2013/05/19

めずらしく文化的な一日


アートに関する映画・写真展・葛飾北斎と
とても文化的な日でありました。

恵比寿ガーデンプレイスでちょいと作例を撮り、
東京都写真美術館へとても映画を観に行く。
Powershot N
「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」
映画『ハーブアンドドロシー ふたりからの贈りもの』公式サイト

とてもよいドキュメンタリー映画でありました。
現代芸術のコレクターだった夫妻がそのコレクションを国立美術館に寄贈し、
それがあまりに大量なので、2500点を米国50州の美術館に50点ずつ渡され、
展示してもらうという話。
喜んで展示するところ、現代芸術が相手故にどう展示すべきかそれを作ったアーティストを呼んで相談するところ。美術館で子供達に現代芸術を見せて感想を聞くところ。
夫婦の様子もいい。

まあそういう話なんだけど、
コレクションということ、美術館というもの、アートとその鑑賞とは、
その他もろもろ
いろいろと感じさせられるよい作品でした。
それにしても公式サイトってどうしてこうも「感動の完結編」とか書きたがるかね。

映画を観ながら
NYのMoMAを訪れたときのことをちょっと思いだす。
現代芸術って、
そうだな、たとえばウォーホールとかリキテンシュタインとか、
雑誌や画集などで作品が紹介されてるじゃないですか。
あれを見ても、確かに面白いけどピンとこなかったんですよ。
でも、MoMAで実物を見た瞬間、「ああ、これは芸術作品だわ」と一瞬で感じてしまったわけで、芸術がわかるとかわかんないとかそういうどうでもいい話は棚の上にあげといて、
実物を見るの見ないのって大違いだなと感じ入った次第。
たまたまNYで時間ができて、工事中だったけど構わず行ってみてよかったなと。

画集でスゴいと思っても、美術館で実物を見たときあまり感じ入るものがなかったり
画集で面白くて上手いけど……とイマイチピンとこなかった作品でも美術館で実物を見るとちょっと感動して、ああこれはスゴい、となったり。
ゴッホなんか実物を見たとたん、その凄みが迫って参りました。
なんというかな、
うまいとかきれいとかそういう一般的な形容詞では表せない
複雑な感情がわき上がってきたら、それはその人にとって芸術なのだろうと思っております。
写真でもそうなんだよなあ。
上手くてきれいだけどそれだけの写真もあれば
上手いとはいえないのだけど複雑な感情を呼び起こす写真もある。

ヤヤコシイ話は抜きにして、まあ、面白いもんです。

東京都写真美術館(略称シャビ)へ行ったついでに
「日本写真の1968」を見る。
東京都写真美術館
ああ、60年代松から70年代。
小学生だったので直接感じてはいないのだけど、
あのときの日本における写真はどこに向かおうとしていたのか
ってのがすごくわかる。

渋谷でヒカリエ。
東横店屋上にあるこの神社、どうなるんでしょう? Powershot N
D47食堂で晩飯を食おうかとでかけたら
北斎漫画展に遭遇。
北斎漫画を楽しむ。
やっぱ北斎すげー←子供みたいな感想でおわり

なお今日の映画は「ハーブ&ドロシー」の続編。でも1作目を見てなくても大丈夫でした。


・今日の裏話

タモリ倶楽部で使用した写真は

あらたに撮り下ろした4枚を除くと、ほぼ東京古道散歩などで使ったものです。
収録はすべてわたしが用意した写真を見ながら行ったのですが、
あとから一部をスタッフが動画で撮影し、会話の流れにあった形で
上手に埋め込んだようです。
地図もわたしが提供したものをベースにスタッフの方で修正したり文字をいれたり
しております。
そういうところひとつをみても、やっぱ地上波の番組は手間暇がかかっていて感心。


2013/05/18

猫好きの犬がいた

まあAmazonも普段売れない本をそうそう在庫してくれるわけがなく、テレビのおかげでさくっと在庫切れになっててなんともありがたやであります。

いつまでもこんなこといっててはダメなので
ぼーっとJリーグを見る。だめじゃん。
ぼーっとしてるわたしもダメだけど、グランパスもダメだ。
先週、いいサッカーしてたのに負けちゃったのがいたかったなあ。
ケネディが復帰してから勝ててないんだよなあ。どうするピクシー。
なんてことをいっててもダメなのでちょいとデジカメを抱えて公園へ。
日が暮れかけてたからあまり撮れなかったけど、
ちょいと屋外ブツ撮りをし、花を撮り、
ついでに猫と戯れにいったら猫好きの犬がいた。
XZ-10
この犬、猫が好きらしい。
でも猫の方は犬が好きじゃないので近寄らないよう遠巻きに……。
で、いつもの猫ボランティアさんと猫の話をしてたら「テレビに出てたんだって? たまたま見てたって友だちから電話があったわよ」といわれる。おそろしや。

夜は作例を整理して、仮眠して(寝落ちするときってUP by Jawboneを睡眠モードにし忘れがちなのが難点。またやってしまった)、起きて、
先日大宮で取材した内容をまとめてITMediaにメール。
テクニカルな内容だったのであれこれ調べながらとなり、ちょっと時間がかかる。

調子こいてタモリ倶楽部ネタをひっぱります

なんかびっくりするほどTwitterで反響があったので(←エゴサーチしてみた)
調子こいてタモリ倶楽部ネタをひっぱってみます。
見て面白がってくださったかたありがとう。
エゴサーチした限りでは、面白がってくれた人が多かったようでほっとしております。

・あの荻窪圭?
→あの荻窪圭です。

・荻窪圭なにやってるの?
→わたしもよくわかりません。カメラ首から提げて自転車で散歩してたらいつの間にかこうなりました。高校生の頃文筆家になりてーと思ってたらいつの間にかフリーライターになり、QV-10買ってデジカメっておもしれーといってたらいつの間にかデジカメライターになり、猫っておもしれーと写真撮ってたら猫連載がはじまり、古道っておもしれーとあれこれ調べてたら東京古道散歩を書くことになりタモリ倶楽部に出てしまいました。稼ぎは少ないけどそれなりに面白い人生を歩めてよかったなと思っております。
もちろん何でもかなうわけではありません。モテてーと10代の頃から思ってますがこればかりは実現いたしません。

・楽しそうで馴染んでた
→自分ではわからないけど馴染んでたと思っていただけたら幸いであります。実のところ、こんな楽しい時間があっていいのかというくらい、幸せなひとときをスゴしておりました。あまり寝てなくてハイテンションだったのもあり、べらべら喋りすぎたかとあとでorzとなったくらい→4月6日の日記参照w。なんか趣味の合う3人がマニアックでローカルな話を延々としてて、こっちが「これでいいのだろうか」と心配にだったけど、ちゃんと編集されるのでそれでもよいみたいです。

・緊張してない?
→してたよー。あのタモリさんが隣にいるのに(しかもいつ何をツッコマれるかわかりません)緊張しないわけないです。緊張すると3割増しくらいでよく喋ります。でもいつもの荻窪圭だといわれたので、いつもあんな調子なのでしょう。

・首から提げてたカメラは?
→オリンパスのXZ-2です。特にオリンパスが好きってわけじゃないんだけど、ちょうどXZ-2を気に入っていつも首から提げてた頃に収録されたので。一応デジカメの人ですってことをアピールしようと提げたままに。

・あの自転車は事故を起こしたビアンキの自転車と同型?
→同時期のビアンキの自転車ではありますが、同型ではないです。不安なのでWebで調べましたが、リコール対象のモデルではなかったので乗り続けております。

