2016/07/31

THETAフォトの日

リコーが行うTHETA写真展に出品する作品と悪戦苦闘する。
候補はいくつか決めてあったので
それを引っ張り出してぐりぐり動かして
THETA+アプリで切り出して
snapseedでレタッチ。
それをいくつも作って、出品するものを選ぶのである。

なかなか面白い写真になったのでお楽しみに。

ボツカットから1枚。

THETA+というのはTHETAで撮った画像から好きなアングル、方式で1枚の写真を生成してくれるアプリだが、
今度のバージョンアップで高解像な絵を切り出せるようになったのだ。
おかげでクオリティも上げられるのである。
全天球データから1枚の写真を作り出すのはなかなか新しい体験である。
全天球だからこそ切り出せる空間がたまらんのだ。

最近、360度撮れるという触れ込みのカメラがいくつか出ているけれども、
つなぎ目のクオリティやボディのデザイン、軽快さを考えると
まだまだTHETA Sを超えるものはないのである。

2016/07/30

かわるビジネスリュックを背負ってスリバチナイト4へ

夜、お台場のカルカルで「スリバチナイト4」。
せっかくなので「かわるビジネスリュック」で出動。
ワンポイントに秘蔵の猫バッヂを付けてみた。

コアポケットからミニ三脚が顔を出してるけど、ここにペットボトルやらコンデジやらTHETAやらがつっこんである。小さいものはポケットに、ごろっとしたものはここにツッコメである。


メインコンパートメントには、カメラ用のインナーバッグを入れてそこにE-M1とTHETA用一脚とタオル。
今日は荷物が少ないのでスカッとしてるけどな。


で、ノートPC用スペースには「ちづかマップ」の最新刊が入ってる。
今日の「スリバチナイト」作者の衿沢さんが出演されるので、
サインをもらおうという考えなのである。

さらにカルカルのイベントへ行くとついつい本を買っちゃうので
大きめバッグがよいのだ。

荷物が少ないときは「ひらくPCバッグmini」、多いときは「かわるビジネスリュック」という使い分けが最適かと思う次第。

荷物が多いときは背負いたいし、本を買ったり由緒書きをもらったりするとどうしても荷物が増えるし。

で、せっかく出かけるので、
その前に一度行きたかった「富岡八幡宮」詣でをする。
うちからは交通の便が良くないので、ぶらぶらポケモンGOしながら歩くことに。
清澄白河駅を降り、
ポケモンGOに寺院や史跡を教えられながら南下し、
富岡八幡宮。

隣の不動尊とともにすごく立派な神社で賑わっておりました。
その歴史についてはまあ単行本に書く。
神社創建時は目の前が海だったんだけど、低地の大きな神社ってことで賑わったんだろなあ。

富岡八幡宮近くで深川飯を食ったのち、
さらに何かして「越中島」駅まで歩き、そこから新木場へ出て、
りんかい線でお台場へ。

たいした距離歩いてないけど、暑いと疲れますな。

カルカルのスリバチナイト4は「東京スリバチ学会」の面々がゲストを呼んであれこれトークをするわけだけど、ひとりでふらっといっても、
街歩き仲間が大量にいるので、退屈しないのである。
ありがたや。

衿沢さんは「ちづかマップ」の裏話を。


全部読んでるので、話の内容がリアルで面白い。

後半のゲストは大阪高低差学会の新之介さん。先日本を出したということで大阪からやってきたのである。


大阪の天井川の話とか、仁徳天皇の時代に治水がはじまったと日本書紀に書いてある話とか、真田丸の話とか、とにかく盛りだくさん。
大阪の基本的な地形が頭に入っているとすごく面白い。

往古、大阪市のほとんどは海の底で、大阪城がある上町台地だけが顔を出してたのだ。
室町時代も湿地帯だった。
だから、信長が本願寺を攻めたとき(本願寺は今の大阪城の場所にあった)、水際の戦いになったのである。


