2015/02/28

猫を撮ってた日

次の猫連載のネタにすべく、
比較的近所に住んでるK夫妻のおうちへ猫を撮りに行った日。
自転車に機材を乗せて走り、ひたすら這いつくばって猫を撮るという苛酷な仕事。


1月の東京古道散歩に来てくれた夫妻で、
近所に住んでてなおかつ猫を飼ってるということで
猫の写真を撮らせてくださいとお願いしてたのだ。

そこのおうちにあった、
擂り鉢状の猫爪研ぎ兼猫ベッド。
気に入ったので、その場でAmazonで注文してしまう。
こんなやつ。
これ、見ての通りまん丸くて、内側が段ボール製爪研ぎでできてて中央が擂り鉢状に窪んでて、猫がくるんと丸くなっておさまるのだ。

うちのかふかや大五郎はこれで遊んでくれるか!
楽しみ。

夜はアサヒカメラにPowershot N2のレビューを書いてメール。


2015/02/27

苛酷な一日

眠い目をこすって10時に葛西臨海公園。
ITMediaの苛酷なお仕事。
カシオのFR10。
FR10ならやっぱモデルさんを用意して自撮りしまくって貰うのが時節柄よいんじゃないでしょか、という適当な案が通り、
オスカーの美女ふたりにカシオのFR10を使ってあれこれ遊んでもらう。
そのために自撮り棒(ベルボンのコールマンコラボモデル→ベルボン株式会社 CVSS-6)とか、一脚とかミニ三脚とかいろいろ用意していったのだ。

いやあ、当初はこっちで用意した小道具を使って「こんな感じでよろしく」と
細かく指示しながら進めるつもりだったのだけど、
ふたりが楽しんでくれたおかげで、
ほとんどおまかせ。こっちは小道具を出して「今度はこれ使ってみて」というだけ。
ふたりが楽しそうに遊んでる姿を見逃さずに撮らなきゃいけないので
楽をしてたわけじゃないんだが、
まあこんなでしたよ。
左が石川彩夏さん、右が加藤美穂さん
CVSS-6、なかなかよいですな。

15時過ぎに撮影終了。
その足でITMedia編集部へ。

夜は、ITMediaの誠ブログブロガーメインのブロガーミーティング的な集まりがあって、
そこでブロガーにおくるプロフィール写真の撮り方や作り方的講座をやったのだ。
だからMacbookAirもバッグにはいっていたわけで、重かったー。

寝不足で半分死んでたけど(まあ、遅くまでプレゼン資料を作ってたわけで)、
なんとか終了。
Keynoteさまさまです。

MacBook AirをHDMIでプロジェクターにつないであれこれしゃべり
後半はiPhone 6 PlusをHDMIでプロジェクターにつないでSnapSeedを使ったレタッチの実演。
iPhoneの画面を直接プロジェクターに出せるって便利だしライブ感があって楽しいわ。

懇親会でおいしい中華料理を食って帰宅してばたん。


2015/02/26

「東京古道散歩」講座やりますですよ


4月からも「東京古道散歩」やります。
今回は、東京ではないけど、まあ武蔵国だったことで、枡形山城周辺、
それから王子から岩淵方面へ岩槻街道、
洗足池から古代東海道を大井の井へ、
というルートを作ってみました。
興味ある方はぜひお申し込みを。
講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社


で、今日は3月7日の「東京古道散歩」下見をすべく、
多摩川駅から新田方面へ。
多摩川駅って名前、わかりづらいよねえ。多摩川ってすげー長いし。
元「多摩川園駅」。
多摩川台駅とかにしてもよかったのに。
まあ、丸子橋の最寄り駅であります。
晴れてたら多摩川浅間神社から富士山が見えるかもしれないけど、
わたしは一度もここから富士山を望めたことがないんだよなあ。
晴れてても遠くがもやってたりするし。
ちなみに今日は雨が降る寒い日でありました。とほほ。

途中、光明寺へ。住職さんを捕まえてあれこれ話を伺う。
予想以上に面白い歴史が詰まってて、すごい。
まさか石田三成が!