・あのメガネはMP-690ですか?
→はい。

とりあえず、あれですよ、
タモリ倶楽部を普段「ああ、マニアックな話がおもしれー」と思って見てるじゃないすか。でも実は、放映されてないところではもっとマニアックでローカルな会話が繰り広げられているのです。
すごい番組です。ソフィスティケイテッドピープルのために、です。
江川さんもタモリさんもめちゃレベルが高くて、会話がうまくて素晴らしいひととき過ごさせていただきました。参りました。

2013/05/17

タモリ倶楽部に出た話

Powershot Nの原稿を推敲してITMediaにメール。
早めに家を出て、
五反田から大崎まで作例を撮りながら歩き、
午後遅くからアドビで取材。
クリエイティブクラウドについてあれこれ伺い、
やっと全体像が見えてきた。ああなるほど、これはでかい話だわ。

夜はテレビでタモリ倶楽部。
また肩書きが勝手に増えた(笑)。

実は、今までに3回くらいテレビに出たことがあるのだが、
(ひとつはWindows95の時、コメントを求められて。朝の情報番組で流れたらしい←実は寝てて見てない。そのとき住んでたマンションの管理人が偶然見てたらしく、その日からすれ違うときの顔がにこやかになった←それまでは胡散臭いヤツが住んでるなあと思ってたんじゃないかと思う。ひとつはスカパーの番組でMacネタの座談会みたいなヤツ。このときはまだスカパー視聴環境がなかったので見てない。あとでビデオテープを送ってくれたけど……見ないまま行方不明に。もうひとつは民放のBSの番組でデジカメネタ。これもDVDを送ってくれたのだけど、見てない)
自分が映ってる姿を見たことがないのだ。なんか正視できなくて。

でも今回はタモリ倶楽部である。一生に一度は出てみたいとみんなが思ってる(荻窪圭脳内調べ)タモリ倶楽部である。見ないわけにはいかないではないか。
で、見る……いやあこんなに緊張してテレビ見たのはじめてだわ。

冒頭でタモリさんにツッコまれたところも含めてかなり端折られてたけど(当たり前です。江川さんもタモリさんも好きなネタなので3人で延々とローカルな話をしてる感じだったし)、
自転車の写真はそのまま使われてました。
これです。

自転車

タモリさんが狛江の兜塚古墳に行ったことあるとか、洗足池の源流を辿ったとか、新幹線に沿って歩いたとか、すごいわ。
あまりにローカルな話は編集でカットされてたけど、
タモリさんも江川さんもすげー細かいとこまで知ってて、
現場では勝手に盛り上がってました。
途中、編集の都合でどかっと端折ってたり、「オウケツボ」(横穴墓)を「ヨコアナボ」といってたりその他ツッコミどころは多々ありますがご容赦を。

ちなみにテレビに映ってたMacBookAir13は自前です。
順番に並べた人見街道や品川道の写真をどかっとApertureに詰めこんだMBA13を持っていき、実際にMacBookAirを操作しながらの収録でありました。

番組終了後、Twitterでエゴサーチしてみたら、Twitterしながらタモリ倶楽部見てる人がたくさんいて、それもOh!X読んでました的な、そんな懐かしい話もあってビビったりナゴんだり。
サラリーマン時代の同僚から超久しぶりに「見たよ」ってメールがきたり。

もし次回があるのなら、今度は晴れた日に屋外で散歩企画でやりたいですねえ。
個人的には今回の放送を期に、
また古道ネタの本を書かせてくれるとこないかな、と思っております。

それにしても、人生何があるかわからんもんですな。
まさかタモリの横でしゃべる日がくるとは。
四ヶ国親善麻雀やイグアナを見て喜んでたり、
今夜は最高や初期のタモリ倶楽部を欠かさず見てたり、
ワークソングとか狂い咲きフライデイナイトを聞いてた
学生時代の自分に教えたら……
いや仮に教えられるとしても黙ってよう。調子に乗りそうだから。



2013/05/16

Dモーニングが出たよ、購読してみたよ、月500円だよ

ascii.jpの猫連載を書いてメール。
さらにITMediaにPowershot Nの第2回を……書いたけど一晩寝かすことにする。

以前から、
コミック誌はさっさと電子化してくれーといってたわけで、
だって毎週あのペースで増えたらゴミ出しも大変だし、
気軽にさっと読めるのは電子版だろう、と。

とはいえメジャーなコミック誌がそうなるのは先の話かと思いきや、
いきなり講談社がはじめたのである。
びっくり。
それが「Dモーニング」。

毎週紙で買ってるんだけど(実は今週号も買ってます)、
電子化してくれーといってた手前もあり
これは挑戦せずにはいられない、とさっさと買ってみた。

素晴らしいのは
・月500円(これは安い!)であること
・おまけマンガもついてること
・モーニングであること
・背景が白くて読みやすい(まあコミック誌は紙の質がアレだから)
・iOSのアドオンを使ってるので課金が楽。いちいち会員になったりしなくていい。
の4点。
安いってのはでかい。紙だと1冊330円だから。1ヶ月だと1,300円を超える。
それが500円。
AppStoreのアドオンを使うってことはその中からアップルに何割か支払ってるわけで、それで500円は素晴らしい。
RetinaのiPadだと見開きで細かいとこまでちゃんと読めるし、欄外の小さな文字もピンチ操作で拡大してチェックできるから素晴らしい。

逆にイマイチなのは
・浦沢直樹と井上雄彦の作品がDモーニングには掲載されない
・NewsStandやKindleではなく独自アプリでの配信となる
の2点。
浦沢直樹(BILLY BAT)と井上雄彦(バガボンド)については、彼らの他の作品も一切電子書籍化されてない(と思う)ところを見ると、作者の意向で掲載されてないんじゃないかと思う。だとしたら非常に残念。なんでだろう。単行本はともかくとして、雑誌でもダメなのかなあ。うーむ。残念。

独自アプリでの配信ってのは将来を考えると賛成しづらい。
この先、各コミック誌がそれをはじめたらコミック誌アプリがあふれかえってそれぞれ独自のUIなんて持ったら読む方も大変じゃないか。
将来的にはいい感じにまとまっていくことを望みます。

判断が微妙なのは
・UIにちょっとクセがある(いいとこもわるいとこもある)
・高解像度データの読み込みに時間がかかる
・ちょっと動作が重い(まあこれは最新のiPadなら問題ないかも)
・TweetやFacebook機能のデキがイマイチ(無理に搭載しなくていいのにw)
UIのクセはこれ。
普通の電子書籍アプリはスライダーを表示させると、スライドに応じて目的の位置にぼよんとジャンプできるけど、Dモーニングはその機能が無く、代わりに高速ページめくりになるのだ。
画像は縮小してあります。元はもっとキレイ。
ひとつの作品をいったりきたりしながら読むにはいいけど、数10ページ分一気にとびたいときは目次経由の方が早いとなる。
でもまあアプリのUIはアップデートでどんどん進化できるのであまり心配はしてない。
速度も、
今後、iPad側の進化でどんどん快適になっていくだろうからあまり心配はしてない。
その辺は長い目で。
今はモーニングがその第一歩を踏み出したという点を評価したいなと。
アフタヌーンやイブニングもはやくやってほしいな。
この2冊は今は読んでないけど(読みたい作品は単行本待ち)、電子化されて月500円なら読むかも。

