2013年4月30日火曜日

上野で「グレートジャーニー 人類の旅展」と「国宝 大神社展」

上野でレビュー用の作例撮り。
午後からは博物館めぐり。
「グレートジャーニー 人類の旅」展と「国宝 大神社」展のはしごである。

まずは国立科学博物館の「グレートジャーニー 人類の旅」展。
グレートジャーニーといえば、アフリカで誕生した人類の祖先がだんだん地球上に広がっていく過程を表現した言葉で、てっきり、そのグレートジャーニーを解説してくれるナショジオっぽい展覧会だと思ってたのだけど、この特別展は日本人探検家の関野氏がグレートジャーニーのルートに沿って実際に旅をした記録がベース。
世界各地の風習や文化などを紹介してくれてるんだけど、
ちょっと期待してたのと違ったかな。
面白かったけど、あまり長居はせず、次へ向かう。
グレートジャーニー

ただ写真撮影が原則として(もちろんフラッシュ撮影は不可。それから一部、干し首やミイラなど撮影不可の展示あり)Okなのがありがたい。
北極グマの剥製
目玉のひとつである、ナインティナインの岡村がモデルをしたというアファール猿人復元プロジェクトなんか、わざわざ「撮影OK」シールが貼ってあったもの。
妙にリアル。右下に撮影Okマークがあります。

続いて、上野公園の奥にある国立博物館で「国宝 大神社展」。今回のメインはこっち。
実は4月23日に行われたブロガー内覧会なるものに応募したんだけど、みごと落選。でもメールで割引券(プリントして窓口に持って行くと100円安くなる)をくれたので活用したのだ。
国宝 大神社展


大神社展、ひとつを除いて大変すばらしい展示会。

そのひとつとは、全面的に撮影禁止なこと。うう。撮りたいものが山ほどあったのに。
うう。申し出た人には有料で撮影許可腕章を貸し出してくれるとか、ないかねえ。
国宝だと難しいのかねえ。
徹底してるなあと呆れたのは、わたしが展示物の前でiPhoneにメモをとってたときのこと。あとで図録を見返せるように、面白いと思ったものをメモしとこうと思ったのだ。
そしたら……注意されました。iPhoneはカメラを内蔵してるから、使うなら展示物から少し離れたところでやってくれ、メモを取るなら紙とペンにしてくれと。
なんだかなあ、でありました。
日本のこの手の展覧会は多くの場合撮影禁止なのだけど、ここまで徹底してるとは。

それはさておき、
大神社展では神社にまつわる、あるいは各神社に伝わる、国宝をはじめとする普段公開されてない様々な事物が展示されているのがもうたまらんのです。

古墳時代に神々を祀るために使われた祭祀具とか。
宗像神社の子持ち勾玉は初見。こんなものもあったのかとびっくり。
図録より
宗像神社も一度行きたいなあ。
宇佐神宮もいってみたいし。
九州古社めぐりしたい。

各神社に伝わる古神宝とか。コシンポウって響きがいいよね。音読するとなんか笑える。

延喜式神名帳のホンモノ(平安時代後期の写本だけど)を目にできたのはもうそれだけで感動。
鎌倉時代の写本「神代系図」もあり、日本書紀に出てくる神様を系図で整理したものなのだけど、一部、日本書紀に出てこない神様もいるそうだ。
で、ちょっと気になったのが、吉備子洲(いざなみといざなぎが最初に産んだ日本の島々のひとつ。岡山県の瀬戸内海沿岸にある。今は本州と陸続きになったので、洲じゃなくて半島)。吉がキチじゃなくてヨシ(土に口の方)になってるのだ。
鎌倉時代はこっちを使ってたの?
図録より
吉はキチで、良い・めでたい、という意味であり、良い→良し、と変化したんだろうなと思うわけだが、訓読みは「よし」でよいわけだが、
こっちの方は俗字で、江戸時代くらいからのけっこう最近のものかと思ってたのですよ。
(ググると、土に口は俗字だと説明するサイトがよく出てくる)
鎌倉時代に既にこっちのキチがあったのかと思うとちょっと感慨深い。
そんなに前からあったのに、結局「俗字」から昇格させてもらえなかったのね。

やがて、伝世の名品コーナーへ。ここに今回ひとめ見たかったアレが展示されてるのだ。
奈良県の石上神宮(いそのかみじんぐう)に伝わる「七支刀」。
百済の王から倭王に送られた鉄の刀。なぜそれがわかるかというと、剣に書いてあったからですな。
元号が判読しづらく、具体的にいつであるかは諸説あるけど、幅を広く見積もっても4〜5世紀のこと。古墳時代であります。古墳時代の刀剣が文字付で現存してるんだから、欠損して読めない文字があって未だ完全解読に至ってないとはいえ、感動的であります。
これのホンモノが見られるというだけでも行く価値あり、的な。これ、5月6日の展示替え(今調べたら、5月12日までに延長されてた)で姿を消すそうなので行くのなら今。
肉眼で見られてよかったけど、写真撮りたかったよ。

他にも面白い展示物だらけなのだが、
予想外にツボにきたのが平安時代から作られた神像。
あまりに一目瞭然なほど仏像の影響を受けてて、
最初の頃は表情もポーズも仏像なのが違和感ありすぎて微妙。
その微妙さが面白い。
まあ、神も仏も一緒になってた時代なのでさもありなんだけど、
少しずつ、顔が人間っぽくなっていって、なんというか人物埴輪と仏像と折衷したような、しかも顔が神様っぽくなくて、めちゃ表情豊かなのが現れてくるのだ。
この表情がもうたまらんのである。
ひとりでくすくす笑っておりました。
仏像はよく見るけど、仏像を真似た神像なんてものが日本にあったとは、寡聞にしてまったく知らず、いやはや楽しい。
これも写真に撮っておきたかったー。
特に表情がツボに来たのが大将軍八神社もの。
京都の大将軍八神社に神像が80体くらいあるらしいので、いつか観に行ってみたい。
この神社はほさんちの近くだし。いつかぜひ。

ひととおり回ってミュージアムショップを訪れると
「神社エール」なる逸品が(笑)。
ベタすぎてツボにはまったので瓶の写真を撮ろうとしたら
「撮影はご遠慮願います」と貼ってある。
うーんと、面白がって撮る人が多くてなんだかな、って気持ちはわかるけど、やっぱ撮るでしょ、これは。「神社エール」だもん。

