2014/02/28

[仕事]終日篭もって仕事

ITMediaにニコンのD3300のレビューを書いてメール。

D3300で撮った作例の撮影時のセッティングを細かくチェックしないと掲載する作例を選びづらい。D3300はもう返却しちゃった。
ふふ。でもうちにはD600があるので、同じニコンなら撮影モードもカメラがどんな設定で撮ったかもわかるのだ(汎用のEXIF情報だと、オートか発行禁止オートかプログラムAEか区別つかなかったりするから)。NikonView NXで開けばいいのだけど、その存在を忘れてましたすみません。
で、D3300で使ったメディアをD600につっこむと、撮影画像がありませんといわれる。
とほほ。しょうがないので、D600で1枚撮ってフォルダを作り、
そのフォルダにD3300で撮った写真を放り込んでやる。
これでOk。まあ他の方法もあるだろうけど最初に思いついたのがこれだったので。
要するに、フォルダ名で、同じカメラで撮った写真以外は再生しないようチェックしているのですな。

さらに、明日の「東京古道散歩」講座の最後の下調べをちょいとしてから寝る。

2014/02/27

[働いた日]今日は仕事した

ITMediaにE-M10のレビューを書いてメール。
ascii.jpに猫連載を書いてメール。
あと1本書けば2月が終わる……というところでちとダウン。


2014/02/26

[ダメ人間の日]ダンジョンキーパーとか食戟のソーマとか

ダメな日。
よし、次はE-M10のレビューを書くぞ、とMacに向かったもののなかなか進まず、
ついさぼって、
iPadでダンジョンキーパーしたり……。

実はPC版のダンジョンキーパーをプレイしたことがなかったのだ。

昔、まだPCゲームで遊んでて、ゲームの記事も書いてた頃、
(ダンジョンキーパーを作った)ピーター・モリニューはある種のあこがれで、
何しろ、
ピーターがいたブルフロッグが出したゲームがことごとく斬新で面白かったのだ。
ポピュラス、シンジケート、マジックカーペット。
この3つはすげー遊んだ。ポピュラスはX68kで。
シンジケートやマジックカーペットはPCで。
英語版しかなくて苦労してインストールして遊んだ。
特にハマったのはマジックカーペットで、
ゲームレビューを書いたあとも、
ときどき仕事をさぼっては遊んでた記憶がある。
(普通、レビューを書いちゃうと、そのゲームへのテンションがそこで落ちるので遊ばなくなるのが常だったのです。)

そのマジックカーペットの浮遊感(マジックカーペット=魔法の絨毯。魔法の絨毯に乗って両手から魔法を繰り出して戦って陣地を広げていくというゲームだったのだ)は今でも覚えてるわけで、
あれ、iPadで遊びたい。
ゲーム作家としてはもう超有名で、
昔、ダンジョンキーパーが出る直前にアメリカのE3に取材にいったとき、
ピーターモリニューを取材して握手してもらってよろこんだりしたもんですよ。
なぜダンジョンキーパーのようなゲームを思いついたのですかとか
そんな話を聞いた記憶があるもの。
そしたら、今までのゲームは勇者がダンジョンを攻略するのが当たり前だった。
逆に、自分が悪役になってダンジョンをつくり、勇者を撃退するのは面白そうだと思ったんだ、てきな感じ。←記憶はいい加減ですが。そもそも英語わかんないのに、英語のテープ起こしとかロサンゼルスのホテルにこもってやってたんだよ。ひー。

ただ、そのダンジョンキーパーが完成して発売された頃は、
すっかりMacの人になってて
やりそびれたのです。

だから、iPadで出たのを知って、おもわずはじめちゃったのだ。
レビューを見ると、オリジナルのダンジョンキーパーとはずいぶん違うみたいだけど
それでも、地下のダンジョンを作って、敵(ネット上で自分のダンジョンを作ってる見知らぬ人)を攻撃して攻略したり、逆に自分が寝てるときにいつのまにか他の人に攻撃されてて、立ち上げると成功したとか攻略されたとか出るというのがたまらんのだ。
なんか久しぶりにゲームしております。

あの頃は斬新なゲームがちょくちょく出てて面白かったなあ。
いやほんとに。射幸心に頼らないゲーム。
物語は与えられるものじゃなくて、
プレイヤーひとりひとりがゲームしながら勝手に作っていくのだ
というゲーム。
そういうのがまだときどきありました。
そういえば、Oh!Xで「物語をなぞるだけのゲームなんてクソだ」的なドラクエをdisるような原稿をよく書いてたなあ。スゴロク型RPGとかいってたなあ。
なつかしい。

「食戟のソーマ」は電子書籍で。
コミックはBookLiveが一番使いやすい。
世間的には、KindleとiBooksが2強だそうだけど、
BookLiveはシリーズものをまとめてひとつに表示してくれるので
何巻も続くコミックはすごく管理しやすいのだ。
買うときも、何巻まで買ったかすぐわかるし、
続刊があるときはサムネイルを表示して教えてくれるし。