懇親会が終わったらすっかり夜も更けてたのであった。
いろんな人とちょっとずつ話をすると疲れるけど楽しい。

杉浦貴美子さんも「地図趣味。」という本を出されており、
現地で購入してその場でサインしてもらう。


2016/07/29

夏の夜は怪談ですが

ascii.jpに猫連載を書いて送ってから寝る……
今回なかなかテーマを絞れず、
突然「夏の夜と云えば怪談!」というのが降りてきて
急遽それにあった写真探しがはじまったので
原稿が遅れる。。。。
しかも、間違って先週分の写真を送ってしまった。がーん。
送り直したけど間に合っただろうか。がーん。

午後、某社編集者とちょっと打ち合わせ。
久しぶりに東京古道本でも書かないかという話で
まず企画書を作ることにする。

名所旧跡にこだわらず、
散歩して面白いルートをピックアップしてみようかと思案中。

夜はあれこれ写真のセレクトやら単行本の続きやら細かくあれこれ。

2016/07/28

都会へ出たついでにポケモンGO&史跡散歩

都内某所で某な某があり、
たいへん面白いアレだったこともあり、
せっかくなので2駅分歩きつつポケモンGO。
ドードーめぐりでオトコを磨け、的な感じではあるものの
存在は知っていたものの未訪問だった寺院とそこにくっついてる実はお寺より古くからそこにあった稲荷神社(明治になって稲荷のあった土地にお寺が引っ越してきた感じ)やら

最近訪れてなかった道供養塔や地蔵をじっくり訪れたりとか
そういうとこはたいていポケストップになってるわけで、
ポケモンGOと東京時層地図を行き来しながら
そんな風に楽しんでいるのであった。

iPhoneもいろんな仕事させられて大変ですが
がんばっていただきたく。
もう完全にデジタル機器の中心はパソコンからスマホ+クラウドへ移っているのだから。
正直困ってはいるのですけどね。
パソコンで動いて欲しいような便利で面白いアプリ……特にグラフィックス系が
iPhone版しかなかったりするものだから。

先日のAdobe Photoshop CCのアップデートで搭載された
顔を検出して目鼻輪郭口元を上手に歪ませて表情を作る補正なんて
ずいぶん前にiPad用Photoshop fixの機能そのものだしな。
(そこにちゃんと言及してる紹介記事、あまり見ていないなそういえば)



2016/07/27

たまには働く

終日、e-mansionの連載「パソコン・インターネットお悩み相談室」の原稿書き。
ふはー。
Windows 10と格闘(ってほどでもないけど)。
さらに、猫写真セレクトして吐き出すとか
なんやかやで
ポケモンGOやってるヒマほとんどなく
夜、近所を散歩しただけにおわったのであった。


2016/07/26

かわるビジネスリュックにみるバックパックのユニークな構造

新宿で打ち合わせ。
せっかくなので、ピカチュウを求めて新宿御苑へ。
小雨降ってるわ17時過ぎてるからもう御苑は閉園してるわ……
なのに、ポケモントレーナーがわんさかおりました。
女子率が高い、いや、カップル率や親子率が高いのがポケモンGOの一番の特徴でありましょう。
御苑前はもう花吹雪が常時待っててみなさんスマホの画面凝視……
かと思いきや、しっかりカメラ目線してるカップルが二組。
さすがめがねっこだな←関係ないか。


小雨の、なおかつ閉園後の新宿御苑前。もうすっかりポケモンスポットとなっておりまシータ。 #ポケモンGO #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
無事、ピカチュウ一匹とゼニガメ一匹ゲットいたしました。

次の予定が入っているのでそうそうポケモンGOばかりもやっていられず
六本木へ。

スーパーコンシューマの新製品発表会である。
今度は「かわるビジネスリュック」。
バックパックの構造ってもうひととおり出尽くしてて
斬新なアイデアを入れる余地はないかと思っていたのだけど、
これがなかなか予想以上に面白くて軽くて安いのであった。
ビジネスリュックだと意識しなくても
シンプルで四角くて軽くて何でも詰め込めるリュックとしてイケるんじゃないか。


これ、四角いのでデカくみえるけど、
厚みはあまりないので、背負ってみるとそうでもない。
小柄な女子でもこんな感じ。
(背負ってるのは石川真弓さんです。好きに使っていいといわれたのでご登場)