歩き疲れたので展示会場を出て、
口直しに1Fの常設展(考古展示室)を訪れる。
大神社展に比べて人がいねーー(泣)。
ここは、一部の展示物を除いて撮影は自由にさせてくれるのがうれしいのだ。
しかも大神社展にも関係する、神獣鏡や勾玉など考古学的遺物がいろいろ展示されてて、合わせてみるとより楽しめます。必見です。
3〜4回訪れてるけど飽きません。
特に埴輪好きは考古展示室も一緒に訪れるべし。
考古展示質のはにわ。笑顔が素敵。
ついでに博物館の常設展も、大神社展と同時期のものだけでも一緒に見ると楽しいのだが、疲れたのでやめ。

帰りはぶらりと不忍池に沿って、猫を探しながら歩きつつ、湯島駅から帰宅。
いやあ、面白かった。
「国宝 大神社展」。6月2日までやっております。これは必見。


2013年4月29日月曜日

品川道と人見街道

とある筋で人見街道の写真を3枚ほど追加してくれと頼まれてたので
天気もいいことだし、久々に自転車にまたがり、
七曲がり坂→品川通り→旧品川道と経由して東府中へ走り、
ちょっと北上し、
スンガリー飯店なる昭和感バリバリの中華料理屋で昼飯を食い
さらに航空自衛隊府中基地前から人見街道へ。
あとは人見街道を延々と走る。
途中、国分寺崖線でPowershot NやGF6のレビュー用作例を撮りつつ
横穴墓と防空壕見学。
横穴墓は7世紀くらいのものらしい。
7世紀というと、いわゆる聖徳太子→大化の改新→壬申の乱とかあった時代。
朝廷の中央集権がぐっと進められたころであります。

そうそう、横穴墓って正しくは「オウケツボ」と読むのだけど、つい「ヨコアナボ」っていっちゃうんだよな。ヨコアナボの方が「音からどんなものか想像しやすい」じゃん。カガクをバケガクというようなもので。
だからその辺はツッコマないでいただけるとありがたいです。
XZ-2。8号墓が見学できる。中の骨は複製です……もちろん。
XZ-2。左上に見えてるでかい穴は軍事防空壕跡。
さらに牟礼を経由して大宮八幡宮まで走って帰宅。
Powershot N。大宮八幡北の崖下に放置されてた……なんだっけ、この車。
全体としてはこんな感じ。
東八道路がぐっと延びて人見街道に合流するアタリ、土地買収も終わっていよいよって感じになってきましたなあ。いくなら今のうち。
旧人見街道(まあもっと正しくいえば、ここは昔「人見街道」じゃなかったんだけど)が玉川上水をわたるためにクランク状になっているあたりが一部消えることになりそうな感じなので。

品川道や人見街道について語り始めると長くなるので、まあそれはいずれどこかで。

総走行距離は35kmくらい。久々に走ったわー。やっぱ自転車はよいですな。

で写真を見繕ってメール。

2013年4月28日日曜日

Powershot Nでご近所作例撮り散歩

実は昨日、新宿で服を買いまして、慣れないものを買うもんだから、そのまま小田急線の中に置き忘れまして、まあ単にアホなんですが、
駅で探してもらったけど見つからず、今日起きて、小田急お客様センターとやらに問い合わせたら、無事届いておりまして、どこへ受け取りに行けばいいか尋ねると、経堂。
なあんだ、ご近所じゃん、ってことで自転車でちょいと遠乗りする予定を変更してご近所作例撮り。
ロカンダ世田谷で昼飯を食い←2周年おめでとうございます。
経堂で服を受け取り、
そのまま豪徳寺方面で作例をば。
クリエイティブショット……もうちょっとヒット率が高いと嬉しい。
初夏のもみじ by Powershot N
Powershot N。もみじの実
昭和なマンションの陽射し
Powershot N。マンション。

カメラにはどこに力をいれてどこにどう指を当ててどうグリップするべし、という型があるわけです。撮り慣れてる人はちゃんとその型を持ってる。だから構えが安定しててさっと撮れる。まあ何にしろ、基本の型は大事です。

でも、Powershot Nはその型が通用しない。むしろ、自らその型を崩して、自由な持ち方をしなきゃいけない。だから慣れるまでは手が滑って落としたりするかもしれないが、その自由なグリップを手が覚えれば、Powershot Nならではの適当で面白い写真を撮れる(たぶん)。それが一番面白いところだし、面白がるところなのだなと。

まあ、型なんて身につけて、自分のものにして、それを崩してはじめて一人前ってことでよいかと思います。
何にしろ、一度身につけたからといって、その型に固執していては先へ進めないし、面白くないじゃないすか。




2013年4月27日土曜日

田無のなおきちで伊藤ルーリー

昨年夏だか初秋だ、デジカメ欲しいんだけど何がいいかと相談されて、
予算は5万円でコンパクトで画質がいいやつ、というリクエスト。
マニュアル系の操作はするかと尋ねると、オートでの撮影がメインだという。
じゃあこれだなってことでピックアップしたのがソニーのRX100。
5万円クラスで画質重視でオートで撮るならこれ一択でしょう。

で、その彼女(伊藤ルーリーだそうな)が友人と2人で、写真展をするという。
ああ、写真展ってそんなカジュアルなものなのだなあ。
わたしの中に写真展をするって発想があまりないので新鮮。

場所は田無のなおきちってカフェ。
田無なおきち | 写真展「ラプソディ」 伊藤ルーリー / shira (3月26日〜4月30日)

今月末までと聞いたので、西武新宿線でガタゴトと田無へ。
新宿駅にいい感じにぬるい顔の車両が止まってた。
この顔、いいな。調べたら、30000系というらしい。
こういうポップな車両をもっと作ればいいのに。
アルミ素材になってからの普通車両ってつまらないんだもの。
Powershot N

で、はじめて田無に降り立つ。西東京市かと思うとちょっとアレだけど、
なおきちは小さくて、ナチュラルとかオーガニックとかそんなテイストが似合う店でありました。
Powershot N
伊藤ルーリーは相変わらず面白い。
半分ネタで名古屋土産として「小倉トーストラングドシャ」を差し入れたら好物だというし、プロレス好きだし、競馬好きだし。

夜は難産だったアサヒカメラの原稿を朝までかかってなんとか書き上げて
作例を5点ほど見繕って送る。ちょっと気が楽になる。
……本当は
朝まで生テレビのメンバーが面白くて、久々に最後までみちゃったせいです。
だって、津田大介にほりえもんに堀潤に古市憲寿に……だもん。これを見ないと。
しかもそれなりにまとまって終わった(笑)……こんなの朝生じゃないw