コミックを読むなら、RetinaのiPad+BookLiveがイチオシであります。

で、そのソーマだけど、少年ジャンプ的な王道漫画(料理漫画で無鉄砲で天才でバトルで意味も無く服が脱げるという)で、まあ、ミスター味っ子の現代版みたいなもんといえばそうで、何か新しいかといわれると微妙なんだけど、つい、ああジャンプだなあと思いながら楽しんでしまいましたとさ。

2014/02/25

[古道]東京古道散歩講座の資料を作る

ネタも揃ったので
3月1日の「東京古道散歩」講座で配布する資料を作る。
現代地図に散策のルートを描き入れ、
同じエリアの明治の迅速図を引っ張り出してルートを描き入れて
比較できるようにし、
おまけに
江戸名所図会や寛永江戸図なんかを引っ張り出して
全部で7ページ。
妙に力作になってしまった。

寛永年間に描かれた江戸図の一部。SV600でスキャン。
こういうことをしたくてSV600を買ったのだ。
ついでにいろいろとスキャンしまくりたいが我慢。

真ん中左辺りに高田馬場がある。高田馬場が寛永の頃なので、その直後くらいか。
その南に尾張徳川家下屋敷があるはずだが、調べたら、この20年くらいあとのことらしい。だからまだ地図にはない。てなことを調べはじまるととまらないので危険。

4月からの「東京古道散歩」第2期はまだ空きがあるので
みなさまよろしく。

講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社


[デジカメ]キヤノンは低価格コンデジから撤退するというが

昨日帰宅したら、
キヤノンが低価格コンデジから撤退するという記事が話題になってて、
夜中には、キヤノンは明確に否定、ってニュースもまた別途流れてて、
いったいどっちなんだ、と。
というときは、キヤノンのデジカメサイトを見てみるとよいのです。

そうすれば一目瞭然。


2年前はこうだった。
Waybackmachineから引っ張り出してみた。
1画面ではおさまりきらないんだが、IXYは同じIXYでもこの頃は「手ブレ補正もないIXYなんてなかった」し、低価格シリーズのPowershot Axxxもいくつかあった。


今や、かつて主力だったIXYは縮小し、安いけどけっこう使える廉価でお得なシリーズだった「Powershot A」は在庫のみなんである。

これってすでに「撤退戦」にはいってて、
今さら報道するようなことでもないんじゃない?
以上、現場からお伝えしました、的な。

ちなみに、高倍率機とハイエンド機のラインナップは増えてるし、アウトドアデジカメも健在です。為念。


だから、「コンデジから撤退」とか「コンデジがなくなる」という話じゃなくて、
あくまでも、「廉価モデル」から撤退ということで、
廉価モデルは日本よりもむしろ海外での展開を視野に入れたものだから、
日本のユーザー的にはそう影響はないかと。

他社はどうかというと、似たり寄ったり。

パナソニックのスタンダードコンデジ

富士フイルムのFinePix(Xシリーズは拡張し続けてます)

SONYの廉価なCyber-shot
で、もちろん各社ともハイエンド機のラインナップは充実しております。
すでに現状がこうなっているわけで、今さら慌ててどうすると。

ちなみに、コンデジのジャンルだけど、大雑把にこうなっております。

・低価格コンデジ(廉価版コンデジ):1万円台で買える。CCDセンサーを搭載してる。
・スタンダードコンデジ(普及型コンデジ):初値が2〜3万円。たいていCMOSセンサー。ズーム倍率は高い。ちょっと前までの主力モデル。
・高倍率ズームコンデジ:どこからが高倍率とするかはメーカーによって違うけど、生き延びております
・ハイエンドコンデジ:一般に、1/1.7インチ以上のセンサーを搭載したコンデジをそう読んでいる。今の主力はここ。

この中の「低価格コンデジ」が大幅に縮小し、「スタンダードコンデジ」も絞られつつあるけど、高倍率機とハイエンド機はがんばっております、ということで、
なぜそうなったかというと、
そもそも日本のコンデジはとっくに「買い換えユーザー」が主要な層になってて、
彼らが買い換えてないから売れてないわけで、
さらに、
カメラって「撮る機械」で撮ることに特化してきたのだけど、
ユーザーにとっては「撮る・見る・見せる・貯める」の4つが全部そろってはじめて「写真」なわけで、
デジカメだと「見る」はともかく「見せる・貯める」はパソコンに丸投げしてたのに、
iPhoneなら「撮る見る見せる貯める」(まあ、貯めるに関してはいろいろと改善の余地がありありだけど)の4つが全部ひとつですむ、
となれば、
あとは推して知るべし。

でも逆に、
スマホのおかげで「写真人口」自体は大幅に増えてるわけで、
そういう人たちが、写真って面白い、もっといろいろ撮りたいと思ったとき、
スマホとは明らかに違うレベルの写真を撮れるカメラとなると
ハイエンド以上のコンデジかミラーレス一眼かとなるわけで、
ハイエンド以上のモデルに力がはいるわけです。

