大変寒い日。
自転車で世田谷文学館まで走る。
江口寿史展である。けっこう会期が長いのでのんびりしてたらギリギリになってしまった。
いつでも自転車で行けると思うとそうなるのだ。
いやあ、行ってよかった。これは良い。
展示の仕方もいいし作品もいいし自身で選んだというBGMもいい。
江口寿史って希有な絵描きさんなんだなあと思う。
個人的にはひばりくんやパイレーツよりは
爆発ディナーショーとか寿五郎ショーの方が好き。
最強なのは「わたせの国のねじ式」でありましょう。
その生原稿もあったのだ。
ちょっとだけ観るつもりが
いつの間にか座ってじっくりと味わってしまった。
味わえるのである。
ヒマなのでその足でちょいとボロ市へ走る。
旧世田谷通り(かつての世田谷新宿)沿いにずらりと店が並ぶのだが
骨組みだけあってテントがない。
訪ねてみると、朝はみなテントをはっていたのだけど、
風が強すぎてはずしたのだそうな。
さもありなん。
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