まあJリーグに興味ない人は何が何だかだろうが、
J1からJ2に昇格するのは3チームあり、
1位と2位は自動昇格、残り1枠を3〜6位の4チームで争うという
おそろしい仕組みになったのが2012年で、
リーグ戦6位だった大分トリニータがプレイオフを制して
J1へ昇格し、1年でまたJ2に戻っていくのであった、
さあ2013年はどうなるか、
プレイオフ決勝に進出したのは
リーグ戦3位の京都サンガと、4位の徳島ヴォルティス。
この試合を昨年に引き続き、国立競技場へ観戦にいったのですな。
徳島と京都の試合で2万人越え。
もっとも、集まったのは徳島と京都のサポーターだけじゃない。
わたしは名古屋だし、妻は広島だし、
前の列にいたふたりは栃木の観戦用座布団を敷いてたし、
友人がふたりどっかで観戦してたんだけど
ひとりは神戸サポ、もうひとりは東京サポである。
途中、広島サポも見つけた(昨日鹿島戦を観戦に来て優勝の余韻に浸り、
翌日プレイオフを見て広島へ戻るという旅程なのだろう)。
つまり、プレイオフ決勝ならではの緊迫感を楽しみにした
サッカーファンが大勢訪れるのがこのJ2プレイオフなのだ。
だからバックスタンドやメインスタンドは普段着姿のサッカーファンが目立つ。
そういえば国立競技場も建て替えられちゃうわけで、
記念にこんな写真もとっといた。
国立競技場はオリンピックスタジアムであり、
記念のプレートがあり、両脇には東京オリンピックの優勝者が刻まれているのだ。
こういうの、どうするんだろう?
現行国立競技場観戦は最後になるかもしれないので
席についたらもちろんシータ。
フィールドも聖火台も写っております。これは楽しい。
パノラマはこちら→全天球画像 | RICOH THETA
15時半キックオフ。
パス回しを軸にポゼッションサッカーを標榜する京都サンガと
がっちり守ってカウンターを得意とする徳島ヴォルティス。
心情的には徳島応援。
大塚製薬のチームがベースだけど、J1になったらジャストシステムもスポンサードしないかな、背中に「一太郎」とか「ATOK」って書いてくれないかなと思ってるからではなく(いや、そうなったら面白いなとは思うけど)
徳島のエースストライカー津田と、DFの千代反田はグランパスから移籍した選手だから心情的に馴染みがあるのだ。
試合は予想通り京都主導ではじまる。
一見、昨年の攻める千葉、守る大分って構図に似てるけど、
試合のレベルは京都vs徳島の方が高くて面白い。
徳島は動きが固くてやばい感じなんだけど、
京都もボールは回すものの、山瀬と工藤が動き回ってるわりに
まわりとの連動が今ひとつで、なかなかいいシュートに持ち込めない。
徳島の方が京都のやり口をわかっててうまく防いでる。
前半は0-0で折り返すパターンかなと思ってたら、
セットプレーは怖かった。千代反田が強烈なヘッド、ボールはキーパーの手を弾いてゴールへ。
たまたまStylus 1で連写してたので、グーグルさまにアニメーションにしていただきましたです。
Stylus 1。コンデジでこれだけ撮れればよいわ。 |
さらに、京都が前掛かりになったところで
きれいなカウンターが炸裂、
津田がトゥキック(と当人が夜の番組で言ってた)でパーフェクトなダイレクトシュートで2点目。
夜のテレビ番組で、落ち着いて決めましたね、といわれてたけど、ちょっと違うと思う。
落ち着いてたというより、集中力がピークに達して最大に研ぎ澄まされ、。
ボールをどう蹴ってどこに飛ばすかという一点以外は他は何も見えてないという迫力だった。見てる方も息を呑んだもの。
後半、フリーのシュートをおもいきしはずしてたけどあっちは集中力が少し欠けてた感があった。たぶん、2点リードしてた分、少し余裕があったからじゃないかと。
後半立ち上がりは徳島の方が動きが良く何度か京都ゴール前に迫ったがフィニッシュがダメで点にならず。
というわけで
徳島がJ1昇格を決めたのでありました。
昨年同様、ボールポゼッションに勝るチームをカウンターが得意なチームが破った形になったのだけど、
試合自体は昨年よりずっと面白く、この試合を見る限り、徳島の方が強かった。
京都は何度かいい形で攻めたのに、
速いフィニッシュに持ち込めず相手にブロック作られちゃうこと多数。
結局、リーグ戦終盤から抱えてた
いくらボールを回しても、点を取れない病が
尾を引いた感じだったかねえ。
そんなわけで、信濃町駅まで歩き、
EX-10 |
新宿へ立ち寄り、
妻の人がどうしても火曜日のJリーグアウォーズを録画して見たい、
というので(まあ広島優勝しちゃったしな)
ヨドバシに寄って急遽、BDレコーダーを買い、
持ち帰り、
うちのテレビ古いからHDMI端子が足りない〜と嘆きつつ
あれこれ結線してなんとか使えるようにし、
それからGM1のレビューを仕上げてメールして明け方にやっと就寝。
0 件のコメント:
コメントを投稿