2019/11/30

DAZNがトラブった土曜日

ITMediaにOM-Dの新作E-M5 Mark IIIのレビューを書いてメール。

DAZNがやらかしてくれたおかげで
試合に集中できなかったけど、
にしても、そこでジュビロの負けてどうする>グランパス


夜、トリセツにE-M5 Mark IIIとE-PL10のレビューを書いて送る。


2019/11/29

品川歴史館経由で東京古道散歩の下見の日

晴れた。
品川歴史館の企画展「妙国寺の歴史と寺宝」が今週いっぱいだ。
大井三つ又の写真を撮らねば。ストックの写真は古くて今とたぶん違う。
12/7の東京古道散歩の下見もしなければ。

というわけで慌ててカメラを持って出動。

大井町でまず庚申堂のチェック。
最後に来た2017年はマンション建設中で庚申堂が引っ越してたのだ。
さて復活してるハズ、と思ったら大井庚申堂が経塚地蔵堂になって新しい地蔵の両脇を庚申塔が並ぶという構成に変わってた。

まあ昔は経塚、江戸時代は庚申堂だった場所だが、
そこを管理する来福寺的には、庚申堂より経塚地蔵堂にしたかったんだろう。
気持ちはわかる。

そして三ツ又経由で品川歴史館。

大井・品川は古代から中世が面白いのだ。
しかも品川歴史館の企画展はいつもしっかりした図録を作ってくれるからうれしい。

で、帰ろうと思ったら、なんか見たことある顔が。
互いにびっくり。
杉並区立郷土博物館学芸員のKさんである。
中世が専門なのでこういうところでばったり会う可能性はなくはないが
それにしてもまあ偶然すぎて面白くて、
彼も用件は終わったところだというので
一緒に歴史散歩しつつ大井町駅まで歩く。
あまりこちらの方歩いたことないそうで面白がってもらえて何より。
やはり大井の井は定番ですな。


わたしはそのあと東京古道散歩の下見に。
いやあ降りる駅を間違えたりいろいろしたせいもあるが、
時間がやばい。この時期は日没が早いので下見とは言え
のんびりしてたら日が暮れちゃうのだ。


ああ、ほんと、必要最低限の下見はできたし
撮りたかったカットもおさえられたのだが……
日没してしまった。
とりあえず当日のゴールである駒込駅へ向かい、
日没記念で六義園へ突入。

今、六義園では紅葉のライトアップが開催されてるのである。
昨年も来た気がするんだが、やはりまだ紅葉を楽しむにはちと早かった。
でもいろんな色のグラデーションを楽しめるのもまたよし。


にしてもだな、iPhoneのナイトモード、すごいわ。
下手なカメラよりよい。
スマホが切り開いたリアルタイムHDR撮影は本職カメラにとって驚異だと思う。
メカシャッター機ではできない芸当だし……どうするんだろ。

ともあれ疲れた。

というわけで次の新潮講座「東京古道散歩」は12月7日です。










2019/11/28

働く木曜日

ascii.jpに猫連載を書いてメール。
あとはひたすら単行本の作業。
年内に脱稿できるかめちゃ不安。

2019/11/27

PENTAX100周年おめでとうございます。

そういえば、PENTAXが100周年だそうで。
でもうちにPENTAXのカメラないよなあと思ったら、あった。
2台。


1台はESPIO928。
これ、最後に使ってたフィルムカメラだ。
コンパクトカメラで28mmスタートのが欲しくて(当時、コンパクトのズームカメラは35mmスタートが多かったのだ)買ったのである。
この頃、28mmスタートの3倍ズームは貴重だったのだ。
発売は1994年……つまりまもなくQV-10が登場するのである。

結局、1995年以降はデジカメばかり使うようになり、活躍の機会は少なかった気がする。

もう1台はOptio MX4。2004年もの。
見ての通り変態なカメラ。
400万画素で10倍ズームレンズ(でも手ブレ補正はなし)。
面白いのはこのデザイン。
グリップ部分にバッテリーが入っており、これが回転して収納時はコンパクトに、撮影時は銃のようなスタイルになるのである。
しかも背面のモニタはチルト式で、好きな角度で撮影できた。
動画にも強かった。

当時、Optio MX4で撮ったオシドリ。



レビューを書いた際、あまりに変態なカメラで気になっていたのだが、実売価格の急激が下落を見て、
「あ、これは後継機が出ないでシュリンクしていくパターンだ、今手に入れておかないとやばい」と、
あわてて購入したのである。

これに純正のワイコンを付けて、主に動画録って遊んだ。
この頃のマイブームは自転車の車載動画だったので、こんな風にクランプヘッドを介してBD-1につけてたのである。



