そんな日。天気も悪いので終日自宅作業でありました。
で、dropboxの話。
クラウドサービスは数有れど、
わたしが今メインにつかってるのは、
dropbox
と
evernote
である。
○dropboxの2つの仕事
dropboxはもう何かと重宝していて、
わたしにとって便利なのは、2点。
ひとつは
・iMacのdropboxフォルダ
・MBAのdropboxフォルダ
・クラウド上のdropbox
の3つの内容を自動的に同期し続けてくれること。
たとえば、
iMacでプレゼン資料を作ったらdropboxフォルダに保存する。
で、MBAを開いて同期させて、そのまま持って行けばOk。
出先で資料を修正しても、帰宅してネットワークにつなげばまた同期される。
これはよい。
MBAで原稿を書いてdropboxフォルダに保存すれば
iMacですぐそれを開けるのもいい。
スマホやタブレットに対応してるのもいい。
iPhoneに転送したい写真やPDFファイルがあったらdropboxフォルダにつっこんでおく。
で、iPhoneのdropboxアプリからダウンロードすればいいのである。
それがてっとりばやい。
もうひとつは、ファイル共有機能。
図版を編集者に渡すとき。
宅ふぁいる便的なサービスは好きじゃないので
dropboxのPublicフォルダにzipかけた図版や作例のフォルダをコピーし、
その公開URLを編集者にメールすれば
向こうはそこからダウンロードできるのだ。
動画作例がはいるとアッという間に数100MBになるから、これはなかなかよい。
○dropboxがいきなり1TBに!
で、そのdropboxであるが、
突然、容量がどかんと増えたのだ。
今まで有料の50GBのサービス(年間$99)に入ってたのだが、
急に価格据置で「1TB」になったのである。
すげー。1TBあったらけっこういろんなことできるじゃん……。
と思うのは甘かった。
dropboxの基本は、
ローカルのdropboxフォルダとクラウド上のdropboxの自動同期にあるのだ。
クラウド上のdropboxの1TBを使おうと思ったら、
ローカル側も1TB分のフォルダを用意しなきゃいけないのである。
いやそれはムチャです。
ローカル側はローカル側で事情があって
いろんなフォルダにいろんなファイルを必要に応じて分類してるわけで、
dropboxフォルダだけにまとめられるわけじゃなし、
複数のドライブをつないで使ってるからdropboxフォルダに全部まとめるとかできないし。
ついでにいえば、iMac側で1TBのdropboxフォルダを用意しても、
MBA側が対応不能である。
じゃあ、1TBを使い切るのは無理筋なのか?
考えてみたら、ひとつ手があった。
dropboxの「選択型同期」機能を使うのである。
たとえばうちのMBAは非常にストレージが小さいので、
dropboxのうち、不要なフォルダを同期しない設定にしてる。
こうすることでローカルストレージを圧迫しすぎないで済む。
こうして同期しないフォルダをはずしてやればよい |
これを使って「クラウド上にだけ存在し、ローカルには持たないフォルダ」を作り、
そこにデータを上げてやるのである。
クラウドのdropboxにファイルを上げるには
・ローカルのdropboxにファイルを保存する→自動的に同期される
・Webブラウザを使ってアップロードする
の2種類あるわけで、
後者の方法をとれば、クラウドに置いておきたいものをどかどか転送できるのだ。
すばらしい。
ただし、今のところWebブラウザを使ったアップロードは「ファイル単位」でしかできない。がーん。
残念。めんどくさい。
とはいえ、
正直なところ、年間約1万円で1TBよりも
その半額で100GB、っていう方が
安く済んでありがたかったりするのでした。
いやいっそのこと、
ローカル側を「dropbox」フォルダじゃなくてさ、
「dropboxボリューム」っていう仮想ドライブにして、
そこに同期したいフォルダを任意に登録しておく、
てな形にでもならんかな。
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