2021/07/22

0722:荏田宿周辺散歩の日

では遊びに行くぞってんで、

ちょいと夕方から「たまプラーザ」に行く要件があったので、

江田駅で降りて、「都筑郡衙跡」とか「荏田城址」とか「荏田宿」とかを愛でつつ

大山道の旧道を辿り、

途中から北上して「驚神社」などを経由してたまプラーザへ。

左が現代地図、右が明治前期の彩色図。赤がGPSログ。宿場町以外は里山と田んぼしかなかった丘陵地帯が、今は全部住宅だものね。古い道筋が残ってないのもしょうがない。


江田駅を降りたらまずは大山道旧道を辿って南下。


東名高速を過ぎて、都筑郡衙跡。今は公園と東名高速。東名高速建設でかなり破壊されたようで、現地へ行っても「長者原遺跡」の解説板があるだけだ。


江田駅へ戻り、大山道旧道を歩く。

左手に荏田城址。ただし、私有地で立入禁止のため遠くから。奥に見える森が荏田城だ。

やがて旧荏田宿。

民家に常夜灯がぽつんと残っているほか、いくつか倉を持つ旧家あり。

真福寺へちょっと立ち寄り、


また戻って川沿いの旧道を歩き、崖下の霊泉の滝へ。

滝の上にある不動尊は「老馬鍛治山不動尊」。名前がいいですな。老馬はこのあたりの地名。鍛治山はきっと不動尊がある山だろう。



ここで、頭から霊泉をかぶり、ちょっと復活する。熱中症対策に霊泉。

ここからたまプラーザへの北上の道は鎌倉街道のルートだ、ってんでがんばって辿るが、

国道246号とか東名高速とか宅地開発とかで道筋がめちゃいじられてて


庚申塔があるから古い道かと思いきや、迅速図にはその道ないやん、とかいろいろあったけど

驚神社(おどろきじんじゃ!)や庚申塔などを経由して、たまプラーザへ。



驚神社(よく見ないと、鷺や鷲と間違えそう)。誰かが驚いた的な伝承があるかと思いきや「馬を敬う」でそれを一文字にした「驚」らしい。このあたりの地名は「石川」で、石川牧の遺称地と考えられている。牧場だったから馬なのだ。

律令時代の郡衙、江戸時代の宿場、高度成長期の地形や道路もいじった大宅地開発がないまぜになってるのがこの辺の面白さなんだろなと思ったりする。

久々に炎天下散歩して疲れたー。



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