で、このバッグの何が面白いかというと、その構造。
わたしはリュック好きで、
普段は、3気室に分かれたタイプを使ってる。
カメラ用リュックでは最近ポピュラーで、
ノートPC用、カメラ用、メイン気室の3つに分かれてることで、
カメラとパソコンやタブレットと着替えやら小物やら食べ物やらを
うまいこと分けて入れられるのである。
メイン気室はクッションがないので、そこにもカメラ機材を入れたいときは何かにくるんでほうりこんでやる。

で、このかわるビジネスリュックも基本は3気室なんだが
構造が「ヘン」なのである。
図示するとこんな感じ。

一番左がナショナルジオグラフィックスのウォークアバウトシリーズ バックパック。
内側にノートPC用スペースがあり、外側が二階建て。
メイン室の開口部は上。フラップをあけて上から出し入れする。
四角い部屋なので使いやすい。
カメラ室の開口部は外側にある。
ポピュラーな構造だ。
これ、シンプルでいいんだが、わたしは2度ほど事故やらかしてるのである。
カメラ部のファスナーを閉めないで背負ってしまい、
バッグからレンズがゴロゴロと(あのときは岩場で、そのまま修理へ即行)、
あるいはバッグからコンデジがゴロゴロと(数台のコンデジを持って作例を撮りに行ってるとき)
である。
もうひとつ、背中が硬くて長く背負ってるとけっこう疲れる。
その2つが欠点。それ以外は好きで使っております。

一番右がもっとも愛用してるロープロのフォトハッチバックである。
何しろ22l相当で1kgくらいと軽い。
軽くてカジュアルで背負いやすい。
ナショジオのは背負ってると疲れるけど、ロープロのはそんなことない。
これ、デザインの問題だと思う。
フォトハッチバックの特徴は、
カメラ室の開口部が内側(背中側)にあること。
背負ったバッグを下ろすと内側が上にくるわけで、
そこで出し入れできる。これはよい。
ファスナー閉め忘れて背負ったことあるけど、中身落ちなかったし。
欠点は、タブレット用のポケットが外側にあるため、
サイズが小さく、A4の書類がギリギリはいるかはいらないかってこと。
パソコンはともかく、書類は入れたいのでそこだけが欠点。
自転車にまたがって撮影に行くときに最適。

真ん中が「かわるビジネスリュック」。
特徴は、内側(背中にあたる側)が全面開口すること。
これが面白いのだ。
ホテルの部屋にはいって、リュックをよっこらしょとおろすと
背中側が上にくる。普通はそうなる。
そこでファスナーをひらくと、中が出てくる。
小型スーツケースっぽい感じと思えばいい。
帰宅して、中から「ひらくPCバッグmini」を取り出すところ。このくらいスポっとはいるのである(笑)。


バッグからバッグが出てきた。その場で受け取ったリュックに今日使ってたバッグをつっこんだだけなんですけどね。

で、PCケースは外側に。
全体に四角いのでPC部も余裕があってA4ファイルサイズも余裕ではいるし
出し入れしやすい。これはよいアイデア。



出先で地図を買ったり由緒書きをもらったりなんなりするわたしにはありがたい。
で「カメラ室」にあたる部分(コアポケットというらしい)は
メイン気室と一体化してて、不要なときは折りたたんででかいひとつの部屋として使えるし(ナショジオのもフォトハッチバックもそれができるが、ファスナーの開け閉めなどちと仕切の開閉が面倒)、
使いたいときは横からアクセスして、細長い収納部として使える。
これは面白い。
ただカメラ用に設計されてるわけじゃないので、間仕切りは無いしクッションもそれほど強力じゃない。
腕を入れているのがその「コアポケット」

ちゃんと使っての感想はせっかくなのでまた別途エントリを立てるけれども、
ざっと見た感じ、
「一見、ポケットがないようだけど、実は3つあるじゃないか」
「背中が大きくひらくのはホテルなどで中を一覧しながら整理するのはいいけど、
 全部開いて中身が丸見えになるから背中側の開け閉めは頻繁にはできないよね?」
 ってことは、メインコンパートメントには移動中は出さないあれこれをいれ、
 普段出し入れするものはコアポケットをはじめとするポケットを使えばいいのか。
という感じであります。
詳細は使ってみてから。