ニコニコ超会議の話題がちょっと出てたけど、
あらゆるジャンルのマニアの祭典って感じなのかなあ、
ここまでいろんな人が登場するとなると、一度訪れてみたいなあ……と思いつつ
さすがに行かない。

・今日のPowershot N

 最近のデジカメのWi-Fiって使いやすいわ。
 当初は、デジカメをアクセスポイントにしてiPhoneからダイレクトにアクセスって方法しかなかったから、自宅でWi-Fi転送するときは、いったん自宅のアクセスポイントから切断してつなぎなおす必要があり、それがめんどくさかった。
 今のは、ダイレクト接続も、アクセスポイントを通した接続もできる。ワンタッチスマホボタンを押すとまずアクセスポイントを探してそこにつなぎ、同じLANにiPhoneがつながるのを待つ。アクセスポイントがなければダイレクト接続に切り替わる。これは実用的なり。
 詳しくはいずれITMediaで。

・今日のUP by Jawbone

 また寝てる間にボタンを長押しして睡眠モードが解除されてたらしい。すげー寝不足の人みたいになってる。というわけで、腕に巻く方向を逆にしてみる。これならいいだろう。
 UPにリクエストがいろいろと入ってくる。知ってる人からも知らない人(とおぼしき人)からもくる。でも、自分の生活パターンを他人にお見せする気はないので、共有したら面白そうな人以外は無視しております。申し訳ない。


2013年4月26日金曜日

Powershot NのUSB充電可不可問題とその対策

えっと、CaptureOneの導入記事をなんとか仕上げてメール。
さらにアサヒカメラの原稿を頼まれてて〆切をずっと過ぎてるのだけどなかなか頭の中が固まらなくてまだ途中です。やばい。書きます。

でも今日のネタはPowershot Nの充電問題。

昨日Powershot Nが届きまして、
本体がmicroUSBじゃなくてminiUSBなのが大変残念なのだけど、
まあ、miniUSBなら一時期主流だったこともあり(今は終わってるけど)、
うちにケーブルも短いヤツがひとつあるので
それで充電しようとしたのですよ。

USB出力のACアダプタなんていくつも転がってるので、
わざわざ純正のを出す必要もないな、と、iPhone用ACアダプタに。

それが……充電できないのだ。

充電のインジケータが点灯しない。
そこで普段使ってるUSB電源であれこれ試してみた。

普段使ってるバード電子のTS3……ダメ
iPhoneやiPad用ACアダプタ……ダメ
ソニーのXperia用ACアダプタ……Ok
パソコンのUSB端子はもちろんOk
モバイルバッテリでは、
Cheero Grip……Ok
SANYO eneloop モバイルブースター……ダメ

なぜそんなことになってるのか。

実は以前から、Android機やUSB充電対応デジカメが
ACアダプタやケーブルによって充電できたりできなかったりというケースがあったのだけど、レビュー用の貸出機だとあまり細かい検証できないので気になりつつ放置してたのだ。
自分で買ったSONYのCyber-shotはだいたいどれでも充電できてたから問題なかったし。
今使ってるオリンパスのXZ-2も大丈夫だったし。

で、今回、やっと重い腰を上げて調べてみたのですよ。

いや、具体的にはFacebookでヘルプ出したら、
友だちが教えてくれたり、ヒントをもらったので自分で調べたりしたんだけど。
USBバッテリ充電の基礎:サバイバルガイド - チュートリアル - Maxim
知らなきゃ損するiPhone,Androidの急速充電の仕組み - 瀧(TAKI,Yasushi)/紅呪(kohju)のBlog

歴史的経緯としては
USBを電源として使う動きが増えてきた
→これはやばいと2009年にBC 1.1という規格ができて、最大1.5Aを給電可能になった。

そのとき、充電用電源の定義が3つ作られた。
そのひとつが、デジタル通信を行わない、つまり充電専用ケーブルとしてUSBを使う場合の規定で、最大1.5Aの供給が可能になってる。今回のポイントはそこにあった。

もともとUSBって、5Vで500mAの規格なので、
充電してもらうガジェットの側はいいけど
500mAしか想定してない機器に1.5Aを要求すると、
供給側が危険なことになる。
そうならないよう、機器同士で検出できないといけない。
でも、USBは電源2本、信号線2本のシンプルな構造な上に、
ACアダプタは信号のやりとりなんてしない。
よって、信号線2本を短絡させる(短絡ってのはショート。つまりつないじゃうってことですな)ことで、その印としよう、となったのだ。
(たぶん、イメージとしてはそんな感じ)

で、Powershot Nに充電するには、その規格に準拠した信号線が短絡(D+/-がショート)してるケーブル、
あるいは内部で信号線を短絡させてるACアダプタのどちらかが必要なのだ。
さらに、アップルは独自の方法でその区別を行うため、
iPhone/iPad用ACアダプタは内部で信号線が短絡してないのである。
だからiPhone用電源ではPowershot Nに充電できないのだ。

ついでにいえば、古い、iPhoneメインの時代に作られたUSB電源やモバイルバッテリーにも未対応のものがあり、
わたしが主に使ってるのは数年前に出た古いUSB電源なので、対応できてないのだろう。
eneloop モバイルブースターも、Panasonicから出てる最新モデルは対応してるという話だし。

じゃあどうしたらいいか。
あれこれ調べてみると、対策は3つあった。

1) 信号線が短絡してるUSB充電専用ケーブルを使う。
 ただ、miniUSB-USBのケーブルはもはや数が少なくてどれがどれかわからん。しかも供給側が500mAしか出せないのに1.5A要求したらよくなくない? よって却下。

2) そういう状況に対応してくれるUSB変換アダプタを使う。
 そんなものがあったのだ。
 Android機でこの問題が発生したとき、それに対応するためでてきたらしい。
 確かに、初期のAndroid機は、同じメーカーの製品でも、ACアダプタを選ぶヤツと選ばないヤツがあったもんなあ。仕事で使ってて「あれ?」と思ったものな。
 AmazonでチェックしたらTAXANの製品があったので買ってみた。
 USB変換アダプタに「Apple-Android」ってスイッチがあり、これをAndroid側にすると、内部で信号線が短絡してiPhoneの充電器でもPowershot Nに充電できるのである。
 おお。うまくいったぞ。でもちょっと使いづらいし、ACアダプタ側との整合性の問題も気になるので却下。
iPhone用充電器にアダプタ。よく見るとApple-Androidってスイッチがある
3) ちゃんと信号線が短絡してるACアダプタを買う。
 iBuffaloの4口のUSBポートを持つヤツがお勧め。
 片側2つがiPhone/iPad用、反対側2つがAndroid用(こっち側が信号線短絡してる)となっているので、そっちにPowershot Nを繋げばいいのだ。
 というわけで買ってみた。おお。できた。
iBuffaloの4口ACアダプタ。左右に2つずつついてる。
Powershot Nのインジケーターが奥まったところにあってわかりにくいのが難点だけど、これならいける。今後USB給電の機器はどんどん増えていくし、旅行時も4口あればひとつもってくだけで済んで便利なので、買っちゃいました。
 よし。これで各社からどんどんUSB充電対応デジカメが出ても大丈夫だ。