そんなわけで、3月7日はよろしくお願いします。

帰宅後、ascii.jpに猫連載を書いてメール。
さらに、明日の夜、ITMediaでプロフィール写真の撮り方講座的なのをやるので
そのためのプレゼン資料を延々と作る。
眠い。

2015/02/25

例年2月終わりはひと冬きますな←そんな印象

某県某所まで出かけて某社で某な某。
ついでにちょいと作例を撮って帰宅。
だがしかし、曇天で寒かったー。
寝る前にちょっとあれこれ作業。


2015/02/23

OLYMPUS AIRのレビューを書く

OLYMPUS AIRのレビューを書こうとしたら
ちょいと足りないカットがあったので近所でブツ撮りなぞ。
いやあ、こういうミニマムカメラって、ポケット三脚が似合いますな。
今にも歩きそうな。


今、オリンパスからAIRをお借りしてあれこれ遊んでいるのだが、
これ、
キットのこの薄型パンケーキズームより
パナソニックのXシリーズの電動ズームか
パナソニックのパンケーキな標準ズームの方がいいかも。
パナのレンズは「手ブレ補正内蔵」してるから。
うちにあるパナの手ブレ補正内蔵レンズをつけてみたら、
ちゃんと補正効いたので大丈夫でしょう。
これとかも。
これで350mm相当とかもう楽しすぎる
オリンパスの魚眼ボディキャップレンズも必携。薄くて小さくてパンフォーカスでAIR向き。

詳しくはITMediaのレビューで。
なんとか書き上げてメールしたので近いうちに掲載されます。

ソニーのQX1よりいいのは、レンズが細くて軽くて小さくて安くて揃ってること。
あとは「オープンプラットフォーム」なので、ガジェット好きの好事家さんたちが
なんか面白いものを作ってくれるとよいなあ←他力本願

で、マイクロフォーサーズのラインナップ見てて思ったのだけど、
手頃な広角単焦点がない!
オリンパスの12mmF2だと大きさもお値段もぐっとあがっちゃうし。
12mmF2.8くらいの小さなレンズでないかしら。
パナソニックの14mmもいつのまにかディスコンになってるし。
8mmF4くらいでも可←魚眼じゃないやつ

2015/02/22

マンガ読みながら働く日

ITMediaのスマホ6モデルカメラ性能比較の記事をやっとこさ仕上げてメール。
作例がたくさんあったりスクリーンショット撮りそびれてる機種があったりしてつかれた。

Andoroidのスクリーンショットって原則として「音量下+電源」の同時押しなのだけど、
最近、電源ボタンがサイドにある端末が多くて、
「電源-音量キー」と並んでたり「音量キー-電源」だったり左右に分かれてたりでもう
何がなんだか状態です。まあ何機種も揃えてスクリーンショット撮りまくる人はそういないだろうけど。

そうそう、2月って何かと新刊が多くて
仕事から逃避する先に困らなくてうれしいっす。
「プリニウス」の2巻とか「テラフォーマーズ」とか「天智と天武」の新刊とか。
いやあ、天智と天武がもう超展開でアレですよ。
天智と天武がああなっちゃうのはともかくとして、
中臣氏をどう処理するつもりなんでしょう。

ちなみにプリニウスだけは紙の書籍で買っております。1巻を本で買っちゃったからかも。

テラ・フォーマーズはきっちり1巻分、電子版が遅いってのはなんとかならないかなあ。

そういえば、10巻まで電子化したまま音沙汰なかった「宗像教授異考録」の11〜15巻電子版が出てるのに気づいてそっちも。
宗像教授異考録は星野之宣の古代史系伝奇マンガ。
iPadで読んでると、ついつい作品内に出てきた事件や人名をその場でググっちゃえて素晴らしい。しかもけっこう元ネタは史実だったり、そういう仮説があったりして
ああ、こういうネタをここまで膨らませられるのはすごいなあと感心することしきり。
古代史ものとしては出色の面白さなり。

