晩ご飯は18時半に中目黒のお店予約済み。
……ということからわかるとおり、
天王洲アイルから中目黒まで……つまり目黒川のほぼ河口から上流まで、山手線の駅的には品川→大崎→五反田→恵比寿→目黒という感じで、川沿いにてくてくとほとほと桜を愛でながら歩く1日なのでありました。
ああ面白かった。
用意したカメラはOM-DとD600。
D600には一世代前のレンズを2本。
広角用のAi AF Nikkor 20mm f/2.8DとAi AF Nikkor 50mm f/1.4D 。
50mmは新型がちょっと前に出たけど買い換えてないので古い方。
50mm F1.8はAF-S Nikkorを持ってて最近はもっぱらそっちを使ってるのだけど、久々に古いのを引っ張り出してみたのだ。
Ai AFニッコール2本だけというかなんというか、
それ以外の焦点距離はOM-Dでまかなえばいいやというそんな感じで。
今回はすべてD600で撮った写真。
まずは天王洲アイル駅前の公園から。
天候がイマイチよくないのでグラウンドの緑を背景にして色味を出してみた。
50mm F1.4 |
AF-SレンズじゃないのでAF速度がまああれだったけどなんとかなるもんです。
50mm F1.4。DXモード。 |
50mm F1.4。目黒川脇の公園で恐竜と桜。 |
大崎あたりも川沿いの歩行者道が充実してて桜も多くて賑わってるのだけどここではOM-Dでしか撮ってないので割愛。
五反田に辿り着いて山手線と桜。
50mm F1.4。山手線と桜。 |
桜の季節になるとこぞって花を見に出てくるのって、
桜が典型的な「期間限定モノ」だからじゃないかね。
いや逆に、日本人は「期間限定モノに弱い」とよくいわれるけど、
それは日本という国において桜を代表とする季節の風物詩がまさしく「期間限定」の最たるものであり、期間限定モノを大事にしなければならないという慣習が根強く残ってるからじゃないか、つまり日本人が「期間限定モノ」に弱くなったのは、桜のせいではあるまいか。
そんなどーでもいい勝手なことを歩きながらふと思ったりしております。
五反田で昼食。
さらに川沿いを散歩。ちらほらと、目黒川を行き来する船と出会う。
カメラを向けるとみな反射的に手を振ってくれるのが面白い。
花見用に船が出てるんだろうなあ。来年はそれもいいかも。
隅田川を船で、ってのもいいけど、目黒川の方が狭い分、楽しいかもしれないとは思う。
50mmF1.4。目黒川とボート。 |
みな桜を観つつ撮影しつつ楽しげに歩いてるわけだが、職業柄気になるのが彼ら彼女らが手にしているカメラ。
圧倒的にiPhoneが多いのは当然として(ケータイ系の人はほとんどがiPhoneで残りがAndroidとガラケーって感じ)、コンデジは以前に比べると減ってる。高倍率のデカいコンデジは年配の人に多い。カシオ、IXY、PanasonicのLXなんかを見かけた。
珍しいところでは、フジのX100(それも女子)か。
ミラーレス機は一通り。
ソニーのNEX、パナのGFやG3、オリのPEN。OM-Dは複数見かけた。けっこう人気。
面白いところではペンタックスのK01。ひとりだけ見かけた。
総じて一般的な観光地より、カメラのハイエンド率は高く、
GFやPENよりOM-Dがよく目に付いたわけである。
一眼レフはやはりニコンとキヤノンがほとんどなのだけど、ペンタックスのK-r(まあ、Kのエントリーモデル)は3人ほど見かけた。黄色かったり白かったりするので目に付くのだ。
50mmF1.4。 |
桜もすごいけど人もすごい。拡大するとわかるけど橋の上には人がびっしり。
50mmF1.4。太鼓橋から目黒新橋をのぞむ。 |
中目黒についたのが夕方で、時間が余ったのでお茶でもしようとしたけど(歩き疲れてたし)、何しろ花見客で溢れてるので入れそうな店がない。
山手通りから1本西へ入ったところに小さくて昭和な店をみつけてひとごこち。
晩ご飯を食べたら夜桜の時間。
でも、目黒川の桜ってライトアップなどはされないので撮るのはなかなか難しい。
今回はD600にマンフロットのポケット三脚をつけていったので、それを活用。
橋の手すりにこいつをのっけて角度を調整してやればいいのだ。
20mmもこのときのためにもってきたようなもので。
20mmF2.8。1/3秒。 |
てな調子で遊んでたら22時。Movesによると18,964歩歩いたのでありました。10km以上です。
いやあ疲れたはずだ。
Moves |
こんな風に歩いたのだった |
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