最近よく働いてたので久々に昼まで寝て、
午後は少し買い物に行って、
(クイーンズ伊勢丹砧店が閉店するので行っておきたかったのだ)
夜はD7100のレビューを書くのだが、下書きだけ書いてダウン。
まあそんなもんです。金曜日だし。
これで終わるのもナンなのでデジカメの話。
春のコンデジが一通り出そろった感があるけれども、
例年とは違った傾向が3つほど見られたのでメモ。
1:画素数がさりげなく減ってる
→混沌の屋形風呂: コンデジの画素数がさりげなく減ってる件
2:ラインナップがさりげなく減ってる
まあこれは予想されたことであって、各社ともスマホ(何しろiPhoneのカメラはよく撮れるもの)との競合によって普及型コンデジは売れなくなってきてるので、ラインナップを絞るのもむべなるかなな。
3:タッチパネル搭載コンデジが激減してる
これは意外に気づかれてないのだけどよく見ると激減してるのだ。
キヤノンは昨年まで主力IXYをフルタッチパネルに移行しつつあったのだが、今年のIXYはどれもタッチパネル非搭載。
ソニーも同様に主力Cyber-shotのフルタッチパネル化を進めていたのだが、今年のCyber-shotは防水スリムモデル以外はタッチパネル非搭載。
富士フイルムはここ数年フルタッチパネルだったFinePix Zシリーズが非タッチパネルモデルになり、ボタン操作に回帰した。
パナソニックも一時期タッチパネル搭載モデルを必ず入れてたのだが今年はなし。
いやあ面白い現象であります。
なぜiPhoneをはじめとするスマホが普及したとき、コンデジはタッチパネルを止めたのか。
理由は知らないけど、たぶん、こんな感じなんじゃないかと思っております。
人々がスマホでタッチパネル操作に慣れた→コンデジにもスマホと同じレベルの快適なタッチパネル操作を要求される→スマホと同レベルのタッチパネルUIを搭載するには開発コストもかかるしCPUパワーも必要となる→価格が上がる→でも安くないと買ってもらえない→それは無理→あ、タッチパネルを止めちゃえばいいじゃん←イマココ
つまり、ユーザーが要求する価格でiPhoneに慣れたユーザーを満足させるタッチパネルUIコンデジを作るのは難しいということかと。現実的に考えれば、フルオートメインで使う一般的なユーザーにとってフルタッチパネルである必然性って……ないわけで。
個人的には「タッチパネル時代のコンデジはこれだ」的挑戦をして欲しいのだけれども、今のご時世、無理はいえませぬ。
でもタッチAFだけは使いたいのでそれだけはなんとかならんかな。
普及型コンデジはこんな感じだけど、ハイエンド機は妙に充実してきてて、先日新製品を発表したニコンもAPS-Cサイズセンサーを入れた28mm単焦点のCOOLPIX Aを出してきたし、COOLPIX P3xxシリーズも従来の1/2.3インチセンサーから1/1.7インチセンサーに上げてきたしで、昨年秋の各種ハイエンドコンデジや富士フイルムのX20なんかと合わせると、カメラ好きには嬉しい傾向ではあったりします。
まあ、タッチパネル+チルト式モニタ+テレ端でも明るいレンズ+テレ端でも寄れるマクロ……というわたしが欲するスペックを満たしたカメラはまだXZ-2しかないんだけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