……仕事しないでマンガばっか読んでたのかといわれるとちょっとアレだが
まあアレかもしれない。


2015/02/21

望遠レンズとレビュー用カメラを持って梅まつり

ちょいと作例も足りないし、晴れたしで、
作例用デジカメを携えつつ、
カメラスリングをつけたE-M1+テレコン付40-150mmを抱えて自転車で梅ヶ丘へ。
狙いは、梅よりもメジロ。



ちょっと遠かったなあ、メジロ。陽射しも午後っぽくなってしまったが、まあ梅まつりはいつもこんなもんです。


2015/02/20

カメラスリングと田無なおきち

cp+で杉山さくらさんを捕まえ、
お願いしたカメラスリングが届いたのでさっそくつけてみる。

いやあ、華やかですよ。

これ、布がポイントで、すっごく軽くて薄くて幅の広い生地を使ってるので
カメラをふわっとつつめるし、
首からぶら下げたとき、首への負担がすごく少ない。
カメラが軽く感じる。
いろんなストラップを使ってみたけど、これが一番かろやか。
いやあ面白い。
面白いので一番よく使うE-M1に装着。

午前は「東京人」編集者と打ち合わせ。
2年ぶりに東京人に原稿書くですよ。
夕方からは田無のなおきちへ。
ともだちが月一の軽いイベント「ゆるりアワー」をやってるので
遊びにいったのだ。
小さな店内は満員(といっても20人くらいが限度の店だが)。

毎回ゲストをひとり呼んでそれに応じたトークショーなりなんなりを楽しむという趣向。

6月にはわたしも出るそうですよ。

田無といえば田無神社。

武蔵野台地は水田に適さない土地で井戸も深く掘らねばならなかったため、
本格的に開拓されたのは、用水路が整備されはじめた江戸時代以降。
それ以前の集落は自然河川沿いに僅かにあったにすぎないわけで、
貴重なのですよ。
で、田無神社は旧田無市では唯一鎌倉時代に遡る古社で(たぶん)、
かつては現在地(青梅街道沿い)より900m近く北の「谷戸」の「宮山」にあり、
じょうどのだいごんげんしゃ(尉殿大権現社)といった。
水の神様というから、当時、このあたりは水に乏しかったことが忍ばれる。

やがて、江戸時代になり、青梅街道が敷かれ、街道沿いに集落を持ってきて宿場にしたいという幕府の以降が働いたんでしょうなあ。

田無神社のあたり、以前自転車で走ったことあるけど、とにかくいろんな街道が交錯しててややこしい。
青梅街道新青梅街道所沢街道富士街道保谷街道武蔵境通りが複雑に交差してるのだ。
この中で一番古い道は所沢街道と武蔵境通りかなという気はする。
所沢は鎌倉街道の中でもっとも主要だった上道が通っていた場所だし、
武蔵境通りを南下していくと深大寺城のあった深大寺に通じているから。

こんな感じで訪れた場所の歴史を掘るのはとても楽しいのであります。







2015/02/19

働く日。

ascii.jpに猫連載を書いてメールする。
家電批評にcp+の記事を書いてメールする。
ITMediaにスマホ6機種のカメラレビューを書くべく
作例を整理して使うものをピックアップして……
そこでダウン。

2015/02/18

銀座ソニービルで

いつも申告をお願いしてる会社に
確定申告用の資料をどさっと持っていって、
書類の作成と提出をお願いする。

その足で銀座のソニービルへ。
山田久美夫さんの写真展。
4kモニタを使った展示で
反射光と透過光の違いを楽しむべし、的な。

これがまた面白い。

写真の良さを情緒的に感想するのはそういうのが得意な人にまかせるとして。

4kモニタに透過光で花の写真……と言うと、つい
「16:9の画面をいっぱいに使って、透過光の派手さを生かすべくコントラストが強くて、解像感を目立たせるべくエッジがきりっと立った写真」を想像しがちなのだけど(実際、ソニービルの何フロアか下では4kモニタにそういう桜の写真をガンガン表示しててちと笑った)、
今回の展示のはその真逆。

