ビジネスメディア誠の「ちきりんと中田宏(前横浜市長)の対談」がすこぶる面白く、
→ちきりん×中田宏、政治家を殺したのは誰か
つい「政治家の殺し方」をワンクリックしてしまったのが何日前だったか、
それをさくっと読み終えた。
ぶっちゃけ、前横浜市長が市長時代を振り返り、市長が利権構造に手を入れるとどんな目に遭うかを具体的に暴いてくれた本。
市長や知事は直接投票で選ばれるので、その気になれば改革もしやすいし、成果も出しやすいから実はとても重要な選挙なのだ、という認識はあったんだけれども、
いざ本気で改革をしようとすると何が起きるのか。利権構造に関係する人(まあ何らかの便宜を得ている人のみならず、公務員を含む、今、公共の何かと関連して食べている人みんなといっていい)からどのような妨害にあい、マスコミはどんなにデタラメに足を引っ張るか、何しろ実体験なのであるからしてリアリティがある。おそろしや。
ちょうど橋下市長の改革がメディアの俎上に上っている時期だけに、読んでみるにはいいタイミングだと思う。
逆に、改革を叫びながら、それが一向に進まず、その人自身が旧体制に絡め取られてるように見えたら、裏ではこの本にあるようなことが起きてて、屈してしまったのかもしれない。
なんて思いつつ、
夕方からエイ出版でフリックの打ち合わせ。
今年のデジカメの話を延々とする。
まあとりあえず、面白いよ、と。室町時代から戦国時代にいたるような感じかなといったら、わけわからんと返された。
数年前までは、コンデジと一眼レフという2本の柱を中心に考えていればよかったんだけど、今は、スマホとコンデジとミラーレスと一眼レフがあって、それぞれ下から上まできれいに並んでるかというと、そうではなく、従来のジャンル分けに納まらないカメラがではじめてて、たいへん面白いのだ。
CP+まであと1週間ちょっとですな。
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