2015/11/30

お仕事集中ウィーク

家に篭もってあれこれ作業。
某社の某仕事。1日で終わるかと思ったら意外に作業量が多く、
とりあえず第一弾を書いてメール。

2015/11/29

朝から枡形山で作例ロケして帰りは狛江・調布の鎌倉道を走る

カシオのFR100レビューを頼まれてるのだが、
あれ、特殊なカメラなので是非作例撮りに同行して
撮影風景のカットを抑えたいと編集者がいい、
確かに、左手にコントローラ、右手にカメラ部を持って撮影してる姿は
自分では撮れないわけで、
ではどこにしましょう、奥多摩とかどうでしょうといわれたが
ちょっとスケジュール&体力的に奥多摩まで行ってしまうのは難しく、
近場でネイチャーっぽい写真が撮れるとこはどこだろう
あ、生田緑地の枡形山なんていいんじゃないかと思いつき、
ついでに多摩川でボートにでも乗って防水な写真も撮れるじゃん、
てなわけで向ヶ丘遊園駅前で待ち合わせ。

わたしは、FR100を自転車に装着してインターバル撮影や動画を撮るテストを兼ねて
自転車で。

そして枡形山をいろんなルートで上ったり下りたり、
枡形山から尾根筋で飯盛山へ行ったりと
それっぽい風景を求めてあれこれ撮りまくるのであった。

いやあ富士山がきれいに見えましたですよ。

登戸の河原で解散。
帰りはいつもと違うルートを走ろうと思い立ち、
狛江→調布の鎌倉街道伝承道を走る。
半分くらいは松原通りとして最近超拡幅されてしまったけど、
沿道に稲荷やら庚申塔やら残ってるし、
「鎌倉橋」欄干も残されてるしで

ときどき残ってる旧道を経由しつつ走るとなかなか風情があってよしである。

画像は「カシミール3D+スーパー地形セット」。それをSkitchで注釈。野川旧流路はすごくアバウト。
ちなみに上記地図の「プチ稲荷」は「十幹森稲荷」。
十幹森は「稲荷森」、つまり稲荷を「音読み」して字を当てたもの。
「とうかもり」「とうかんもり」などという。
十幹森とか稲荷森(まんまやん)とか東貫森とか当てる字はいろいろあるが
意味はどれも一緒で、まあ「稲荷の森があったところの稲荷」←まんますぎ
って意味だと思って良し。
場所的に屋敷稲荷かなんかだったんだろうなあ。江戸時代に誰の屋敷があったのか調べるとわかりそう。
ちなみに田中稲荷はこのあたりを領していたか、地頭だったかの新井一族の守護神だったそうな。

帰宅後、作例を整理して送り、
今月中〆切の原稿にとりかかる。
あと3本あるんだが終わる気がしない。
すみません。
いっぱい歩いていっぱい走ったので身体が疲れてました。

にしても、FR100はかなりよくなりましたな。
まだ画質面や機能面での不満はあるけど、
(ZRシリーズのようなタイムラプス動画機能が欲しい!)
これなら遊べそう。




2015/11/28

GKの頭上を越えるループバックパスを起点に点が入るという想定外の決着を見た!

12月6日用の配付資料をなんとか仕上げてPDFにしてメール。
(Pagesで作ってるもんで)
いやあ、カシミール3D+スーパー地形セット、最高だわ。
有料だけど、
作業がメチャ楽になった。

あ、ちなみに、
うちのMacOS X上のParallelsで動いてるWindows 10はほぼカシミール3D専用となって入ります。
速度的にも快適だし、Windowsも10になってとっつきやすくなったので
非常によい感じ。もうMacがあればPCはいらない時代になっております。
Virtual PCの頃に比べると隔世の感がありますな(あれは重くてつらかった)。
スーパー地形セット


