ふと思いついたのでメモ的に。
LINEは大雑把にいうと
ポケベル→PHS→ケータイ(通話&写メ)→スマホ(LINE)
という流れの中にあって
SNSは
パソ通→初期のインターネット(BBS/mail/IRC/ニュースグループ)→mixi→Twitter/Facebook
という流れの中にあるわけですよ。大雑把すぎる気もするけど、まあいいや。
ケータイ文化とPC文化といってもいい。
前者の特徴は
「友達といつでもさっとつながってたいけど、お金はかけられない」
ですよ。
後者の特徴は
「年齢や性別や居住地を越えた人たちとコミュニケーションできる」
ですよ。これ、パソ通やインターネット黎明期によく雑誌などに書かれてたし、わたしも何度も書いた記憶がある。
で、
わたしも試しにLINEを使ってみて、
LINEで相手してくれる人とやりとりしてみて、
ふと思ったのです。
そっか、LINEに最初に飛びついた連中は
「世界のいろんな人とつながりたい」なんて鼻から思ってないんだ、と。
仲のいい友達といつでも効率よく楽しく連絡できる手段が欲しいんだと。
見知らぬ人とつながりたいとか考えてないんだと。
ただ昔に比べると、仲のいい友達の集団が増えてる(複数もってる)ので
LINEみたいなツールが必要なんだと。
わたしの周りはいわゆるアーリーアダプターが多くて、
インターネット系の、あるいはスマホ系の面白そうな新サービスがあれば誰かがいち早く話題にするんだけど、LINEはノーマークだったのね。
ネット系のメディアで実はLINEがヒットしてると聞いて「え、それはなに?」と思ったくらいで。
なぜノーマークだったんだろう、なぜアーリーアダプター層をスルーして一気にブレイクしたんだろうというのが気になってのだ。
で、ああ、そういうわけだったんだと。
閉じたつながりのためのツールだから響いてこなかったんだと。
もともとPC文化の中で育ってる我々が気づかなかったのもむべなるかなと。
そう思うと納得できたのである。
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