 そんなわけで、Powershot Nのみならず、わたしの記憶ではニコンのコンデジもチェックがはいってるので、これでいけます。
 まあややこしいことになってるけど当面はこういう対処でいきましょうってことで。
 とりあえず何でもUSBで充電したいって方は参考にしてください。

2013年4月25日木曜日

Powershot Nがやってきた! やっぱおもしろいわ、これ

午前11時頃、キヤノンオンラインショップからPowershot Nが届く。
やったー。
って、悦ぶほどのものじゃないんだけど、
今日の明るいうちに届けば、明日のascii.jpの猫連載に間に合うのだ。
で、箱を開ける。

お。さすがオシャレデジカメだけあって箱も簡素でいいぞ、と思いきやさにあらず、この中にさらに箱が2つはいっていたのであった。
右が本体の箱、左が別途ついてくる「ジャケットとストラップ」が入った箱。
本体はホワイトのみで、ジャケットが4種類用意されてたのだ。
まあ個人的には「ジャケットいらねーからちょっと安くしろ」なのだがまあしょうがない。
本体の箱をあけると図で使い方を説明。これはよいですよ。よい。
この絵でわかるとおりのカメラなのだ。
Powershot Nがどういうカメラなのかは、これを読んでください。まあこれでほぼすべてです。わたしてきには。
フル充電してるヒマがなかったので、以前、これのために買ってあったmicroSDカードを挿入し、
手近な短いminiUSBケーブルを持って湯島まで移動し、天丼を食いながら充電。
ちなみにこのストライプのジャケット、猫連載に掲載する製品写真を撮ってすぐ外しました。うーん。なんか邪魔なんだもん。下側のズームリングが操作しづらくなるし。
ともあれ、不忍池周りで猫を撮影。
Powershot N。連載で使ったカットの別バージョン
クリエイティブショットで撮りまくるが、これ、アタリハズレがでかく、なかなか狙ったイメージのエフェクトをかけてくれない……いや、自分で「この写真はこういうイメージで」を持ってる人が使うモードじゃないのはわかってるんだけど、ネタとしてははずせないから。
ついでにiPhoneへの転送もテスト。うん、スムーズにできます。
写り的には、DIGIC5だし1/2.3インチセンサーだしでそれなりなんだけど、キヤノンのコンデジであるからしてアタリハズレは少なく、けっこう楽しめます。
帰宅して、ascii.jpに猫連載を書いてメール。
それにしてもさ、このジャケットとネックストラップってなんか違うよね。
わたし的にはPowershot Nってもっとポップでカジュアルなイメージの製品だもの。皮っぽいストラップじゃなくて、もっと細くて軽くて柔らかいものでしょう。ジャケットももっと薄い方がいい。
というわけでストラップも外しました。とりあえず、DEFFのフィンガーストラップをつけてみた。これでずいぶん軽快になったか。
まあ、慣れないと滑って落としそうなのがちとあれだけどな。
で、ひとつ問題が発生した。充電である。
miniUSBケーブルを使って充電できるのだけど、充電してくれるACアダプタとしてくれないACアダプタがあるのだ。iPhoneのACアダプタだとダメ。Cheero PowerGripだと大丈夫だった(上のモバイルバッテリ)。なぜか。
Androidであれこれトラブった人にはお馴染みかと思うけど、FaceBookでその筋に詳しい方にいろいろ教えてもらったので、検証も踏まえ、明日のエントリにでもいたします。
ともあれ、久々に面白いカメラだわ。
お金がないといってたのにPowershot Nは買うのね、とTwitterで尋ねられたので、「これは別腹ですから」と答えてなっとくいただいた。そんなカメラであります。
なお、困ったことにキヤノンオンラインショップ限定発売(なんてこった! 普通に店頭で売って欲しいよ。客がどう撮ったらいいかわからなくて困ったら困ったでいいじゃん!)でありまして、欲しい方はこちらから。

2013年4月24日水曜日

UP by Jawboneはわたしを寝不足にしようとしている

久しぶりにたっぷり寝た……と思って
UP by JawboneをiPhoneにつないだら、2時間48分しか寝てないことになってる。
おーい、わたしを寝不足にしたいのかー。

どうやら、眠ってる間にボタンを長押しして睡眠モードを解除しちゃってたらしい。
0549以降の活動してないっぽい時間は眠ってたのだ。
やっぱ、自動的に睡眠を検知してくれる機能は欲しいよな。
いい手はあるんだろーか。

ともあれ、ライフログ系はまだまだ成長の余地があって面白いですな。
けっこう気に入って使っております。

アップルが出すという噂の「iWatch」もライフログ系デバイスになりそうな気がするし……ほんとに出すとすれば、だけど。
まあ、各社が実験的なデバイスをいろいろ出してあれやこれややってるうちに
完成度が高いものをさっと投入してぐわっと普及させちゃうのはアップルの得意技でもあるし。
iPodもiPhoneもそうだったからな。今度は手首争奪戦だ。

つい、enchant MOONを予約しちゃう。39,800円とは思わなかった。
昔、アランケイのテキストを読んでダイナブックを夢想した人が買わないわけにはいかないでしょう、的デバイスっぽいので。
→ enchantMOON ; The Hypertext Authoring Tablet

で、原稿をひとつ書き始めるが、眠さにまけてダウン。

2013年4月23日火曜日

渋谷でHOLGA

渋谷で次回以降のiPhoneカメラ講座用作例撮り。
ついでにレトロな写真も欲しかったので、
OM-Dにホルガレンズをつけてそっちでもちょいと撮影。

下北沢駅はもう線路も撤去されたのね。続々と解体が進んでますな。
東急渋谷駅は目隠しされてて中も見えないのだけど、
ヒカリエに向かう途中、作業のためかちょっとだけ開いてたのでiPhoneで。
きれいさっぱりすっきりな感じがまたいいなあ。
もう中でイベントとかしないのかなあ。

