2012年9月30日日曜日

台風一家のオリオン座をD600で

台風がくるくるといいながらくるんだけど思ったより雨は降らず、
近所の神社では秋のお祭りがつつがなく進行中。

こちとらは延々と単行本の原稿書き。だんだんとペースが上がってきた。

D600を持って撮影に行く時間を撮れないので室内でかふかなぞを撮る。
D600購入記念かふか
D600+50mmF1.8

フルサイズってずるいよなあ。ずるい(笑)。
前も後ろもきれいにボケるなんてそれだけであざとい!
でも何より素晴らしいのが、センサーサイズがでかいと階調が滑らかできれいなこと。
こればっかは小さいサイズのセンサーでは真似できないよなあと。

深夜になり、風の音が弱まってきたのでベランダに出ると、月と星がきれい。
OM-D
今年の中秋の名月は台風で諦めていただけに予想外にうれしいのである。
さらに、台風一家が空気をぐわっとかき回して掃除してくれたので星がきれいなのだ。
D600 + 50mmF1.8 をミニ三脚(ちゃんとしたのをひっぱりだすのがめんどくさかったので)につけてベランダで空を撮ってみた。赤道儀なんてもってないので長時間露光ができず、ISO400でF8で6秒でオリオン座。もうちょっと開いてもよかったなあと今更ながら。
今度東京でも夜空がきれいに見える日があったら、セッティングを変えてもうちょっと真面目に撮ってみるです。
オリオン座
オリオン座。ベテルギウスは赤かった。D600+50mmF1.8


2012年9月28日金曜日

ヒガンバナ

土日は単行本の作業を進めるぞといいつつ
晴れ間が見えたのでつい砧公園で撮影。

ヒガンバナ
ヒガンバナ。おもいきしシャドウ部をつぶしてます。
夜は真面目に単行本をひたすら進める。うーん、遠いなあ。

ああ、「新編武蔵風土記稿」を完全にテキスト化してちゃんと検索できる電子書籍でないかなあ。現代語訳付だともっといいなあ。
ジャパンナレッジが扱ってくれないかなあ。
ついでに「江戸砂子」とかも。
スキャンしただけのなら、国立国会図書館の近代デジタルライブラリーで見られるんだけど、冊数が多いので、目的の土地を探すのが大変なのだ。目がしょぼしょぼしてくる。


天地明察と大奥とくら寿司

そんなわけで、今日は急いで黄色い象の滑り台とあずまやの作例を撮るためにiPhoneを2台抱えてさっさと撮って帰ってきて原稿を書く予定であったのだが、三井さんから「くら寿司」で昼飯食おうと誘われ、それがまあその作例を撮る場所のすぐ近くであったゆえに、なんだかんだと「くら寿司」で四人で楽しく寿司くってしまったのだった。
それがもう、おもろいわ。初くら寿司体験。
ここはゲーセンかオモチャ屋かというノリの回転寿司屋ですべてが笑えるくらいシステマティックで、そら、子供やJKに人気ってのもわかるわー。
揚げ餃子寿司とかなんやねん。


ともあれ帰宅してITMediaにiPhone5のカメラについていろいろレビューしてメール。
ああ、今週の掲載に間に合うよう書くつもりだったが来週になってしもた。残念。

さて、
先日、冲方丁の「天地明察」を読んだのである。
これがまあ軽いけれども滅法面白く、マルドゥック・スクランブルシリーズが面白かったのでその辺は心配してなかったんだけれども、
主人公が江戸時代の理系の人というだけで楽しい。
わたしは理系なので、冒頭の算術の問題にまつわるあれこれでわくわくできる。
数学が好きだった高校時代を思い出すなあ。そんな風にわくわくしながら問題を解いてたもの。
金王八幡宮にそんな絵馬が奉納されてたなんて知らなかったわ。

なぜ今頃これに手を出したかというと、これの映画にでてくる「紅白梅図」をおともだちの細井画伯が描いてそれが映画の中でどどんと使われたと聞いて、あ、そういえば読まなきゃというのがきっかけ。いやそこで「映画を観に行かなきゃと思えよ」と自分でも思うのだけど、原作が冲方丁なので、先に原作読みたいなと。。。
「天地明察」絵の演出 | 壁画 装飾美術の制作 web Decora Japan

映画も行かなきゃ。

で、天地明察を読んでて思い出したのが、岩明均の「雪の峠・剣の舞」に収録されている「雪の峠」。江戸時代に入り、東北に移封された佐竹家の話で、もう戦国時代は終わって太平の世になるのだからそれに合わせた城作りをしなきゃいけないという渋江政光ら若手と、戦国時代を忘れられず戦うための城以外は考えられない老人達の話で、理詰めで決めようとする若者達に対して、老人側の一人が、これは戦争だ、というようなことをいうわけ。相手は戦いを挑んでるんだぞと。古い世代の人たちは戦いしか知らない。そこに理詰めで解いてもダメだ、と。
で、主人公の渋江政光が「自分たちの戦い方」でそれを成し遂げるという話。
「天地明察」も戦国時代から太平の世に切り替わる、武士は戦争をするためにいるのだという時代が終わるときを描いてて、主人公が理詰めの人で、
時代を変えるために、刀ではない、知恵を使った勝負を旧勢力に対して挑むという話で、
そのひとつが暦を変えるということなのだけど、
頭の中が前時代の人たちに、今の時代(つまり暦を変える必然性)を理詰めで解いてもだめ、
そこは今の時代ならではの「勝負」を仕掛けないと勝てない、
要するにどちらも時代の変わり目を、時代を変えていく人の目で描いた物語なのだ。

