今週、天気が悪いって話だったのになんだかんだって雨は降らずにいて助かる
週末の「東京古道散歩」の下見。以前歩いたのは3年前であり、
確実に「十条富士」のあたりは変わってるはずなので要チェックなのだ。
東十条駅南口をスタートして地蔵坂の地蔵(と庚申塔)。
そして地福寺を経て北上して、十条富士跡……というかなんというか。
道路拡幅にともなって十条富士塚は壊され、少しセットバックされた形で復元……といってももはや「塚」というより「祭壇」だ。
このあたり、何年も前から拡幅工事中。
少し北へ歩くとかつてコンビニがあった場所で何やら発掘をしてる。
岩槻街道は非常に古い街道で、古くから集落があり、古墳もあり、十条台遺跡と名づけられているのだが、なかなか発掘調査もできず、今回道路拡幅にともなって調べてるのだそうな。
担当の方に声をかけて尋ねてみると、弥生時代の溝の跡ではないかという。
古墳時代より律令時代より古いとはびっくり。
そして写真を撮ってたらその方(たぶん北区の学芸員だと思う)が発掘現場から離れようとして目の前を通り過ぎそうになったので声をかけてしまう。
尋ねたかったのは十条富士。十条富士は古墳と言われてましたが、何か見つかりましたか?
というと、古墳時代の遺構は何も見つからなかったので、おそらく中世の塚ではないか、と教えてくれた。ありがたや。
中世の頃もいろいろと塚が作られていたからね。
このあたり、一般向けの調査報告書を出して欲しいなと(いやPDFで配布が一番いい)思う。
中世の道路跡も見つかったというし(たぶん鎌倉街道のひとつだ)。
その辺はこちらのサイトに詳しい。
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