最小限の機材(OM-D+100-300mmとNEX-5N+標準ズーム)だけ携えて
いざ出発。
・今日のルート
GPSログをベースにSkitchでコメントを追加 |
このまま人見街道まで行って西に向かうのも良かったが、東八道路をまっすぐ西へ。
東八道路、昔は交通量も少なく道幅もあってよかったけど、今、全体に歩道を拡幅して、歩道の半分を自転車レーンにしようという工事をしてて、ちょっと筋がよくない。本来なら、歩道はそのままで、車道の端に自転車レーンを作らねばならないのに、どこでどう間違ったのか。困ったものである。
野川公園で休憩、さらに多磨霊園で休憩。
さらに浅間山へ立ち寄る。
この先どうするかは考えてなかったが、浅間山から廃墟パラボラを見つけ、その辺に行ってみたくなる。
ここまできたら、以前から一度訪問したかった「府中熊野神社古墳」に行っちゃえ、というわけで、甲州街道を西へ。旧甲州街道は楽しい道だが、現行甲州街道になったとたん、荒んでギスギスした道になる。ああ。
再び東へ戻り、陣街道(鎌倉古道)を南下することにする。府中(つまり武蔵国府)近辺を南北に抜ける鎌倉街道(上道)は何本か候補があって、時代によって少しずつ違っているという話もある。少なくとも、新田義貞が鎌倉に向かったときの道はこれで、だから「陣街道」であり、陣街道を南に向かって府中崖線を降りると、そこはもう分倍河原合戦跡である。
往古は、この街道のすぐ東側を「東山道武蔵路」が通ってたので、その道が時代が下るにつれ変遷していったのだろう。
鎌倉街道を南下して関戸橋へ。
そこからは久しぶりに多摩サイを下って帰宅。平日の多摩サイはいいですなあ。
途中で休憩してTwitter見てたら、ぴか社長が多摩サイを走ってくるという。のんびりしてたら追い越されちゃうな、と、自転車にまたがったら、後ろから走ってきたTREKのロードが急に停止。あら、ぴか社長。
せっかくなので、速いぴか社長に狛江の田中橋まで引いてもらう。うう。引いてもらうと楽だわー。
そんなこんなで帰宅。
総走行距離は49.7km。久々に走ったなあという感じ。
やっぱ長距離走ると(疲れるけど)、身体が気持ちいいわ。
・今日の野鳥
OM-Dに100-300mmをつけていったのは、このセットで野鳥撮影に挑戦しようと思ったからで。
このセットのいいところは、
1) 600mm相当なのにめちゃコンパクトで軽い。
2) 手ブレ補正が優秀
3) 秒9コマの高速連写は素晴らしい
つらいところは
1) やはりAF。AFは確かに速いけど中級以上の一眼レフほどではない。
2) ディテールのクオリティ(ただし、この2倍のクオリティを出すには、重量とコストも2倍になるかと思う)
かな。
で、こんなのを撮ってきた。シャッタースピード優先で1/800秒。
OLYMPUS OM-D + Panasonic 100-300mm F4-5.6 |
高い確率で経由する枝があるので、そこに来た時を狙うことにしたわけである。
エナガを見つけるのは簡単。エナガ目当てに来てる白くてでかいレンズを持ったカメラおじさんを見つければいいのだ。
あとは、いいカットが撮れるまで粘る。
上の写真を撮るまでおよそ1時間20分くらいかかってる。
・今日のネコ
今日は走るのがメインだったこともあって、ネコは1匹しか出会えず。NEX-5Nで撮影。
SONY NEX-5N。名前はゴマちゃん(首輪に書いてあった)。 |
・今日の廃墟
府中市にはかつて米軍基地があったわけで、日本に返還された土地は自衛隊や府中の森公園として整備されているのだが、北側は有名な廃墟になってて、いやあ、あそこまで廃墟化してるとは思わず、浅間山からパラボラを見つけたとき、近くへ行ってみたいと思ったわけですよ。
浅間山からドラマチックトーンで |
なぜこうなってるかはWikipediaを。
で、ぐるっと回ってみたけど、見事に廃墟でありました。
・今日の古墳
大国魂神社から少し西へ行って、本宿あたり(もともとの宿があったところで、もっと南にあった古甲州道から移転させられたそうな)、熊野神社がある。数年前、本殿背後にある塚が古墳だったということで、それも見事に珍しい古墳だったということで話題になった、府中熊野神社古墳。
行ってみたら、きれいに復元されてて、資料館までできてた。
見事な上円下方墳でした。 |
まあそんな感じで、古道・野鳥・猫・古墳・廃墟と
趣味に走った一日でありました。
やっぱ自転車は広くいろいろと回れて楽しいわ。
小ネタもたくさん仕入れられるし。
2 件のコメント:
ゴマちゃんの写真の後ろにウルトラマンみたいな人影がーーーと思ったら荻窪さんだった。
やっぱウルトラマンみたいに見えるよねえ。わたしも「なぜここにウルトラマンが」と思ったもん(笑)。
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