なんか、そういう意味では、現在に通じるものがあるじゃないすか。
岩明均はともかく、冲方丁は確実にそれを意識して書いてると思うのですよ。
いつの世も、時代を変えるのは、変えなければいけないのはわかっていても、変わっていくのはわかっていても、大勝負が必要なのです。

で、天地明察を読み終えたところに、「大奥」(よしがなふみ)の8巻が出まして、
天地明察はだいたい徳川家綱から綱吉の時代の話で、大奥もそんな感じで(8巻は吉宗の時代になってるけど)、続けて読むと、同じ人物が男だったり女だったりで脳内が混乱して楽しいよ、と、そんなオチでした。
いやあ「大奥」も佳境にはいってまいりましたな。


iPhone5のバンパー問題に決着がつくか

iPhone4のときからバンパーが好きで、
まあもともと面白そうだからとつけてみただけなのだけど、
これが具合がよかったのだ。
元々のエッジが立ったボディに比べると
手当たりが柔らかくなるし、滑り止めにもなるし、落としても壊れない。
自転車から落としたときも大丈夫だったもんな。バンパー偉大。
混沌の屋形船201009 の9月19日参照

でもiPhone5にはバンパーがないのである。
だったらはだかで持てばいいのであるが、
一応レビュー類をこなすまではボディに傷をつけたくなかったのでヨドバシカメラで暫定的にケースを買っていれてたのだ。
ヘンなデザインだけど、正面から見るとオレンジのラインがバンパーっぽく見えたのでこの面白いヤツにしたのだが、やっぱ裏面が全部隠れるのは悲しいし、分厚く重くなるし。
で、あれこれ探してたら、純正バンパーにそっくりっぽいのをAmazonで見つけたのだ。
EdgeBandの製品である。
それが今日届いたのである。
ツートーンでいろんな色が揃っていたのにまたオレンジにしちゃいました。
一見、純正バンパーと同じである。
同じすぎていいのかよ、と思うくらいである。
右がiPhone4Sにつけてた純正バンパー。
汚れているのは1年間のあれこれの蓄積です。
もう、そっくりでしょ。何もかも。

で、つけてみたのだが……やっぱ違いました。
当たり前だけど、手にしたときの質感が違う。
微妙なエッジの処理も全然違う。
あながち純正バンパーに似てるだけに違いが気になるんだけどね。
当たり前なんだけどね。
アップル純正バンパーってよくできてたんだなあと今更ながらに。
特にバンパーのエッジが純正より立ってる。深い。つまりバンパーをつけたら、iPhone4Sと厚みがかわんない。残念。でもその分クリアランスが取れてるから保護にはなると思うけど。

でもまあ、しばらくこれをつけてみる。
バンパーとしての役割は果たしてくれそうだし。
手がこっちに慣れたら悪くないかも。

考えてみたら、iPhone4でバンパーが出るまで、ケースにいれたことってなかったんだよな。はだかで持つのが好きなので。
たとえば液晶保護フィルムってやつも生まれてこの方貼ったことないのだ。
デジカメでもケータイでもスマホでも。
キーボードカバーもつけたことないのだ。
さてどうしようかな。これに慣れてまたバンパー三昧になるか。
自分でもちょっと楽しみ。
久々にはだかで持つのも良さそうだし←その方が薄さと軽さを実感できるもの。

ちなみに、今、Amazonでチェックしなおしたらほとんど在庫切れなのね。
やっぱバンパー人気高いわ。

2012年9月27日木曜日

大森→大井町散歩

雨降るかと思ってたけど、そうでもないではないか。
とりあえずレビュー用カメラとOM-DとiPhone5とiPhone4Sを持ち、
大森→大井町コースを歩きつつ撮影。
メインは単行本用のロケハンというかフィールドワークというか、
あれこれ史跡をめぐりつつ歩く。
このあたり縄文時代〜律令時代の史跡がたくさんあって面白い。
やっぱ延喜式にあった大井駅は品川歴史館のあたりだと思うなあ。
カツカレー祭にノリそびれる。
大井町駅に到着。この駅使うの初めてだな……あれ? なんか見覚えがある……あ、昔よくここでフットサルしてたじゃん←たいてい夜だったのですっかり忘れてた←あほだ

ここから更に古代品川道を追って品川まで歩くといいのだが
今回は時間がないのでやめ。はやく帰って原稿書かないと。
赤とんぼ
赤とんぼ発見
帰宅してCOOLPIX S800cのレビューを書いてメール。
半分はAndroidの話になってしもたが、まあそういうカメラなので。
テザリングスマホかWi-Fiルーターを持っているなら面白く遊べます。
さらにascii.jpに猫連載を書いてメール。
今週のお題はiPhone5。
さらにITMediaにiPhone5のカメラ機能のレビューを書こうとしたら
あ……黄色い滑り台の写真を撮ってない……ってことが発覚。
あほだーーー。
いくつも仕事を同時に進めるとどっかでポロッと抜け落ちますな。
いつも当たり前のように撮ってたのですっかり忘れてた。
よってふて寝する。ぐー。



2012年9月26日水曜日

D600で撮ってみた

今日は晴れるけど明日は雨模様と天気予報がいうので急遽予定を変更して猫撮影にでかける。
iPhoneとCOOLPIX S800cとその他もろもろを携えて。
次の猫連載のネタ撮りですな。

その足で電車に乗って中野までいってフジヤカメラ。
無事、予約してあったNikonのD600をゲット(公式な発売日は明日なんだけど細かい事はいわない)。D800のときに比べて潤沢に入荷しているので待たされることはなさげです。
発表会の時、中の人もそんなこといってたし。