個人的には、ハイエンド以上のモデルに力がはいったおかげで
面白いカメラがどんどん出てきてて、
これはこれで悪くないなとちょっと思ってたりします。
1〜2万円というとんでもない価格で売らなきゃ、って世界じゃなくなれば
まだ進化の余地はたくさんありそうだし。

と、思いついたところを超大雑把に。

2014/02/24

[古道]豊島区の鎌倉街道

都内某所で某社と某な某。
その後有楽町線で東池袋に出て、
前回歩きそびれた鎌倉街道をチェックしつつ雑司ヶ谷へ歩く。
巨大な豊島区役所新庁舎建設現場の囲いにこんなもの発見。
おお。



でもまあこれで3月1日の詳細が頭の中にできたので
当日配る資料を作らねば。

そうそう「東京古道散歩」第2期ですが、
4月からやります。
今回は、都内の古代東海道、渋谷あたりの鎌倉街道、用賀から世田谷城と
23区内の3コースを歩きます。
古道好きな方、歴史好きな方のみならず、なんか面白そうだなと思った人はぜひお早めにお申し込みを。
講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社

ついでに鬼子母神で作例撮り。
目白駅経由で帰宅。

夜、ITMediaにiPhoneカメラ連載を書いてメール。


2014/02/23

[週刊東洋経済]ちらっと登場してます

週刊東洋経済3/1号が届いてた。
なんだっけ、と思ったら、
先日、東京古道散歩講座の取材にこられてて
ちょっと話をして名刺を渡したんだった。

こんな風に写真入りで紹介されております。
特集「ひとりで生きる」の中のヒトコマ……
趣味の集まりをって話だ。
東京スリバチ学会系の人が紹介してくれたもよう。
赤いジャケットが目立っております

なんというか、こんな風にしれっと、それもIT系じゃなくて古道ネタで
講師として登場するなんて自分でも不思議です。
だから人生は面白い。

夜は、e-mansionの連載をなんとか朝までかかって仕上げてメール。
ふはーー。

2014/02/22

[サッカー]ゼロックススーパーカップ

国立競技場でゼロックススーパーカップ。
サンフレッチェ広島vs横浜Fマリノス。
今回は広島側の自由席ゴール裏。

朝、広島から夜行バスで東京入りした熊サポの女子と待ち合わせて
3人で国立競技場へ行き、
楽しく観戦。

広島サポのどまんなかでシータ! - Spherical Image - RICOH THETA

マリノスまだ冬眠から目覚めず。
おかげで、天皇杯ではおさえられたミキッチが好き放題。
広島も高萩がいなかったりしたけど、
まあプレシーズンの試合では若手の方が仕上がってるわけで、
野津田と浅野のふたりが活躍してくれました。

まあ平和に終了。
いよいよサッカーシーズンもはじまります。
国立競技場もあと数ヶ月の命なので、
できるだけ観戦にいくかと思うのでありました。
SAYONARA国立

新国立競技場はどうなるんでしょうねえ。
ザハのトルテになるんだろうか。
けっこう不安。
新国立競技場についてはこちらをどうぞ
トップページ | 新国立競技場 | JAPAN SPORT COUNCIL

夜は広島から来た子の友だちも合流して
「豚組しゃぶ庵」で豚しゃぶ。

漫画の話になり、今少年ジャンプで面白いのは何?と尋ねたら、
「食戟のソーマ」と即答。
美味しすぎて服が脱げるのがすごいと
ヲタっぽい薦め方された(笑)。

疲れたので寝る。

2014/02/21

2014/02/20

[そち]女子フィギュア……よいものをみた

猫連載を推敲してメールして
夕方から朝日新聞社でアサヒカメラの鼎談連載第2回。
いろいろとしゃべる。

帰宅してさあ今週はあと1本だ、と思ったのがいいが、
テレビをつけちゃったからさあ大変。
メダルや点数のことなんて考えず、伸び伸びと滑って欲しいなあと思いつつ、
浅田真央だけ見てやめようと思ったのに
つい最後までかぶりついちゃいましたですよ。
いやあ、Twitterはお祭り状態でした。

で、感想はシンプルに。
浅田真央はワクワクドキドキした。素晴らしい。いいものを見た。
 うまくいきますように、って祈る必要すらなかった。
コストナーにはドキドキした。妖艶さがたまらん。
ソトニコワにはワクワクした。ダイナミックさがたまらん。
キムヨナはワクワクもドキドキもしなかった。無難に手堅くという印象。
リプニツカヤは最後のスピンに萌えた。あれはいい。

フィギュア団体戦に出た選手は軒並み個人の成績が悪かったというコラムを見て気になったのでチェックしてみた。
日本フィギュア惨敗の真因は、スケート連盟とマスコミの商業主義(山田 順) - 個人 - Yahoo!ニュース

金メダルのソトニコワと銀のキムヨナは団体戦出場しなかった組。
コストナーと浅田真央はSPに出場組。どちらもフリーは素晴らしかった。
ゴールドはフリーに出場。
リプニツカヤに至っては両方出てた。
さて関係はあったかなかったか。

