近所の街歩き仲間と自転車で走る日。
目的地は石神井にある「ふるさと文化館」。
行きのルートはわたしが決めまして、
上北沢から鎌倉街道を素直に北上、
尾崎熊野神社で休憩し、そこから矢倉橋、成宗城址の脇を抜け、
共立女子学園櫻友会の「杉並苑」で足が止まる。
ここ、すごく立派な古い木造建築があって気になってるのだけど、
今ひとつググっても正体がわからないのであった。
とりあえず、安全上の問題で取り壊される予定のようなのだが……
気になる。
天沼の鎌倉街道といわれる道を北上し、天沼を抜けて古道の辻でまたハマる。
意安地蔵尊。角の関商店が古道の辻っぽいよい雰囲気を出している。
面白いと思うポイントが同じ3人なのでなかなか前に進まない。
さらに北上して青梅街道を渡り、旧早稲田通り(所沢道)へ。
下井草でランチをとり、
さらに北上。
これも古道なのでちょくちょくひっかかる。
こんな文政期の道標とか。
「右 志やくし道」(しゃくじい道)とある。
反対側はブロック塀に塞がれて読めない。困ったものである。
さらに北上するとまた道標と庚申塔。
庚申塔だが「猿田彦大神」と書かれた祠に安置されている。
このあたりでは、庚申塔を猿田彦に見立てて祀る習慣があったのかもしれない。
庚申塔の申は「さる」で庚申塔に三猿が彫られ、猿つながりで猿田彦って流れなんだろうか。そもそも庚申と猿田彦は関係なかったと思うし。
やがて石神井池へとうたつ。
ふるさと文化館。
練馬の川と文化……だけど千川上水の話が多かった。
たまたま、ここで解説のボランティアをしている平田さんがおられたので
あれこれ話を伺う。
このあとどこ経由で戻ろうかとなったとき、
武蔵関の池を見たいということになり
石神井川に沿って西へ。
石神井城祉南西の石神井川沿いの台地。今は早稲田大学高等学院だが、そこは太田道灌が石神井城を攻めるときに陣を張った山。
川を挟んだ高台で、確かに石神井城を攻めるのによい場所である。
石神井川からつかず離れず古い道を選んで走っていくとまた庚申塔。
こちらも猿田彦神社となっている。
やはりこのあたりでは庚申塔=猿田彦がポピュラーなのだ。
面白いことである。
そして武蔵関の池。もともとは湧水を利用した池だったようである。
そこから千川上水まで南下し、
千川上水沿いを走る。
途中、庚申塔のある更新橋。
なぜ庚申橋じゃなくてわざわざ更新と文字を変えたのかなぞである。
ここは猿田彦じゃなかったな。
途中、千川上水沿いから離れて神明通りへ。
この道はまっすぐ大宮八幡までつながっているので最短距離で帰宅に使えて便利なのである。
でもこんなスポットがあるたびにひっかかる(笑)。
国鉄の宿舎だったらしい。
さらに武蔵野市と練馬区と杉並区の境界にある
バスの転車台。23区内に残る現役の転車台はここだけじゃなかったかなあ。
で、こういうスポットは3人とも好きなのでバスがやってきて転車するまで待つしまつ。
練馬区と杉並区と武蔵野市のトリプルジャンクションでシータZ! さらに転車台のバスも。 #境界 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETAこのあとは西荻で中央線をくぐり、途中で右折して富士見ヶ丘駅脇を南下して帰宅。
趣味が合う大人達がクロスバイク3台でマニアックなスポットめぐりという
楽しい趣味の一日なのであった。
久しぶりにGarminのEdge 25Jが出動したので、それのログを。○数字は5kmごとのマーク。
これ、GPS内蔵のサイクルコンピュータとしては非常に手頃なのでおすすめ。
ただ、バッテリーの持ちはそんなに良くない上に通電しながら走ることができないので
(USB端子はもたず、専用のクレードルが必要だから)、
毎回ちゃんとフル充電でスタートしなきゃいけないのは要注意か。
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