さらに作例を整理してデジカメマガジン編集部にメール。
さらに次の仕事を……しようと思ったが、
あれこれやってたらしそびれた。やばい。明日は早いぞ。

さて、
昼飯を食いがてらFR100のテストを兼ねて自転車につけて近所を走り回って
あれこれ撮ってたら、ふと
J1のチャンピオンシップ(だっけ? 要するにCSだけどクライマックスシリーズじゃないやつ)の準決勝が行われてることを思い出し、
あわてて帰宅してテレビを付けたら延長戦。
両者ヘロヘロなるも、レッズの方が優勢。
ホームであるか否かではなく、チームとしての完成度が高いなと。
みんなよく動くし。

でも互いに集中してるので点が入る気配がない。
こういうときは
一瞬でも気を抜くと、その瞬間にやられる。
ってことは、相手の気が抜ける瞬間を作ってやればいいのだ。
意外性があり、一瞬でいいからふと気が抜けるようなこと。

それをまさか目の当たりにするとはおもわんかったわー。
そら、GKが前に出てるときにDFがゴールに向けて浮き球のバックパスするとは思わんわー。
あれはびっくりした。
レッズの選手も「え、何がおきたん?」という顔でボールの行方を見守り、
誰が見てもあり得ないオウンゴールで決着、という瞬間、
ボールはポストに当たって東口の足下に転がり、
レッズの選手が一斉に息を吐いて気が抜けたその瞬間、
東口がそのまま前にパス。そこから閃光の如く前線につながり、
逆サイドをフリーで走り込んでた藤春に絶妙のパス。
それを相手ゴールになんとか叩き込んで勝ち越したのである。

あれはすごかったわ。
狙ってやったとはおもえん←というかあんなのを狙ってやるわけないだろう(笑)

それにしても、拮抗したゲームの、
集中力が最高に高くなってる瞬間にアレやられたら
疲弊した心と体に一瞬の隙ができても責められないでしょう。

まさかあそこでGKの頭上を越えるオウンループシュートを蹴ってくるとは思わないもの。
あまりに想定外で斜め上のことが起きると、
集中力って途切れちゃうものだし。

いやあ何度みてもすごい決勝点だったなあ(笑)。

決勝戦の相手はガンバか。サンフレッチェの優勝を見たいーーー。
ああいう一発勝負はガンバの方が長けてるし経験あるからなあ。
今日も、トータルではレッズの方が実力は上っぽかったのに
勝てなかったからなあ。
でもサンフレッチェの優勝を見たい。
あのサッカーをしてるチームを勝たせてやりたい。


2015/11/27

巣鴨から本蓮沼へ東京古道散歩の下見

12月6日の東京古道散歩の下見。
諸般の事情で今週中に当日配布する資料を作る必要があるので、
今日行かねばならなかったのである。

当日は、
周辺の地形図
ルートマップ(現代地図版と明治の古地図版)や
立ち寄る予定の名所案内(おもに江戸名所図会にあるもの)
(もしあれば)江戸時代の地図
などなどを数ページにまとめたものを印刷してるのだ。

で、昼前に巣鴨駅に着。
あれこれレビュー用作例も撮りつつ、
地図などを頼りに歩き、どこに立ち寄るか、
当日は終了時刻が決まってるので、どのルートをどう通れば
時間ギリギリにおさまるかなどを考えつつ
下調べなわけである。

板橋宿周辺や巣鴨の中山道も初訪問ではないけど、
通して歩くのははじめてなので細かくチェックする。
今まで気づかなかった路地をはいったとこにある延命地蔵とか
千川上水の碑などを発見。

江戸時代の街道ってあまり力を入れてなかったので
見落とさないよう慎重に。
ちなみに、巣鴨といえばとげ抜き地蔵の高岩寺だけど、
ここ明治24年に移転してきたお寺なので
江戸時代にはありませんでした。為念。