ただ端末は
コミックを見開きで読もうと思うと、やっぱRetinaのiPadじゃないとつらいかと思う。
iPad miniだと縦位置で片面を読むのが基本になっちゃう。
より軽くて高性能なRetina iPad(次はiPad5か)がはやく出ないかしら。

iPhoneだとどんな感じなんだろう。
電車の中や外出先ではiPhoneで、帰宅したらゆっくりiPadで、っていう使い分けがいいんだろうか。



2013/05/15

NTTドコモ夏モデル発表会2013

汐留でNTTドコモの新製品発表会。
2013サマーコレクション、だそうで、
でもまあ「サマーコレクション」とかいってる時代でもなくなったよなと思いつつ出かける。

カメラはD7000。
レンズはステージ撮影用に18-200mmVR。これだとステージ全体も壇上者のアップも撮れるから便利。ついでに人物用にスピードライトSB-800。
展示会場で製品を撮影するときは40mmマクロ。60mm相当のマクロレンズで、ブツはマクロレンズの方が撮影最短距離を考えずに済むので撮りやすい。60mm相当なら画角も丁度いいし。
ITMediaの依頼でカメラマンとして撮影にいってるわけで、撮影したメディアは必要な写真を撮り終えた時点でその場で編集者に渡す。
カメラをOM-Dにすると荷物も軽くなるし手ブレ補正も強力だしで
何かと楽になるのだけど、D7000はデュアルスロットなので、メディアを2枚突っ込んでバックアップ記録にしておけば、その場で編集者に渡してももう1枚がカメラに残るから、その日のうちにさっと吸い上げられて便利なのだよね。
それがD7000を使ってる理由。

ステージはまあ、いつも通り。
AndroidもiPhoneもそうだけど、スマホが登場してたった数年で、一般の人がそれを主に何に使うかは固まって来ちゃった。
しかも何かとサイズやコスト的な制限がある中で新規な何かを見せるのは難しい。
通信速度とか搭載バッテリがでかくなったとか、フルHDとか。
日本だとさらにフルセグ(地デジがそのまま見られます、といった方が伝わりやすいと思うのだけどねえ、フルセグで通じない人も多いだろうに。まあワンセグ+地デジ(12セグ)を足してフルセグってことなんだけど)、ドコモだとNOTTVが加わる。あとはフェリカか。
Xperiaのとき、日本のユーザーのためにフルセグとNOTTVがはいっているといって、いやNOTTVをどれだけの人が望んでるんだ? と思ったりしたけどそんな感じで
端末に機能を追加して進化を見せるのが難しい時代になったよなあと。

個人的に「これは!」と思う端末は特になく、Android 2.x系を使ってる人は買い換えるべきだと思うけど。

個人的に次に来るのはライフログ系、まずは手首争奪戦だと思ってるのだけど、そっち系の話はなし。

面白いのはLINEとの協業か。
ドコモメールの実施が秋にずれこんだのと合わせて考えると皮肉っぽくて、
さりげなく、もうキャリアメールの時代は終わったよ、LINEがあるしね、といってるように見えます。

プレゼンのあとはお約束のCMに出てる人によるトークショー。
いつも思うのだけど、渡辺謙はやっぱすごいわ。


で、疲れたので帰宅してバタンと仮眠。

2013/05/14

大宮で富士フイルム取材。ついでに大宮公園撮影散歩。

ITMediaのお仕事で富士フイルムの取材。
いやあ技術系の人と話をするのはやっぱ楽しいわ。
センサーの話とか像面位相差AFの話とか
あれこれ聞いてきたので原稿にしなければ。

で、せっかくの大宮なので鉄道博物館へ行くか、
と歩いて行くと、どうも静かで、もしやとググってみると、
火曜定休でした。がーん。無駄足だ。
そこで踵を返して大宮公園へ。
埼玉県立歴史と民俗の博物館の展示と昭和な建物を見学し、

昭和建築の名残が色濃いロビー
その後氷川神社参拝。
氷川神社は「武蔵国一宮」として有名なのだけど、
実はそれも定かでない。
武蔵国の六所神社(各国、一宮から六宮まで定めてあり、国司がそれを参拝して回らねばならないのだが、それは大変ってことで、国府に6つの神社を分祠してひとつにまとめた六所神社を作り、そこで済ませました、という、大雑把にいうとそんなお話)である府中の大國魂神社では、一宮は多摩にある「小野神社」で、氷川神社は「三宮」とされている。
南北朝期の文献でも三宮とされてるものがある。
一か三か、さてどちらが本当か。
わからないんだけど、
氷川神社がなんだかんだと古くて大きくて力があり、実質上の一宮だったのは確かだろうなあ。当初、つまり国府がそれなりに力を持っていた律令制の初期、政治的な理由で氷川神社が三宮とされたんじゃないかと、そんな気がしないでもない。
武蔵国の国府が当時栄えていた(と思われる)さいたま方面じゃなく多摩におかれた経緯も含めてあれこれ考えると面白そう。
ついでにいえば氷川神社の創建がいつかもともと祀ってた神様は誰か、氷川の名の由来は何か、いろいろわかってない。
たとえば、出雲氏族がこちらへやってきて素戔嗚尊を祀り、氷川は出雲の簸川を指す、という話もある。
とりあえず、奈良時代には朝廷から封戸三戸をもらったという記録が残ってたり、延喜式には名神大社とされるなど昔からでかく、関東地方に多くある氷川神社の大元でもあり、昔からでかかったのは確か。

ともあれ、氷川神社は武蔵国で一番でかくて古くから信仰されてた神社ってのは間違いないかと。

氷川神社から大宮駅への帰り、
そういえば、先々週、猫を見つけた路地があったな、と行ってみると、
前回は2匹だったのに、今日は5匹発見。

丁寧に探せばいるもんです。
5匹いれば猫連載のネタとしても十分でしょう。

暑さもあって歩き疲れたので……いや、考えてみたら今日はカメラにくわえて取材セット(特にMBA13)も背負ってたのだ。いつもよりバッグが重く感じるわけだ。
で、帰りは湘南新宿ラインのグリーン車。

湘南新宿ラインって貨物用線路を流用してるので、池袋と赤羽の間はすごく遠回りしてて面白い。
赤羽から京浜東北と平行に(つまり上野に向かうライン)走り、上中里を過ぎたあたりで右に大きくカーブして山手線と平行に駒込から池袋まで走るのだ。
上野からきた特急(寝台?)とすれ違う
埼京線と平行しているようで、平行してるのは新宿-池袋間だけ。
池袋-赤羽間は貨物用線路をつかってぐるっと遠回りするし、赤羽以北は大宮まで京浜東北線や東北本線と平行して走るから、宇都宮線や京浜東北線の新宿回りバージョンってことで。
大宮まで行くときは埼京線にするか湘南新宿ラインにするかちと悩むところですな。
埼京線快速と湘南新宿ラインだと後者がわずかに早い程度だけど湘南新宿ラインにはグリーン車があるしな。

夜はITMediaの連載を書いてメール。働いてます。


2013/05/13

村尾嘉陵「石神井の道くさ」の足跡を辿る(「江戸近郊道しるべ」より)

ITMediaにiPhoneカメラ連載を書いてメール。
今回は、位置情報の話。
TwitterもFacebookもLINEもちゃんとジオタグは抜いてくれてるとかそういう話。

つい村尾嘉陵本とにらめっこ。
五街道のように大勢の往来があって賑わってた幹線道路より、
村尾嘉陵が散歩したような田畑と林の中に朽ちかけた祠がみつかるようなそんな郊外の道が味わい深いのですよ。
いひひひ。