で、こんな感じ。

ホルガレンズであります。パナソニック用とオリンパス用がどう違うのかわからないけど、昔買ったパナソニック用を引っ張り出して見た。
レンズが暗いとか(F8)、フォーカスがマニュアルとか、解像力がないとか、周辺光量が落ちるとか、糸巻き型に歪むとか、まあそういうトイカメラな写りを楽しむ安いオモチャなレンズであって、
この手のオモチャってオリンパスのカメラに向いてるのだよね。
ミラーレスはどんなレンズが装着されても露出を合わせてくれるし、PENやOM-Dなら手動で焦点距離を入れるだけで手ブレ補正が効くからなかなかいい。
もちろんISO1600以上に合わせ、露出補正はマイナスで、WBはデイライト固定。
まあ気分の問題であります。
撮れる絵はこんな感じ。
OM-D+HOLGA。ポップアート。

OM-D+HOLGA。ラフモノクローム。
特にリアリティやCGのようなディテール描写を追求する現代デジタルイメージングに対するアンチテーゼとかそんなテーマはまったくありません。
面白がってるだけです。後からトイカメラ風フィルタをかけて崩すより、リアルに崩れてる方が味があることもあるし。

ああ、遊んでないで仕事しなきゃ。
細かい追加の要請とか、要請とか、写真の追加とかそんな細かい作業で終わってしまった。

2013年4月22日月曜日

UP by Jawbone で電気羊の夢を見た←見てないけど

都内某所で某な某。
その足でiPhoneカメラ連載用の作例とかスクリーンショットをとってから帰宅。
眠い。
仮眠してから原稿を書くつもりだったのだけど、
猫餌を買い忘れて再度出かけるなどしてたらそんなヒマもなくなり
なんとかパノラマ撮影の話を書いてメール。
1回で済ますつもりだったけど、前後編になりそうだな。いや、上中下になるかも。
まあそれはそれでいいや。

で、帰宅して
UP by JawboneをiPhoneをiPhoneと同期する。
……
いやあ、おもろいわ、これ。
布団にはいるとき、ボタンを押して睡眠モードにするじゃない。
そうすると、床についてから起きてた時間、さらに浅い睡眠と深い睡眠が自動的に記録されるの。
どうやってるのかしらんけど、実睡眠時間がこれでわかるもよう。
今朝9時過ぎに電話が鳴っていったん起きたのだけど、
まあいいや、と気にせず寝直した……って記憶が残ってて、
確かに、その頃、ちょっと起きてまた二度寝しましたよと
UPのログもいってるので、確かにそうだったのだろう。
6時に布団に入ったけど、実際に眠りについたのはその41分後で(寝付きが悪いのだ)、しばらく寝た後、いったん目が覚めたけどまた寝て、10時49分に目覚めました。
約4時間。短いのは朝まで仕事してたのと、お昼に出かける用事があったからですな。
睡眠は8時間を推奨してるので、55%しか達成できず。
でも作例撮りながら歩き回ったので1万歩の歩数は達成。
そんな結果となりました。
めんどくさいので食事の記録はせず。

睡眠の様子がわかるのは新しい感覚でちと面白い。
ちょいと生活パターンのデータを溜めてみよう。
いやあ、思ったより面白いっすよ、これ。
軽いのでつけたまま寝ても気にならないし。

こういうのが日本から出てもおかしくなかったのにねえ。
auなんか、KaradaManagerなんてコンテンツをいちはやく作ってたくらいだし。
まあ、日本の会社が作ると、アドバイザーなんて人だか絵だかが画面に出てきて「あと××時間は眠るようにしましょう」なんてうざいこといいそうだけれども。

2013年4月21日日曜日

ちゃんと睡眠モードにして寝た

寒いので家に篭もっておりました。
いやはや寒い。

というか、食事に行く以外は家にこもって仕事してた。
(いや、仕事するといいながら、iPhoneでゲームしたり、ブログ書いたりしてたのだけど)
今日中に書かねば、と朝までかかってなんとか家電批評の原稿を書いてメール。
朝、寝るとき、ちゃんとUP by JAWBONEを睡眠モードにしました。
起きてから同期するのがちょっと楽しみな感じ。


UP by JAWBONEが届いた

昨今、何かと流行のライフログ腕輪なんだけど、
手首争奪戦」の様相を呈してきてて面白い。
日本でもやっとはじまるか。

で、
とりあえずひとつ買っとくか、とワンクリックしたUP by JAWBONEが
昨日届いたのである。
ほんとはNikeのFuelbandが欲しいのだけど日本未発売でしばらく出そうにないので
しばらくはこっちをつけてみようと。
さすが、流行のアイテムだけあってパッケージも凝ってる。
知りたくない自分を知らされそうな悪寒


こうしてみると昔のラジオのアンテナのようです
まあ何かといえば……バイブレータ付歩数計?(笑)
いやそういっちゃうとミモフタもないか。
防水でバッテリの持ちもいいので
手首に常時巻いておいて、その人の活動を記録していこうというのがライフログ腕輪の主な仕様で、記録をつけてそれを見返せば生活も改善しやすいというか、
レコーディングダイエットに近い発想というか、
睡眠も記録できるというけど、寝るときは忘れずにボタンを押して睡眠モードにしなきゃいけないとか、布団にはいって睡眠モードにしたはいいけど全然眠れなくて悶々と寝返りうってる時間も睡眠として記録していいのだろうかと考えると夜も眠れません(←布団にはいってる時間ってことでいいみたい)。
(20130421 17:19追記。睡眠モードにしておけば、寝てるか寝てないかの判別してた! 浅い眠りと深い眠りの判別もしてる……どうやってるんだ?)

もっとも、
単体で楽しむものじゃなくて、iPhoneのアプリと連動してはじめて意味が出るのだから、これはこれでシンプルで構わないのだ。

手首をバイブでふるわせることで気持ちよく目覚められるとかあるけど、これはまだ使ってない。これから使います。これがなかなかよいらしいので。

食事も記録できるというけど、当然、iPhone上で手動で入力しないとダメ。

ライフログを自動的にとってくれるというより、
ライフログの手助けをしてくれるというガジェットですな。

腕輪と同じくらい重要なのがiPhoneのアプリで、むしろそっちがメイン。
これがなかなかよくできてて楽しいのだ。

とりあえずつけてみた。
UPをiPhoneにつないでアクティベートし、基本データ(性別生年月日身長体重)をいれるとすぐ使える。


BluetoothでもLightningコネクタでもなくて、イヤホンジャック ってところがシンプルで面白いですな。


で、装着。

Mサイズだと小さいけど、つけてみるとそう違和感ないのでそのままに。

ときどき、iPhoneとつないでデータを転送してやらないといけないのがなんとも面倒なところでありますが、
これってデータが蓄積されて、専用アプリ上でグラフ化されて
自分の生活が見えてきてやっと意味が出てくるというガジェット。