2014/02/19

[仕事]の日

尻に火が付いてボウボウとしてきてヤバくなりヤバくなり
終日家にこもってなんとか
ITMediaの連載を書いてメールして
家電批評の2ページを書いてメールして
ascii.jpの猫連載を書く。

2014/02/18

[古道]作例撮りついでに東京古道散歩のロケハン

レビュー用のカメラがあるのでいつも頼んでるともだちにお願いして
人物作例撮り。
まあいろいろあってそれまで時間が空いたので
高田馬場から池袋まで、
3月1日の東京古道散歩講座で歩く予定の道を
下歩きしつつ、作例を撮ることにする。
2時間半と決まっているので、
あらかじめ歩いてみて、どのくらいかかりそうか
どのくらい寄り道できそうかチェックしとかないと不安なのだ。

高田馬場駅から諏訪神社→穴八幡と回る。

諏訪神社。諏訪神社という名前だから当然諏訪大社に祀られてる「建御名方神」が主祭神なんだけど、実は諏訪神社になったのは江戸時代。
元々は大国主命・事代主命を祀ってて、松原神社といわれてたらしい。
源頼朝ゆかり。

穴八幡、全体がきれいになったなあ。そういえば改装が終わってからちゃんと訪れるのはじめてだ。というか、自転車以外で訪れたのもはじめてかも。
穴八幡の穴はどこですかと尋ねたら、非公開ですといわれた。まあそうだろうな。
源義家ゆかり。

鎌倉街道沿いに欠かせない源氏系神社なのであります。

高田馬場跡から面影橋、そして山吹の里。



北上して氷川神社&南蔵院→宿坂→雑司ヶ谷。
高田氷川神社、境内撮影禁止だという。
こういう街中の神社で撮影禁止とは珍しい。
昔は違った気がするのだけど、何かあったんだろうか。


そして鬼子母神。
灯籠がひとつ壊れてたのが気になる。


散歩コースとして楽しいのは、鬼子母神から本明寺境内を抜け、威光稲荷に立ち寄って池袋駅ルート。
それで歩いてみたら、猫発見。

池袋駅で待ち合わせて、駅近辺で作例撮り。

デパート屋上でシータ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
そんな感じで夕方に解散。
帰宅してZweiteGPSでとったログを読み込んでルートをチェック。
うーむ。
本明寺を抜けるより、東池袋駅に向かってできるだけ鎌倉古道を辿った方がいいなあということで、そっちにしようかと。







2014/02/17

[雪猫]レビュー用作例と猫撮りに

レビュー用にD3300とE-M10を持ち、
猫用にE-M10を携え、
電車で(この辺が軟弱)多摩川へ。

大黒屋の、そもそもよれよれだったガレージが
雪の重み(たぶん)でつぶれておりまして、
その奥に鎮座してた小さな祠も隠れてしまっておりました。
こんな身近に雪の被害があるとは驚き。
今回の雪は重かった。


で、日陰にはまだ雪が残っていたのであるが、
雪国へ出かけてもなかなか撮れない雪猫写真を
まさか多摩川で普通に撮れるとはなんともびっくり。

というわけで、Stylus 1で「もう雪なんてきらいよ(by ミケ)」な写真をどうぞ。
OLYMPUS Stylus 1
Stylus 1……いいわ。感度を上げない限り、すごくいい。
これ以上の雪猫写真は次回の「這いつくばって猫に近づけ」で。
こちらでは、小田急線と猫、ボートと猫というカップリングをどうぞ。
OLYMPUS Stylus 1
OLYMPUS Stylus 1

そうそう、D3300とE-M10、両者はある意味ライバルなわけであるが、
光学ファインダー機の軽快さも
EVF機の背面モニタとのシームレスな切り替えも魅力的で、
善し悪しは難しいところ。

夜は家電批評の原稿を4ページ分書いてメール。

2014/02/16

[浮世絵]富士山と太田記念美術館

晴れ。
富士山がきれいに見える。山頂あたり雪が舞ってもやっとなってるのがおそろしや。
蛭ヶ岳(富士山の左側手前に見えてる山)の山頂にも雪。
世田谷から600mm相当で撮るとこのくらい大きく富士山を撮れます。
E-M1 + Panasonic 100-300mm
家でぼーっとしててもアレなので、
妻と浮世絵を見に原宿の太田記念美術館へ。
原宿の巨大な歩道橋がほんとになくなってたのを見て驚く。
iPhone 3Gや3GS発売前夜は
ここにあった歩道橋を越えて渋谷方面に列が伸びていたんだよなあ。

さて太田記念美術館。
‎www.ukiyoe-ota-muse.jp
葛飾北斎の娘、お栄(葛飾応為)の1枚の絵をネタに
浮世絵における光と影の表現をテーマにした展示。

