どうも腰の具合がよくないので
出かけるのはやめて家で歴史のお勉強。
ニコン100年史と古代史講義。
一応どちらも歴史本。
ニコン100年史……腰痛もちにはつらいほど重厚な2冊組で
気になってたカメラ史のディテールを真っ先にチェック。
これはありがたい本であります。
老舗光学メーカーってだいたい同じ時期に創業してるんだけど
(ちなみにオリンパスは今年創業100年)
それには事情があったのだなあというのがよくわかる。
それまでレンズ用のガラスを輸入し、
それを加工して双眼鏡や潜望鏡などを作っていたのだけど
第一次大戦で輸入が滞り、
これは国産しなきゃまずいという軍の要請で岩崎が作ったのが日本光学なのだ。
ニコンは軍需用の光学機器、
オリンパスは顕微鏡
光学製品を内製しなければという時代だったのですなあ。
ニコンのレンズが世界に認められたきっかけの話もちゃんと描かれてる。
古代史講義は、めちゃ面白い。
ただ中学高校の教科書レベルのことは頭にある程度入ってないとつらいけど
それを踏まえてると最新の研究成果で頭の中がアップデートされる。
まあ複数の人がそれぞれ担当の章を書いているので
内容のレベルに差は出ちゃうけど、
古墳時代から律令時代へ移り変わったあたりの事情を知りたかったので
ちょうどよかったのでした。
で、邪馬台国はどこにあったんでしょうねえ←ちなみにトンデモな与太話は一切出てこない真面目な講義本なので「〜〜の謎」系の内容を求めると頭抱えるかと思います。
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