さっそくバッグにいれておいた50mmF1.8をつけて試し撮り。
いやあ、軽くてコンパクトでいいわあ。D7000がちょっと重くなってがっしりした感じ。
それでもフルサイズで2400万画素で防塵防滴。
逆にいえば、フルサイズ機っぽい重厚感やありがたみはあまりない、まあそういう時代になったということですな。すごいもんだ。
ほんと、気軽にとりまわせるフルサイズ機です。
そんなわけで、試し撮り2枚。
フルサイズ機に明るい単焦点レンズってだけであざといよね……。
D600購入記念カット
夕日を浴びるシルエットの親子とかあざとすぎ。D600+50mmF1.8G
D600購入記念大五郎
歯抜けがバレた大五郎。D600+85mmF1.8D
まあなんだかんだいってD7000ほど気軽ではないんだけど、ミドルクラスフルサイズ一眼としてはもう素晴らしいデキです。
問題は、しばらくはD600で遊ぶ時間がとれなさげということです(泣)。

夜はCOOLPIX S800cのブツ撮りとか細かいテストとかして原稿を書きかけてダウン。
ぐー。


2012年9月25日火曜日

失われた20090803

原稿を書く日。
DMC-G5のレビューをITMediaに書いてメール。
ちょいとバタバタして買い物行って夕日見て
iPhone5パノラマをSnapsSeedで編集
帰宅して単行本の原稿をちょっと書いて、
昔撮った写真が必要だな、えっと、がさごそがさごそ←擬音がヘンです
古いiPhotoを起動して、その写真を見つけて、開こうとしたら、
なんと、参照先が見つかりませんといわれる。
あれ?
かつてiPhotoで写真を参照形式で登録してたので、本体はiPhoto内にはいないのだ。
おかしいなと思って検索かけても見つからない。
あれれ?
本格的にバックアップも探すが、どうやら、
2009年8月3日にDMC-GH1で撮影した写真だけがフォルダごと消え去ってるのだ。
えーーーっ。バックアップを掘ってみるも見つからず。
さらに古いHDDを探してみるも見つからず。えーーっ。

ちなみに、iPhotoLibraryはパッケージになってるので、そいつを開くと、元ファイルがどこにあるかわかる仕組みになってるのです。

起動ドライブはTimeMachineでマメにバックアップしてるけど、
全HDDでそれをやると、何10TBあっても足りないので、
写真についてはドライブを丸ごとバックアップしてるのだ。
で、どうも

何らかの手違いでマスタードライブから2009年8月3日のフォルダを消しちゃった
気づかずにそのままバックアップかけちゃった
バックアップ先からもそのフォルダが消えちゃった
今頃気づいてがーん(号泣)

という人為ミスの可能性が高いです。でないとこんな消え方はしないもの。
とほほほ。実はこのミスは2度目です。
以前も1998年の年末に京都で撮った写真を消しちゃってる。

なお、77枚だけ復活しました。
iPhotoって参照形式でライブラリを持ってても、iPhoto上でちょっとでも編集した写真は、別途自分のライブラリにデータを持つのだよね。
それは残ってたのだ。パッケージを開いたらあった。

インクリメンタルなバックアップ(つまりバックアップ先からは削除はしない)をかければいいんだけど、それをやるとバックアップ用HDDがどれだけあっても足りないんだよなあ。マスター側でフォルダ名を書き換えると、バックアップ側は新しいフォルダが追加されたと判断してまたコピーしちゃうので、どんどん膨らんでいってしまうもの。
一度やってみたけど、あっという間にバックアップ先のドライブが悲鳴を上げたのでやめたのでした。
フォルダ名書き換えとかってよくやるから。
でもまあ、バックアップ側には追加していくだけで削除はしないってのが一番安全ではあるんがなあ。
わたしがバックアップに使ってるSynchronizeというアプリはその機能持ってるから。

マスター側で削除したファイルはバックアップ側でも削除すべきか。
それやったらバックアップじゃないし。。。
 
2011年以降の写真については、
Aperture用HDDと別のHDDの両方に同時に吸い上げてて、
さらに1ヶ月に1度ほど、それぞれのHDDを丸ごとバックアップしてるので
(といっても差分ファイルをコピーしてるだけなんだが)
四重のバックアップ体制なんだが、
2010年以前の写真はそこまでしてなかったのだー。
甘かったー。

まあ、そんなわけで、経験上
「一番信用できないのは自分」です。
「7度デバッグして他人を疑え」(by 祝一平)です。
一番怖いのは人為的ミスです。
まあセキュリティでも何でもそうですな。
HDDがトブより自分がミスって消しちゃう確率の方が高いもの。
パソコンは賢くなっても自分のバカは治りません。世の中そういうもんです。

それにしても、あの20090803というフォルダはどこへいっちゃったんでしょうねえ?

どよーん。


2012年9月24日月曜日

久々に自転車で作例撮り世田ヶ谷散歩

晴れてる。G5は今日返却しなきゃいけない。作例が足りない。
というわけで、朝から自転車で出動。
どこに行くかさんざ悩んだあげく、確実に必要なものが撮れる道ということで、
世田谷八幡宮(社殿を使ってHDRの作例)→世田谷線踏切(動画とか)→豪徳寺(招き猫)→世田谷城址公園(彼岸花)→梅ヶ丘(ホットケーキ)→下北沢(店先の小物とか)
というルートを選択。
リトルツリーのホットケーキ

いやあ、考えてみたらiPhone5を抱えてのはじめての外めぐりだったのだけど、
上記ルートすべてでLTEが吹いてたわー。
iPhone5自体が速くなってるし縦が長くなってるし薄く軽くなってるし、その上でネットワークまで速いとなればもう快適すぎて感動的。
ああ、これが本来のiPhoneってもんなんだなと。

実のところLTE整備ってもちょっと遅れるかと思ってたのでちとびっくり。
とりあえずSBMのLTE網に関しては都心部よりちょっと郊外の方が充実してる?