応為の「吉原格子先之図」がもう
ステレオタイプな浮世絵のイメージをぶっとばしてくれるすばらしさで、
この頃の浮世絵は面白いわ。
夜、仕事にとりかかるも
下書きだけしてダウン。

2014/02/15

[雪]でした

cp+が雪で中止となったので
……まあもともともう行く予定はなかったのだけど……
家でのんびりと
気温が上がったので屋根の雪がずり落ちてきてた

昨日撮った写真を整理してブログを書いて、
ニュースを見ようとNHKをつけるものの
オリンピックの合間にニュースをやってるという案配で
しょうがないのでテレビをつけっぱなしにしといたら
カーリングのルールがやっとわかってきた。

昨夜撮った雪写真。
下から吹き上がっております。おそろしや。

[CP+][THETA]CP+でTHETAしてきまシータ

CP+にTHETAを持って行ったので、
フル全天球パノラマを2つ
スチルを2つどうぞ。

まずは会場の様子。場所はみなとみらいにあるパシフィコ横浜。
横長のフロア全体を使い、
両端にメーカー系のでかいブース、
中央に写真用品などの小さなブースが固まっている。

cp+ その2 - Spherical Image - RICOH THETA


雪なので来場者は少なかったものの
それでも人気プロダクトには行列。

一脚にシータをつけて歩いてると視線感じます。
さすがcp+だけあって、みんなシータの存在を知ってるし、
リコーブースにはシータコーナーもあるし。

いつものように、コンパニオン撮影目当てのいわゆるカメコも多数。
このしゃべってるふたりが誰だかわからないけど、やたらカメラ持った人があつまっておりました。



各ブースで繰り広げられているステージはこんな感じ。
三井さんがiPhoneとKLYP+の話をしてたのでシータ。


この魚眼な感じで切り取れるのがいい。

最後は、シグマブースで「お願いシータ」。
女の子にシータを持ってもらって、リモートで撮ることを「お願いシータ」というらしい。


cp+ その3 - Spherical Image - RICOH THETA


こんな風に、シータを使ってイベントをレポートする仕事とかこないかなあ>業界のみなさま


[CP+]のくちくろん!

CP+ネタの続き。

今わたしのメインシステムがマイクロフォーサーズなので
当然気になるわけで。
まずはパナソニックブースでノクチクロン体験コーナー。
のくちくろん、とひらがなで書くとなんか間抜けで高そうに思えなくてよいですな。

自前のカメラにノクチクロンをつけて撮ってもいいよといわれたのでさっそくE-M1につけて撮ってみる。ひゃあ。



いいわあ、これ。
そのときE-M1につけてた12-40mmでも同じカットを撮って見比べてみたんだけど、ノクチクロンをF1.2の開放にして撮った方が解像感が高い!
やっぱ違うわ。
ぼけかたもきれいだし。うーむ。欲しいぞこれ。
42.5mm(つまり85mm相当)でF1.2。マイクロフォーサーズなのでフルサイズに比べると2段分被写界深度が深いのだけど、APS-Cカメラに85mmF1.8をつけたくらいにはなるわけで。でも168,000円(ヨドバシ価格)は無理やわー。うう。
LEICA DG NOCTICRON 42.5mm|交換レンズ|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

オリンパスは14-42mmの電動ズームとか25mmF1.8とか新しいレンズも出てたけど、
やっぱ要チェックなのは参考出品された2本のレンズ。
2015年発売予定の300mmF4と7-14mmF2.8。
特に300mmF4.0ですわ。
600mmF4ですからねえ。
今年後半に出る45-150mmF2.8とこれがあればかなり揃うもの。
45-150mmが出ると知って、パナの35-100mmを見送ったので期待しております。


すでに100-300mmって望遠ズームがパナソニックから出てるんだけど、
クオリティ的にいまひとつ不満だから。
オリンパス ニュースリリース: 「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 PRO」の開発について

マイクロフォーサーズはですねえ、
ボディもレンズもコンパクトに済むのが良さなのです。
一眼レフに比べて機動力が確実にあがりますもの。

あとはまあ、
富士フイルムのX-T1とかパナソニックのGH4(こっちは4K動画がメイン)とか
キヤノンのG1X markIIとかソニーのα6000とか、
考えてみたら、ここで真面目にCP+レポートする必要はないんだな
ってことで割愛。

今までと違うのはアウトドア系の展示が多かったこと。
GoProやカメラをバイクや自転車に装着するマウントのブースが出てたし、
クアッドヘリも飛んでた。
ペンタックスも自転車につけてたし、ソニーもアクションカメラ用リモコン腕時計出してたし(これは面白そう)。



そんなわけで、
各ブースを回ったり、知人と会って話をしてたら
時間がきたのでありました。
会いそびれた方々もいたけど、まあしょうがない。

[CP+]シグマのdp2 quattroの道楽っぷり

3日目のCP+は開催中止となったもよう。
事前登録者には0730頃、プレス登録で入場した人には1130頃
メールで連絡があったらしい。
わたしはFacebookの書き込みで知ってびっくりしたあと
事務局からメールが届いたって感じだったけど、
現地で知った人も多いだろうなあ。