ぼーっとみてると、4kモニタであることを意識してないことに気づくわけで、なんでかなと考えてしまったのですよ。

16:9の両端を捨てて3:2のフレームを作ってそこに表示してて(だから、その外側はモニタの黒いとこも含めた黒いフレームのように見える)、その写真もほとんどが溶けるようにぼけた柔らかいグラデーションがきれいな「色とぼけ」を楽しむ写真で、
いわゆる「4kらしい高解像感を楽しむ写真」がほとんどない。
4kくささがないのに、
透過光ならではのグラデーションや高解像だからひきたつ「ぼけ」がイカされてて
ああ、これはすごいなと感心しきりなのでした。
その中に黒と赤のコントラストが高い写真がいきなり出るとまたそのギャップがままらんわけで、よい写真展でした。

すごいなあ。写真がいいのは当然として、
(見る人が見るとわかるレベルの絶妙な撮り方やレンズの選択がすごい)
4kモニタ展示を、4kモニタのステレオタイプ的な解釈(ディテールの解像感やコントラストがすごい16:9のモニタ)にとらわれずに、でも4kモニタでしかできない表現(透過光ならではの透明感とか)をしてるのが面白いなと。

帰りは階段で降りつつ
(上方階って昔から服とか売ってたっけ?)
ソニー製品を楽しむ。

2015/02/17

終日こもって

昨夜早寝しちゃったので早起きして、
まずは、ascii.jpに電動アシスト自転車レビューを書いてメールする。

さらにどういうわけかascii.jpからVAIO Zについてのコメントを求められたので
わたしが書いていいんだろうかと思いつつメールする。

でもって、昨年の収入がいかに少なかったかを実感する日。
確定申告の準備を延々と……延々と……。
まあそういう季節です。

2015/02/16

自走で自転車を返却し、都心部の地形図を楽しむ

自走で電動アシスト自転車を編集部に返却するのである。
晴れてよかった。

滝坂道をベースに(全部は辿れないので新道があったらそっちを使いつつ)
まずは赤坂のITMediaへ立ち寄って機材を返却。
その後、東宮御所脇の紀国坂を経由して飯田橋のアスキーメディアワークスへ。

こうしてGPSログ地形図に重ねると、
滝坂道や国道246(青山通り)は古い道らしく、
尾根筋をベースに余計な谷を越えないよう、川沿いの低地が続かないよう
うまく作られてるのがわかる。
古道は自転車にも優しいのだ。
(電動アシストだとあまり関係ないけど)


地形図を見ると、東宮御所に一度いってみたいなあと思うよねえ。
細かな谷筋が含まれてて、御所なら地形も残されてそうだし、
古道が一部残っているという話も聞いたことあるし。

喰違門が古い門の形を残しているのでそこを古道が通っていたという説と
(この門を抜けた跡、麹町までにややこしい谷を越える必要があるのが気になるけど)
今の青山通り(矢倉沢往還・国道246)が途中でくの字型になってるのがあやしい説
と、
地形を考慮すれば
古い道筋はこの黄色い線のようになるか。はてさて真相はどこに。


このあと神楽坂あたりで作例を撮るが、
どうも足が疲れてて歩くのがしんどいので(電動アシスト車……というかママチャリは身体を起こして乗ることになるので足だけが疲れる。前傾姿勢になるスポーツ車とは疲れ方が違ってくる)、
さっさと帰宅。