結果がこちら。シートポストに後ろ向きにつけ、友人等と多摩川サイクリングロードを走ったときの映像。2005年に撮ったもので当時のネット環境があれだったので320×240と極小サイズにしちゃったのが残念だけど、
まだyoutubeに残ってたので埋め込んでみた。




給湯器のリモコンMC-60V3を自分で交換した日

マンションの給湯器のリモコンが壊れかけてたのである。
お湯はちゃんと出るので給湯器は生きてる。
浴室のリモコンは生きてる。
台所のリモコンは瀕死で、動いたり動かなかったりする。

交換しようにも古い機種なのでもうリモコンは入手できない……
でも給湯器ごと交換するとかなり金がかかる。そんな金はない。

そしたら妻が、メルカリで出品されてることを発見したのだ。
型番「MC-60V3」で検索したらあったらしい。
何でもあるんだな、メルカリ。すごいわ……といまさらながら。

で、注文したのが10日くらい前か。

そして今日、交換作業をしたのである。
いやあ失敗してお湯が出なくなったらこの冬死ぬな、と思いつつ作業。

いやあ古い方、めちゃ変色してるわ

まずベランダにある給湯器の電源コンセントを抜く。
続いて台所リモコンを外す。
まずカバーを開くとネジがひとつ見えるのでそれをドライバーではずす。


そしてカバー全体をかぱっと外すと、中身があらわれる。
ここで上部中央のネジをドライバーで外す。


そしてリモコンを上にぐっと持ち上げると爪が外れるので手前に引く、のだが、信号線がつながってるのでそっと外すべし。

ドライバーを使って信号線を外すのだが、どっちが黒でどっちが白だったかはメモっておくこと。というか、この状態でスマホで撮っておけばよいのだな。

この端子を外したら、あとは逆の作業。
新しいリモコンを用意し、白黒間違えないようにネジ留め。
続いて金具の爪にうまくひっかかるようにハメ、
上下のネジで取付金具にはめる。
それでok。

終わったら給湯器の電源プラグをコンセントに差し込む。

無事に動きました。

よかったよかった。
これで給湯器本体が壊れるまでは戦えます。あと2年くらいもってくれるよいなあ。





2019/11/26

写実派と印象派

ITMediaにXperia 5と8のカメラ機能比較レビューを仕上げてメール。
夜はITMediaにGALAXY Note 10+のカメラ機能レビューを書いてメール。
GALAXYのカメラ、面白いわ。
カメラをよく知る人から見ると「これやりすぎじゃね?」というくらいHDRがよく聞いてて、逆光だろうがなんだろうがそれなりにちゃんと絵を作ってくれる。
写真とは「真を写すものだ」という字面に囚われた人には許しがたいかもしれないが
そもそも写真ってのはそういうものなのであるからして、
デジタル技術によって従来はキレイな絵を作るには難しかった条件でもイケるようになったのは喜ばしいことなのだ。

昔、かなり大昔、デジタルカメラは画作りの方向性によって
写実派と印象派に分けられる、って書いたことあるけど、
今はデジタルカメラが写実派、スマホが印象派って感じになってて面白い。

2019/11/25

月曜日から働いてます

スマホ3台を発送しなきゃいけない、ってんで
作例とかブツ撮りとかをチェックして
足りないものを追加で撮って、
発送。

ITMediaにXperia 5/8のカメラ性能レビューの下書きを書いてダウン。

今回のように日曜に街歩きガイドしたり、先週のように泊まりがけで取材したり
そうじゃないときは月曜朝一に間に合うように原稿書いたりすることが多いので
月曜はだいたい死んでる。
月曜朝からちゃんと働いている人すごい。

2019/11/24

まいまい東京の日

「まいまい東京」の「【豪徳寺】紅葉に包まれる招きネコの寺、地形と古地図で読み解く世田谷物語」の日。長いタイトルだ。

午後の街歩きで、世田谷駅集合。
暑くもなく寒くもなく晴れもせず雨も降らずという歩くにはよい天気。

多くの人が、三軒茶屋から世田谷線への乗換えが分からない、遠い、といっていたので
なぜそうなったかという経緯の話からはじめたりして楽しい。

世田谷駅から大吉寺経由で旧世田谷通り(ボロ市通り)。
代官屋敷(まだ工事中だけど)から世田谷城址公園。
豪徳寺でゆっくり井伊家から招き猫、吉良の話とかして、


井伊家の墓所を見たので、次は吉良家のを見ましょうってんで勝光院。
最後は世田谷八幡宮で解散。

軽く打ち上げしましょうってんで豪徳寺駅まで歩き、
今年6月に打ち上げにつかった日本餃子センターへ行こうと思ったら見つからない。
なんと、閉店して違う店になってた!
がーん。
しょうがない、じゃあ北口の以前ランチを食べたことある店(らったった)、そこはなかなか広かったのでいけるかと思ったら、そこも閉店。
ハンバーガーが旨い地下の店へ行くかと思ったら、シャッター閉まってる!
(tokyo omo style。あとで調べたら、今は21時から翌5時までらしい。なんてこった)
というわけでデニーズへ。