世の中、どんな製品にも製品に込められた「メッセージ」ってあるのである。
その形状やデザインがそれを伝えてくれる。
よい製品は、メッセージにブレや夾雑物がない。
(メッセージははっきりしてるのに、より多くの人にアプローチしようと色気を出して、結果として中途半端になっちゃった製品は山ほどみてきた)

いしたにさんが作るバッグは
込めるべきメッセージに不要なものは容赦なく取っ払うから、
そのメッセージを理解できないと、気持ちよく使えない。
このバッグを楽しめるかどうかはそこがポイントですな。

さて
軽くて背負いやすいのだけは確認済。

グレーとブラックがあり、布の質感が全然違う。
わたしは黒を選択。グレーの方が人気あるらしいが云々。

興味のある方
購入検討される方
内部構造をちゃんと見たい方はこちらへ
かわるビジネスリュック - SUPER CLASSIC

お値段は手頃です。



2016/07/25

河村城址と洒水の滝補足

防災ムックにスマホアプリの話を、というわけで
1ページ書いてメール。

昨日の洒水の滝紀行、
ポケモンGOの話しかしてなかったのでここに追記。

・ローカル線は楽しい。

JR御殿場線はローカル線である。JR東海である。無人駅が続く。単線である(一時期複線だったが、単線に格下げされた)。ワンマン運転もある。SUICAが使えない。もちろんTOICAも使えない。

小田急新松田駅からJR松田駅をのぞむ。

御殿場線にのる。
二両編成だけどけっこう混んでる。


山北駅につく。駅前通りの端に立つ角丸な建物が魅力的。大正から昭和初期っぽい感じだがどうだろう。

山北駅南口へ出て河村城址へ歩く。

・河村城址は山の上

河村城址は山の上であった。すれ違う人ほぼなし。
急斜面で靴が滑る。夏なので草だらけである。


いやあ山城を攻めるなら春か秋ですな。でも時折吹く風が気持ちいい。
なんとか本丸跡に到着。山の上でした。



帰りは反対側へ「洒水の滝」の標識を頼りに降りることに。


こんな道なのである。面白いんだけどな。

途中、オリンパス 12-40mm F2.8のフードが壊れる。

・洒水の滝を訪れる

以前訪問した約10年前は、落石による工事中でこの橋より向こうへはいけなかった。
工事が終わり、再度整備されたらまた行けるものだと思っていた。
でも、これより先は観光客は行かせない、ということで決着したようだ。
残念である。

滝の手前にあるカフェ「さざれ石」も閉店してた。
残念である。


一応三脚を持って行ったので、
滝を撮る。NDフィルタなんてないので(めんどくさがり)、
オリンパスならではの「ライブコンポジット」(比較明合成)を使って
擬似的なスローシャッターである。


水がつめたくて気持ちいい。
で、だな。
足をぬぐって靴下をはこうとしたとき
ポケットからiPhone 6s Plusがゴロンと落ちて
そのまま渓流に水没した。
……
慌てて拾い上げた。

…………

水をぬぐって、スイッチを入れてみた。
水没したら内部がきちんと乾くまでそんなことしちゃいかんのだが、
iPhone 6s/6s Plusは内部のパッキンがしっかりしていて
水が入りにくい構造になっていると聞いていたので
まあ大丈夫かな、と。

ええ、大丈夫でした。
すごいな。

でも念のため、余計な操作はせず、そのまま帰宅。


山北から河村城址、洒水の滝と東京からすぐ行けて、自然が多くて起伏もあって渓流もあって、すごく良い場所なのにマイナー感漂うのは
すぐ近くに足柄やら小田原やら箱根やらがあるせいだろうか。
でもほどよいマイナー感が散歩にちょうどよいのでまあよしとしたい。

前回は新松田まで輪行して、自転車でこの辺まわったのだよな。
それもまたたのし。


2016/07/24

洒水の滝で スローポケモンのススメ

昨夜、妻が突然、明日ヒマになったからどこかへ行きたいといいだしまして、
近場はイヤ、渓流がいい……
ええーーっ。

どこかないか……あ、洒水の滝なら楽しめるかも。
というわけで、
JR御殿場線山北駅前から河村城経由で洒水の滝へ向かうことに。

小田急の車内からポケモンGO。
おお。ほんとに田舎へ行くとポケストップがないわ(笑)。

でも、田舎は全然楽しめない、はおおげさかな。
田舎度合いにもよるんだろうけど。
さすがに駅はポケストップに。
新松田駅からJR松田駅への乗換でちょっとゲット。
奥に見えるのがJR松田駅。マニラ食堂が気になる。

