昔のように、130万画素→200万画素→300万画素っていう大きな上がり方ではないにしろ、
1000万画素→1200万画素→1400万画素→1600万画素と1〜2割くらい毎年増えるというイメージを持たれてる。
で、1600万画素のセンサーが主力モデルに使われたのが2011年。
2012年にはソニーが自社モデルに1800万画素のセンサーを採用するも他社は1600万画素のまま。
じゃあ、2013年春先はどうなったか。
まだ春モデルはできってないので一概にはいえないけど、ちょっと興味深い。
ソニーは1800万画素のまま増えず。まあこれ以上増やしてもねえ感満載だったので賢明な感じ。
ニコン。高倍率ズームモデルは1800万画素に上げてきた。メインモデルは1600万画素のまま。まあ従来通り。
パナソニックは高倍率ズームモデルで1800万画素に上げてきた。メインモデルは1600万画素。まあ従来通り。
カシオは1600万画素のまま。これもけっこう普通。
ここまで普通の流れ。次の2社がちょっと面白い。
キヤノン。2012年モデルのIXY 430F/220Fは1600万画素だった。
IXY 1は1000万画素だったけど、あれはレンズのイメージサークルが小さいので、センサー中央の1000万画素分だけ使ってたのだから例外。
2013年の主力モデルIXY 610Fはというと、1200万画素の裏面照射型CMOSセンサーなのだ。
メインモデルの画素数が落ちてるのである。
オリンパス。ここが一番はっきりしてるかも。
中位モデルは1600万画素だが、
ハイエンド機のXZ-10は1/2.3インチながら1200万画素のセンサーを搭載してきたのだ。
タフネスハイエンドのTG-2も同じセンサーのようで、
上位モデルの方が画素数が少ないという逆転現象が起きてるのだ。
面白いよねえ。
以前から、1/1.7インチセンサーを使ったハイエンドコンパクトの方が1/2.3インチセンサーの普及型コンデジより画素数が少ないのは当たり前だったけど、それが1/2.3インチセンサーの世界にも来たのか、それとも別の理由があるのか。
まあ各社ともこれからコンデジの第2弾が出てくるし(ソニーとか得意の高倍率ズーム機は昨年も第2陣だったし)、各社に取材したわけじゃないのでわからないけど、
個人的には注目すべき傾向だと思っております。
あのセンサーで1600万画素は、やっぱ絵を見るとキツいもん。
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