にしても、心当たりの店が全部終わってたってのはショックだわ。
栄枯盛衰はげしすぎ。

ともあれ参加して下さったみなさまありがとうございました。

2019/11/23

雨が続くとー

昼間、池袋でレビュー用人物作例。
雨だったけど、スケジュール的に今日しかなく、
何かと苦労するのであった。


帰り、池袋のジュンク堂を前にして、そういえばここ国土地理院の地形図を扱ってたはず、ここならあの地図売ってるかも、ってことで久々にデカイ本屋に突入。
遅まきながら購入せり。



夜、びゅうたびの原稿を書いてメール。
天気予報を見る。明日午前中に雨は上がるらしい。
ちょっとほっとする。


2019/11/22

雨の浅草六区

某社の忘年会的な焼肉。
浅草。
雨だったけど、夜景作例が必要だったので夜景作例を撮ってから焼肉を喰らう。
美味。



2019/11/21

招き猫が溢れてる

なんと金土は雨が降るとな。これは今日中に晴れ作例を用意しないとダメじゃないか。今日は家に篭もって原稿を書き、明日の昼間作例を撮りにいく予定だったのに。
というわけで、
日曜日の「まいまい東京」の下見というか現地チェックを兼ねて
豪徳寺を中心に作例を撮りに行く。
カメラはスマホ3台とE-M1 III。


ascii.jpに猫連載を書いてメールする。
家電批評の仕事をしてメールする。

2019/11/20

打合せの日

昼、単行本の打合せ。
年内脱稿できるんだろか。他にも実は抱えてて今年は閏月が欲しい。

とかいいつつ、帰り、ちょいとブラブラして猫写真を撮って帰宅。

夜、ITMediaにNikon Z50のレビューを書いてメール。

2019/11/19

とりあえず

とりあえず晴れているうちにってことで、いつものガスタンクなど近所で作例撮り。
その他いろいろと作業するがなかなかすすまんなど。

2019/11/18

隔靴掻痒

ITMediaにα6600のレビューを書いてメール。

APS-Cのミラーレス一眼がちょこちょこと出てきたけど
どれも良いカメラなのだけどどこかしら隔靴掻痒感があってなんともアレであるなあ。

さらにレビュー用のスマホが3台届く。
なんかやることいっぱいあるぞなもし。

2019/11/16

栃木の日その2

今日も旅系取材。

朝、宇都宮線(というか東北本線というか)に乗ろうとホームへのエスカレーターに乗ると目の前に見たことある顔が!
なんと某写真誌の編集者。友人とふたりで日帰り温泉旅に来てるらしい。
偶然すぎて笑う。
途中まで一緒に行く。
鬼怒川を越える。
あれこれ乗り継いで最後のミッションを終え、
次の電車まで時間が少しあったので
地図を見て気になってた神社を訪問。
見知らぬ土地はこういうのが楽しい。

よく見ると、扁額には神社名ではなく祀ってる神様の名前が彫られている。
「八竜神」「日光大神」「鹿島大神」。
日光はわかる。下野国だし。
八竜神はよくわからないが、実はこの神社の裏手は崖で、その下には荒川(埼玉から東京に流れる荒川とは別の川)が蛇行して流れているから水神系だろう。仏教語大辞典などをあたると「航海の守護神や雨乞いの本尊」という記述にあたる。
鹿島神宮も水神であるから荒川と関係しているのだろう。

夜、新幹線で東京に戻る。
疲れたので寝る。

朝から栃木へ行く

旅系取材で栃木へ行く。
小山で降りてローカル線。
夜は宇都宮泊。

食後、
宇都宮に残る旧奥州街道をちょっと歩く。これは趣味。


2019/11/15

AirPods Proが届く

新宿でレビュー用の人物作例撮り。
Z50とα6600とEM5 III。

注文してあったAirPods Proが届く。

これで明日からの出張取材に間に合った。
さて今度のはうまく耳にフィットしてくれるやいなや。
ノイズキャンセリングが効き過ぎて新幹線乗り過ごして慌てて飛び降りて耳からポロリとか起きないことを願う。