2015/02/15

自転車と作例撮りの日

cp+に行きたくはあったが、
明日返却しなきゃいけない機材もあり、
作例撮りとかブツ撮りとか。

電動アシスト自転車の記事を書くなら
やはり坂道チェックは欠かせまい、
ということで、国分寺崖線の坂を
7つくらい上る。

岡本三丁目の坂は見映えがするのでクライマックスに。


まあ、まともなスポーツ自転車なら気合いで上れる坂ではありますが、
(標高差は20mくらいだし)
インパクト重視で。

途中、あれこれ作例を撮る。

そうそう、高台の東名高速で削られた切通し脇にあった第六天神社。
ひさびさに訪問しようとしたら、
なんと無くなってた。外環道用地にひっかかる(この辺にジャンクションができるから)せいらしい。
ああ、行政的に神社は移動させやすいのだなあ。
第六天は祟るそうですぜ、だんな。


遷座先は大蔵氷川神社下あたり。高台から降りちゃいました。

古道散歩や古道探索の楽しみのひとつが
地図にのってないようなプチ神社や石塔との出会いだったりするのだが
神社も庚申塔も道標も明治以降こんな感じでどかどかと場所を移されてるので
けっこう困るのである。
戦後は道路拡幅で動かされた小さな神社や道標や庚申塔、
明治維新時は神仏分離令やそれにともなう(やらんでもいい)廃仏毀釈運動で
古いお寺が廃寺になったり建物が壊されたりしたし、
一村一社とかで小さな集落の神社が村社に合祀されちゃったりしたし、
なんともはや、残念。

2015/02/14

Macintosh30周年記念イベント←正式名称忘れた

joeさんに以前から誘われてたMacintosh30周年記念のユーザーイベント。
実際には31周年なんだけど、まあ細かい事はいいとして、
京橋のITOKIで開催。

この手のMacユーザーの集まりに行くのは久しぶりで
個人的にはもう同窓会的なアレで
懐かしい方たちと談笑。

20150214 Macintosh 30th Anniversary Party で THETA #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

昼間はステージであれやこれやプレゼンやら対談やら
AppleClipの公開収録やらが行われ、

昔話を中心に、会場の隅にはApple II plusから20周年記念Mac、
もちろんMacintosh PlusやMacintosh Portable、Newtonなど
いろいろ並び、


eMateがあったので裏の三脚穴に
一脚をつけて遊んだりする。


夕方からはパーティ。

2次会は各々適当に繰り出し、
わたしは「団長」に連れられて大阪から来たTACの人たちや名古屋から来た桂花さんらと一緒に
六本木のシシリアで旨いイタリアン。

元気な方々はさらに合流して深夜まで遊んでいたもよう。
わたしはここんとこ自転車やら街歩きやらcp+やらロケやらで
体力が枯渇してたので帰宅。

2015/02/13

ロケ

ITMedia モバイルのお仕事で
駒沢オリンピック公園でロケ。
スマホ6台で横並び比較企画。

cp+まっただなかだが、
天候と機材貸し出し期間の関係で今日しか時間を撮れなかったのだ。

電動アシスト自転車で駒沢オリンピック公園へ早めに行き、
モデルさんと編集さんが来るまでの間、
自転車のブツ撮り。

風が強くて寒かったけど
なんとか撮影。

腹が減った。
ランチはモデルさんが一度行ってみたかったというので
バワリーキッチンへ。
久しぶりに来たけど、昔と変わってないわー。

その後追加でちょっと撮影し、
帰宅。

疲れた。
連日、歩いたり走ったりしてたので疲れました。ばたん。



2015/02/12

cp+

cp+初日。
今回は終了後に簡単な見どころ対談するとか
家電批評にレポート書くとかあったので
真面目に見るかと、朝10時半(←すでに会場に間に合ってない)に横浜着。
プレスルームで受付し、上着をクロークにおいて

