富士フイルムがX-pro1をお披露目する日。
場所は松濤ギャラリー。なんかこの業界がイケイケだったお90年代後半を思い出すようなセッティングでなんとも面映ゆいやらむずがゆいやら。
登場するのはX-pro1。
昨年秋に予告され、先日のCES/PMAで発表されたレンズ交換式のカメラ。
黒くて四角い男の道楽カメラシリーズの最上位モデル。
最初のレンズは3本の単焦点。これはよい。このカメラのターゲットをよくわかってる。
まあレンズがもうちょっと安いとなお良かったのだけどね。
シャッタースピードは軍艦部のダイヤル、絞りはレンズの絞り環。
レトロといえばそうなんだけど、露出をメカニカルなダイヤルでかっちり指定できるのは感覚的でいい。
惜しむらくはISO感度だなあ。これもダイヤルか、あるいはもっと感覚的にセットできればなおよかったのに。
今後、70-200mmとか標準ズームもロードマップにあるんだけど、やっぱ単焦点が似合うと思うのだな。
それにしても、GとXばかりでタイヘン。
パナが昨年秋にGX1。
キヤノンがCESでG1 X。3月に出るのはEOS-1D X
フジが今回X-pro1(さらにX10やX100やX-S1も)
である。ハイフンがはいったりはいらなかったりで、よほど業界に詳しい人じゃないとわけわかりません。
いっそのことニコンも、Nikon1 G1とX1をだしちゃおう。
オリンパスはPEN-GとPEN-Xだっ。
もうGとXと1とハイフンの洪水でわけわかんなくなっちゃえっw
……
てなこと思ってたら発表会も終わり、次の用件まで少し時間があるので、三井カメラマンとまもなく閉鎖される東急東横店東館の屋上を見学に。
いやあ、もう、昭和のママ放置されてましたよ屋上のプレイランド。しかもさりげなく終わりかけてるし。
屋上の奥に、東横稲荷神社発見。
三越もそうだったけど、昔のデパートって屋上に神社があったよね。
……
次の用件のため、都内某所の某社へ移動して某な某。
そのあと某懇親会に突入。
途中で辞去してそのまま松濤ギャラリーへ舞い戻り、受付で招待状を出すと、中はなんとも謎の空間を醸し出してて、どうやら業界関係者以外にいろいろと、聞くところによると、アパレル系、モデル、ブロガーなんかも呼んだようで、なんだか懐かしさすら覚える始末。90年代はこういうとこでいろいろとイベントがあって、いろいろと顔を出したもんです。
でもまあ正直、知った顔がまったくいなかったらどうしてくれようかと思ったくらい。
気持ちはわかるんだけどね。デジカメが普及して、そのせいで、実用品になっちゃって、それをもう一度「カメラというモノ」を再発見して、単なる実用品じゃなくて、趣味の逸品でもあるんだってことを再発見して欲しいという感じの。ミラーレスや高級コンパクトというジャンルをきっかけに。
まあそんな1日でありました。
この1〜2週間で今年のデジカメ界のトレンドが見えたのは大きな収穫。
3大トレンドはもちろん、GとXと1でありますな。
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