面白がってしょっちゅうiPhone5をいぢってるもんだからバッテリの減りがはやいこと。
まあしょうがないですな。はやく全アプリが縦長対応してくれないかな。
特に東京時層地図とか。
SNS系はEchofonとFacebookが対応してくれてるのでよし。
LINEは、まあどうでもいいや。

下北沢のリファイン下北沢っていう鍼灸&マッサージの治療院の前でカメラ取り出して小物を撮ってたら、
お店のおねえさんが花に水をやりにでてきて、目が合ったので世間話してたら
そういえば、最近肩と腰が慢性的によくないので整体にでも行こうとしてたことを思い出し、時計をみたらまだ時間があるので、せっかくだからやってみようかとそのままお店で60分コース。
それを略して「おねえさんと目が合ったのでマッサージ受けた」とツイートしたら「何誤解されるようなこと書いてるんですか」と怒られた(笑)。

実は初マッサージ体験。
1回施術すればOk、というような能天気な状態ではなかったのだけれども、
かなり軽くなりました。なるほど、これは気持ちいいものでありますな。

蘆花公園にちょっと寄ってから帰宅して作例整理してG5梱包して発送。
斜め回転パノラマは難易度高し
iPhoneで遊んでたら単行本がヤバいことになってきた。ヤバすぎて現実逃避したくなるレベル。そうならないよう早めに手をつけていたのだけど、8月が思ったより忙しかったのでかなり遅れてしもた。さてどうしよう。いやどうしようとかいってる時間があったらさっさと書け。はい。

iOS6の地図がアレなのはインクリメントPのせいじゃない

なんか、
iOS6の地図がアレなのは、日本の地図データ提供元がゼンリンからインクリメントPに変わったからだといってる考え方がシンプルすぎる人がいるようで、
いやいやそうではないことは素人でもわかるってば。

だって、インクリメントPが出してる地図アプリ(MapFan)を見ても、
おかしいところはないもの。もちろん羽田空港も大王製紙じゃないし。
MapFan
iOS6

逆に、ゼンリンがデータを提供しているグーグル地図とYahoo ロコ地図を見比べてみると、同じところがデータを提供していても、それを地図にする段階でデザインが全然違うってことがわかる。受け取っているのは同じデータでも、それぞれが自分たちの判断でデザインしてるわけです。
Yahoo! ロコ地図(文字でか!)
GoogleMap
つまり、素人でも、地図データとそれをどう地図上で活用するかは別の話で、今回ゼンリンをやめたこととiOSの地図がアレなことはまったく無関係、ゼンリンに戻せば解決するという問題ではないことがわかります。

で、たぶん、地図データを地図上にマッピングする際にミスが多発して、
その上チェック機能が働かなかったというのがありそうなとこかと。

ただ、地図上では「大王製紙」でも、タップするとちゃんと「Tokyo International Airport」となってるし、言語を英語に切り替えると、大王製紙なんてでてこない。

具体的にどこで何が起きたのかは地図開発の現場を知らないので推測できませんが

日本語担当はいったい何をやってたのかと問い詰めたい感じです。
有名な大王製紙 
でも詳細を見るとちゃんと空港になってる
言語を英語にするとちゃんとしてる
というわけで、このくらいは片手間ですぐ調べられます。

ともあれ、

公共交通機関がデタラメなのは致命的なので
それだけでもはやく直してくださいませ>アップルどの

2012年9月23日日曜日

久しぶりに終日雨でした

雨ですな。性交雨読。

それはともかくとして
外に撮影に行けないので、
レビュー用デジカメのブツ撮りをしたり
COOLPIX S800cにいろいろアプリをつっこんでどのくらいアプリで遊べるのかチェックしてみたり。

iPhone5は快適。
iPhoneの良さって、「触ってて気持ちいい」に尽きると思うのだよね。
機能だけならハイエンドのAndroid機の方が上なんだけど、
iPhoneの方が触ってて気持ちいい。細かな画面遷移やレスポンスやデザインの問題なんだけど、「戻るキー」がない不便さを上回る気持ちよさがあって。
撫でるさする触る摘むという官能的な操作に見合った反応をしてくれる。
うにょーんとかしゅわんとか。
Androidはそこがあんまし気持ちよくない。
いわれることは忠実にぱっぱとやるんだけど面白みがないというか。
犬より猫の方が好きというか。そんな感じ。
犬好きはAndroid派で猫好きはiPhone派とかそんな乱暴なこというつもりはありませんが。

今日のかふか by iPhone5

2012年9月22日土曜日

iPadもiOS6にしてみた&地図の話続き

めずらしく早朝に目が覚めて←昨夜こてっと早寝したからです
あ、iPhone5をほったらかしで寝ちゃった、充電しなきゃ、
……あれ? ケーブルがささらねー、どうしたんだー、という
ベタなボケではじまった朝。

しかし、家にiPad3、iPhone4S、iPhone5と混在してると、旧型コネクタと新しいLightingコネクタが混在してややこしいですな。

延々とMacPeopleの仕事。
iPhone5のカメラ機能の記事を書いたり追加で検証したりしてたらグランパスがサンフレッチェに負けた。がーん。
ともあれ原稿と図版をメール。
今日のかふか by iPhone5
iPhone5のカメラは1/15秒を基準にどんどんISO感度を上げていくのね。
けっこう容赦ない。これはよいこと。

在宅時はiPadで地図を見ながらどこにでかけるか考えることが多かったのでiOS5のまましばらく使おうかと思ってたのだが、例の時計を見てみたくてiOS6にアップデートする。
……ほんとにスイスのあの鉄道時計そのままじゃん。
なぜこんなデザインにしたのかわけわからん。
iPhoneで採用されてる時計と同じデザインでいいじゃん。
ともあれ、iPadに時計アプリが欲しかったのでちょうどよかったのだけど。