というわけで
 村尾嘉陵「江戸近郊道しるべ」解読シリーズ第2弾は石神井。
 文政5年の9月11日(陰暦)、村尾嘉陵は石神井の弁財天に詣でようと、
椰子の実を水筒代わりに日の出くらいに家を出る。

 最初に出てくる地名は椎名町慶徳屋。
椎名町慶徳屋が少し先に、岐路あり、北に行けば上板橋に出て、ここより西にゆけば、道の左右楢のうえなみて云々
さて、慶徳屋の場所がわからないと足跡も辿れない。
 ググってみる。あった。素晴らしい。
 豊島区立郷土資料館だより「かたりべ」がPDF化されてWebに上がっており、そこに慶徳屋に関する寄稿があり、慶徳屋の場所も解明されてたのである。

 慶徳屋は今の目白通り沿い。明治初期の地図を開き、慶徳屋の場所を特定。
 本文の記述通り、慶徳屋先の道を北へ向かい川越街道の上板橋宿へつながる道もちゃん とある。
 今の目白通り〜新青梅街道の元になった道もある。
椎名町よりこのあたり迄半里ばかり、道の左右みな畑なり、人家二三戸ばかり、往来はみな馬牽き、糞桶肩にするもののみ
江古田に入ると豆腐屋があったので、そこで休憩しようと腰掛けると、お店のあるじがあれこれ世話をやいてくれたとあるが、さすがに豆腐屋の場所はわからん。田中屋長助だそうである。
 地図によると江古田のあたりでぐっと北に回って川を渡ってるので、川を渡ったあたりかと思う。

 さらに西に向かうと、山崎喜兵衛という醤油作りを商うものの家。
 これは場所が特定できたので地図に記す。今の中野区郷土資料館の近く。

 新青梅街道って聞くと、昭和になって作られた新しい街道のようで、確かにそうなのだけど、何もないところにぐわっと建設したのではなく、元になる道はちゃんとあったのだ。いつか旧道を辿ってみよう。

 で、地図です。


 江古田から先はもうほんとに畑ばかりのようで、
なお行けば鷺宮村、このあたりまれに民家二三戸あり、まひるにも路のふちの草むらに、虫の声聞こえるうちに……(東洋文庫版を意訳) 
という具合。
 さらに進んで井草村、途中で道を北に折れると田んぼがあり、石橋で石神井川を渡る。
新青梅街道旧道と旧早稲田通りの合流点に庚申塔が残っている
このあたりまでくると旧早稲田通り。わたしが石神井公園を訪れる際に自転車で走る道なのでよくわかる。古道っぽいよい道である。このあたり、石塔前にあった解説板に、往来が多くて茶屋もあったと書いてあるが、嘉陵が歩いたときは「この辺一人の往来を見ず」だそうで、寂しかったらしい。

 橋を渡った突き当たりに禅定寺。これは現存する。
禅定院
左に曲がると(本文では、西へ山に沿って、とある)、道常寺(道場寺。現存)、さらに三宝寺(現存)。
 ぐるっとまわって北へ行くと、氷川神社。これも現存。

 氷川神社西側の道を北へ行くと石神井公園であり三宝寺池である。


 帰りは同じ道を通るのもつまらんってことで(その気持ちわかります)、
 石神井川を渡ってさらに南下し、天沼、沼袋と抜けて淀橋と面影橋の間にある橋を渡るというから、おそらくは旧早稲田通りを道なりに南東から東に向かい、小滝橋で神田川をわたったんじゃないかと思う。

 椎名町から江古田のあたりはあまり行かないので土地勘はないのだけど、なんとかなるもん、実際に歩いたルートがわかると、本文の記述も妙にリアルに感じられるから面白い。
 興味ある方はこちらをどうぞ。


より大きな地図で 石神井の道くさ を表示

2013/05/12

古道を走って赤ちゃんの撮影へ

そういえば、
Webのテレビ番組サイトをつらつらと見てたら(もちろん、自分が出演する番組のチェックですが)、わたしが「古道研究家」になってた(笑)。
当人の知らぬところで勝手に肩書きが増えるのは面白い限りであります。
地図を見るのが好きな人はたくさんいるけど、
そのどこに着目するかはやはり人それぞれで
わたしは「道」、とくに旧道系に目がいったってことなんだろうな。

ITMediaの連載のため、赤ちゃんの撮影へ出かける。
撮らせてくれる方がうちから自転車で15分くらいなので、
f.64のカメラバッグにOM-D+レンズ3本、D600+レンズ3本、さらにそれぞれの外付けフラッシュを詰めこんで背負いベルトをつけて背負って走る。このバッグ、構成がベーシックで使いやすく両側のポケットを使えば多くの機材を詰め込めるのでお気に入りなんだけど、当たり前だけど大量に詰めこむと重い。
もちろん、旧道を選んで走る。世田谷の旧道・古道はだいたい頭にはいってるので、あそこならこの道をこう行けばOk、ってのがだいたいわかる。

家が想像以上に広くて片付いてて日当たりがよくて赤ちゃんもめちゃ人なつこいので
困らなくて困る。
ITMediaの連載は失敗例と成功例を並べたり、こういう悪条件でもこういう工夫をすれば大丈夫という展開がお約束だから。
中望遠の明るい標準〜単焦点レンズをメインに考えていたのだけどがしがし近づいてくるので広角ズームにつけかえて対応したりとその辺は臨機応変に。
まあスムーズに撮影できて文句をいう筋合いはありません。

ついでにいえば
何度もその前を自転車で走ったことがあり、様子が気になってたマンションだったのでそういう意味でもラッキー。
昭和のハイエンドなマンションを堪能してきましたですよ。

天気がいいのでそのままふらっと撮影に行きたかったが
背中の機材が重くて挫折。
帰宅して写真を吸い上げて
あとはJ2の試合を見たりだらだらしたり買い物にでかけたり「江戸近郊道しるべ」(別名「嘉陵紀行」)を読んだりしつつ最後は「やべっち」。

普段は見てないんだけど、
Jリーグ20周年記念ベストプレーのベスト5を発表するというのでもうそれだけが目的。
1位はエムボマのアレだと思ってたら、2位。
1位はなんだ? 他になんかあったっけと思いきや、
まさかのピクシー革靴ボレー(笑)。

これを見たプラティニからメールが来たってのにも爆笑。

他の選手は1選手1プレーって感じでばらけてるのに、
ピクシーだけ3つもベストプレーに上がってて、
その上、ベストゴール系がほとんどを占める中、
ピクシーだけが、審判へのイエローカード、雨中のリフティングドリブル、退席になった革靴シュートと普通のプレーがひとつもない。
ピクシーってサッカー界的にそういうキャラになってるんでしょうか(笑)。

2013/05/11

自転車にはリクセン&カウル

まあのんびりとオフっぽい日。

昨日、駅の駐輪場にはいったとき後輪から異音がして、
何があったのかと後ろを見ると、
後ろに付けてたバッグが壊れてたのだった。
いやあ、そんなとこが劣化してたとはびっくり。
ほぼつけっぱにしてたから経年劣化だろうなあ。

これ、
リクセン&カウルのコントアーマグナム。
シートポストに装着するバッグ。
リクセン&カウルなのでワンタッチで脱着できるから邪魔なときははずしちゃえばいいし、小さいのと2つもって必要に応じて付け替えてもいい。
自転車
シートポストについてるのがそのバッグ。こんな感じになるので便利なのだ。
これつけておくと鍵や工具やその他あれこれ詰め込めるし、雨の日はドロヨケ代わりにもなるしで重宝してたので
帰宅後すぐ同じものをAmazonで発注。
翌日夜に届いたのである。
世の中便利すぎて泣ける。