さてCP+。
個人的に一番観たかったプロダクトはDP2クアトロ。
ほんとにあの横長なボディは握りやすいのか。
新型のX3クアトロセンサーはいったい何なのか。

雪の日なのにシグマブースは来場者がいっぱいいて
dp2クアトロをおさわりできるコーナーは行列。
いやあ、みんな楽しそうにさわってましたわ。

わたしも当然握ってきた。
ボディの感じがわかりやすいよう、
手に持って(あるいはたまたま一緒にいた赤城さんに持ってもらって)撮影。





面白い。親指シャッターが意外にイケる。

目立ちたくてこのデザインにしたのではなく、
電源系など発熱するものをセンサーから少しでも話してまとめたい→グリップがやや離れてて太くなってる
など理にかなってて、それにグリップを前じゃなくて後ろにでっぱらせて
両手でホールディングしやすくしたとか。
ダイヤルが2つに増え、操作系も一新。
今までのDPよりわかりやすくダイレクトに操作できるようになってて素晴らしい。
にしても、
カッコいいのでアリです。これは欲しくなる。

今回のもうひとつのウリは新型のクアトロセンサーで、
一番上の層を4000万画素、真ん中と下の層を500万画素という層によって画素数が違うというユニークなクアトロセンサーは理にかなってるのか、実際にいい絵が出るのか、
その辺もいろいろとしつこく聞いてきたのだけど、
とりあえず、出たら買うかなあ。
いつでるかはわからないけど、泳げるころには?

クアトロセンサーについてはCP+会場で行われた山木社長の講演を見てもらうのが一番いい。Macお宝鑑定団がYouTubeにアップしてくれたので観るべし。仕事はやすぎ。
Foveonに興味なくても、イメージセンサーの基本についても語ってくれるので観るべし。


Foveonの歴史やベイヤー配列との違いなどなどなるほどなあという内容。
緑と赤の層が500万画素分しかなくて不安を感じた人の不安はおおむね解消されるでしょう。
一番上の層で、青の情報と共に、RGB全色の輝度情報も捉えられるので、それを元に500万画素分の緑や赤の各層から4000万画素相当分のデータを取り出すということのようです。
個人的には緑と赤の層の画素サイズがでかくなったメリットに期待しております。

もっと詳しく知りたい人は「写真あれこれ」ブログが参考になるかと。
FOVEON Quattroセンサーは何が凄いのか? - 写真あれこれ - Yahoo!ブログ
CP+ 技術アカデミー 垂直分離型Foveonイメージセンサーについて - 写真あれこれ - Yahoo!ブログ


とりあえず、今年買いたい道楽カメラの第一候補だなあ。

2014/02/14

[雪]雪のcp+へ行ってきた-雪の日の交通機関編-

雪の世田谷から雪の横浜へ。
今までは小田急→下北沢→井の頭線→渋谷→東横線→みなとみらい線
という経路を使っていたのだが、渋谷駅が地下に潜ってダンジョンと化し、副都心線とくっついてややこしくなった。
そこで今回は
小田急→代々木上原→千代田線→明治神宮前→副都心線→東横線→みなとみらい線
という経路を採用。
これ、いいわ。ちょっとだけ遠回りになるが、下北沢と渋谷というややこしい乗換をどっちもスルーできるもの。

そしてみなとみらい駅で降りる。雪である。
まだこれからって感じですな。

そしてcp+へ。プレス受付が遠かった。。。
のはいいとして。
会場へ。

cp+訪問を初日じゃなくて今日にしたのは
夜、マンフロット社のパーティに呼ばれていたからで、
現地で、荒天で帰りの交通機関がどうなるかわからないので
パーティは中止になったと判断される。
がーん。

時折、灰皿がある屋外へ出る。
きれいに雪をかぶった木があり、皆写真を撮っている。
中にはこんな姿で雪の中で撮る人も。ああさすがcp+ 。

やがて日が暮れていき、18時近くなったのでそろそろ帰るかと会場をあとにする。

すっかり真っ白に。

さてどうやって帰るか。
雪の日は交通機関が乱れやすく、会社帰りの人で混雑しやすく、
おそらく各鉄道とも間引き運転&徐行するため
その辺の情報を得ながら帰宅ルートを決めるのだ。

混んでる東横線車内でTwitterを検索。
武蔵小杉→南武線→登戸→小田急線
にするか。武蔵小杉がカオス状態というツイートを観てやめる。
南武線はやばそうだ。

行きと同じ明治神宮前経由にするか。
でも検索してみると、代々木上原駅が飽和してて身動きとれないとのツイートを発見。

いやあ、見知らぬ人のツイートを便りに経路を決めていくって面白いわ。

ひとつ思いつく。
あ、自由が丘→大井町線→二子玉川→バス→成城学園前→小田急
という手があるではないか。
これ、乗換が多くて平時なら時間がかかって不便だけど、
雪の影響で鉄道がわやくちゃになってる今なら有効かも。
ツイートをチェックすると、大井町線は平和らしい。