ジョブズがいなくなったアップルで不安があるとしたら以下の2つだと思ってるわけです。
ひとつは、最後の最後までディテールをチェックしてだめ出しする人がいなくなること。
ディテールへの執着的なこだわり。
もうひとつはデザイン。
ジョナサン・アイブは健在だけど、本を読む限り、アイブの相談役としてのジョブズの存在ってでかかったと思うのだよね。多数のデザインから方向性を決めてどれかを選んでディテールにまで口を出してそれを煮詰めていくという役割。
まあ、実際にアップルの中を知ってるわけじゃないのでわからんけど。

あ、地図の話だけど、個人的にはあのiOS6のデザインは好き。
一番の問題は鉄道網や地図記号。
特に鉄道系。
データの間違いや適当さ加減は時間が解決するし。
クリスマスシーズンまでに少しは改善される気がするです。

当面は
アプリなら
・ロコ地図←Yahoo!ジャパン。無料
 地図 Yahoo!ロコ
・MapFan←データをローカルに持つので容量食うし高価だけど
 MapFan for iPhone
Webアプリなら
・GoogleMap
・YubiChiz
あたりか。
特にYubichizを忘れてはいませんか?
わたしは忘れてました(笑)。
もともとiPad用なのでiPadだとかなり快適に使えます。
「yubichiz」(ゆびちず) http://latlonglab.yahoo.co.jp/map/

ただ、アプリ内で使う地図まではどうしようもないのだよな。。
東京時層地図で現代地図を呼び出すとアレになっちゃうし。。。
ただでさえ、明治初期の地図は鉄道がまだできてないためどこがどこだかすぐわからなくなるとゆーのに。

ともあれ、まだまだiPhoneは面白い。


2012年9月21日金曜日

iPhone5の日の日記

日記なので時系列に。

ほとんど寝てないまま、8時過ぎに家を出て、
新宿のヨドバシカメラ本店へ。
8時半〜9時に受け取るという約束でついたのは8時40分でなんとまあのんびりなこと。

今年はシステムダウンもなく、多少料金体系に関する情報が錯綜してたものの、
なんとか10時前にはブツをゲット。
確かに薄くて軽くてディテールまでよくできてる。
だけども、問題は、今日の雨、バンパーがない〜。
地図がアレなことより、純正バンパーが用意されてないことの方が重要なのです。
あれ、手に持ったときや水平じゃない机においちゃったときの滑り止めとしてよかったのだよねえ。
とりあえず、暫定的にしょうもないケースを買う。
ケースなんてそもそもいらない派だったのだけど、素でもったとき、なんか落としそうな気がして。
とりあえず、しばらくはブツ撮りにも使うので傷つけたらちょっと面倒だし。


iPhone4Sのバックアップからの復元は後回しにして、とりあえず新規でセットアップし、当面必要なアプリを3G回線で落とす。
残念ながら、新宿にLTEの文字はなし。

ほぼ同時に受け取った三井さんと合流して
小田急百貨店2Fのお店で遅い朝ご飯というか早いランチというか、そんなものを食べながら、白黒並べたり新旧並べたりして楽しむ。
左がiPhone5 右がiPhone4S

下が白、上が黒(みればわかります)

午後からは撮影。
〆切の関係上、今日中にパノラマや動画を含むいろんなカットをiPhone4SとiPhone5で撮り比べるというミッションが課せられているのだ。
ひゃあ。
とにかく受け取ったらすぐ撮影に取りかからないと間に合わないので、
あらかじめエネループモバイルブースターとケーブルを用意しておいて
ヒマをみつけては充電しつつミッション進行。

この新しいコネクタ、いいわ。裏表どちらでもさせるしコンパクトだし。さすがによくできてます。うちみたいに旧30ピンコネクタのデバイス(iPadとか、妻のiPhoneとか)が混在してるとややこしいけど、でもいずれ新コネクタへの移行は必須だったし、長い目で見ればよいことであります。
マイクロUSBにするべきだったという話もあったりなかったりだけど、マイクロUSBより使いやすいのは確かなんだよね。抜き差しの感触も表裏気にしなくていいとこも素晴らしい。

で、ポケットの中で充電しつつ撮影に。
パノラマと動画はお茶の水で。

パノラマいいわ。よくできてるわ。ちゃんと撮ればかなりきれいにつながるもの。
さらに静止画作例用に神田明神へ行ったら、
突然雷鳴とともにゲリラ豪雨。あちゃ。
これはOM-Dで撮りました
しばらく雨宿りして撮影してまた歩き出したら雨が降ってきて
湯島聖堂に立ち寄ってまた雨宿りして
なんとか晴れ間が出てきたのでまたちょっと作例を撮って
昼過ぎには終わるはずだったのに、
延々と雨宿りしてたおかげで夕方になっちゃったよ。

夕方からは飯田橋のMacPeople編集部へ。
今の場所へ引っ越してからははじめてなので、iOS6のナビにがんばってもらう。
やっと打ち合わせを含む一仕事を終えて帰宅。
iPhone5のカメラ、かなり絵作りが進化しててより見映えのする写真が撮れる。
ディテールの解像感も上がってる。
なかなかすごい。

へろへろになりながら帰宅。
iPhone5をMacにつないで撮った写真をまず吸い上げる。
全部吸い上げる。

そしたらiPhone5をiPhone4Sのバックアップから復元。
これでそのまま移行Okのはずだが、
LINEだけはおかしな管理をしているようで、
いったんLINEを削除して再ダウンロード&インストールしなきゃいけないのだった。
めんどくせー。