いざ会場へ。


まあなんというか、
直前に史上最大の新製品発表なんてやらかしたキヤノンブースが大賑わいで、
5Ds/Rは60分待ちで(品川のキヤノンショウルームに行った方がゆっくり触れていいぞという声あり)、
もうひとつ面白かったのが直前に大ネタの新製品を出したオリンパスだったが
こちらは15分待ちで、
まあ細かいレポートはすでにいろんなサイトでなされているのでそれはさておき、
個人的に面白かったところでいえば、
東芝のTransfer Jet搭載SDカード。
今まではTransfer Jetアダプタをつけた同士の機器で通信するだけだったけど、
今回はTransfer Jet内蔵のSDカードを展示。
これを使えば、デジカメのSDカードスロット部分をパソコンやタブレットのアダプタに近づければ転送できるという。
まあ、Transfer Jetがまだ生きていたのにも驚いたし
アプリというかシステム全体の作り次第なんだが(その辺、イマイチ期待できそうにないところがなんともあれなんだけど)、
デジカメの最大の難点が「撮った写真をパソコンに転送するのがめんどくさい」ことにあるわけで、
そこをWi-Fiよりずっと速いTransfer Jetでできれば少しは面白くなるかなあと思った次第。

新製品群では、発表されたばかりの一連の製品やら日本初お披露目の製品とかあって
パナのCM1とかニコンのD5500とかその他諸々なんだが、
会場じゃないと楽しめないネタといえばオリンパスのAIR。
3Dプリンタで作ったPENのボディに縦位置にしたAIRを埋め込んでみたり、3Dプリンタでケースを作るの図を見せてみたりと、遊んでなんぼの製品っぷりを披露。

シグマはとうとうdp1/2/3に加えてdp0を。
魚眼のdpを出すときはどうするんだ、と思いつつ広角のdp。

参考出品されたレンズ群が面白いのはいわずもがななのでスルー。
ここで自分のマウント用レンズをひととおりチェックすると
今年のレンズ購入計画が自動的に脳内に形成されるという具合。
今年中に出そうなレンズは参考出品されてたりするしな。

今回の収穫は杉山さくらさんを捕まえられたこと。
彼女の作ったこのストラップ(カメラスリング)がずっと気になってて
実物を見たかったのだ。
うん、これは面白そうなので、ひとつ買うことに。
オレンジ色のをお願い、とお願いする。
杉山さくら #カメラスリング(@312391412125)さん | Twitter

にしても、ひとりで1日でcp+を全部見るのは無理だわ。
全体をざっと見通すことはできても、
ひとつひとつの製品をチェックして回るのは体力的に無理。

しかも、来場者にもブース人にも知り合いがたくさんいるので
知ってる顔を捕まえては挨拶したり立ち話したりあれこれ話を聞いたり、
逆に捕まえられて挨拶されたり立ち話してると
あっという間に時間が過ぎていき、
わたしはアホなのでメーカーの人とあれこれ話をして満足しちゃって
肝心の新製品の写真を撮りそびれてたりして
もうアホです。

でもまあ、なかなか会う機会が無い方々と1日でまとめて会えるというのは
素晴らしいことでありまして、
今回はスケジュールの関係上初日しか顔を出せなかったけど、
次回からは2回は来なきゃいけないなと思った次第。

毎回cp+は面白いわ。

終了後、ITMedia用の対談を三井さんとして
みなとみらいで夜景作例を撮って帰宅。




2015/02/11

経堂→下高井戸のマニアックな街歩きの日

経堂-下高井戸街歩きの日
遊んでる場合じゃないのだが、主催者3人のうちのひとりなので
フル参加。

経堂の小倉庵に30人前のたい焼きとたこ焼きを予約しておき
コルティの屋上で食べるという怪しいおとなたちの集団。
いやあ、30人も集まるとは(笑)。

古道を歩きつつ古い洋館やナゾの稲荷、明治中期の東京府と神奈川県の境界を経由し、
地元出身者の「ここがわたしが通ってた小学校」などのどうでもいい話を聞きつつ、
屋敷稲荷経由で
北沢川支流の暗渠や開渠を辿り、

左内弁財天へ。
左内弁財天微移動のナゾがとける。道路建設予定地にひっかかってたのだ。
なるほど。

北沢川緑道を下流へ。
途中、舗装路がひび割れて脇のベンチが少し傾いてる場所に遭遇。
「それは川跡は地盤が軟らかいからですね」と地盤専門家。
緑道といっても流路とその両脇を合わせて整備しているわけで、
両者の地盤の差が長年の蓄積でこうなるのだ。
なるほど。

