急遽決まった「銀座いなり探訪」の取材で朝から銀座へ。
バタバタしたけど、なかなか話を聞けない方に取材できて非常に面白かったのである。
公にはあまり出てない話もちょっと盛り込めたので、まあそこまで知りたいのはマニアックな人や郷土史家くらいかと思うのだけど、神社の変遷と継承は調べれば調べるほど奥が深いのである。
午後はせっかく都会へ出たのだからと
都内某所へ向かい、猫を撮ったりして帰宅。
ちょいと休んで、銀座いなり探訪の追加写真とテキスト作成をしたりする。
急遽決まった「銀座いなり探訪」の取材で朝から銀座へ。
バタバタしたけど、なかなか話を聞けない方に取材できて非常に面白かったのである。
公にはあまり出てない話もちょっと盛り込めたので、まあそこまで知りたいのはマニアックな人や郷土史家くらいかと思うのだけど、神社の変遷と継承は調べれば調べるほど奥が深いのである。
午後はせっかく都会へ出たのだからと
都内某所へ向かい、猫を撮ったりして帰宅。
ちょいと休んで、銀座いなり探訪の追加写真とテキスト作成をしたりする。
こんな本が届いた。
納富さんがKindle経由で出した薄い本。
掌編よりさらに短い指編集。
って、指編って造語か?
小咄的だけど、それよりは掌編っぽさが強く
ショートショートがさらに短くなったものと思えばいい。
これがなかなか面白い。
……
こんな本が届いた。
1986年の港区のミニ住宅地図。
わたしがまだ小金井で大学生してた頃。
港区は特にここ20年くらいの変化が大きい……開発されたら再開発されたりのエリアであり、再開発される前はどうだったかのディテールを観たいとき、
住宅地図は役立つのだ。
何しろ、青山も汐留も虎ノ門も麻布台も六本木も港区なのである。
ただ……これはアレだ、老眼だと読めないぞ。
Vixion 01が必要だな。
ITmediaにGALAXY S24 Ultraのカメラレビューを書いてメール。
ペンは良い。
けど日常的に使うにはちとデカいよなあ。
iPhone 15 Pro Maxよりひとまわり大きい。
作例用のモデル撮影の日。
GALAXY S24 Ultraっぽい望遠作例も撮りたかったので、日比谷公園へ。
池に何かしら鳥がいるだろう、というもくろみで。
いなければ鶴の噴水がある。
ランチは公園内の日比谷サローで。
ここ、オムライスやガパオライスは食べたことあったので
カレーライスを頼んでみたら、なかなか面白いものがでてきたのだった。
その後あれこれ撮影して終了。
夕方からは駒沢の地理系ブックカフェで暗渠マニアックスのおふたりとちょいとイベントの打ち合わせなり。
5月の「まいまい東京」用配布資料を作ったり
そのたもろもろこまごまあれこれ。
今月下旬に発売される新刊の見本が届いた。
なかなか面白い(かつ少々マニアックな)本に仕上がったので
よろしければぜひ。
写真と古地図満載です。地形図見ながら、
江戸城周辺の原地形はどうだったのかとか
江戸時代初期は水路だらけだった話とか
江戸城拡張にともなって引っ越した寺社の話とか
小名木川クルーズで閘門体験した話とかもあります。
予約してくださる方はこちらから
↓
原宿の渋谷川暗渠沿いにあるVistal Vision社。
そこで、Polaroid i-2の発表会があったのである。
なぜポラロイド社のカメラをVistal Vision社が扱うのか、
なぜそれをGreen Fundingでクラウドファンディングするところからはじめるのか
ポラロイド社はいちどつぶれたあとどうなったのか
などなどそんな話を聞きつつ、
「i-2」を手に体験会。
インスタントカメラって、フィルムを現像して紙焼きするカメラとはまったく異なるもので、それが面白いんだよねえ。難点はコストくらい。