ある程度使ってると面白くなりそうなので
しばらくつけたままにしてみようと思う次第。

寝るときはボタンを長押しして睡眠モードにすること←自分に向けていってます

この手のライフログものは最終的には、手動での入力をどれだけ減らせるかがポイントで、今のままではたぶんわたしみたいなアバウトな人には無理……
(いきなり、睡眠モードにするの忘れたまま寝ちゃって、睡眠として記録されてないし、まあスマートアラーム機能を使えば、寝る前に目覚ましをチェックするという感覚でボタンを押すようになるのかもしれん)
まあアラームくらいはスマホを介さず単体でセットできて欲しい感はあるけど
それはともかくとして、
この先は
・腕時計としても使える
・Bluetoothで自動同期
・睡眠をセンサーで判断して睡眠を自動的に記録(そんなことできるんかな。まあ将来はできて欲しい)
・外と内に温度センサーを内蔵して環境気温の変化や体温の変化も記録
・発熱があったら教えてくれたりとか
・ついでにシャワー浴びたらそれも自動記録
・心拍数も記録して運動強度なんかもアレして
・GPSを内蔵して(これはiPhoneのGPSを使ってもいいや)、移動経路とUPのデータを合わせて、移動経路も一緒に記録
くらいにはなって欲しいですな。
どうせならもう何でも記録しちゃえ、と。

まだBluetooth腕時計といいライフログ腕輪といいFuleBandといいまだ黎明期で、「手首争奪戦元年」になるかならんかというところなので
末面白い、いや、末恐ろしいところです。
手首の次は首とかメガネとか(GoogleGlassみたいなのですな)
さらには指輪かな。
やがて体内に埋め込まれてサイバーパンク世界へようこそ、と。わはははは。


2013年4月20日土曜日

iPadでJリーグを見る日

今日は面白いカードが目白押しだったのであるけど、
昨年サンフレッチェ広島が優勝しちゃったおかげで
我が家のJリーグ視聴優先権が暗黙のうちに妻に移ってしまい、
わたしはしょうがないので
iPadでグランパスの試合を観るのである。

と思ったら、
PKを2つも献上して負けちゃいました。とほほ。
まあ、PKはともかくとして(2つめのはなんだったんだと)、
最終的にはケネディを使ったことじゃないかなと。
本調子のケネディならともかく、
今のケネディだと、せっかくココ数試合で出てきた
前線4人の流動性が失われちゃう。
小川と玉田と田中テルキのコンビができつつあったから特に。

今日はもうひとつ観たい試合があって、
大宮vs浦和。昨年秋からの無敗記録ですから。
無敗記録なんてしてるくらいだからさぞ強いのかと思いきや、
昨年はおもいきり残留争いで今年も首位にはたってないというそういうのがまた面白い。

好きな試合を生で見られるというよい時代になりましたなあ。
ちなみに、
スカパー!オンデマンド。
スカパー!オンデマンド | スカパー!の番組を動画配信!

スカパーはネットでのJリーグ配信をしてるんだけど、
コレ用の「JリーグLIVE」ってアプリがよくできてるのだ。
好きな試合を生で見られる上にタイムシフト視聴もOkだし、
終わった試合も録画で観られる。

フルスクリーンで観てもいいけど、
ウインドウ表示にするとタイムラインでスタッツを確認しながら観戦したり他会場の途中経過を見ながら観戦したり知らない選手が出てきたらそこをタップすれば簡単なプロフィールを観られたりと、ネット時代の中継を満喫できるのだ。
いやあ、Retina iPadの正しい使い方ですよ。
試合中。メンバーも他会場もリアルタイムでOk

フォーメーション表から選手のプロフィールも見られるし

スタッツを観ながらタイムシフト視聴。
映像のクオリティも、まあテレビには負けるけど、一応HDだし、そこそこいいので、
Jリーグ好きなら、加入する価値ありです。
スカパーでJリーグセット入ってれば無料だし(だからうちは無料)、
そうでないと有料だけどそれだけの価値はあります。

というわけで、大宮すげー。
JリーグLIVEアプリ | スカパー!オンデマンド

2013年4月19日金曜日

週末宴会の日

念のため、HDDのバックアップをちゃんと取り、
でもって、久々にMacProの壁を開いてほこりをブロアーで飛ばして
昨日いただいた、1GB×2のメモリ増設。
ちょうどスロットが2つ余ってたので入れてみる。
無事動作Ok。
これでやっと10GB→12GBとなりました。
イマドキ12GBってのも少ないけど、
ギリギリってとこですな。

とかやってたら夜の宴会に遅刻。
Flick!編集長とフォトグラファーの三井氏が突然企画した宴会なんだけど
フリック!リアルタイム編集日記

13人くらい集まって、なぜかDPシリーズが6台登場。
まあ例によって、シグマ率とiPhone率とMac率が高くてAndroid率が異様に低い集まりで、
こんなIT系でガジェット好きの集まりなのに、
店が地下で電波が入らない。
電波が入らない店を選ぶとは何事かと店を決めた編集長がいぢられてました(笑)。
モツ鍋〜
最初のテーマはライフログ。
Jawbone UP vs Nike FuelBand。
日本未発売のFuelbandユーザーがふたりもいるというのもアレだけど、
やっぱ、Fuelbandはいいなあ。一応Jaebone UPを予約してるけど、
Fuelbandの方がいい。時計にもなるし。

なぜか途中で、Oreeのプレゼンがはじまる。
お仏蘭西製完全木製キーボード。いやあこれは面白い。
iPhone5
気になった方はこちらを→Oree Japan | 南フランスの職人が作る・おしゃれな木製デザイン機器

その後、三井さんが見つけたワイン&ダイニングのお店「LINE」へ。
iPhone5

ここはもうワインもチーズ系の料理も美味。
よいお店でした。
もともとマンションだった建物をオフィスや店舗用に改装したようで廊下とトイレがこんなシュールなことになっておりました。
今でもマンションだったりするのかも。
iPhone5。緑色の扉がトイレです……。廊下の奥にほわっと光っているのがLINE。
まあとりあえず今日のひとこととしては
NIKEははやくFuelbandを日本でも発売してくれよー
ってことで。
なんで売らないんだろう。いや、昨年秋に一度発売するとなって日本語のサイトも作ったのに、延期になったのだよねええ。