結局、二子玉川へ迂回し、バスにのる。
座れる。素晴らしい。
ただまあ、バスは超徐行運転なので予想より時間はかかったんだけれども、
人混みを避けての帰宅がなされたのであった。

そういうことができる面白い時代なのだ。
無数のリアルタイム情報から自分がとるべき行動を判断していくという
感覚はとても面白い。
何かあるとマメにツイートしてくれる人々に感謝せねばなるまい。

あ、cp+の話を全然してないや。
まあそれは次のエントリーで



2014/02/13

魔法の国でアリんス

ブロガーのしゅうまいさんがNEX-5Tを買った記念で
もう使ってないNEX用の外付けストロボ(HVL-F20S)を
譲ってあげることになったのである。
最近、うちのNEX-5Nをほとんど使ってないので、
必要最小限の構成だけ残しとこうという感じで、
徐々にレンズや周辺機器から減らしてるのだ。

もともと高い製品じゃないので、
お金はいいから代わりにイマドキの面白いランチをおごってくれといったら
こともあろうに、
魔法の国に連れて行かれたのである。
わはははは。
これは予想外の展開でありました。

なにしろ、入口がこれで、

中に入るとこれで、

さらにこんなんで、

出てくる料理がこれで、

デザートはイモムシなんですから

いや、Eat meといわれなくても食べますが。

ああ面白かった。
客層も様々で、
それっぽい服装の女子も当然大勢おりましたが、
娘にせがまれて連れてきたっぽいお父さんがよい感じでした。
でもきっとわたしも他人のこといえない。


で、そのあとは新宿でちょいと作例を撮り、
ヨドバシでLED電球をひとつ購入。

うーむ。昔ながらの(といってもほんの2年ほど前だが)、
光があまり広がらないタイプの電球が欲しかったのだけど、
今はほとんどが「光が広がる」タイプだったのが残念。
えーっと、LEDの場合、光を広げない方が効率がいいわけで、
こちとら天井を照らされてもうれしくないわけで、
結局、配光角が120°でしかも演色性が高い(Ra80)という電球を見つけて、
ちと高かったけど、そいつをゲット。
LDA11N-H-R1 | LED電球 エコリカLED

帰宅して
同じ「昼白色」のとWBを太陽光にセットして撮り比べてみると、緑かぶりがちょっと少ない。
いつかLED電球の光の色を比べてみたいのだが、
どなたか依頼しません?←仕事にならないとやんないらしい。

猫連載を書いてメールして
さらに家電批評の仕事を少しして、短い原稿をひとつ書いてメールする。

なんていってないでそろそろ働かないとやばい。
cp+は明日(14日)行きます。。。。


2014/02/12

[自転車]デジカメ3台背負って自転車で出動して猫

いやあ寒かった。
最近運動不足だし、作例も撮りたいし、ってんで
猫連載用のStylus 1、それから家電批評用のX-T1とα5000をバッグにつっこんで
自転車で多摩川方面へ。
目当てだった民家園が閉園日だったので←行く前に確認しろよ
しょうがなく、登戸の河原へ。
Olympus Stylus 1

実はStylus 1のセッティングをミスっててちょっとアレだったので
ボツにしたカットですが、もったいないのでちょいと処理してこちらに掲載。

やっぱ、Stylus 1は猫撮りにいいわ。よいカメラを出してくれたもんです。

多摩川猫シータ II - Spherical Image - RICOH THETA

それにしても寒かった。
走ってるときはいいけど、自転車降りて写真撮ってると寒いのであった。

河原に座って猫を撫でてる女性があっちの方に膝猫がいたよという。
やたら人なつこいミケ系の猫で、すぐ膝に乗るのだという。
行ってみる。
草むらでにゃあと声がしたかと思うと、斜面をトトトと上がってきて、
わたしの回りを何度か回り、しゃがんで膝をポンポンと叩いたら
こんなことに。
iPhone5sのインカメラで撮ってみた。
画像サイズが小さくて画質もイマイチなので普段は使わないんだけど、
こういうときは便利ですな。昼間なら絵も思ったよりいいし。
感心。


2014/02/10

[日記]仕事の日

ITMedia デジカメ撮影術連載のための撮影。
テーブルフォト的な感じで
焼きたてのパンなどを撮影させてもらう。

いやあ、こういうとき、スマホを使ったリモート撮影って便利。
デジカメとスマホの連携で一番便利なのは
写真転送じゃなくて、リモート撮影だと思うのですよ。

だって写真をスマホに転送したいときって、
その場でアップロードしたいときで、
すぐアップしたいのにいちいち接続して両方のデバイスをいじってあれこれって
めんどくさい。
まあ、旅行時など、宿に帰って今日の写真から気に入ったものをピックアップして
ブログに上げるとか、
撮った写真をその場でともだちのスマホに送ってあげるとか
そういう時に使う方がよいのではありますまいかと。

