PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」って
まず、電子決済に抵抗のないすでにApplePayとか使ってるような
アーリーアダプター層をお得感で巻き込み、
そこからの口コミで幅広く波及させ、
一気に普及させようという狙いだったんじゃないかと想像するんだけど、
なんと、そのアーリーアダプター層が高額商品を一気に買いに走ったせいか
もう終わっちゃったのである。
いやはやびっくり。
今日で終わりという情報がTwitterで流れ、
キャンペーンのうちに普段は絶対値引きされないiQOSの数カートンくらい買おうかと
PayPayアプリ起動したらトラブルで動いてなくて、
ああ、みんな一斉にチェックに走ったのかと思って静観してたら
22時に正式に発表が来て、
慌ててコンビニへ走って2カートンほど買ったのであった。
これ、前回の土日で大きく話題になって
それで乗っかりたいと思った人が次に殺到するのは今週の土日なはずで
その前に終わらせるというのはもったいないので
そこまでは追加で資金投入して引っ張るんじゃないかと思っていたのだけど、
引っ張らずに終わったってことは、
思惑通りに普及したと踏んだのか
このままひっぱっても高額商品狙いの電子決済に最初から抵抗のない層が
ごそっと持っていくだけで幅広い層に行き渡りそうにないので
別の手を打つべきだと判断したのか、
個人的には後者な気がするのだが、
「年内はもつんじゃないか」という声がけっこうあっただけに
10日で終わりはびっくり。
大事なのはPayPayを使った人が継続して使うかどうかだけど
これ「ビックカメラ組」と「ヤマダ電機&ファミマ組」で大きく反応が分かれるところで、
PayPayの決済って
店頭のQRコードをユーザーが読み取ってユーザーが決済操作する「ユーザースキャン」と
店舗側がスマホ画面のバーコードを読み取ってお店側が操作する「ストアスキャン」があって、
ユーザー側としては圧倒的に「ストアスキャン」の方が楽。
ビックカメラは「ユーザースキャン」型でこちらはユーザーの操作が面倒なので買い物体験が楽になった感は少ないけど
ヤマダ電機やファミマは「ストアスキャン」型なのでユーザーはスマホのPayPay画面をレジで見せるだけで済むから、買い物体験的にすごく楽になる。ApplePayで買うのとあまり変わらない。
って考えると、ビックカメラに殺到した人と、ヤマダ電機やファミマなどでさくっと使った人ではユーザー体験がまったく異なるわけで、
その違いってけっこうでかいんじゃないかと思う。
わたしはストアスキャンしか使ってないので、めちゃ楽なのだった。
さてこのあとどうなりますかねえ。
わたしとしては、QRコードだろうがFelicaだろうが
「キャッシュを持ち歩かなくて済む社会」になってくれればそれでよいです。
小銭の管理とかATMへ定期的に立ち寄ってお金下ろさなきゃいけないとか
そういうのめんどくさいので。
電子マネーならどこでいくら使ったかの記録も残るので
あとからのチェックもできるし。
夜、ascii.jpに猫連載を書いてメール。
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