銀座「五十音」で
「おぎくぼ古地図カフェ」を限定開催することになりまして、
カフェといっても、五十音自体すごく小さな鉛筆と文具の店なので
一度にはいれるのは数人にすぎないのだけど、
そこの壁に貼る古地図や、五十音内にある小部屋(猫グッズが置いてある)の
壁に貼る猫写真(プチ猫写真展もやるのである)をもって
銀座へ打合せに向かう。
えっと、五十音へは天使がいる角を曲がり、宝童稲荷の猿の指示にしたがうと狭い路地にあります。
なんなんだその説明。
数寄屋橋から南下したらこの天使が見つめる方向へ向かい |
ビルの隅にいる猿が示す狭い参道を奥にはいると |
宝童稲荷の向かいに五十音があります |
17時半から20時半くらいまでいるので
近くへいらしたかたは三々五々、ふらりとどうぞ。
有料ですが、珈琲飲みながら古地図談議できます。有料ですみません。
壁には戦災焼失地域記載の地図や昭和30年代の繁華街地図、大正14年の東京の地図などを貼る予定。
長年かけて古本屋で買い集めた東京の古地図から
見やすくて状態がよいものを選んでみました。
場所はこちら
帰宅後、
いつものように
Pagesを使って東京古道散歩の配布資料を作る。
東京古道散歩的初詣。
Pagesの「レイアウトモード」にするとこういうドキュメントを作りやすいのだ。
キャプチャした地図や図版を配置して、
そこにPagesの図形機能で矢印を入れたり枠を付けたりテキストをいれたりする。
文字は極力少なめに。
当日、歩きながら読んでるヒマはたぶんないから。
細かい話は当日しゃべり、
配布資料は古地図と現代図の比較がメイン。江戸から東京への大きな変化の中でも変わったもの変わってないものを感じつつ歩くわけである。
特に江戸時代の道をそのまま歩いて、当時の人はこの坂を下りてこの階段を上ったんだなあと感じつつ歩くと、ひとつひとつが点に過ぎなかった史跡が線でつながっていく面白さも味わえる……と思う。
永田町や赤坂って、実は江戸時代の道筋がけっこう残っているのだ。
都心部は古い地図が多く残っているので助かる。
特に遠近道印が寛文から元禄にかけて江戸の詳細な絵図をちゃんと計測して作成してくれたおかげで、細かい位置関係がすごく正確にわかるのだ。
遠近道印の地図って、江戸切り絵図や伊能忠敬の地図に比べるとマイナーなのだけど、実はすごいのだ。
で、完成したら
PDFで吐き出して新潮社の担当者に送り、プリントしてもらうわけである。
今回は、忠臣蔵ネタもかぶってくるので(実は忠臣蔵にあまり興味ないので知らなかったのだけど、南部坂は忠臣蔵のめちゃ重要な舞台だったのね)、そういうのが好きな人も楽しんでもらえるかと思う次第。
0 件のコメント:
コメントを投稿