村尾嘉陵「井の頭紀行」の足跡を辿る(「江戸近郊道しるべ」より)

「江戸近郊道しるべ」(村尾嘉陵)より「井の頭紀行」。
文庫版で5ページ。東洋文庫版でも5ページ。
市谷御門から井の頭弁財天までの記述はたった3ページなるも、
その分描写がシンプルで、実際にどの道をどう歩いたか辿るのは思ったより大変。

必要なのは「東京時層地図」(あるいはその元となった明治前期の迅速測図)と
グーグルマップとぐーぐる。
文化13年(1816年)。以下は現代語訳ではなく東洋文庫版(一部、現代っぽく直してるけど)。
市谷御門を出、尾張殿御やしき前より自性院前通りを過ぎ、三光院いなり前よりゆきゆきて、左へ折れて成子通りへ出、中野より又左に折れて、堀の内妙法寺に参る……
たったこれだけで市谷門から妙法寺までどう歩いたか探すのである。
古道探偵ですな。
尾張殿御屋敷跡は今の自衛隊市谷駐屯地。 自性院は現存。三光院いなりは今の花園神社(花園神社のサイトによると俗称でそう呼ばれていたらしい)、成子通りはたぶん青梅街道のことだ。「中野より又左に折れて」は、青梅街道の鍋屋横丁の交差点。ここを鎌倉街道が通っていて古くからある道である。
鍋屋横丁の交差点を左折すると途中、妙法寺への道標が現存している。おそらくその妙法寺道を歩いたのだろう。そうするとだいたい上の記述通りになる。
こんな感じ。
さらに、
それより寺門を出て、直に南に向って行けば少し小坂あり、下りて田あるところ左右ながめよし、ここに水磨ある家あり、林のおくに車の音聞こゆ、田の中道を行きはてて縄手をゆくこと少しにて、大宮の道の北側に出
とある。妙法寺の門を出て南に向かい、鎌倉街道に合流して坂を下り、善福寺川を渡ると大宮八幡宮への参道に至る。それを指していると思う。
で、そこに八幡殿(源義家のこと)の鞍掛松伝承の記述、大宮八幡宮大門(表参道の大鳥居のことだろう)近辺の記述が加わる。
大宮八幡宮の裏門から出る。裏門がどこにあったのか明治初期の地図にはすでに載ってないのでよくわからないが、大宮八幡宮現況からすると南側の門となるか。今、大宮八幡宮の裏には大学があって抜けられないし。
……ここには参る人もなし、広前にぬかづきて、ここの裏門より出で、西に向かって行く。
道の北側は林の間に人家あり、南側はみな畑なり……

すると、現人見街道につながる古道がある。これが「府中道」であろう。
途中、下高井戸村と上高井戸村の間に石地蔵があるというが、それがどのあたりをさすかはちょっと不明。環八の内側あたりか。
このあたりは自転車で何度も走ったけど石地蔵を見た記憶はないんだよな。
いつか杉並区の郷土資料館へ行ったら調べてみよう。

さらに現人見街道を西に向かう。
久我山村、村の入口に岐路あり、庚申塚あり、ここより左に行て少し民家の間をゆきて、小坂を下れば、右手は山にて……田中の細道を南に向かって行けば、細き流れあり(神田川のこと。井の頭上水)、小橋を渡りてゆけば、少し高みにのぼる、のぼりはつれば上に玉川上水の掘り割りあり……石橋をわたす、……
一部略したけど、村入口の庚申塚はたぶん現存する庚申塔のこと。この庚申塔には右が「いのかしらみち」と書いてあるのだが、嘉陵は村に入る方を選んだようだ。
現人見街道は久我山村の南をまっすぐ抜けているが旧道は久我山駅の北側の細い道だ。
庚申塔の次の焼かれ道を右斜めにはいる。すると少し上り、線路を越えると右手に久我山稲荷神社がある。上の「右手は山にて」はこの久我山稲荷がある山を指してるのだろう。
そこから南に向かって神田川を渡り、少し上って玉川上水(玉川上水は尾根を通っているので)。当時の府中道(久我山道。今でいう人見街道)である。
玉川上水にかかっている石橋はなんと現存している。すごい。
人だけが渡れる。
嘉陵はここで橋は渡らす、玉川上水に沿って上流に向かう。
渡っても井の頭弁財天には行けたんだけどね。

玉川上水沿いに歩いて三つ目の橋を右折。
つまり井の頭弁財天への参道にはいったわけである。
あとは道なりにいくと、右手に黒い大きな門がある(今でもある)。
そこをくぐっていけば井の頭弁財天の南側の崖の上にでる。
石段が崩れていたらしいが、今はちゃんと歩いて降りられます。
わたしは自転車でそこまでいっちゃって、結局自転車をかついで階段を降りたけど。

以上。
井の頭弁財天や井の頭池、その由緒などに関する記述は省略。
まあ、
村尾嘉陵の記述と明治初期の地図と以前自転車で古道探索したときの記憶を元に、彼の足跡を辿ってみたという話でした。そうは間違ってないと思う。
詳しく知りたいという奇特な方はこちらをどうぞ。


より大きな地図で 井の頭紀行 を表示

2013/05/10

「江戸近郊道しるべ」が届く

オリンパスの新製品発表会から帰宅し、
ITMediaにPowershot Nのロードテスト的な記事を書いてメール。
箱から取り出して充電して撮ってみるまでって感じ。

突然ハワイに行けないかと打診がある。
行ってみたいが、残念ながら、今、パスポートが切れているのであった。
だめじゃん(泣)。

夜、「江戸近郊道しるべ 現代語訳」が届く。

「江戸近郊道しるべ」ってのは村尾嘉陵って人が
1804年から34年(江戸時代後期)に三番町にある自宅から江戸近郊日帰り散歩をした記録である。葛飾北斎とかと同時代の人だ。
わかりやすくいえば、
古人が残した「江戸近郊お散歩日記」が後世になって本としてまとめられたもの。
もともとタイトルはなく、
その時々の編者が勝手につけていて、
平凡社東洋文庫版は「江戸近郊道しるべ」だが他の名がつくバージョンもある。
この東洋文庫版を電子書籍(eBook Japan)で持っていて、
江戸近郊道しるべ:総合図書:村尾嘉陵 朝倉治彦 - 電子書籍・コミックはeBookJapan
ときどき読んでは「この人の散歩道を解明してみたいなあ」と思ってたのだ。

で、その現代語訳が出たのである。
江戸時代後期で、しかも今でいうブログみたいなもんなので
元の文章もそれなりに読みやすいのだが、
現代語だと読み間違えがなくなるし、ない知恵を絞らなくて済むので助かる。
とりあえず、「井の頭紀行」(江戸から井の頭弁財天を訪問するお散歩日記)で嘉陵があるいたルートをマッピングしてみた。
それは次のエントリーで。

それにしてもよく歩くもんである。
基本、日帰りで、
朝家を出て、だいたい目的地で夕方まで遊んで
夜暗くなってから帰宅する。
江戸時代の夜の道なんて街灯もなくて暗かろうに平気だったらしい。
月が出てきたからよく見えるとかいってる。すごい。

で、ひとつひとつの描写がシンプルなんだけど味があっていいのだ。

現代語訳が残念なのは、抄訳であること(全訳じゃないのでいくつか抜けてる)と
図版がけっこう省略されていること。
嘉陵手書きのアバウトな地図やスケッチが入ってないのははなはだ残念。
やっぱ原本(というか、平凡社東洋文庫版)は別途手元に欲しいところやね。
電子書籍でもいいけどあれこれいじくるなら紙の方がいい。どうしようかな。

