1時間余裕を見て家を出たものの、
駅に着いたら、車が踏みきりで立ち往生したとかで小田急が止まってて、
ホームで30分ほど待たされ、徐行徐行で新宿へ辿り着き、
友だちと合流して3人で東京湾埋め立て地方面へ。
辰巳から吹雪状の雪を全身で浴びながら橋を渡り
気分は「八甲田山」。頭の中になるのは「雪の進軍」。
めざすは
対岸の高層マンション53Fである。
橋を渡ったはいいけど、似たような高層マンションが建ち並び、
マンション名の書いてあるプレートは雪に埋もれ、
なんとか辿り着いてパーティールームを呼び出し、
53Fへ向かう。
足跡一つない雪原と高級マンションのギャップがたまらん。
こんな天候の中わざわざ遊びに行くなんて酔狂なヤツはアホだ。
と思いながら
会場へ辿り着くと、そんなアホな大人が何10人とおりました(笑)。
酔狂すぎます。
そこは、東京スリバチ学会系の懇親会で、
老若男女が……いやさすがにこの天候なので
平均年齢は下がっておりましたが、
いやはや、賑やかで、
45年ぶりとかいう大雪と
暖かな高層マンションというギャップが
映画のようで、いや映画ならここで何かサスペンスな展開が期待されるのであるが、
もちろんそんなことはなく、
夜景がきれいというその部屋から見えるのは猛烈な勢いで舞う雪だけで、
集まっているのはマニアックな人々ばかりなので
いろんな人とマニアックな話をして盛り上がり、
マニアパレルな人から、マニアックなエレベーター手ぬぐいを買ったりして
過ごしたのでありました。
帰りは雪も少しおさまり、
電車も遅れてはいたもののそれなりに動いており、
平和裡に帰宅したのでありました。
いやあ、相変わらず雪の中を歩くと疲れるけど、
いろんな意味で面白かったわー。
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