まあ、LINEの相手なんてほんのちょっとしかいないからいいんだけど。。。消しちゃうのももったいないのでいれなおす。


なぜそんなことになってるのかというと、
LINEってたぶん、電話番号と端末のマッチングで認証してるっぽいのよね。
で、新しい端末は電話番号は変わってないけど、端末が変わってる。
復元すると前の端末の情報を持ったまま復元されちゃう。
そこでひっかかってアクセスできなくなる。
そうなんじゃないかと思う。
アプリを削除するとそれに付随する各種設定データも消えるので、
再インストールして最初からやり直せばアカウントをひきつぎなおせるわけ。
ああ、なんか、ガラケー時代の仕様をそのままもってきたって感じだよね。
そんな気がする。

iPhone5についての詳しい話はなんか思いついたら適当に。

iOS6のマップの何が問題なのか

iOS6にしたのである。

通知センターから直接ツイートできるのでついどうでもいいこともツイートしそうでアレだとか、
パノラマがなかなかよくできてて特に上下の画角を確保できるのがありがたいとか
AppStoreがリニューアルしてジーニアスが登場し、お勧めアプリを推薦してくれるものだからついつい余計なアプリを買っちゃって困るとか
デフォルトの書体が明朝体になってWebが読みやすくなったとか
他にも細かい色使いまでいいだしたらキリがないくらい大きく変わったのだが、
一番の話題はなんといっても、地図でありましょう。

アップル独自の地図。
地図に対する懸念は以前のエントリーで書いたとおり
混沌の屋形風呂: iPhone5への期待とiOS6への不安
なのだが
まあ面白いことになっております。
軽くてサクサク動いて3D表示が意外に見やすくて、
ベクター形式データになってすっきりしたのはよし。
でもまあまだまだアレで、
大きくわけるとアレな箇所は3通りある。

1)時間がたてば解決するのでたいして気にしなくてよい問題

・ランドマーク情報が間違ってる
・(特に地方の)情報量が少ない
 地図に問題を報告する機能がついたこともあって、これはもう随時直っていくでしょう。面白がってツツくにはいいけど、深刻な問題ではない。確実に解決するだろうし。
情報量の問題だってまあ都市部に関しては年内にはかなり進むんじゃないかと思ってる。
中の人は大変だろうけど。

2)見慣れてないだけで実は問題ではない問題

日本の地図、特に市街地図ってけっこうカラフルで隣接する町とか字とかは微妙に色をかえていて境界が分かりやすくなってる(いや、なってた、か)のだよね。
アップルの地図はアップルだけあって、色使いも表示もシンプルで、見慣れた地図とは違う。これについては見慣れれば問題ないので心配してない。
シンプルで色が淡い地図ってのもよいもんだと思う。

3)日米(あるいは日と欧米)の地図文化に起因する問題

で、これが一番の問題なのだ。
今回の地図は「米国式」の「カーナビ」を意識したデザインになってる。
事実、ナビモードにはすぐはいれるし、ナビモード時の3D表示は見やすくていい。

でも日本の地図は道路地図だけじゃない。
駅や鉄道といった主要ランドマークは縮尺を変えても必ず目立つように表示されているし、交差点名は表示されているしで、そういった日本の地図文化を日本の地図において取り入れるのか、それとも世界中同じ基準で同じデザインでやるのか、

たとえば、グーグル地図が欧米と日本でどれだけ違うかを見てみるといい。
たとえば、鉄道。
サンフランシスコを表示すると、一番大きな駅がなんとか表示される程度。
でもケーブルカーとかカルトレインとか、名前は忘れたけどマーケットストリートの路面電車とか、鉄道はあるのだ。
かなり拡大しないと鉄路は表示されないのである。
対して日本。広島市を表示すると、路面電車も他の鉄道と同じく、縮小してもくっきりと表示してくれる。
これがローカライズってもんだ。
グーグル地図は日本の地図文化に合わせてくれたわけである。
まあ日本の地図はちょっと駅名の文字がでかくてごちゃっとしてるけどね。


もしアップルが世界中同じデザインで地図を提供する、となると、
日本の地図も情報量は増えて間違いは減っていくけど、
デザイン自体は鉄道をはじめとする、日本の地図とは表示の優先順位が異なったままという可能性があるわけで、
iOS6の地図に問題があるとすれば、ここに尽きると思うのですよ。
わたしはやっぱり、縮小すると鉄道路線が地図から消えるのはいやだし、
鉄道が薄い線で目立たない地図はいやなのですよ。
欧米式のすっきりしたデザインはいいけど、鉄道はちゃんと表示して欲しい。

鉄道の話がわかりやすいので例に出したけど、
日本人にとって読みやすい地図にするか、
どの地域でも通用するグローバルスタンダードな新しい地図をデザインして欲しい。
そう願うところです。



2012年9月20日木曜日

COOLPIX S800cって意外にいけるかも

レビュー用のCOOLPIX S800cやDMC-G5を持って近所で試し撮り。

COOLPIX S800cって例のアレですよ。
アンドロイドデジカメ。
アンドロイドクールピックス。ちょっとゴロが悪いな。
アンドロイドニコンの方が面白いかな。
まあいいや。

SIMが刺さらないのは残念だけど、
これ、けっこう遊べそう。
Wi-Fi環境でアプリをダウンロードしまくって、
外ではテザリングできるスマホかWi-Fiルーターを使って
直接写真をあげちゃうというのが最強でしょう。
何しろ10倍ズームだし。

ただ、Androidって面白そうなカメラアプリが少ないなあ。
一番人気というfx cameraもiPhone用カメラアプリで散々触ったあとだと
かなり残念な感じだし。
Instagram用にするのは楽しいかも。
画像処理アプリでいいのがあればいいのだけど、今、探し中。
まあ詳しくはITMediaのレビューでという感じで。

ascii.jpの猫連載を書いてメール。
さて明日は早朝からヨドバシでiPhone5ゲット祭りですな。
iPhone4SのバックアップをローカルとiCloudに同時にとっとかなきゃ。

