録画してあったタモリ倶楽部最終回をやっと視聴。
正直なところ、コロナ禍以降のタモリ倶楽部は以前に比べてちょっと底が浅い回が増えてるなと思うところもあり。
流浪しなくなったのはしょうがないとしても、
その分、室内で収録して終わり、って内容ばかりになり、
しかもゲストはお笑い芸人ばかりで
お笑い芸人独特のテンションの高い喋りを聞かされるのもつらかったのである。
それはさておいても、
テーマのセレクトもタモさんを喜ばせよう、
こういうのなら食いついてくれるかな、と、
みんなでタモリを接待してるような雰囲気すら感じられて、
ちょっと違うんじゃないかなと思うことが多かったのだ。
でも最終回はまったく違った。
最終回は
タモリがゲストにツッコミをいれるのではなく、
アバウトに料理するタモリに対してゲストが細かくツッコミまくるという
いつもの真逆な展開だったのだ。
タモさんもそれが実に楽しそうで、見てる方も楽しくて、
実にぐだっとした良い回だったのである。
最後の最後にこれをやられたら、まだ続いて欲しいと思ってしまうじゃないか。
いやまあそう思わせた時点でタモリ倶楽部の勝ちなわけで
40年間お疲れ様でした。
誰か、40年分の全タモリ倶楽部を分析して考察してくれないかな。
80年代と90年代とゼロ年代以降の傾向の違いとか
繰り返されたテーマ(電車系、地形系、散歩系、学生系、出版系、料理系、飲食系、工場系などいくつか分類できると思う)ごとの回数とか。
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