夜、トリセツにNikon Z50のレビューを書いてメール。

2019/11/14

有楽町でぐるぐる回ったあと銀座で打合せの日

午後、有楽町の交通会館上の回転レストランで
学生時代のバイト先「システム科学研究所」でお世話になった谷口さんを
囲む会。といっても囲んだのは3人で、
昔話や今の話をしつつぐるぐる回る。
周りを高層ビルに囲まれてしまった今であっても
JR有楽町駅や遠くに東京駅、行き交う列車、首都高、ビル群などなど眺めてるだけで楽しい。




またいきたいぞここ。
まあみなさまお元気でありますように。

ちょっと作例を撮ったりして時間をつぶしつつ
銀座へ。
銀座オフィシャルというサイトで来年から連載をはじめるってことで
打合せ。
先方の担当者がパソコン雑誌時代のわたしを知っていて恐縮する。

打合せ中に教えてもらった、ウルトラマンAの美川隊員がやってる喫茶店にいき
打合せの続きもちょっとしつつ
ウルトラマンA。


ただ、ウルトラマンAからはあまり真剣に見てなかったので
詳細は覚えてないのだよなあ。
美川隊員は写真を見てすぐ思い出した。
北斗と南で、南が月に帰っちゃって……その後の話はあまり覚えてない。

ウルトラQからウルトラセブンまではよく覚えているのは
再放送を何度も観て記憶を反芻してきたからなんだろなと思う。

その後、子供向けの特撮番組やアニメも増えて
再放送まで見るってことなくなったものなあ。
ウルトラマンAのあとになるとまったく観てない。
でもゴレンジャーやロボット刑事Kや人造人間キカイダーは観てた。
たぶん特撮モノを観てたのはその辺が最後だ。

アニメはもうちょっと観てたけど、中学生になるといっさい観なくなり、
高校生になって、ともだちに「ガンダムはすごい。再放送が始まるから正座して観ろ」といわれて気になってみはじめたらハマったのであった。


2019/11/13

なんだっけ

なんかいろいろと忙しくしてた日。
トリセツの書きかけの原稿を仕上げて送る。

2019/11/12

レンズのファームアップの日

アーバンライフメトロに鎌倉街道と国立競技場の話を書く。
さらにトリセツにiOS13の写真アプリの話を下書きだけ書く。

富士フイルムのXF 16-80mm F4.0のアップデーターがきてたので
アップデートする。
気になってた手ブレ補正機構がらみの修正がはいったもよう。

よかった。

2019/11/11

なんてことない日

新宿まで靴を買いにいく。
なんか撮ろうと思ったけど特に思いつかず帰宅。

作業を進めるが予定通りにいかず。そういうときは寝る。

2019/11/10

猫と遊ぶ日曜日

髪を切る。
予約時間まで間があったので
近所にある保護猫シェルターqueueで
猫と遊びつつ、いろいろとカメラも届いたので作例用の猫撮影。


夜、flickにスーパー地形アプリをネタに地形と水害の話を書く。

2019/11/09

二松学舎大学で漱石アンドロイドの日

二松学舎大学の島田先生に招待されて
昨年に引き続き漱石アンドロイドのシンポジウムへ。




冒頭で夏目漱石(のアンドロイド)によるモノローグ劇。

そしてシンポジウム。

前回と大きく違うのは2点。
ひとつめはポスター。夏目漱石がサイバーな味付けに
ふたつめはパネリスト。前回より2世代若返った感がある。
世代が若返ると、育ってきた文化や文化のベースが違う。
だから、それがピンと来る人には実に面白い。
そうだな、功殻機動隊をリアルタイムで観たり読んだりした世代。
あるいはサイバーパンク前の世代と後の世代。
実際には世代では区切られないのだけど、
少なくともわたしの世代でサイバーパンクや清原なつのや功殻機動隊をリアルタイムで読んでた人は少数派だったけどいたわけだし。
そういう意味ではサイバー空間という概念を新しく知った人が少数派だった世代と
すでにその概念があった世代といっていいかもしれない。

もうひとつ観てて気づいたのは
漱石アンドロイドがもつ3つの顔。

ひとつめは「広告塔としての顔」。これはもうツッコンでも面白くないのでスルー。

ふたつめは「仮に将来様々なデータを元に実在の人物をサイバーテクノロジーで復活させられる時代が来たらどうなるのか」という思考実験のベースとしての顔。前回はこの視点だったので、誰が蘇らせる権利を持つのか、という話になってた。
確かに、我々から観たらかつて実在していたとしても、夏目漱石は知人でもなんでもなくメディアの中でしか知らない人なので、復活してもメディアの中の人としての扱いしかできないけど、身近な人がこのような形で復活したら、気持ち悪いかもしれないし、やめてくれと思うかもしれない。