四谷軒牧場跡の牛魂碑。
牛魂碑をみんなで愛でてたら、
なんと元四谷軒のおばあさまがたまたま通りがかり
昔話を聞かせてもらう。

四谷軒跡にしばらく建ってたジョナサンがよかったんだよなあ。
牧場風の天井が高い建物で、中に四谷軒時代の写真が大きく貼られてて
牧場跡感をファミレスで楽しめるという楽しい場所だったのだ。
牛魂碑は当時はジョナサンの駐車場にあった。
いつの間にか普通のマンションになり、牛魂碑も少し奥にはいってしまって
今回、10数年ぶりの再会だったのだった。

北沢川暗渠を下って山下駅。そこから北沢川支流を歩き、
世田谷線唯一のプチ鉄橋でなんだか盛り上がり、

六所神社前駅跡の名残で盛り上がり、
(右下の矩形のコンクリートが駅跡!)

世田谷線沿いに電車が埋め込まれたマンションを経由して、
源流だった弁天池跡へ。

夜は例によってさか本で晩ご飯を食べ、
玉川上水跡へ。
高井堂跡という説もある玉川上水沿いの塚を経由して
高井戸倶楽部で宴会。

なかなか楽しい一日でありました。

帰宅後、ascii.jpに猫連載を書いてメール。
明日は終日cp+で書くの無理そうなので、
1日はやく仕上げたのでした。



2015/02/10

電動アシスト自転車を受け取りにいって自走で帰宅するという無茶な日

ascii.jpに電動アシスト自転車のレビューを頼まれまして、
面白そうなのでやります、とこたえたら、
受け取りにきて、と。

行ってきましたよ。飯田橋のascii.jp編集部まで。
で、ついでにバッテリテストでもするかってんで
護国寺やら伝通院やらをあの辺の坂道を楽しみつつ
板橋の方を回って30km以上走ってきましたよ。

いやあ、いつも乗ってるクロスバイクのつもりで計画したら、
電動アシスト自転車って、20km/hを越えるとアシスト力がどんどん弱くなるので
アシストしてくれない電動アシスト自転車って
「重たいママチャリ」に過ぎず、よけい力を必要とするわけで、
16時半に明大前で待ち合わせしてたのに
到着したのは16時50分。ああ、大幅に遅刻して申し訳ないです。
某社の方。

いやあ、それにしても予想以上に電池持ちます。今の電動アシスト自転車。

初日にあれこれ走ってみて、
電動アシスト自転車の良さと欠点、というか
向き不向きを身体で感じた次第。

詳細はレビューで。
とりあえずこんな感じで走ったです。
総走行距離、約39km。

というかさ、1年で一番寒い季節に自転車のレビューって間違ってないか?(笑)


2015/02/09

暗渠は続くよどこまでもー

少しは晴れ間も見えそうなので
スマホ6台持って自転車で作例撮り。
ついでに烏山川を遡って自転車散歩。
烏山川の下流って全部暗渠で、緑道として整備されてるんだけど
上流って、暗渠にしたばっかだったり開渠がまじってたり橋のあともあったりして
混沌としてて面白い。いったいどういうわけか。

ついでに足を伸ばして三鷹の北野方面へ走ると、
好きだった風景がかなり変わってる。
どうやら外環道をめぐるなんやかやで
新しい道路を作ったりジャンクションを作ったりしてる模様。
空き地がぐっと増えてた。

今日の自転車散歩ルートはこんな感じ。
iPhoneのZweiteGPSでログを取り、GPXにしてDropboxに上げ(ここまではiPhoneで)、
Apertureに撮影した写真を吸い上げたのち、
そのGPXファイルをApertureに読み込んで写真の撮影日時とマッチングすると
このような「ログと撮影場所を合体」させたライブラリができる。
これ、めちゃ便利。



