定員30人とはいえ、
有料イベントなのに告知から1日持たずに満杯になったという
いったいどこで知って申し込んだのか
おそろしやである。
って他人事のようにいってるけど、
取材や一般参加ではなく、登壇者のひとりなので、
そのために
Keynoteを使って朝からプレゼン資料作り。
テキストや図をいれつつ
昔作ったQTVRやCubicVR、さらにTHETAパノラマから
厳選してMBA13にツッコミ、
なんとKeynoteにQTVRを埋め込めないということが判明し
(なんてこった)
動画は別途デスクトップを切り替えて上映。
複数のデスクトップを持てるって便利だわ。
ただキーノートってスライドショーモード時は
デスクトップの切替ができないのね。ひどい。
ともあれ17時過ぎに現地入り。
なんとリコーの人も10人以上が参加。
プロダクトリーダーのシータ開発物語からはじまり、
シータがどう開発されたかをプロトタイプをまじえて紹介し、
そののち、
わたしと明治大学の福地さんといしたにさん&コグレさんが
順番に簡単にプレゼン。
わたしは過去に作ったコンテンツをベースに、
ベアトが撮った江戸末期のパノラマから
パノラマカメラ、
QTVR、CubicVRを経てTHETAへ至る歴史を簡単に振り返る。
福地さんはさすがメディアを研究している方だけあって
THETAを使って、なんとなく感じていたんだけどうまく説明できない
面白さを
サンプルを使って、しっかり言語化してくださって
すげー勉強になりました。
その様子は……えっとわたしもずっと壇上にいたので撮れておりません。
まあ、一脚にTHETAを付けて撮ったのがこんな感じ。
これ、シータを持ってる人〜といって手を上げてもらった瞬間をシータ。
THETAファンミーティングという手探りの小さなイベントなので
いったいどんな人がくるのかさっぱりわからなかったのだけど
半分以上はシータをお持ちの方でありました。
わはははは。
iPhoneでWi-Fi見ると「THETA〜」ってのが10個も並んで
「わたしのシータはどれだ!」と頭抱えるレベル(笑)。
その後、
リコーの女性によるシータのデモ……
シータマニアな客の前で初心者向けデモをするというある種のプレイが繰り広げられました。
これ、実は彼女の右後ろにいるわたしが撮影してたとは思えないでしょ。
シータならではの超絶アングルであります。
その模様のパノラマはこちら→全天球画像 | RICOH THETA
その後、
リコーへのQ&A大会。Q&Aというよりは「要望を伝えて答えてもらう」コーナーで
誰もが必要とする基本的な要望については
(ファーストビューを指定させてくれ、ブログにエンベッドさせてくれなどなど)
花見には間に合うよう、実装する予定というお言葉。
こういうのって、ロードマップが大事なのだよね。
これこれこうアップデートする予定があります、というのを
公表しておくだけで、ユーザーは安心できるし、
売りっぱなしではないんだと印象づけられる。
ついでに
ベータ版配布もして欲しいくらい。
シータの性格上、
製造業の堅実さより、ネット企業のスピード感が要求されるということです。
で、まあこういうコアな人たちが集まるイベントでは普通なのだけど
(こういうのに顔を出すのは久しぶりなので、すげー懐かしい感覚だった)
何人か、「デモをしたい」人がいて、
パソコンやら機材を持ち込んでいて、
最後はそういう人たちの時間。
これが面白い。
一番衝撃的だったのが
Oculus Rift。
これを持ち込んでる人がふたりもいた(笑)。
これ、最近巷で話題のヘッドマウントディスプレイなんだけど
中にセンサーを持ってて、顔を傾けると映像も連動するのだ。
上を向くと上、右を向くと右の映像を3Dで見られる。
→Oculus Rift - Virtual Reality Headset for 3D Gaming | Oculus VR
→さらば現実!VRヘッドセット『オキュラスリフト(Oculus Rift)』がすごそう - NAVER まとめ
THETAで撮った全球画像をこれで見ると、
すげー。脳がクラクラする。
目からの情報と身体が持ってる情報が脳内で混乱する感覚が面白いのだ。
モーターショーで撮影したコンパニオンとブースの様子をいくつか見せて貰ったけど
自分がモーターショーの会場にいるように目には見えるけど、
直前までの記憶は、今いるのはファンミーティングの会場だってのをわかってて
でも身体はつい見えているものに反応しそうになるという
脳混乱。
さらに、
Oculus Riftについてた3Dジェットコースターのデモ映像がとんでもない。
立ったままこれ見ると、
身体が映像に反応して倒れます。
頭が必死に「これは映像だ」と訴えてるのに、
身体は落ちていくジェットコースターに対して身構えちゃうという
あれはやばかった。
いやあ、脳って面白いわ。
理性的には自分がいる場所がどこかわかってるのに
視覚情報だけであんなに身体が混乱して反応しちゃうんだもの。
わかっててもつい足を開いて踏ん張っちゃうし、わかってても
後ろに倒れそうになります。
危険です。
いやあ面白かった。
他にもシータに電飾つけてる建築家の先生とか
(飾りではなく、模型の中を撮るとき、照明にするためらしい)
シータ関連のアプリ作ってるモバイルハッカーズの人とか。
→RICOH THETA HACKS! - 360度全天球カメラ RICOH THETAを徹底的にいじくりまわす! - MobileHackerz
さらに、
Oh!Xの頃から読んでましたというありがたい方がいらしたり
なぜかわたしと同じ年同じ大学同じ学科(でも入学年度は1年、卒業年度は2年違いました……ってなんなんだそれ(笑))の人とお会いしたり
なんとも楽しい夜でありました。
一度にいろんな人とお会いすると誰が誰だったかすぐわからなくなるので
(すみません、そういうの不得手でした)
先にあやまっておきます。
そうそう、
今回使ったリコーの超短焦点プロジェクターがすげー。
→RICOH PJ WX4141N / プロジェクター | リコー
壁から11.7cmほどの距離で、壁面にちゃんと投影してくれるのだ。
プロジェクターとスクリーンの距離をギリギリまで詰められるので
スペースをめちゃ有効に使える。
面白い代物でしたよ。
シータで撮った絵から切り出したので粗いけど、これです。
事務機器にしておくのはもったいない、クリエイティブ系で買う人はいっぱいいるはず
という話を最後にしておりました。
いやあ面白かった。次回もやりたいですねえ。
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