2024/05/09

0509:Xiaomi 14 Ultraは欲しくなるコンデジなのだった

シャープが発売日がかなり先の新製品をいち早く発表したのは

Xiaomiのこれがあったからじゃないかと邪推する。

Xiaomiの新製品発表会である。

場所は大手町。

今回の発表会はかなり気合いが入っており、

インフルエンサーやXiaomiファンの枠もあった他、

メディア系も、ITや通信系のみならず、カメラ系や家電系の人たちも呼ばれていて

各ジャンルに知人がいる身としては一堂に介した感じでなかなか味わい深い。

そして、いくつか新製品が出たけれども、目玉はXiaomi 14 Ultraだ。

クアッドカメラで全部が5,000万画素。メインカメラはソニーの1型センサーである。



ライカと共同開発した14 Ultraは、グローバル市場では2月に発表され、すでに発売もされていた。

日本で発売されなかったのは、日本ではライカはシャープと協業しているので、契約上発売できないからじゃないかと噂されていたが、どうやらその辺がクリアになったらしい。

既に発売されている製品なので、会場では撮影体験も開催。予約制だったけどもちろん予約済である。

そして撮影したデータをクラウド経由でもらったのだが……これがびっくり。





予想以上のクリアな写真なのである。ハイライトはトビすぎず、シャドウは持ち上げすぎず、

感度を上げてもノイズはうまく処理してるし、ディテールの不自然さもあまりないし、色もいい感じで出てるし。

やばいな、これ。このクオリティならコンデジとしても十分いけるわ。12-120mm相当の10倍ズーム的に使えるし。テレマクロもいけるし。

価格も20万円弱。フラッグシップ機の価格だし、

メイン端末にするにはFelica未搭載なのがつらいけど、これが日本で出たのは素晴らしい。

とりあえず、スマホカメラの四天王はXiaomi・アップル・Google・サムスンの4社だな。

売れるといいなあ。

もうひとつ、隠れて人気だったが新型タブレットのAIアート機能。

ペンでラフを描いてテキストでちょっと指示すると、自動的にAIが絵を描いてくれるのだ。ついつい遊んでしまった。

ペンとタブレット。後ろはAIが描いた白猫。

ペンで適当に描いたレーシングカーに乗った猫

AIに指定すると4つの絵を作ってくれる

そのうちのひとつが見事にヒット。

このタブレットもまた手頃なお値段なのである。

ちょっと前にアップルがiPad ProとAirを今の為替レートで値付けして発表したばかりだったのでよけい安く感じるのだった。

今回のXiaomiの発表会は、確かに大々的にやるのもわかるわーというのが感想。

そして14 Ultra欲しいかも。懐に余裕があったらとりあえずコンデジ代わりに買っちゃったかも。

でもわたしは、帰宅して、Leitz Phone 3のカメラレビューを書いてメールするのだった。


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