数日前、成城一丁目で擁壁が崩れたというニュースが流れて慌てて場所をチェックしたら、
4年前に気になって写真撮ったとこだったのだった。
国分寺崖線と世田谷通りの狭い土地で、かつてあった建物が壊されて崖側の壁だけが擁壁代わりのように残されてたとこである。
真上には真新しいマンションが建ってた。
2019年1月 |
どうも、崖下に新しくマンションを建てるための作業に問題があったのか
突然崩れた、というか壁が落ちたようである。
報道では「擁壁」といってたけど、以前建ってたビルの奥の壁が「擁壁の役割」をしてただけで、それ自体は擁壁ではない。どう呼ぶかがややこしい。
で、次大夫堀公園に作例を撮りにいくついでに、現地をチェックする。
2023年2月 |
壁が落ちて、もともとの崖線ラインよりかなり奥まで崖が崩れててマンションの敷地に達してるのがよくわかる。
すぐ近くには湧水の池や不動もあり、そもそも国分寺崖線下の湧水ポイントで、世田谷通りのすぐ向こうには野川が流れてるような場所なのである。崖上には古墳群だ。
という地形はともかく、この先どうするんだろう。
うまく崖上のマンションに影響を与えずに(崖上のマンションの基礎はどのくらい深くまで掘ってあるんだろ)修復できるのか。
避難指示が出ているお隣や崖上のおうちの方はいつ自宅へ戻れるのか。
知ってる場所だけに気になる。
いつまでも張り付いててもしょうがないので、
次大夫堀公園であれこれ撮影したり、鍛冶やってる人と話をしたりする。
そうそう、次大夫堀民家園にある古民家のトイレ(もちろん和式。陶器がなかなかカッコいい)、今でも使えるようである。使ったことないけど。
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