2018/10/02

PFU ScanSnap新製品発表会の日

PFUの新製品発表会で
6年ぶりの主力モデル刷新の「iX1500」。



これがなかなか面白い。


大事なのはドキュメントスキャナの位置の変遷。
最初はパソコンの周辺機器だった。

わたしが最初に買ったドキュメントスキャナは何を隠そう
「Visioneer PaperPort」。1995年。
これ。QV-10で撮った写真だから画質はアレだけど、
こんな風にちょこんとおいて使うのだ。


面白そうだったのでわざわざ輸入したのである。
これ、ドキュメントスキャナの走りだったと思う。
mac用で、紙を差し込むとスキャンしてPDFにして専用のデータベースで管理するという先進的な代物だった。

それが進化してやがて日本でScanSnapとなったのである。たぶん。


時代が進み、第2段階ではWi-Fiでパソコンやスマホとつながるようになり。


第3ステージではスキャナから直接クラウドへアップロードするようになり


そして新ステージとして誕生したのが今回の製品。
ポイントは3つ。

簡単なニュースだと「タッチパネル搭載しました」で終わっちゃって
「ふーん、それで?」なんだけど、それは表層的すぎる。



ひとつは、賢くなったこと。スキャンしたデータの文字をちゃんと読んでデータとして持ち、ファイル名にも反映してくれる。
それはつまり「大量のドキュメントをスキャンしても探しやすくなった」ことである。
これ、将来的に効いてくる。

ひとつはパソコン用のアプリ全面刷新。今まではスキャンしてフォルダに放り込むだけだったけど、ちゃんと管理できるようになった。

で、これが大事。
みっつめはタッチパネル。タッチパネルをどう使うか、が大事で、ここに「自分専用のボタンを置いて並べられる」ようになったのである。

このボタンを押してスキャンすれば、クラウドの名刺サービスへ送る
このボタンを押してスキャンすればこのフォルダにカラーでスキャンして保存

という感じで、カスタマイズしていけるのだ。
実際に触ってみないとどこまでカスタマイズできるかは不明だけど、
(個人的には、指定したフォルダに保存してなおかつevernoteの指定したノートブックに貼り付ける、というローカルとクラウドの両方に保管するようなボタンを作りたい)
この辺はブツを受け取ってからあれこれ調べてみる。


いしたにさんが「自分専用のドキュメントスキャナを作れる」といってたけど
まさにその通りかと。

一歩先へいきましたな。

記者発表会が終わったら、
そのあとブロガーミートアップというブロガー向けの製品紹介&懇親会があったわけで
わたしはそっちにも呼ばれていたので(ブロガーではないけど)、
2時間ほどぽっかり時間が空いたのである。

1時間ほどいしたにさんとお茶して
残り2時間は泉ガーデンの周辺散歩。

ここ、細い尾根上にあり、東側は東京スリバチ学会ではお馴染みの「俄然坊谷」。
これを右手に降りる。

今、谷底の古い家がどんどん地上げされて更地になってるのである。
森ビルが新しいビル、というかビルを中心とした空間を作る予定なのだ。

で、その前に散歩しておこうというわけ。


夜はブロガーミートアップ。
プレミアムアンバサダー4人が登壇して
あれこれセッション。
なかなか面白い。

とりあえず、PFUの人の発表では伝わりづらい、新型ScanSnapのポイントを
独自視点でつきつつ、
世の中の変化を語るという楽しいセッションなのでありました。

で、帰宅して寝る。ばたん。





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