なぜ今、(チェキを含む)インスタントカメラが人気なのか、
一部でフィルムカメラやオールドコンデジが流行ってるのか
その辺は同じ文脈で語れると思ってて、
確実にその場の記録をきちんと残せるスマホがあってこそ
そこから逸脱した、撮ってみないと結果がわからない、
偶然性のもたらすユニークな写真、
予想外のアーティスティックな写真
ってものを存分に楽しめるんだと思う。
面白かったのでとりあえず記事化してみることにする。
明治神宮前駅の近く、新たにビルを建て直してる(最近、多いよね)のだが
その囲いが凝ってて面白いので思わずガン見する。
表参道から明治神宮あたりの断面図、それも地層や水脈も描いてて
その土地の様子を見せてくれるのだ。
地下鉄の深さも、千代田線工事時にナウマン象の化石が見つかった話も(しらなかった)、
いろいろと芸が細かいのである。
これは傑作。人通りが多くてちゃんと撮れなかったので
こんどまた撮りに行きたい、というかこれのPDFファイルが欲しいぞ。
いかん、そろそろやらねばってことで
所蔵古地図をチェックしつつ、次に書こうと考えている単行本のネタだし第一弾。
ずっといつ発行かわからなかった「おかめ旅館」(かは、可をくずした文字で変体仮名のひとつだと思う)の(たぶん)販促用東京観光地図。
何気なく全体を見てたら、中央線から分岐してた武蔵野競技場線が描かれているのを発見。
これ、1951年開業で59年廃線という僅かな間しかなかった(実際に使われたのはもっと短い)儚い路線だったので、
それが描かれてるってことは1950年代の地図ってことだ。思ったより古かったな。
他のエリアも加味すると、昭和30年代前半くらいか。
ガスタンクや桜作例を撮りつつ花見でもするかと公園で釜めしを食い、
団地桜をめで、
芦花公園の賑わいを楽しむ。
芦花公園はこの土日が桜まつり。
さすがに1週間遅いのではないかと心配してたけど、
ピークチョイ過ぎの一番熟れた桜がいい感じだったのだった。
夜、ascii.jpに猫連載を書いてメール。
先日注文した、戦後すぐの世田谷区と杉並区と中央区の古地図が届いてた。
昭和24年の世田谷区の地図は掘り出し物。
昭和20年から28年まで10年弱という短い期間だけ、
井の頭線に列車を送り込むために作られた「代田連絡線」が描かれていたのだ。
ついでに、今の新代田駅は「代田二丁目」駅、今の世田谷代田駅は「世田谷中原」駅だったことも知る。
なぜ「代田二丁目」→「新代田」になったのだろう。新しくもなんともないのに。。。
単なる「代田」ではだめだったんだろか。京王線の「代田橋」駅とまぎらわしいとか?
駅名がひとつ間違ってる(「松原」駅があるけど、あれは「東松原」駅の間違い)とか
環七の計画が点線で描かれているのもポイント高いかも。
最近のUlanzi、攻めてるよねえ。
あやしげなカメラ用品を安く出してる中華ブランドというイメージだったけど
あっという間に幅広く手がけるようになっててびっくり。
で、ついひとつ買ってしまった。
MagSafe対応のマウントなんだけど、
強く固定したい時用のクリップが折り畳まれてるし、
アクセサリーシュー用にも付けられるしもちろん三脚用のネジ穴もついてる。
これでカメラの上にスマホを取りつけるのが楽になる予定。
使用感はいずれ使ってみてから。
週末の「東京古道散歩」の下見。
三越前駅から日本橋北詰に出る。
日本橋を渡り、江戸時代から続く老舗の「黒江屋」。元禄期から漆器一筋の超老舗だ。
お店はビルの2Fでちょっとハードルが高いのだけど、
なんとこのお店は1658年製造の、江戸時代に使われていた日本橋の擬宝珠を所蔵しており、誰でも見ることができるというのだ。