その点リモート撮影は、
リモコンやレリーズを持って行かなくてもいいし
スマホの画面でモニタリングしながら撮れるから
いちいちカメラのとこへ行って構図を確認しなくてもいいし、
そんな感じで、使い出があるのです。


[デジカメ]SIGMA dp2 Quattroにそそられた日

16時、原稿が仕上がらずうんうんと唸ってたら、
シグマからdp2クアトロが発表された。

こいつはすげー。斬新すぎて言葉も出ないが、この正面からのアングルがとてもカッコいい。
とりあえず触ってみたいカメラだわー。

デザインのみならず、撮像素子も新型で、Foveonセンサーの1層目と2層目3層目で画素数が違うというアクロバティックな新構造。
1層目が2000万画素相当で輝度とブルー担当。3層目と3層目はその1/4である500万画素相当でGとR担当。
1層目の高画素を利用して高解像な絵を作る。
なんとも、RAW現像のアルゴリズムがややこしくなりそうなセンサーであるけれども、
実際に撮れる絵がよいのであれば、魅力的なり。
いやあ、面白そうだわ。

操作系も電子ダイヤルが2つになって使い勝手もあがりそうだし、
実のところ、ちょいと欲しい。
dp2クアトロか、dp3クアトロか。
今、DP1メリルを持ってるけど、最近ほとんど使ってないんだよなあ。
なんというか、28mm単焦点って苦手らしい。

まあ発売はまだ先なので、それまでに考える。
久々に大胆な、従来の形状にとらわれないカメラを見せてもらえそうで嬉しい限り。

詳しくはこちらを→dp Series | カメラ | SIGMA GLOBAL VISION

ボディの薄さとグリップのデザインがたまらん。
これを観てたら時間的にやばくなってきたので
慌てて書きかけの原稿を仕上げてメール。

2014/02/09

[雪]雪の蘆花恒春園でシータ

さて、
雪の翌日は動物園がいいよねという話があったものの
疲れたので、蘆花恒春園あたりをカメラ持って散歩。
気温がぐっと上がっている。

自転車で出発する。
きちんと雪かきしてあるエリアなら
晴れ間のおかげで雪も溶け、
自転車で普通に走れるが、
雪かきされてないエリアはハンパにぐちゃっとした雪が残っていて
あぶなくてかなわん。
やはり雪かきは大事なのだなあ。
というわけで、
雪かきにいそしむ7-11の店員さん、おつかれさまです。
OLYMPUS E-M1

蘆花恒春園はいい感じに雪が残ってて
何より。

雪の蘆花恒春園 - Spherical Image - RICOH THETA

梅と臘梅と青空と雪だるま。
OLYMPUS E-M1

OLYMPUS E-M1


雪の蘆花恒春園 - Spherical Image - RICOH THETA

午後、都知事選に投票。
投票率低そうだなと思ったら案の定。
ぜんぶ雪のせいではありますまい。

夜、iPhoneカメラ講座の原稿に取りかかるが、
なかなか思ったように書けず、頭抱える。
さてどうしたものか。


2014/02/08

[大雪]53Fのパーティ会場へ雪中行軍

えっと、大雪でした。雪国のような勇ましい降りっぷり。


1時間余裕を見て家を出たものの、
駅に着いたら、車が踏みきりで立ち往生したとかで小田急が止まってて、


ホームで30分ほど待たされ、徐行徐行で新宿へ辿り着き、
友だちと合流して3人で東京湾埋め立て地方面へ。

辰巳から吹雪状の雪を全身で浴びながら橋を渡り
気分は「八甲田山」。頭の中になるのは「雪の進軍」。
めざすは
対岸の高層マンション53Fである。

橋を渡ったはいいけど、似たような高層マンションが建ち並び、
マンション名の書いてあるプレートは雪に埋もれ、
なんとか辿り着いてパーティールームを呼び出し、
53Fへ向かう。

足跡一つない雪原と高級マンションのギャップがたまらん。
こんな天候の中わざわざ遊びに行くなんて酔狂なヤツはアホだ。

と思いながら
会場へ辿り着くと、そんなアホな大人が何10人とおりました(笑)。

酔狂すぎます。
そこは、東京スリバチ学会系の懇親会で、
老若男女が……いやさすがにこの天候なので
平均年齢は下がっておりましたが、
いやはや、賑やかで、
45年ぶりとかいう大雪と
暖かな高層マンションというギャップが
映画のようで、いや映画ならここで何かサスペンスな展開が期待されるのであるが、
もちろんそんなことはなく、
夜景がきれいというその部屋から見えるのは猛烈な勢いで舞う雪だけで、

集まっているのはマニアックな人々ばかりなので
いろんな人とマニアックな話をして盛り上がり、
マニアパレルな人から、マニアックなエレベーター手ぬぐいを買ったりして
過ごしたのでありました。

帰りは雪も少しおさまり、
電車も遅れてはいたもののそれなりに動いており、
平和裡に帰宅したのでありました。

いやあ、相変わらず雪の中を歩くと疲れるけど、
いろんな意味で面白かったわー。