というわけで、今日の都会へ出かける予定は泣く泣くキャンセルする。食べたかったなあ。
まあしょうがない。
エイ出版のアウトドアデジタルの本にガーミンGPSの話を書いてメールする。4ページ。
続いて、アウトドアデジカメのページに取りかかるも、アップルからの発表が。
教育関連だから日本は関係ないかと思っていたし、まあ実際、そうなんだけれども、
なんと、論文や教科書をMacOSで書いてiBooksの電子書籍にしちゃうというツールが出たのだ。しかも無料。
→iBooks Author
いやはやなんとも、しれっとすごいものを出してくれました。
一応電子教科書作成用オーサリングツールではあるんだけど、もちろん一般的な電子書籍を作ることもできるわけで、
iWorks(つまりPagesやKeynote)の使い勝手で、チャプターやセクションに分かれた電子書籍を作り、iBooksの本棚にのせちゃえるのである。
iBooks Storeで売るにはハードルが高いけれども、とりあえずオリジナル電子書籍を作ってiPadで持ち歩くだけなら超簡単。
1)iBooksAuthorで電子書籍を作る。
目次は自動的に作ってくれるので、文書全体の構造を決め、埋めていくとよい。試しにascii.jpの猫連載のテキストを流し込み、写真をはめこんでみた。keynoteを使ったことあれば作業はとっても簡単。図版をどの大きさでどうおくか、悩むくらい。
2)これを見るだけなら、iPadをつなぎ、iBooks(最新バージョンにすること)を起動して、「プレビュー」をクリックすればOk。
3)ちゃんと書籍にしたいなら、「書き出し」からiBooks形式で書き出し、そのファイルを「iTunes」の「ブック」項目にドラッグ&ドロップで追加する。
4)iPadでiBooksを起動する。
iPad2の画面キャプチャ |
このコンセプトが今後どう発展していくか、楽しみ。やらかしてくれたなあ、アップル。
そうそう、この感覚、昔どっかで味わった……と思ったら、あれだ、その昔、ボイジャーから出てた「エキスパンドブックツールキット日本語版」。90年代にそういう電子書籍作成ツールがあったのである。わたしもいくつか作ってみて、雑誌の付録CD-ROMに収録してもらったりしたんだけれども、懐かしいなあ。
とりあえず暇をみつけて「世田谷古道散歩-自主制作版-」でもつくってみよっと。
4 件のコメント:
素早いレビューありがとうございます。
大変参考になりました。
「混沌の屋形船ぜんぶ」とか、「QTVR」とか、iBookで出版するのはどうでしょう。
私は見てみたいです。
Junさん
あ、iWebで作ってたコンテンツをiBooksにして残しとくというのは手かもw。
「世田谷古道散歩-自主制作版-」いいですね。iPadで読みながらに探索できそう。そうなるとiPadを買わねばならないのですが。
いぼじ_きれじさん
コメント遅れて申し訳ない。というわけで、iPad買いましょう。2でも3でも4でも、いずれ、買う価値はあるかと思います。
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