ポケモンGO。
すごいよねえ。
あと一歩で「電脳コイル」ですよ。
電脳メガネ的と云えばマイクロソフトのホロスコープの方が近いし、
同じシステムのIngressの方が先駆者ではあるんだけど
ポケモンGOは現実世界に仮想世界を合体させて、
それを「誰もがわかる形で作り上げた」のがすごい。
またひとつ先へ進んだ感あります。
で、Twitter見てたら、今日日本でもポケモンGOが出てくるという噂がちらとあったんですよ。
でもガセでしたね。残念。
今月末くらいですかねえ。
ただ、個人的にハマるかどうかはわからない。
Ingressもそうだったのだよな。
あれ、今まで外を漠然と歩いた人にはいいんだけど、
わたしはだいたいどこを歩くときも
スマホには古地図が表示されてて昔の様子と重ねてるし、
電柱を見たら見上げ、マンホールがあったガン見し、
野仏があったら調べ、という感じで
A地点からB地点まで歩く間にスマホ使いまくりなのだ。
だからIngressを立ち上げてるヒマなかったのである。
ポケモンGOもそうなっちゃうかもしれない。
逆に、ポケモンを見つけてうろうろしてるうちに
知らない庚申塔を見つけたりトマソンを見つけたりするかもしれない。
いずれにせよ、
今まで別々だと思われてたリアルな世界と電脳世界がくっつきはじめてるのだけは確かで、リアルはリアル、ネットはネットって時代ではとうになくなってるのだ。
面白いじゃないですか。
さてポケモンGOがこないので髪を切りに行ったついでに
古書店を尋ねたら、新しい古地図がいくつも入荷しててつい買ってしまう。
おそろしいことである。
収穫は、
大正時代の伊勢の鳥瞰図(初三郎ではないけど)
→オールド観光案内図/三重県
これは素晴らしいデキ。表紙がなかったせいか安かった。
大正10年の大東京市郊外地図
この頃の東京の地図って、東京市のものが多く、あとから東京市に加わった世田谷や杉並あたりははいってないことがおおいのだけど、
これは日本橋から西を武蔵境くらいまで網羅してくれてるのだ。
貴重である。
昭和15年の大東京遊覧案内図は東京から日帰りで遊びにいける観光地図。
これも時代を表していて面白い。
この画像、それもOmoidoriで撮影したもの。
Omoidoriって古い写真をスキャンするためのガジェットなのだけど、
小型スキャナとしてすごく便利なのだ。
惜しむらくは、写真用なので小さなサイズしかサポートしてないこと。
合成機能を使っても、2Lまでなのだ。
ぜひ、Omoidori A5とかOmoidori ハガキとか
もう一回り大きなサイズをスキャンできる製品も出して欲しい。
簡易スキャナとしてめちゃ優秀なのだから。
上から当てるだけなので、どんなに大きな対象物でもその一部ならすぐスキャンできるし。
紙1枚ならScanSnapに放り込めばいいんだけど、
地図のように大判のものはそれができないから。
SV-600も持ってるけど、あれ、めんどくさいんだよね。でかいし、
パソコンにつながなきゃいけないしで。
Omoidoriが象徴するのは、
「画像はiPhoneで管理する時代」ってこと。
まずiPhoneにつっこんで、それをクラウドにあげる。
パソコンの出番はどんどんなくなってる。
というわけで、アップルさまにおかれましても、iPhoneの写真アプリを
こういう時代にあった高機能なものに進化させていただきたいと思う次第であります。
0 件のコメント:
コメントを投稿