PEN5は史上最強のPENだと思うよ

ラフォーレ原宿でオリンパスの新製品発表会。
ラフォーレ原宿に足を踏み入れるなんて10年以上ぶりだな、きっと。
今でも頑張ってるんだなあ。えらい。
その後、東急プラザ上のスタバで三井さんとお茶。
実は東急プラザってはじめてはいったんだけど
こんな面白い空間が作られてたのね。
空間も面白いし、そこにいる人たちも面白い。。。
原宿だなあって感じ。

で、発表会であるけれども、
登場したのはPEN3から1年以上たって待ち望まれていたPEN5。
それから、まあこっちはマイナーチェンジすぎて特にコメントも無いPL6。

で、E-P5(ペン5。Pentium5じゃなくて、Pen5なのでよろしく)なんだけど、
今までのPENで一番いいと思う。
初代PENから、あの質感(ステンレスの流し台みたいな)やUI(特に円筒形ダイヤル)は好きになれなかったのだよね。
でもPEN5はいい。
ぺん5
「OLYMPUS PEN」とはいったロゴも表面の質感も悪くないし、何より前後のツインダイヤルになったのがいい。ヤッパこれが一番コントロールしやすい。
その上、ダイヤルのパターンを切り替えられる。
パターン1は絞りと露出補正、2はISO感度とWBとすればどっちもさっと切り替えられたりする。これはいい。
1/8000秒になったのもいいし、5軸手ブレ補正がついたのもいい。
この手ブレ補正は人を堕落させます(とOM-Dを使ってると思う)。
EVFはデカい。小さなEVFでいいから内蔵フラッシュを外してもいいから、内蔵できなかったかなあ。うーむ。次の課題かなあ。老眼対策をよろしく(笑)
混沌の屋形風呂: ハイエンドコンパクトはすべからくEVFを搭載すべきである




でもって
やっとWi-Fiが内蔵された。
内蔵はいいけど、従来機やWi-Fi内蔵しそこねたPL6のために、外付けのWi-Fiユニット(アクセサリシューにつけるやつ)も出して下さい。
ともあれ、めんどくさい設定をQRコードで補ったり(iPhoneでも使えるって点で、パナソニックのNFCより上)、リモート撮影できたりとまあそれなりにいい感じ。


価格はボディだけで10万円。ボディのみモデルはいちおうないんだけど、セットのレンズがあの「ボディキャップレンズ」であってあんなのはボディキャップとして使えばいいのだからして、「撮影もできるボディのみモデル」と思っていい。それが面白さである。
フロントダイヤル搭載
ダイヤルや電源スイッチの質感もいい
でまあわたしはOM-Dユーザーだし、これ以上オリンパスボディが増えてもアレだし、お金も全然ないのでPEN5は買わないけど、
OM-Dユーザー的には年内だか来年だかに登場するOM-Dの次期モデルに
・1/8000秒の高速シャッター
・Wi-Fi内蔵
・5軸手ブレ補正の進化
・大きくて見やすいEVF
がはいってくるのは約束されたようなものなのがうれしい。

特にWi-Fiと1/8000秒ですな。
これらが入ってて、今の多少の欠点が改善された新OM-Dが出たら買う。
あとは2パターンのダイヤル編成をOM-Dのデザインにどういれてくるかと
余計なものはつけないでほしいなということと……
画素数は1600万から上げないでください、その分ダイナミックレンジや高感度時の絵をよくしてください
そんな感じでしょうか。

それにしてもオリンパス、何かと気合いがはいっておりました。

2013/05/09

「東京人」と「空から見える東京の道と街づくり」

雑誌「東京人」編集者と経堂で打ち合わせ。
「江戸近郊道しるべ」現代語訳が講談社学術文庫から出てると教えてもらい、その場でiPhoneから注文。すごい時代だな(笑)。
あとから考えれば、その日のうちに大きめの本屋に行った方がはやかったんだけど、まあいいや。

タモリ倶楽部といい東京人といい、普段、付き合いがない世界と仕事をするって「わ、わたしなんかでよいのでしょうか?」な気分ではあるけどワクワクして楽しい。

帰宅してascii.jpに猫連載を書いてメール。

Amazonから「空から見える東京の道と街づくり」が届いてたので読む。
航空写真と古地図をふんだんに使いながら、明治から現代にかけての東京の道路計画とその実施具合と現状を紹介する本で、
まあ、東京道路入門というか東京道路概要ってな感じだから物足りなさもあるし、
脇に東京の地図を置いておかないと地名だけいわれてもピンとこない場所はあるけど
概ね楽しい。
特にグーグルマップを脇に置いて読むといい。
最近、45度の航空写真も見られることだし。
45度バージョン。
真上から東名高速のイカの耳
上の写真は東名高速、野川あたりにある「イカの耳」。東名高速を建設したとき(昭和30年代ですがな)、まだ見ぬまだルートも確定しておらぬ外環道と接続するジャンクション用に作られてたのだ。執念ですな。今はこの辺少しずつ工事がはじまっております。ついでにいえば、野川の流路が人工的に作られたのも外環道を意識してのことらしい。


これも面白い。小石川の東大植物園の近く。部分的に妙に幅広いのは何故か。本に書いてあります。
本書に取り上げられているのは環状線の歴史や数10年前の道路計画の亡霊など大ネタが中心で、細かい道はさすがに一部しか取り上げられてないが、
誰しも近所に不思議な道……たとえば数10メートルだけ整備されてるけど他にまったくつながってない道を持ってるかと思う。世田谷区はいっぱいある。
そういう道もちゃんと調べてみると、長い道路の一部になる予定だったりして、
個人的には「工事できるところだけ部分的にやってもしょうがないやん。どうしても通したいところから資源を集中させてちゃんと開通させろ」といいたくなりますが、
そういう観点で街を見るのも楽しいもんです。
道路行政の亡霊がそこかしこに残ってます。ほんと。
ついでに
国土地理院の航空写真閲覧サービスで昔の航空写真と今を「道路行政」な観点で見比べてみるのも乙。
地図検索表示画面
ここには戦後すぐの航空写真から揃ってるから、道路の変遷もよくわかります。

この著者、他にも道路の本を書いているようなのでちょっと探してみます。


2013/05/08

実は「タモリ倶楽部」に出演するのですよ

自宅でのんびりお仕事の日。
ITMediaにGF6のレビューを書いてメール。

で、表題の通り、タモリ倶楽部である。
収録はずいぶん前に終わってたんだけど、勝手に内容を書くわけにはいかず。
今日発売のテレビ情報誌に掲載されたからもう公にしていいかなというわけでご報告というかなんというか。
放映は5月17日の予定。来週の金曜日。
ネタは「東京古道」。
デジカメの人でもMacの人でもなく、古道の人としての登場という斜め上の展開。
わはははは。人生って何が起きるかわからんもんです。

1ヶ月半ほど前、いきなりメールで打診があったのだ。
もちろん即答。


何しろ「東京古道散歩」を書いたとき、これでタモリ倶楽部に出られたらいいねえといってたくらいで。
テレビに出たいという気はさらさらないのだけど(そもそもほとんど見てないし)、タモリ倶楽部だけは別。
たぶん、第1回から見てる……いやそう書くと毎週見てるみたいだけど、それはないな。たぶん、半分も見てない。80年代はけっこう見てて、90年代はあまり見てなくて、2000年代にはいってからまた見はじめたという感じ。
いやあ長寿すぎますこの番組。
覚えてるのは「愛のさざなみ」「廃盤アワー」「東京トワイライトゾーン」「今週の五ツ星り」くらいか。

