普段はこんな風に仕事場用ミニ扇風機として活躍中のアレ。
ミニクランプ(かつてベルボンが発売してたもの。現在は廃番)につけて挟んでるのだが、
これを持ち出して適当にてすりなどにはさみ、
ミラーレス一眼の電子シャッターを使って撮影すると
ローリングシャッター歪み測定器になる。
今、手元にあって(つまり私物で)すぐに出動できる4モデルを引っ張り出してみた。
いつもカメラのレビューをするときは、電車など動体を撮ってディストーションのチェックをし、特筆すべき点があったら触れるようにしてるのだが、
他機種と比較するには条件を揃えねばならず、電車だと距離や速度が担保できないし
一時、天井のシーリングファンを使っていたのだけど、あれは室内なのでシャッタースピードを上げると(上げないとはっきりとでない)ISO感度をかなり上げねばならず、ちと作例にはしづらい。
で、数年前にいろいろと試した結果、「ガードがなくて羽根の直径が20cm以上あってバッテリーで動く扇風機」が良さそうという結論に達したのだが、該当するよいガジェットが見つからず、諦めてたのだ。
それが先月、たまたま「キャンプ用吊り下げ扇風機」なるものを見つけ、径もそれなりに大きいのでこれはいけそうってことで買ったわけである。
そして、マンションの外階段の手すり(つまり日当たりがいいとこ)で試してみたのがこれだ。画角は35mm相当でシャッタースピードは1/2000秒という条件で撮影。4枚まとめてのっけたかった関係で全部4:3にしてある。
OM-1は積層型センサーになって読み出しが高速化したといってたが、確かにE-M1 IIに比べて歪みが少ない。ちょっとディストーションが見られるがかなり優秀な方だ。
α7Cはたぶんα7IIIと同じちょっと古いセンサーで読み出し速度も遅いのだろう。典型的なとびっぷり。だから、シャッター方式に電子シャッターもない(サイレント撮影にすると電子シャッターに切り替わるのでそれを使用)のだろう。
X-T4は新製品のX-H2Sで高速読み出しの積層型センサーになったがその前の製品なのでそこまで速いわけじゃないが、実用ではあまり困らないというレベル。
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