山北駅着。
第一目的地である河村城址(つまり南)へスマホを向けると、
城址がジムになってた。
その手前のポケストップは盛翁寺。



つまり、ポケモンGOを地図代わりに歩けば河村城址へたどり着けるのである(笑)。
実際にはめちゃ山道を歩くことになるわけだが、
そのまま観光マップとして使えるではないか。

で、ぶらぶらと歩きつつ、
iPhoneがブルッと震えたらモンスターがいるってことなので
取り出してゲットしつつ、
山道を登って河村城址へ。
道もなんもないとこに(ついでに人もほとんどいない)
ぽつんとジムが。
 ポッポを発見したのでゲットする。

苦労して山を降りる。
いやあ、山城って夏に来てはいけません。
特にマイナーな訪れる人も少ない山城は
上り下りの道があっという間に草で埋まって歩きづらいのだ。
蚊も多いし。
でもなんとかおりて洒水の滝へ。
あるいてたら、孵化装置にいれといた卵が孵った。

こういうのが楽しい。

洒水の滝は
かろうじてポケストップに。
(この最果て感!)
滝へ向かう途中でコイキングに出会うのも乙である。

そこへ至る途中で
妙に銀色の神社やら
崖的超絶参道神社やら

面白いスポットに出会ったのだが
それらがポケストップになってないのは
もったいなさすぎる!
Ingressのエージェントが少なかったのかねえ。

あ、Ingressを起動してポータルになってるかどうかチェックすればよかったのか。
アカウント持ってるのすっかり忘れてた。

このあと洒水の滝で

渓流にはいって遊んでたら
iPhoneを川にボトンと水没させてしまったので
このあと帰宅までポケモンGOはなし(笑)。

あ、でもiPhoneは無事でした。
iPhone 6s/Plusは以前より水に強い構造になってるってほんとだったのだな。
わははは。

で、思った。
ニュースではどこぞの公園に深夜まで人が集まってポケモンさがしてたとか
ARはオフにした方がゲットしやすいとか
レベルアップはどうすればいいとか
そういう「ランクアップ系ネタ」がめちゃあふれてるけど、
ポケモンGOって「GO」なとこが面白いんじゃないかと。

今日みたいに、出かけるついでに
ふだん歩かない道を歩いて、
ときどきポケモンに出会って捕まえて、
ポケストップを見つけたらちょっと遠回りして立ち寄って、
知らないスポットを知って、
休憩がてらアイテムを手に入れてポケモンを捕まえて、
気がついたら図鑑が埋まってく、的な、
散歩の友にした方が、テンションあげてガチにレベルアップ競うより
ずっと楽しい。
そもそもポケモンGOってそういうゲームなんじゃあるまいか。
これはポケモンではありません

「スローポケモン」である。
ニュースに振り回されて、公園に集まってアイテム使って
ポケモン捕まえまくるより、
ふらふら散歩してポケモンやプチ史跡との出会いを楽しむ方が
よほど大人の楽しみである。


たとえば
AR表示をオフにすると確かにポケモンはゲットしやすいけど、
オンにしてその場の様子が見えて、
現実レイヤーに虚構レイヤーが重なってる感じ、
そこにスマホを通してしか見えないモンスターが棲息してるのだ
的な感じが楽しいのであって、
まあ、わたしも場所や見つけたモンスターによってオフにはするけれども、
(盗撮に間違われては困るシーンもあるし)
はじめからバッテリー節約とモンスターゲットだけを目的にARオフでしか
遊ばないってのは、もったいなさすぎないか?