まあそれまではJawbone UPを腕に巻いてるとするか。
Mサイズではちょっと小さかったけど(うう。Mを注文しちゃったのだよな)。



2013年4月18日木曜日

猫連載もずいぶん続いております

ascii.jpの猫連載を書いてメール。
連載も約300回だそうですよ。ちゃんと数えてないけど。
約ってなんだよって話もあるけど、まあ長く続いててありがたいことです。

さらにITMediaの連載をなんとか朝までかかって書いてメール。

MacProのメモリが足りない、どうしようと書いたら、
1GB×2が余ってるから送ろうかというありがたい申し出。
実はずっと10GBでやってきてるので、これを入れたら12GB。
2008年モデルなのでもう5年目。
そろそろコイツに投資するのもなあという時期になっているので
2GBプラスでなんとか買い換えまでごまかせるといいな。
足りなかったらしょうがないので、またマックメムで買うかと。

そういえばここんとこMacに投資してないからな。
HDDはふやしつづけてるけど。

ハイエンドコンパクトはすべからくEVFを搭載すべきである

いやあ、次々とデカセンサー、あるいはちょっと大きめセンサー搭載のハイエンドコンパクトが出てきて楽しい限りなのだけど、
ひとつ大きな不満があるのだ。

ハイエンド系のコンパクトでそれなりの性能を持つものといえば
1/1.7インチセンサーモデルでも5万近くする。
コンデジにしては高いわな。

今の時代、5〜10万円のコンパクトを買う人、欲しい人、あるいはGRやX100に惹かれる人はどんなか。たぶん、中心は40〜60歳くらいである。あるいはそれ以上の定年道楽組を含めてもいい。
メーカーにユーザー層について尋ねたわけじゃないけど、
老舗カメラ雑誌(日本カメラやアサヒカメラ)の読者層をみるに、
当たらずとも遠からず。
少なくとも、同等価格帯の(つまりエントリーから中級)デジタル一眼に比べると年齢層は高いのだ(荻窪圭脳内調べ)。
そして、40代後半以上のおっさんといえば「老眼」がはじまるお年頃なのだ。
個人差があるけど、
50歳以上になるともうたいていが老眼なのだ(たぶん)。
もう一度いう。「老眼」である。

老眼になると近くのものにピントが合わなくなる。
液晶モニタがどれだけでかくなっても、そこでディテールを確認するのがつらいのだ。
近視の人はメガネを外し、そうじゃない人は老眼鏡をかけてモニタを確認するしかないのである。
これはなんともかったるい。
Nikon1 V2のEVF。左側に視度補正ダイヤルがある。
でも、EVFのようなアイピースファインダーがあれば話が変わる。
EVFもOVFもそうだけど、アイピースファインダーは、「視度補正」が可能なのだ。
視度補正ダイヤルで合わせておけば、近視だろうが老眼だろうが、
よほど酷くない限り、
きちんとピントがあった画をプレビューできる。
特にセンサーが大きなカメラだと被写界深度が浅いので
ピントの山の確認は重要で、
MF時もとても重要で、
EVFはそこを救えるのだ。
さくっとスナップを撮るときは背面モニタで、じっくり撮るときはEVFで。
まあわたしが普段OM-Dを使うのも似た理由であります。
だってわたしも「ローガン卿」だもの。
iPhoneでゲームするときはメガネをはずすもの。

なのに、APS-Cサイズ以上でEVF内蔵モデルといったら、フジのX100くらい。
オプションでEVFを付けられるモデルでも
RX1、XZ-2など僅かしかないのだ。
GRにはEVF対応して欲しかったわ。ほんと。
RX1とEVF
ハイエンドデジカメの世界はユーザー層を考えると
高齢化社会まっただなかであるのになんということか。
高齢化社会を睨むとすれば、
多少大きくなっても、あるいは場所がないならモニタを少し小さくするか、内蔵フラッシュをはずしてでもEVF対応すべきなのである。
特に高齢化社会の方々はアイピースを覗いて撮るスタイル&光学ファインダーにノスタルジックなこだわりがあるのでシューにつける光学ファインダーでいいと思いがちだが、
アイレベルスタイルとデジタルの良さを両立するにはEVFに勝るものはない。

よって、高齢化社会という観点から、
ユーザーの年齢層が他よりぐっと高い(荻窪圭脳内調べ)
ハイエンドコンパクトやハイエンドミラーレス一眼には
EVFを搭載すべきなのだ。

というわけで、
ローガン卿による老眼対策としてのEVF搭載のすすめでした。
どんなもんでしょうかねえ。

2013年4月17日水曜日

次々とデカセンサーコンデジが登場して楽しい

延々と写真を整理して採用する写真を探してたら終わってしまったような1日でした。
目がつかれたー。

さて、今日のトピックはなんといってもGRですな。

あと1週間でPowershot Nが登場しますが、
ああいう「別腹」なカメラは別にして、
4月になって次々と新しいデジカメが発表されてきて面白い限りですな。
初夏はだいたいハイエンド系が多い季節なので登場するカメラもそんな感じで、
キヤノンのPowershot SX280HSなんてのもあるけれども、
それ以外はといえば、
ニコンのCOOLPIX A、
続いて同じようなレンズのリコーのGR、
ミラーレスからはパナソニックがGF6
ソニーがNEX-3N。
さらにGWに向けてRX100後継機の動きも気になるし、
PEN3後継機がどうなるかも気になるし、
初夏モデルはなかなか悩ましい限り……。
ってことをだらだら書いててもしょうがない。

今日、GRが発表されたのでWebサイトを見に行ったら、
トップページにいきなりオンラインショップへのリンクが張ってあり、
ああ、今回のGRから本格的にペンタックスと統合されたのだなと。
今までのGRやGXRやCXはricoh.co.jpの下に置かれてたのだけど、
デジタルカメラ / 製品 | リコー
今回の無印GRというか、the GRって感じだけど、GRからはペンタックスのページに置かれるようになった。今後そうなるんだろうな。
GR|PENTAX RICOH IMAGING

それにしてもAPS-Cサイズとは驚いた。
次のGRDはセンサーサイズを大きくするしかないよな、
たぶん1インチかな、と思ってたところにAPS-Cサイズだもん。
レンズ前10cmしか寄れない(COOLPIX Aと同じ)のと
EVFがつかないのは残念だけど、
デザインといい大きさといいクオリティといい(たぶん)、
とうとうホンモノのデジタル版GRが誕生したなって感じで。
COOLPIX Aがかすんじゃいかねない勢い。

