昼、いしたにさんと昼飯を食う。
5D markIVを持ってくる。
要するに自慢される。うん、確かに軽い。これはいい。
デュアルピクセルCMOSセンサーのおかげでライブビュー時の動作が快適なのもいい。
40万円だけど。
カメラ本体より16-35mmF4が意外に軽くてコンパクトで羨ましい。
今ミラーレスの最高峰と言えば(ライカはおいとくとして)ソニーのα7RM2であるが
これも40万円する。
かつてカメラは趣味道楽のものだった。
それが低価格なコンパクトカメラの登場で写真好きの一般人が手にするようになり
レンズ付フィルムの登場で万人のものとなった。
コンパクトデジカメが登場し、一気に低価格化し、
コンパクトカメラの市場を持って行き、
デジタルの時代がやってきた。
スマホが登場し、ケータイに変わってレンズ付フィルムの市場を奪い
さらに性能があがってコンパクトデジカメの市場もうばった。
写真には、コミュニケーション・記録・表現の3つの目的がある。
スマホがコミュニケーションと記録のジャンルを奪った。
そらそうだ。スマホなら撮った写真をその場でコミュニケーションに使えるし
(何しろそれが一番得意なジャンルなのだ)
撮影した写真は位置情報とともに蓄積されていくから記録にもいい。
ほとんどの人はこの2つのためにカメラを使っているのである。
そしてカメラが趣味道楽のものに戻ったよう。
かつてデジカメは安くすれば多くの人が買ってくれた。
今は安ければ買うという人は激減した。
趣味道楽ものだから高くても買う人は残った。
とまあそういうことなのかと。
わたしは5D markIVより富士フイルムのX-T2が欲しい。
普段使いはオリンパスのOM-D。汎用性が高くて記録にも使える。
ちょっと凝った撮影にX-T2。こっちは表現用という感じか。
そんなことを考えてると仕事が進まないので
頭を切り換えて、
晋遊舎のムック用に猫写真の撮り方の記事を書いてメールする。
今週末のiPhone写真展(iPhoneケース展と一緒に開催される)に出品する写真にタイトルをつける。
→iPhone写真展
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