2013/03/01

「鉄道少女漫画」おもしれー

3月になったようですな。おそろしや。
日本カメラ小冊子の足りなかった図版を作ってメールしてこれで一段落。
続いて頼まれてた連載の企画概要みたいなのを作ってメール。
続いて家電批評別冊かなんかのミラーレス一眼のムックを出すとかでそれの原稿を途中まで書いたけどダウンした。
さすがに疲れてきたらしい。

で、仕事の合間にAmazonから届いた「鉄道少女漫画」読む。
いかん。わたしのツボにもはまってしもた。

1話目からニタニタしてる始末。
小田急好きなら必読。表紙からして小田急だし。
うちは小田急沿線なのでもうよけいヤバイ。
1話目からしてロマンスカーだし。
2話目は箱根登山鉄道のイリューダ駅(まあ小田急の一部みたいなもんだし)。
3話目は厚木。
……考えてみたら、小田急漫画どころか、神奈川県内限定なのがまたローカルでおもしろいわ。下北沢も成城学園もすっとばして、多摩川も越えて、ほぼ厚木以遠みたいな。
こんな調子で、7本の短編集。
最初、タイトル見たとき、鉄子が主人公の漫画かと思いきや、
全然違ってて、鉄道にまつわる少女の話なのだけど、
たいてい恋愛が絡んでいるのだけど、
じゃあ鉄道は単なる舞台なのかというと、そうではなく、
鉄道がいい感じにマニアックに扱われてて、
適度に展開が飛んだり跳ねたりするのも心地よく、
なんかね、その雰囲気がよいのですよ。
なぜこれを急に読んだのかというと、アレです、
山田胡瓜氏がこれがツボとTwitterでつぶやいていたのですな。
で、読んでみたくなったと。
よい漫画でした。
彼がいうとおり、ある程度耽美さも兼ね備えてるし。

きれいに完結した短編集なのだけど、そこからのスピンアウトとかいう本も出てるようなので注文してみた。

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