28mm単焦点ってわたしの画角じゃない感があって、
(要するに、今ひとつ使いこなせないというか、つい28mmっぽい写真ばかりになっちゃう)
自腹で買うことはないと思うけど。

これで

フルサイズ:RX1
APS-Cサイズ:GR、COOLPIX A、X100S、DPメリル三兄弟
1.5インチ:Powershot G1X ←これどうなるんでしょう?
1インチ:RX100
2/3インチ:X20
1/1.7インチ:XZ-2とかCOOLPIX P330とかPowershot S110とかLX7とかたくさん

と幅広くでそろって、こうしてみると
APS-Cサイズの単焦点コンパクトの充実っぷりを中心に賑わっててすごくいいんだけど、
全部ひっくるめて「ハイエンドコンデジ」と呼ぶのは難しく、
1インチ未満と1インチ以上で分けたいよなという気がしてて
どんな呼称がふさわしいでしょうねえ?
最近の悩みはそこであります。

ちなみに、単焦点のお高いコンデジの中でどれが欲しいかと聞かれたら、RX1かな。



2013年4月16日火曜日

痛すぎて愛さずにはいられないというところでしょうか

終日、
ITMediaの原稿書き。Powershot SX280HS。
ふー、なんとか間に合った気がする。
これのWi-Fiってよくできてるわ。
はやくPowershot Nが届かないかな←そっちかい

話変わって。

イケダハヤト師って全然知らなかったのだけど、
イケダハヤトvsやまもといちろう対談を見たり
最近のエントリーを見る煮付け、
イケダハヤト師が世のおっさんたちに愛されてる(といっていいんじゃなかろうか)のがわかるような気がしてきた。

なんだろな、多くの人が、18~20歳頃に通った道を、
26歳になってこじらせてるという痛さがいたたまれない感じ。
まだ若くて青くてこじらせてて単純だった頃の自分を思い出させる感じ。
きっと。だからついわかってて口を出しちゃう。
そんなおっさんの心理をついてるわけです。

最新の挨拶の話にしても、
「挨拶しろ」っていう頭ごなしの慣習に疑問を持つのは大変よいことなのだけれども、疑問を持って考えた結果、昭和な人たちが自分たちの習慣を押しつけてるだけだ的な結論に達するところが、こじらせてて可愛いなあと。いや向かう先はそこじゃないだろと。
昭和な人たちがしがみついてる数々の礼儀のひとつではあるけれども、形骸化された結果にとどまってては本質にたどり着けない。
たとえば、挨拶ってのは敵意がないこと、あやしいものじゃないですよの確認であり、互いに相手の存在に気づいてますよという確認であり、一種のフィードバックであるわけで、むしろ日本ってその手の挨拶がなさすぎる国だよ、とアメリカから帰るたびに思ってたもんです。向こうだとほっといてくれないから、積極的に怪しいものじゃないですよと示さなきゃいけないもの。
たかが挨拶ぐらい、できなくてもいいんじゃない? - ihayato.書店 | ihayato.書店

そういうことをわかった上で、でも挨拶したくないからしない、というのはそれはそれで生き方としてアリでしょうが。

そんな単純で二元論に陥りがちなところが可愛くて、おっさんたちがかまっちゃうんだろうなあ。
とこうしてネタにしちゃっている時点でやっぱりわたしもそのひとりなわけで、ツッコミドコロがありすぎて触れずにはいられないというイケダハヤト師の人徳のなせる技なのでしょう。

まあ26歳の頃、Oh!MZとかOh!Xに書いてた文章を読み返すと似たようなものかもしれないけど、初期の生原稿って残ってないんだよな。80年代は手書き原稿からMZ-2500の名前忘れたワープロソフトだったし、その後はX68000で書いてたから5インチフロッピーにはいったままだし(もう読めないだろうな)、手元に残ってる生原稿は91年9月から。
「教育的インタフェースとは何か」とか「それとない便宜に支配される国」なんてタイトルの原稿書きながら、ゲームレビューを書き、Macの話もWindowsの話もX68kの話も書き、書評も書き……と忙しかったけど遊んでたなあ。
もうすっかりおっさんなのがよくわかります。

2013年4月15日月曜日

カラスにパンを盗られたねろり

iPhoneカメラ連載で動画をやりたいのだけど、
動きだけだとなあ、音声もちゃんとはいってるのが欲しいよなあ、でも自分でしゃべるのはいやだしなあ、音楽だと著作権が云々かんぬんとずっと前から困ってて、
ふと、あ、橘ねろり嬢に頼んでみよう、と頼んだら快諾を得まして、
じゃあいつもの公園で、ってことになり、
どうせだからパンでも買って行って公園でランチしましょう、と
待ち合わせて、テーブルを確保してちょいと自販機に飲み物を買いにいって戻ってきたら、ねろり嬢が「パンがなくなった」と叫んでたのである。

レジ袋だけあって中味がからっぽ。
一瞬目を離した隙に彼女が買ってきたパンが消えたらしい。
わははははは。そらミステリーだわ。

まあカラスの仕業だろうなとあたりを見回すと、
20m先あたり、嘴に白い塊をぶら下げたカラス発見。
すげー。あの一瞬の間に音もなくさっと袋からパンだけを奪って飛んでいったのだ。
トンビに食べ物をさらわれるって話は湘南方面や鴨川方面でよく聞くけれども、
カラスもか。
残念ながら奪還はできず。
それにしてもカラスかしこすぎです。むしろ感心。
いやそれより、どんなパンだったのかが気になっている今日この頃です。
その辺の顛末は彼女のブログにも
カラスにパン取られた…|橘草子

いやあ面白いことでありました。
その後撮影する場所を探してたら、NPS(ニコンプロサービス)のストラップつけてニコンのDなんとか(ちゃんと見てなかった)を2台抱えたカメラマンから、自転車を前景に入れた風景を撮っていいかといわれたので快諾する。
ちゃんとひとことことわってくれてエライなあと感心しつつ、
そこまでフォトジェニックな公園じゃないと思うけど、どこで使うのだろう。

で、自分の撮影。
考えてみたら、会うのは3回目だけど、彼女の演奏と歌を聴くのははじめてなのだった。なるほどこんな歌を歌うのか。
iPhoneで録った動画から切り出してみた
JASRACも関係ないとオリジナルということで一安心してiPhoneの動画機能で何パターンか録画しつつ、目の前で生歌を聴くって贅沢なひとときをすごす春でした。
ご協力、ありがとうございます。

ちゃんとワンコーラス録ったカットが後ピンだったりもしたけど、
なんとか帰宅して夜遅くまでかかって原稿を書いてメール。