2024/01/06

0106:東京古道散歩の日--室町時代の川越街道は池袋を経由していたか

今年最初の東京古道散歩の日。

直前になって申込みが増えたらしく、思ったより参加者が多くて大変嬉しい。

池袋東口を出て北上し、六つ又から池袋氷川神社、子易神社と歩き、大山で江戸時代の川越街道に合流。旧道をメインに上板橋宿、板橋城址(伝承)を経て、ときわ台駅で解散というコース。

江戸時代の川越街道って、中山道から板橋宿で分岐して西へ向かうのだけど、川越街道が拓かれたのは室町時代のこと。扇谷上杉氏の河越城と江戸城(こっちは太田道灌が城主だった)を結ぶ街道として使われたのだが、当時、中山道から回るルートだったとは思えない。遠回りすぎるからね。

じゃあどういうルートだったか。

万里集九が「白子宿」に立ち寄ってたり、その後、板橋で扇谷上杉氏と小田原北条氏が戦った記録があることを考えると、上板橋宿と白子宿は当時からあったといえる。

それと地形を加味すると、春日通りから小石川、池袋を抜けて上板橋宿に至る道があやしいと思うのだ。

今回はそれに基づいたルートなので、池袋スタートなのである。


さてどうだか。

夜は、下高井戸の友人宅へ。そこで新年会が開催されており、合流である。


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