さらにITMediaにPowershot Nの第2回を……書いたけど一晩寝かすことにする。
以前から、
コミック誌はさっさと電子化してくれーといってたわけで、
だって毎週あのペースで増えたらゴミ出しも大変だし、
気軽にさっと読めるのは電子版だろう、と。
とはいえメジャーなコミック誌がそうなるのは先の話かと思いきや、
いきなり講談社がはじめたのである。
びっくり。
それが「Dモーニング」。
毎週紙で買ってるんだけど(実は今週号も買ってます)、
電子化してくれーといってた手前もあり
これは挑戦せずにはいられない、とさっさと買ってみた。
素晴らしいのは
・月500円(これは安い!)であること
・おまけマンガもついてること
・モーニングであること
・背景が白くて読みやすい(まあコミック誌は紙の質がアレだから)
・iOSのアドオンを使ってるので課金が楽。いちいち会員になったりしなくていい。
の4点。
安いってのはでかい。紙だと1冊330円だから。1ヶ月だと1,300円を超える。
それが500円。
AppStoreのアドオンを使うってことはその中からアップルに何割か支払ってるわけで、それで500円は素晴らしい。
RetinaのiPadだと見開きで細かいとこまでちゃんと読めるし、欄外の小さな文字もピンチ操作で拡大してチェックできるから素晴らしい。
逆にイマイチなのは
・浦沢直樹と井上雄彦の作品がDモーニングには掲載されない
・NewsStandやKindleではなく独自アプリでの配信となる
の2点。
浦沢直樹(BILLY BAT)と井上雄彦(バガボンド)については、彼らの他の作品も一切電子書籍化されてない(と思う)ところを見ると、作者の意向で掲載されてないんじゃないかと思う。だとしたら非常に残念。なんでだろう。単行本はともかくとして、雑誌でもダメなのかなあ。うーむ。残念。
独自アプリでの配信ってのは将来を考えると賛成しづらい。
この先、各コミック誌がそれをはじめたらコミック誌アプリがあふれかえってそれぞれ独自のUIなんて持ったら読む方も大変じゃないか。
将来的にはいい感じにまとまっていくことを望みます。
判断が微妙なのは
・UIにちょっとクセがある(いいとこもわるいとこもある)
・高解像度データの読み込みに時間がかかる
・ちょっと動作が重い(まあこれは最新のiPadなら問題ないかも)
・TweetやFacebook機能のデキがイマイチ(無理に搭載しなくていいのにw)
UIのクセはこれ。
普通の電子書籍アプリはスライダーを表示させると、スライドに応じて目的の位置にぼよんとジャンプできるけど、Dモーニングはその機能が無く、代わりに高速ページめくりになるのだ。
画像は縮小してあります。元はもっとキレイ。 |
でもまあアプリのUIはアップデートでどんどん進化できるのであまり心配はしてない。
速度も、
今後、iPad側の進化でどんどん快適になっていくだろうからあまり心配はしてない。
その辺は長い目で。
今はモーニングがその第一歩を踏み出したという点を評価したいなと。
アフタヌーンやイブニングもはやくやってほしいな。
この2冊は今は読んでないけど(読みたい作品は単行本待ち)、電子化されて月500円なら読むかも。
ただ端末は
コミックを見開きで読もうと思うと、やっぱRetinaのiPadじゃないとつらいかと思う。
iPad miniだと縦位置で片面を読むのが基本になっちゃう。
より軽くて高性能なRetina iPad(次はiPad5か)がはやく出ないかしら。
iPhoneだとどんな感じなんだろう。
電車の中や外出先ではiPhoneで、帰宅したらゆっくりiPadで、っていう使い分けがいいんだろうか。
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