2日目。おいしいうどんとかやくごはんを食べ、どっか神社に行こう、じゃあここにいってみようかと連れて行かれたのが車折神社。
太秦の映画村の近く。
これを「くるまざき」とはよめんわー。まあ太秦を「うずまさ」と読むよりはましか。
往古は、まず音があって、それに文字を当てはめてたわけで、ときには、後になって読みを維持したまま文字を変えることもあって(好字に変えるのだーとか)ややこしい。
Wikipediaによると昔は「車裂」とも書いたそうでそれならわかる。
→車折神社 - Wikipedia
平安時代末期に創建。
目に付くのは境内社の芸能神社。祭神はあめのうずめのみこと。天の岩戸の前ではだかになって踊った女神様ですな。
場所柄もあり、芸能関係社の名前がかかれた玉垣がずらり。
芸能神社拝殿へ行くと、それはもう……特に演歌系が目立ってたけど、シールだらけ。
でも、祈るよね。縁起ものだし。
まあ芸能神社は昭和32年に他の末社からあめのうずめのみことを分祀したものだそうで、きっと、映画村で仕事する役者のために作られたんだろう。
車折神社拝殿前にはもみじが。あと数週間したら、真っ赤な鳥居と真っ赤な紅葉ですごいことになりそうであります。
かなりフォトジェニック。こういうのを見ると、紅葉の時期に来たくなるのだよな。来ないけど。いや、行くかも。紅葉の京都なんて10年近く前に訪れただけだからなあ。
あのときはBD-1で龍安寺の紅葉を楽しみにいったのだったなあ。
ここが面白いのは、境内の裏手。北側には裏参道があり、道を挟んでそのまま駅のホームに直結してるのだ。ホームを降りたらすぐに神社。
これはちょっと面白い。
まあ、江ノ電にはホームがそのまま神社の境内になってるよーな駅もあるけど、それに近い感じ。
京都にはあきれるほどたくさんの神社があって、そのうちのいくつかを訪れるたびに由緒書きを読んでいるのだが、どれも平安時代が基本で、とても古くて(まあ、最近できた平安神宮などを除く)、半分観光地になってるでかい神社を除くと、どこも、地元に密着してて、地元の人が日常の一部として参拝してて、それがいい感じなのです。
観光地図に載ってる有名な神社より、路地をふらふらと散歩してて偶然出会うなんてことなさげな神社が当たり前のように古くて当たり前のように地元に密着してる感じ。
まあ、車折神社はかなり有名なとこではあります。
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