天気が悪いのをいいことに大掃除の日。
いろいろと懐かしいものが発掘されたので
FBに公開して遊ぶ。
この1年ですっかり変わったことその1がSNS。
メインのSNSがTwitterからFaceBookに移行したのが2014年。
今でもTwitterは使ってるけど、
サッカー実況系とか地震速報系とかを覗くと、
メインのやりとりはFaceBookになってしまったわけで、
こちらの方が特定の人とやりとりしたりスレッドで会話できるのがよい。
メッセージもすっかりFaceBookのメッセンジャーがメインに。
FaceBookのアカウントはTwitterと同様にogikubokeiであります。
FaceBookはリアルに会ったことある人か、
日常的にネット上でやりとりしてて誰だか想起できる人以外の
友だち申請はうけつけてないのでさほど友だちの数は多くありませんが、
ほとんどの投稿は「公開」ステータスなのでよろしければ覗いてみてください。
→荻窪 圭
FaceBookにはいろんなクラスタの友だちがいるわけで、
カメラクラスタ、Macクラスタ、パソ通時代の旧知クラスタなどなどでありますが、
今年増えてきたのが街歩きクラスタ。
2013年、はじめて「東京スリバチ学会」のフィールドワークに参加し、
その過程で新潮社の方に「東京古道散歩講座しませんか?」と声をかけていただき、
月に一度の「東京古道散歩」講座をはじめたのが2014年。
いやあ
フリーのライターになって以来いろんなジャンルの原稿を書いてきたし、
時には講師みたいなことしたりもしたけど、
デジタルとはまったく関係ないジャンルで講師とは
世の中何がどうなるかわからんもんである。
これが面白い。
おかげで街歩き系のいろんな好事家のともだちがぐっと増えた。
暗渠系、城址系、団地系、地形系、地盤系、地図系、マンホール系……etcetc
それぞれマニアックなので会話が弾むのである。
しかも妙なところで。
都会のど真ん中で怪しい大人たちがマンホールを囲んであれこれ談議してる姿ってヘンすぎて面白い。
この仲間たちとよく各地を歩いて回った1年だったといってよい。
東京古道散歩講座の講師自体は準備が大変。
ルートを考えて、下見をする。
下見しなきゃいけない理由はひとつ。
わたし自身、そこを歩いたことがないからだ(笑)。
だって「東京古道散歩」を書いたときも、その後の本を書いたときも
わたし自身は自転車で探索してたんだもの。
そのせいで徒歩だと2時間半でどのくらい歩けるか、見当がつかないのだ。
もうひとつ、古道って、歩くだけだと単なる田舎道にすぎないので
ある程度資料を用意して説明しながらじゃないと面白くない。
想像力が必要なのだ。
江戸時代の五街道のようなメジャーな街道は無視してるので、
よけいそうなのですな。
秋の祖師ヶ谷大蔵から喜多見経由で和泉多摩川まで歩いた道は面白いといってもらえたのでうれしい。
ただ、マネタイズは全然できてません。わははは。何とかしなきゃ。
どこまでネタが続くのかわからないけど、
2015年もやりますのでよろしくお願いします。
→講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社
ちなみに「古道研究家」という肩書きになってるけど、
そこは笑い飛ばしてよいところです。
そうそう、来年のために「歴史手帳」買っちゃいました。
タモリ倶楽部見てたら、歴史手帳が紹介されててそれが面白そうだったので。
これ、手帳なのは前半半分だけで、後半は資料集なのだ。
元号と西暦の対象表とか、変体仮名の表とか、神社仏閣の建物の読み方とか、
歴史散歩に便利な情報が詰まってるのでそれが欲しかったのである。
これ、iOSのアプリにならないかなあ。
いっそのこと、バラしてスキャンしてevernoteにつっこんじゃおうかなあ。
そんなこと考えております。
さらに、iPhone 6 PlusかiPad miniと、iOSアプリの東京時層地図とFieldAccessがあれば最高に便利。歴史散歩で必須のアプリ紹介コーナーとかどっか書かせてくれないかな。
2014年を通して遊んだものをもうひとつあげるとすれば、
THETAですな。THETAに一脚をつけて杖のようについて街歩きをし、
面白そうなところへいってはTHETAしてました。
これやっぱ面白いわ。
先鋭的でユニークな作品を作るための、新しいカメラというのはけっこうあるけど、
(特にドローン系がそうですな)
THETAは日常の中で使える。そこが素晴らしい。
GoProのようなアクションカムもアクティブな人の日常に溶け込んでる。
大事なのはそこです。
ともあれ、収入は減ったけど、面白い1年でありましたことよ。
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