2016/07/23

「ちづかマップ」がマニアックすぎてツボ

昨夜、新潮講座修了後、
「ちずかマップ」が面白いと皆川さんに勧められてその場でAmazonワンクリックしたのである。

届いたので読む。


わははははははは。
これはすごい。
「ちづか」ちゃんという古地図マニアJK(その時点ですでにもうアレである)の
日常を描いた漫画なんだが、
その視点がめちゃ我々と同じなのだ。
古地図を見ながら歩いたり古地図で現代から過去を夢想するのみならず、
街を歩くときにひっかかる視点や面白がるポイントが同じなのである。
これを読めば、我々が何を面白がって歩いてるかわかるんじゃなかろうか。
電子版を買ってiPadにつっこんでマンガと同じコースを歩いてみるのもよさげだし。

作者の衿沢さん、
7月30日の「スリバチナイト」にゲストとしていらっしゃるそうなので、
早速チケットをゲット。
ああ、皆川さんの策にハマってしまったーー。

スリバチナイト4~真夏の地形地図覚醒トークバトル TOKYO CULTURE CULTURE:@nifty

というわけでわたしも遊びに行きます。もちろん客として。

ポケモンGOでプチ史跡散歩のススメ

ポケモンGO二日目。

各メディアとも一斉に
今ポケモンGOの記事を出さないと殺されるとばかりに
ポケモンGO体験記事が沸きましたな。
あらかじめ流行るのがわかってただけに
みなさん準備してたようで。

メディアによってターゲットが違うので
それを頭にいれて読むと面白い。
ITやガジェット系のニュースサイトでは
詳細なゲーム情報や
Ingressを知ってる人向けの記事が多いし、
ブログ系バイラル系だと
裏技や効率よい遊び方の記事が多いし
新聞テレビ系は素人がやってみた系の体験談と
社会現象ネタ記事が多い。

昼間、あれこれと自宅作業し
(久しぶりにHDDのフルバックアップとか、
 昨夜突然頼まれた見知らぬ人のフォロー案件とか)、
夕方、ああ、そろそろポケモンGOしにいくかと近所をお散歩。

ポケモンGOは
現実レイヤーに虚構レイヤーを重ねたとこが面白いのだよな。
現実の拡張レイヤーじゃなくて、虚構レイヤーってとこがポイント。

けっこう、ルアー使ってる人が多いのか
花びら散ってるポケストップが散見されて
ご相伴させていただく。
母子でポケモンGOしてたり
今までのこの手のゲームと違うのはカップルが多いことですかねえ。
カップルで会話するでもなくそれぞれでポケモンゲットしてる姿がなんとも面白い。

住宅街なのでポケストップに集まるといっても数人レベルだが
それでも1時間ほど近所を歩いただけで10人以上はいた。

報道によると都会の公園はルアー使いまくりで
ポケモン発生しまくりでポケモン祭(ただしそれぞれは無言でスマホいぢってるので傍から見ると不気味な無言祭)だったようだけどな。

ポケモンGOのキモは大量にある「ポケストップ」なわけだが、
あれ、Ingressの遺産(いやIngressはまだ終わってないので遺産じゃないけど)なのである。

Ingressではエージェント(つまりプレイヤー)自身が
様々なスポットをポータルとして申請できるのだ。
申請された中から適した場所かチェックされて、
よければポータルとして採用されることで、
攻略すべきポータルを増やしていったのである。

ポケモンGOではそのポータルのデータからポケストップを設置しているようで、
面白い視点のポケストップがあったとしたら
それはIngressユーザーが申請して設置されたものと思っていい。
まあそういう連携でもないと、
世界中にスポットを配置するなんてできませんもの。

だから妙なものがポケストップになってたりするわけだが、
各地に点在するプチ史跡も多い。
庚申塔道祖神野仏神社祠などなどである。
こんな感じ。





Ingressのエージェントさまがたありがとうですよ。
わたしはちょっと遊んだだけで辞めちゃったので何の貢献もできませんでしたが。

地元民でも普段気をつけて歩いてないと知らないようなスポットも登録されてるわけで、
これ、
ポケモンGOのポケストップを利用した「プチ史跡散歩」できるよな、と思った次第。
こういう史跡って古道沿いにあるので、ポケモンGO絡みの東京古道散歩もできそうだし、
普段の街歩きでもポケストップを意識してると
街の歴史を感じられるし。

なんかできないかな、と思う。

でかい公園に集まってこぞってモンスター集めるよりは
ポケスポットで身近なプチ史跡を楽しみながら散歩しつつ集める方が
楽しくないか?