2012年9月19日水曜日

「後出しじゃんけんです」と明言できるのはすごいよな

まずは今日のDP1M

夕焼けが妖艶だったので、DP1Mで撮っておもいきしこってりと現像してみた。

或る日の東京の夕焼け
DP1Mで撮った夕焼け
なんとなく、SPPの使い方がわかってきた気がする。


デジカメムックの原稿を書きつつ、ustでソフトバンクの緊急記者会見を見る。
まあ昨年もやったのだけど、
iPhone発売直前に細かい料金体系やキャンペーンや何やらを発表するわけで、
今回は主にauの後追いで最低でもauと同等のことはやりますよ宣言で
ステージで「後出しじゃんけんですが」と断言しながらプレゼンする社長ってのもおもしろくていいのだけれども、
SBMもテザリングですな。

詳しくは専門メディアのニュースをみていただくとして、

テザリングは1月から、というのがミソで、4ヶ月弱の間に準備するのでしょう。
孫社長は3G網でテザリングを解禁すると圧迫するが、LTE網なら大丈夫、だからLTE網が充実するときにテザリング解禁するというようなこと説明。

今回はauのiPhoneにすべき、ってな声が多く上がってたけど、それを制した感じ。

で、面白いのは下取りサービス。
注目すべきはここだと思う
‎webcast.softbankmobile.co.jp/ja/pdf/20120919_01/press_20120919_01.pdf

バブルの昔から、半分は皮肉かイヤミで、まだ古い機種が使えるのにどんどん新しいのに買い換えるなんてもったいない、なんてことをいう人がいたけれども、
そこに目をつけたのだね。
ひとつは、今まで使ってたiPhoneを家族に「おさがり」することで、その家族のパケット代を安くするというサービス。古い機種は「お下がり」してくださいと。
もうひとつは、下取りで、下取った大量のスマホ(グローバル対応モデルのみだからhtcやdellははいってもシャープははいらない……)を外国で中古スマホとしてさばく予定ですという話。
古い機種も有効活用するから新製品に買い換えてね、ってメッセージを出したのが一番のポイントかなあと。


ともあれ、iPhone5を入手したらLTE網がどのくらいのエリアで使えるか楽しみであります。

夜中はiOS6祭。。。

2012年9月18日火曜日

やっぱDP1Mは面白い

じりじりと晋遊舎から出るデジカメムックの原稿を書く。
延々と書く。
ときどき息抜きにSPPを起動して、
ワンメリで撮った写真をああでもないこうでもないと現像したりする。

SDIM0063
DP1M
X3 Fill lightを上手に使うのがキモなんだよなあ。
Fill lightだとハイライト部もシャドウ部も一緒に動かすので、こいつと露出補正やコントラストを組み合わせてやるとよさげ。

 JPEGではダメっぽくても、RAWで開けばかなりハイライト部もシャドウ部も残ってくれてるので(上の写真もJPEGでは空がかなり真っ白だった)、そこでどう仕上げるかでセンスを問われるというか……ああ、問わないでください。
まあ
なんとか今週の猫連載に間に合わせよう。


2012年9月17日月曜日

湯本の湯の本を見に行くの日

起きたら雨。いや、通り雨だからすぐ止むでしょう、散歩に行こうとでかけたらどしゃぶってきたので、シグマのDP1MやDP2Mはバッグにしまい、首から提げるのは防塵防滴ボディに防塵防滴レンズのOM-D+12-35mmセットだけにして箱根湯本散歩。

上ったり下ったり早雲寺したり旧東海道したりしつつ、
Untitled
早雲公園近くの山の上にあった天祖神社。古社には湿気が似合う。
遡れる歴史はどこまでも遡れの精神に従い、
箱根で最初に発見された源泉があるというのでそちらへ。
旧東海道から脇に逸れ、弥坂を下る道が鎌倉時代からの街道だといわれてて、
橋を渡ると地名が「湯場」。
箱根湯本の湯本は、湯の本だからして、箱根で最初の温泉地であり、
その湯本で最初に温泉が見つかったのが湯場なのだ。
湯場にある熊野神社のふもとに今でも源泉が生きていて、
各旅館に湯が送られている。
Untitled
これが今でも現役の奈良時代からの源泉なり
伝承によると、最初に見つかったのが奈良時代らしい。
すごいよね、それ。
文献的には鎌倉時代まで遡れて、
そこから裏の山を越える街道もあったらしい。

ちなみに、奈良時代の古代東海道は、箱根ではなく、その北、足柄越えで東西をつないでいた、箱根周りの方が険しい代わりに距離が短いので、脇街道として使われており、やがてこちらが本道になって、江戸時代に正式にこちらが東海道になりました、と。
歴史的にはそんな感じです。

湯場のあたりはもともとも湯本だからして、今でも古い温泉街のテイストを残しててなかなかよい。
そのまま箱根湯本駅までのんびり歩いてたら猫発見。

Untitled
こわがりさんは遠くからそっと眺めるだけでした
箱根湯本駅は改装が終わってて、登山鉄道が登山していく姿を撮れる撮影スポットができてたのでそこで1枚。

Untitled
登山鉄道は上ります
帰りはMSEで。
猫と温泉ツアーから帰宅したら、休日だというのにキヤノンが6Dを発表したりオリンパスがPL5やXZ-2を発表したりでフォトキナに向けて新製品がどかどかと出てて、なんとも慌ただしいのでした。


2012年9月16日日曜日

芦ノ湖で猫

LSEの後ろ展望席が取れたけど行くかと聞かれたので即答したのが先月のこと。
遠ざかっていくロマンスカーカフェ、遠ざかる東京、すれ違うVSE。

箱根
単線エリアでVSEとすれ違う迫力
箱根
そして新宿へ向かうVSE
面白い。
午後、箱根湯本につき、バスで山を越えて芦ノ湖へ。
湖尻の船乗り場で猫と戯れる。営業部長とか営業課長とか。