そういえば1980年代のあの時間帯は
月曜の「グッドモーニングショー」(だっけ?)、水曜の「ウソップランド」(これは毎週見てた)、金曜の「タモリ倶楽部」とヘンな番組がずらっと並んでたのだ。火曜と木曜は覚えてないけどまあ、深夜番組がデタラメな時代でありました。
当時、タモリが出てる番組は片っ端から見てたなあ。
「今夜は最高」とか「音楽は世界だ」とか。
……当時の話をしようかと思ったけど、記憶が想像以上に欠落しててダメです。

まあそんなこんなで、

こわかったですよー。
だって、タモリさんの方が詳しそうだもん。
紹介する場所、全部すでに知ってそうで。。。

「あ、そこいったことある」……「えーっ(一同)」的な。
最終的にあの長い雑談のどこをどう編集されたかわからないので不安はありますが、
これをきっかけに、古道散歩本をまた書きたいなあ。
オファーでもこないかしら。

追記:
「東京古道散歩」をなぜ書いたか、というと、まあオファーがあったからなんだけど、ぶっちゃけていえば、他にこの手の本がなかったから。数10年前に出た鎌倉街道を探索した本があったくらい。
江戸時代の街道の本はけっこうあるんです。五街道の本は山ほど出てるし、大山街道の本もある。でもそれ以前の「古道」について書かれた本ってほとんどない。東京の古い道についてまとめた本となると皆無。じゃあ書くか、と。
書いてみるとなぜ前例がなかったのかよくわかるわけですが(だって、わかってないことが多すぎる……)、
まあ結論からいえば、
前例がないって大変だけど面白い。

2013/05/07

itomakiげっと

ソフトバンク新製品発表会場で各端末の写真を撮りながら歩いてると、
カゴに何やらアイテムを入れて配ってるおねえさま発見。
受け取ってみると、
ソフトバンクセレクションから発表された新型ACアダプタ「itomaki」(要するに糸巻き型ACアダプタですな)。iPhone5用。
おお。
なんか昔auがあれこれデザインされた周辺機器を出してたのを思い出す。葉っぱのとかカラフルなACアダプタとか。
帰宅して開けてみたらピンクのitomakiでした。
ピンクのitomaki
使い処は謎だけどケーブルがけっこう長くて(1.5m)巻き取れるので家で充電しながら使うのによさげ。
itomaki AC Adapter|キャンペーン・特集|ソフトバンクセレクション

帰途、浜松町の駅でsuicaがトラブり(どうも芝公園駅で改札を出るとき、ちゃんと反応してなかったらしく、駅から出てないことになってた)、窓口であれこれ処理に手間取り、ホームに上がったら、三井さんらがちょうど電車に乗るところで慌てて飛び乗り、世間話してたら、品川過ぎたあたりで「どこまで行くんだっけ」「渋谷」「これ京浜東北線だよ」「あっ」……慌てて乗ったので気づいてなかった。。。アホです。
しょうがないので大井町から大井町線で二子玉川に出て、そこからバスで成城学園へと妙に遠回りすることになる。アホです。
そんなわけで、成城学園前行きのバスからPowershot Nで1枚。

二子玉川から成城学園前までなぜかバス
とまります
夜はITMediaのレビュー用にGF6で撮った作例やらGF6の製品写真やらをチェックして整理。撮ったはずの写真が数枚見つからず……どうやら吸い上げ忘れてたらしい。がーん。もう製品は返却しちゃったし、まあなきゃいけない写真ってわけじゃないのでそんな写真ははじめから撮らなかった、ってことにする。どんなのだったかはヒミツ。



「手首争奪戦」に最初に名乗りを上げたのはソフトバンクでした

朝からアドビの新製品発表会……はサボりましたすみません。
お昼からのソフトバンク発表会の受付の列に並ばねばならなかったのだ。。。
発表会に顔を出すだけならよかったのだけど、写真撮影を頼まれてたのでそれなりに準備して場所の確保もせねばならず。もうしわけないです←誰ともなく

で、ソフトバンク発表会。
まあ端末的には特に注目すべき展開はなく。

そうそう、細かいことだけど、「端子カバーが不要な防水スマホ」が普通になってきたのは大事。だってさ、microUSB端子なんて毎日充電に使うのにいちいちカバーを外すとかやってらんないじゃん。今回端子カバーがない防水モデルがいくつもでてたのはよし。
もうひとつ、幅が狭いコンパクトな端末とデカ画面端末がバランスよく並んでたのもよし。
富士通は「ヒューマンセントリックエンジン」って名前をなんとかすべきですよ。
だってさ、あれって高齢者とかIT慣れしてない人に大きな恩恵がある技術じゃん。
だったらもっと覚えやすくてわかりやすい名前をつけないと。
シャープの「IGZO」なんて誰もその理屈はわかってないし誰も何の略かなんて知らないのに「イグゾー」って響きがわかりやすいから、なんとなく覚えやすい。
富士通も適当な略称でいいから「ハイテクくさくない名称」を付けるべきです。
そんなツッコミを会場にいた富士通の人にいう。

で、それはともかくとして、
今回の注目はあれです。
Fitbit Flex。

UP by Jawboneが届いた日の日記
で、
Bluetooth腕時計といいライフログ腕輪といいFuelBandといいまだ黎明期で、「手首争奪戦元年」になるかならんかというところなので
と書き、
その後の日記
→ 混沌の屋形風呂: UP by Jawbone で電気羊の夢を見た←見てないけど
で、
こういうのが日本から出てもおかしくなかったのにねえ。
auなんか、KaradaManagerなんてコンテンツをいちはやく作ってたくらいだし。まあ、日本の会社が作ると、アドバイザーなんて人だか絵だかが画面に出てきて「あと××時間は眠るようにしましょう」なんてうざいこといいそうだけれども。
と書いたのだけれども、
そんな「手首争奪戦元年」に
いち早く動いたのはソフトバンクでありました。
手首争奪戦ははじまったばかりとはいえ、やっぱ目の付け所がいいよなあ。
ただし、日本のキャリアらしく
「製品自体は無料だけど、月々490円」という縛り付き。
その代わり、アプリでいろいろと「診断」してくれるとか。

まあ、あれこれと縛りがあって、日本での独占販売ってことなので、ソフトバンクユーザー以外はアレだとかコレだとか売りきりの販売方法がないとかあれやこれや文句の付け所は多いけれども(海外で購入したFitbit Flex+海外のストアでダウンロードしたアプリという組み合わせなら、月額490円に縛られないそうです……)、でも、いち早くこれに目を付けて独占販売を実現しちゃったのはさすがだなと。価格的にもそんなに高くないし。

どこまで普及するかはわからないけど(まだ、UP by Jawboneも一部のアーリーアダプター連中にしか知られてない感じだし)、
auやドコモもさっさとやるべきだと思うのだけどさてどうなるやら。
いやほんとは、キャリアがやるべきじゃないのだ。
どのキャリアでもどのスマホでも使えるものであるべきデバイスなのに、
キャリアが先頭に立って動かざるを得ない、あるいは動くことになっちゃうという日本の構造は変わってないのだなあと思わせる瞬間でもあり。