みっつめは「漱石アンドロイドは現実と虚構の狭間にいる存在である」ということ。
今回のテーマは要するにそういう立場の存在であるという方向に収束していったのが新世代な点。
特に面白かったのが「顔」の話。漱石アンドロイドはそれなりにコストをかければ同じものをいくつも作れる。漱石アンドロイドは年を取らないのでその人の生前の一番象徴的な時の顔が永遠に固定される。
島田先生がいきなり清原なつのの「アンドロイドは電気毛布の夢を見るか」を引用してきたのにはびっくりしたが、確かにあれはそういう話なのだ。
今読んでも名作なのでぜひ。清原なつののSF短編は学生の頃めちゃ読んだわ。
大山さんは山田胡瓜の「AIの遺電子」を引用した。
テクノロジーをちゃんと感覚的に分かっている人が書いた作品なので超お勧め。

で、この辺を絡ませていろいろ考えたのだけど時間がないのでまたいつか。

清原なつののその短編は「千の王国百の城」に収録されてます。

2019/11/08

小田急まなたびで津久井道を歩くの日

「小田急まなたび」の古道散歩の日。

「小田急まなたび」はOPカード会員向けの企画で
小田急なので、小田急線沿線を企画を立てるわけである。

今回は「読売ランド前駅」から「五月台駅」へ
津久井道の旧道を歩くことにした。

それだけでは単なる旧道歩きで終わるので
アクセントを2つ。
ひとつは「源義経」伝承。
五反田川にかかる「二枚橋」と、新百合ヶ丘からちょっと西へ入ったところにある源九郎義経を祀った「九郎明神社」
もうひとつは「高石神社」。
標高120m弱くらいの山頂にある高石村の鎮守で、
ここ、めちゃ眺望がよいのである。

天候は幸いにも快晴。
暑くもなく寒くもない常温。
これはありがたい。

おかげで高石神社から
香林寺とよみうりランドと富士山がきれいに見える。

急な上り坂があったので余裕を見た構成にしたのだが
天候が良すぎて予定より早く進みそうで、
立ち止まって解説する場所を増やしたのだが

それでも順調すぎて困るレベル。
新百合ヶ丘でのランチも少々眺めに。

午後は九郎明神社へ。
今回、地元の参加者が多く、
こちらも地元の人しか知らない情報をあれこれ教えて貰いつつ進む。
崖に半分埋もれてる野仏は下見の時はまったく気づかなかったわ。

それでもゴールの五月台駅(住所は五力田(ごりきだ)なんだけどね。かつての五力田村。ごりきだの五だけもらったんだろな)に予定より早く到着。


まだ陽も高いので
希望者だけおまけ散歩で、津久井道旧道を南下して柿生駅へいって解散。
4名ほど付き合ってくれた。

麻生のあたり、まだまだ面白そうなのでもうちょっと掘ってみたい感じである。



2019/11/07

ちょいと旧王禅寺村周辺をぶらぶらする日

天気もいいので作例撮りがてらちょいと柿生へ。
明日の街歩き講座のコースではないのだけど、
ちょいと行ってみたい&気になるところがあるので
まあ裏を押さえにいくという感じ。

柿生からおっ越山に上り尾根道を通って月読神社へ。

ずっと気になってたのはここ。伊勢神宮の月読宮を勧請したらしい。
狭い台地の突端。
「天文三年、亀井城の卯の方へ社殿を建立」とある。卯の方は東であり、
月読神社の西には少し平らなので(今は住宅地だけど)
きっと台地突端の西側に亀井城、東側に神社が建てられたんだろうと思う次第。
亀井城跡あたりから西を見るとちょうど大山が。
台地と言うには標高差がでかいけど、まあ武蔵野台地とは違うのである。
そこから表参道を下り、ぐるっと回って麻生不動尊。
そこから川に沿って北上し、面妖な塔を見つけたら、剥き出しマンホール的な排水設備で猫に会う。

そこから、真福寺跡を抜け、台地へ上って鶴亀松公園。

この鶴松と亀松があった尾根を鎌倉街道が通っていた伝承があるらしい。
いやもうどこへ行っても鎌倉街道伝承があって面白いですな。

新百合ヶ丘まで歩き、調べものがあったので麻生区立図書館へ立ち寄り、
知りたいことはわからなかったけど、明日のための情報収集はできたのでそれでよしとして帰宅。