箱根
猫がわらわらと寄ってくる様子
猫連載用の写真をたくさん撮る。
芦ノ湖で日が暮れる。
箱根
日が暮れた
バスで湯本に戻る。

2012年9月15日土曜日

世田ヶ谷八幡宮秋の例大祭だった

DP1MとDP2M(こっちは私物じゃなくて作例用)をもって近所を散歩。
世田ヶ谷八幡宮が秋の例大祭だった。忘れてた。
奉納相撲やってた。
SDIM0031
毎年、東京農大相撲部が奉納相撲を行うのです
神楽は明日か。残念。
世田谷八幡宮例大祭
by DP1M
梅ヶ丘に新しくできたホットケーキ屋でホットケーキ喰って帰宅。

家電批評の原稿を少し書いてメール。

スマホはデジカメを喰うか

次の週刊ダイヤモンドはデジカメ特集で、その名も「カメラ激変」。幅広く取材しててダイヤモンドらしくまとまってるので必見。
で、わたしは特にスマホカメラについて聞かれたのだけどあまり使われてなかったのでここにざっくり。

シンプルな話、
写真の目的って大ざっぱにみっつにまとめることができて、
それは「表現」「記録」「コミュニケーション」なわけです。
そう考えるとすごくわかりやすい。
写真を撮ったり見せたりすることでコミュニケーションになる。

この中で一番市場が大きいのは「コミュニケーション」で、
コンデジは「日々の記録」と「コミュニケーション」の両方の用途を担って低価格・コンパクト化が進んでいたのだけど
iPhoneが出てきて話が変わった。
(ケータイカメラはなんだったんだという話もあるけど、あれはあれで「ケータイ」というけっこう閉じた世界にとどまってたので驚異にはならなかったのだ)
iPhoneなら撮る・見る・見せる・共有すると全部1台でできるし、デジカメと同じフィールドにいるしで、コミュニケーションのためのカメラってジャンルをぐはっと奪っていったのだ。
そうなると、撮る・見る、あとはパソコンさんよろしく、だったコンデジは太刀打ちできない。
よって、コミュニケーションのためのカメラという位置をスマホに奪われるのは必然。
という話をしたです。

対して、「記録」としての写真はまだまだコンデジの方が上なのだけど、
(デジタル写真をどういう方法で長期保存するかという課題は残るとはいえ)
それではコミュニケーション市場を奪われたマイナスを補えないので。
コンデジはクオリティを上げることで差別化をはかって、
「表現」+「記録」という2つを取りに来た。
これがうまくいけば、
スマホで写真の面白さに目覚めた人が次に買うカメラとしてちょうどいいし
コンデジの単価も上がるので業界としてもありがたい。

それまで表現のためのカメラは一眼レフが筆頭だったのだけど、
こちらはこちらで、ミラーレス一眼化で
「表現」ジャンルに加えて「記録」ジャンルも取りに来た。
残された一眼レフは、フルサイズ化でよりクオリティを上げてきた。

大雑把にいえばそんな感じ。
だからわたしの使うカメラ構成も、iPhone+ハイエンドコンデジ/ミラーレス+フルサイズ一眼
になっていくわけです。

2012年9月14日金曜日

DP1 Merrill と iPhone 5 の日

まあなんというかおそろしい日でありました。
まずお昼頃中野のフジヤカメラへ行き、
SIGMAのDP1 Merrillおかいあげー。
脳内通称「ワンメリ」。
DP2sを下取りに出して購入したのがミソで、下取りの場合、DP2s買い取り価格が1割増しになり、さらに下取りサービスでワンメリが3,000引きになり、なんやかやで、7万円ちょっとでゲット。
だいたいカメラやレンズを買うときはこのパターンが常道。
by iPhone4S

ワンメリの箱を抱えて新宿へ行き、サイゼリヤで三井さんとiPodStyleと合流。
ヨドバシでiPhone5予約に並ぶ予定だったのだが、行列は15時から、というお達しで時間をつぶしてたらしい。
というわけで、ワンメリで最初に撮った写真がサイゼリヤのパスタという情けないことに。

15時近くなったのでヨドバシへ行くとすでに列ができているも、まあ、いつもの感じだと初日午前中になんとかなるかなという人数。
auとSBMで別の列を用意してて、auの方がちょっと長い。
わたしのTLでは、auよりSBMの方が多くの人が並んでるというけれども、
新宿のヨドバシではauの方が長かった。わたしが並んだのはSBMの方。普通の機種変。
by iPhone4S

今回、auの方が人気だろうね。

わたしはテザリングは不要なので(というか、iPhone以外の回線を持ってるのでそっちでやればいいし)、素直にSBMのままもう1年付き合ってみる予定。

で、予約受け付け開始の16時が近くなっても、auもSBMも料金プランや端末価格を発表しない。
互いに相手の出方を待つチキンレースしてたわけで、16時ギリギリでauが先に発表したのはいいが、そのサイトが重くてつながらないというオチまで付き、
続いてSBMも料金は発表したけど、店頭に情報が伝わるには間に合わず、
もう結局、料金もわからないまま契約という二段落ち。なにやってんだか。

今回はLTEが使える分、料金体系もややこしいようで、端末価格もじゃっかん上がったという情報もアリ、SBMは4Sからの機種変組には特別のプランを用意するという話もあり、まああとでゆっくり考えよう。

ともあれ無事予約も完了したのでちょいとビール飲んで解散。

この連休はワンメリを持っておでかけしたりしてきます。
DP1めりる
ワンメリ