そんなことを思いつつ、三井さんやユキさんやnobiさんらと浜松町で遅いランチを食い、帰宅したのでした。

2013/05/06

大宮でサッカー観戦の日

ITMediaのiPhoneカメラ連載を仕上げてメール。
明日必着の荷物を発送。

でもって、暑い中大宮へ。
サンフレッチェ広島vs大宮アルディージャ。
サンフレッチェ側の応援。
いやあ暑いですな。
Nack5スタジアムパノラマ
iPhone5パノラマ
サンフレッチェも悪くなかったのだけど、
大宮に先制される。
でも、佐藤寿人の見事なシュートで同点に。
ほぼ真上から見てたのだけど、いやあ、いいゴールでした。
よいものを見た。

だがしかし、ゴールキックからの一発で大宮にリードを許す。
その際、相手ゴール前だったのでよく見えなかったのだが、
FWの富山とGKの増田が激しく激突。
広島の増田は起き上がれず、救急車を呼ぶことに。
広島サポ側も静まりかえる。
ノバコビッチがずっと心配してついててくれた。
下手に動かしてはいけないということか、
救急車がピッチに入ってくる。
ピッチに入った救急車。心配そうなノバコビッチをはじめとする選手たちと大宮サポ。
増田が運ばれるときは大宮サポーターからも増田コールが起き、
にわか雨が降り、遠くで雷が鳴り、
試合終了後は(結局そのまま負けちゃったけど)、
広島の選手は真っ先に大宮サポのところへ挨拶へ。
ふたりとも救急車で病院に運ばれたようですが、
無事でありますように。


2013/05/05

ご近所スイーツ散歩(笑)の日

以前からリトルツリーへホットケーキを食べに行くって約束をしてたこともあり、
お友達と3人で梅ヶ丘へ。
満席だったので羽根木公園でちょっと待つ。
リトルツリーのホットケーキ、開店当初より美味しくなった気がする。
しかも、スタンプカードができてた。
1枚食べると1どんぐり。10どんぐりで1枚サービスとか。
iPhone5

梅ヶ丘から経堂まで北沢川緑道に沿って散歩。
途中で猫を4匹ほど見かける。

Powershot N

経堂にいつの間にかできてたいちご農場直営というフルーツパーラーに立ち寄る。
いちごづくしである。
いちごのタルトをつつきつつ、いちごの季節じゃないときはどうするのかと尋ねたら、夏はマンゴーの店になりますとのこと。
なるほど。

さらに歩いてうちで海産物づくし。
怨霊とかMIKAMIとかよくわからんけどプロレス談議になる。

そんな感じで平和な休日。
夜はITMediaのiPhoneカメラ連載の下書きをしてから寝る。


2013/05/04

田子の浦ゆと岳南鉄道

昨夜、どこに遊びに行こうかといったら妻が「ゆ」といったので田子の浦に決定。
ゆといえば田子の浦ゆである。
でもまあ、何かあるかというと、昔訪れたとき工場と碑しかなかったなあ、くらいしか思い出せず、これで富士山が見えなかったら悲惨だな。まあいいや、いってみよう。

とりあえず小田原までロマンスカーで、東海道本線を乗り継いで吉原へ。

ポイント1:GWで軒並み満席なロマンスカーも、EXE車両は当日でも席あります。なんというか、EXE……。まあEXEは箱根湯本まで行かず小田原止まりであるとかいろいろ理由はあるんだろうけど、スケジュールに余裕があるなら絶対LSEかVSEで探すもんな。
まあそんな運命です。EXE。
OM-D。EXE。
ポイント2:同じ東海道本線でも熱海から西がJR東海で東がJR東日本。両者乗り入れは基本的にないので熱海で乗換が必要で、しかも、Suicaも両JRをまたぐと使えない。SUICAでJR東日本エリアで乗ってJR東海エリアで降りるには……清算が必要なのだ。なんだそのめんどくささ。なんだかなあ。大変なのはわかるとしても、いち早く手をつけたSUICAはともかくとしても、後から参入したTOICAは将来の乗り入れを考慮してシステム作れなかったもんかねえ。
小田原からふらっとSuicaで改札くぐって乗換無しでふらっと三島や沼津に行きたい。

ともあれ、
ローカルっぽさ満載の吉原駅で降り、タクシーでしらす丼を食いにいく。
漁協食堂で食べる生しらす丼の生々しさはたまらん。
iPhone5
港から富士山を見る……頭が雲に隠れてる。
「頭を雲のうえにだし」……はウソだったのかーー。
青空なのに富士山山頂にだけ雲がかかってるという……富士山を見に来たようなもんなのに。挫折感。実は昔このあたりに来たときも富士山山頂は雲がかかってたんだよなあ。
なんという富士山運のなさ。
OM-D。富士山
漁協食堂からまた吉原駅方面へ歩く。バスは1日8本だし、歩いた方が早いかと、てくてくと歩くと……とりあえず見ておくかと思った、「田子の浦ゆ」の碑は工事のため移転中。まあみなきゃいかんもんでもないんだが、
実は田子の浦の句が頭の中で他の句と合体してて、いつも
田子の裏ゆ うちいでてみれば 白妙の ころもほすてふ 天の香具山
になる。謎である。
「白妙の」のところで切り替わっちゃうらしい。

えっと、
山辺赤人:田子の裏ゆ うちいでてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪はふりける
藤原定家:田子の裏に うちいでてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪はふりつつ
持統天皇:春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山
がヘンにつながってしまったわけですな。
和歌や百人一首に興味ない子供が、学校の授業だけで丸暗記しようとすると、こういう困ったことになるわけです。どうも「春過ぎて 夏来にけらし」ってところが、今ひとつ普通で面白くないなあ、とか、富士の高嶺に雪が降るとか今ひとつ普通で面白くないなあと思った記憶があるのでこういう結果になったのかもしれない。
アホです。

吉原駅近くから旧東海道を歩く。
東海道の吉原宿は、宿が何度も津波にさらわれて壊滅した経験から、
3回移設されたらしい。
最初は海沿いだったが、次は内陸部に移動し、そこもダメだったので
さらに奥へ移動したのが、今の吉原本町駅付近。
でも今は工場街で歩いても楽しくなかったわ。失敗。
左富士神社を通るも、肝心の富士山はアレだし。。。

で、歩き疲れたので、3番目の目的である岳南電車に乗ってみる。
これが大当たり。
いやあローカル線って楽しいですな。1日乗車券も土日休日はめちゃ安いし。硬券だし。ハサミいれてくれるし。この2倍は払っても惜しくない感じ。
iPhone5

もともと工場街と結ぶ貨物路線だけあり、今でも工場の中を抜ける感があって、それが未来世紀ブラジルっぽくていい。逆にいえば、貨物路線出自故に工業地帯を中心に走っているため、貨物を廃業し、旅客のみになったとき、住宅密集地を通ってないさほど便がよくない路線となってしまったわけで、経営的につらいところであるよなというのは素人目にもわかる。
iPhone5。こりゃたまらん。
詳しくはこちらを。つけナポリタンは食べなかったけど。
誠 Style:杉山淳一の +R Style:第58鉄 竹取伝説と富士山とつけナポリタン――岳南鉄道 (1/5)

とりあえず終点まで行くかってんで終点に降りて猫発見。
さてこの先どうしようかと思ったら、どうも猫のいる駅があるらしい。
次の電車に乗り込み、猫目当てで岳南富士岡駅下車。
Powershot N

で、猫はいたけど2匹だけだったのは残念。
基本的に岳南電車は無人駅で駅構内も邪魔にならなきゃふらふらしてられるのでローカル線好きはそれだけで1日つぶせそうであります。
工場とローカル線と猫好きに……。
まあ今後も困ったらローカル線だな。