・暗渠は続くよどこまでもー






・道路は増えるよどこまでもー





写真はDMC-CM1。ポケットにいれておき、面白そうな風景を見つけたら自転車にまたがったままさっと取り出してさっと撮ってまた走り出す。
面白い絵が撮れたらさくっとFaceBookに上げる。
そんな感じでお気楽カメラとして優秀なのでありました。



2015/02/08

一回休み

天気も悪いし疲れたので来週に備えておうちでのんびりと安息日。

2015/02/07

[東京古道散歩]「井ノ頭弁財天詣の記」の日

午前中、ちょいと世田谷文学館に立ち寄って
岡崎京子展を駆け足で。
駆け足だったけど、ゆっくり見てるとじわーっときちゃうので駆け足で。

午後は東京古道散歩。
講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社
芦花公園駅からスタートし、「井の頭弁財天道」(推定)を井の頭弁財天(要するに井の頭公園)まで30人弱で歩く。
江戸時代の行楽・参拝ルート。
いまどきわざわざ甲州街道から歩く人なんていません。だから面白い。

江戸時代のナントカを歩く的なイベントは数多いけど
だいたい「江戸市中」だし、江戸からはずれたエリアは各自治体が行うイベントが多くて近所の人しか知らなかったりするわけで、
井の頭弁財天詣でなんて微妙な散歩を楽しめるのは東京古道散歩講座だけであります。
とジガジサンしたとこで、
今日のGPSログ。Field Accessというアプリのログ機能を使っております。
赤字の注釈はあとからStitchでつけたもの。地図は国土地理院地図。


実は甲州街道から人見街道あたりまでは特に大ネタも無いので
退屈させちゃったら悪いなと思ったのだけど、
庚申塔の話や区界の話でなんとかフォローしつつ、
予定通り、15時半頃終了。

いやあ、東八道路とそれに付随する放射第5号線の用地取得がかなりすすんでて、
人見街道のどんどん橋や久我山と牟礼村の境界に置かれた庚申塔の運命や如何に、
であります。
三鷹市 |三鷹都市計画道路3・2・2号・放射第5号線について

ちなみに、このあたり、3つの上水がほぼ平行しているのも面白いところ。こちらも地理院地図より。

そうそう、終点の井の頭弁財天へ降りる階段の上にあった石鳥居は明治に壊されたんだけど(廃仏毀釈の流れで)、その脇の石鳥居供養塔(だっけ?)は健在で。
ただ、数年前までその上に宇賀神様(蛇の上に顔が乗ってる)がいたのだよね。
それがなくなってて寂しいという話をしたのだが、
実はそれが弁財天の社の脇に移設されてたのを発見。
おおお、と盛り上がる。
というわけで、講師としてしゃべりながら歩いてるので写真を撮るヒマはないんだけど、これだけは撮りました。
元の場所にあって欲しかったけど、ここの方が多くの人に見てもらえますですかねえ。

ちなみに宇賀神とは。
宇賀神は仏説に白蛇神ともいい、また福神の天女ひいては弁財天に付会するようにもなった。のみならず宇迦御魂(うかのみたま)命と名音が相通ずるので、保食(うけもち)の女神とも習合、やがて稲荷の使いの狐神さらに稲荷神そのものと考えるようになった。竹生島明神が宇賀神であったり、宇賀神を人首蛇身に作り、俵の上に蛇を置いてこの神の像としたものもある。また弁財天の頭上に蟠蛇をのせて宇賀弁財と唱えるものもあった。中世の福徳神信仰の高揚がこの神の性格のさまざまな曲折を許した。……(国史大辞典より)
です。文字通り、人頭蛇身で、人頭部はおっさんだったり女性だったりするそうです。
第一次解散後はオプションで、吉祥寺展望台まで歩いて眺めを楽しみ、
吉祥寺 Designers Village
その後反省会という名の打ち上げてビール飲み、
飲み足りない人たちと別れてコーヒー飲んで帰宅。