジローの「事件屋稼業」の
日本的ハードボイルド二大作品にハマってたのだ。
その後、ちょくちょくと出会っては読んでいたのだけど、
頭の中で「ハードボイルドを描く人」のイメージが強くて
久住さん原作の「孤独のグルメ」の絵が谷口ジローでびっくりした記憶がある。
あらためて「谷口ジロー」の作品をこうして眺めてみると、
なんとも絵がいい。どのコマも1枚ものとしてじっくり楽しめるもの。
ああ、坊っちゃんの時代とかちゃんと読み直さないとなあ。
しかも、おまけの猫トートバッグに心惹かれて「谷口ジローコレクション」を1冊買ってしまう。
みるっこが来て以来、黒猫ものに弱くなってていかんですな。
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