これはちょっと観ておきたい、ということで2Fへ。
黒江屋と擬宝珠は関係あるの? と尋ねると、うちは昔から漆器専門なので、擬宝珠を作ったわけじゃない、ただ、日本橋の古い擬宝珠が見つかったとき、見つけた人が橋のすぐ前にある黒江屋に持ってきたのだという。それがいつの話かは聞くの忘れたけど、かなり昔だろう。日本橋を何回架け直したか調べないとわからない。今の日本橋は明治44年のものだけど、その前の木造時代は何度も燃えてるからね。
とりあえず、1657年の明暦の大火で焼失し、翌1658〜59年に橋を架け直した、ってのは「武江年表」にあるので、そのときの擬宝珠だろう。ガチで貴重なものじゃないか。
ついでに漆器もあれこれ見せてもらう。漆の赤っていいよねえ。
さらに、その隣にある榮太樓総本舗。こちらも江戸時代から現在地で営業している超老舗。
昔から作っているものといえば、飴と金鍔と甘納豆。
とりあえず、缶入りの飴と土産に金鍔、さらに歩きながら食べようってことで日本橋餅を買う。
そこから一石橋(工事中で渡れなかった)へ行き、新しく作られた公園を抜けて常磐橋御門跡から常磐橋を渡る。
日銀前の桜がいい感じで、この分だと東京古道散歩当日は満開になりそうだ、うひひ、と思いつつ本町通りへはいる。
本町通りが旧日光街道にして旧奥州道。
途中、福徳神社に立ち寄ったり、貝新で佃煮を買ったりしつつ、
本町通りを東へ向かい、地下道で首都高を越え、小津。
今日は時間があるので、小津本館の3階にある資料館を訪問。
撮影不可なのがつくづく残念。実にガチの歴史が埋まってて面白いのだ。
ここも、江戸時代から紙商なのである。
すぐ近くに宝田神社もある。江戸城前にあった宝田村が、江戸時代初期、城の拡張に伴って神社ごとこちらに移転したというのだ。
さらに椙森神社(平安時代創建といわれる。江戸三森のひとつだったそうな)に立ち寄り、続いて、伝馬町牢屋敷跡(十思スクエアにある模型は必見)へ。ここの十思スクエアは休憩場所にいいなってことでここでトイレ休憩を入れることにする。
そういえば、コムロミホさんの写真展が今日から小伝馬町で開催されてるな、ここから近いはず、ってことを思い出し、場所を地図で調べ、ギャラリーへ。
龍閑児童遊園の近く。ここ、浜町川跡の上に作られた公園で、浜町川と龍閑川の丁字路。龍閑川はここと内濠をつないでいたのだ。そこに竹森神社がある。
さきほど訪れた「椙森」は江戸三森のひとつといわれたそうな。椙森と烏森(新橋に烏森神社がある)と柳森(秋葉原駅近く、神田川沿いに柳森神社がある)で三森。
さらに4つ増えた「七森」ってのもあるそうで、竹森神社がある「竹森」はそのひとつ。
六地蔵とか七氷川とは八八幡とか、江戸っ子はそういうの好きですな。
残り3つは、初音の森(馬喰町。初音森稲荷がある)、あずまの森(向島。亀戸の方にあづまの森、吾嬬神社があるのでそのあたりか)、笹森(入谷。入谷のどこだろう。笹森の名がついた神社は見つからず)。
ともあれ、竹森神社に参拝。
そして、コムロミホさんの写真展「猫のよう」を訪問。
なかなかの盛況。
尾道でライカで撮影したモノクロのスナップ写真がずらりと並び、当然猫の写真もあり、
猫がジャンプする瞬間というライカでそれ撮るか? 的な写真もあれば、
眼下に広がる街と島を見つめるおばあさんの写真もあり、
どれもすごく眼差しがいい。
良い写真展を見せていただきました。
旧日光街道に戻り、横山町を抜け、
初音森稲荷。初音の森(の跡)自体はちょっと離れてるけど、いろいろあって神社は浅草橋近くに遷座してるのだ。
両国橋広小路、浅草橋を経由して浅草橋駅から帰宅。
で、「東京古道散歩」の配布資料に取りかかる。