でもそのおかげで明治以降も賑わったので
江戸時代から続く老舗もいくつか残ってて面白い。

寄り道しながら歩いてると時間がかかってしょうがない。
まあなんとか板橋宿着。
……
中山道と川越街道の追分にあった
巨大な歴史案内板がなくなってる!
2012年8月。これがなかなか目立ってた。

2015年11月。きれいになくなってる。
えーーっ。
と思ったら、
りそな銀行、改築だか建て替えを機にとっちゃったんだそうな。
「いたばし観光センター」のボランティア観光ガイドのおっさんとふたりで嘆きましたとさ。
ここ、中山道と川越街道の追分という大事な場所なのだから、
行政側が説明板を立てるなりなんなりした方がよいと思いますよ。
もったいない。

もひとつ、お寺がなくなってた!
いやどうも改装のため取り壊したんだそうだが、
狭い荒れ地に地蔵や庚申塔だけが無造作に残されているさまは
面白いけど、なんとも残念。
2012年8月。奥に社殿が見える。

2015年11月。きれいさっぱりすぎ!石造物だけが無造作に残されてた侘び寂び。
コンビニも増えてたなあ。
東京古道散歩ももう2年やってるけど、道沿いにこんなに甘味処やコンビニがたくさんあるルートははじめてだわ(笑)。

でも縁切り榎は変わってなかった。
絵馬をじっくり読みたかったが、すぐ横に熱心に絵馬を描いているらしき方が居て、
茶化しにきたと思われるのもアレなので早々に退散。

本番当日は板橋本町駅で解散なのだけど、
せっかくなので日も暮れた中、南蔵院まで歩き、
本蓮沼駅から帰宅。
歩き疲れた。

で、12月6日は13時に巣鴨駅出発。
有料の講座なのでいきなり来られてもアレですが、
1回ごとの申し込みも可なので、
今から新潮講座に連絡をしても間に合います。
江戸時代の賑わい、鎌倉時代創建の古社、千川上水、幕末の近藤勇、宿場町の今、縁切り榎などなど旧中山道を歩きながらポイントを見逃すことなく歩けますので
興味のある方はぜひこちらのリンクをみてやってくださいまし。
講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社

ついでに2016年1月期の募集もはじまりました。
講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社
興味のある方はぜひ。

帰宅して地図をつくりはじめる。

にしても急に寒くなりましたな。防寒服が欲しい。

2015/11/26

近所であれこれ

レビュー用のα7S IIとXperia Z5を持って近所で作例撮り。
Z5は最近のXperiaの仲で出色のデキじゃなるまいか(カメラ回りしか見てないけど)。
帰宅して写真整理して必要なスクリーンショットや製品写真を撮って発送。
さて原稿を書かねば。というわけで下準備あれこれ。

夜、ascii.jpに猫連載を書いてメール。
最近、猫にあまり出会わないので新作がなかなか増えないのであった。
どっかに猫撮りに行きたいわー。

2015/11/25

THETAパーフェクトガイドの見本誌が届いたよ

昼間、Scansnapの発表会へ。

夜はmansion lifeの原稿書き。
QRコードの話を書く。

インプレスから「THETAパーフェクトガイド」の見本誌が届く。
ふふふ。



26日発売です。

さて今月のカメラ雑誌は12月号なので1年間の総括的な記事が多くて、
「日本カメラ」は例年通りベストカメラを発表してるわけだが、
なんと3年連続でオリンパスのE-M1である。
他にもランキングを見ると、ミラーレス機がすごく多い。
投票してるのは(わたしも含む)、
日本カメラ誌に常連的に寄稿してる人たちなので
基本的に年齢層はけっこう高いし、
多くはプロのカメラマンである。

そういう人たちが現行機種からベスト5を選んでね、と依頼されて
集計したら、上位にミラーレス機がどどっと入るのだ。
面白いのは、ベスト5にTHETA Sを入れた人がわたし以外にもいたことか。
みんな柔軟なのだなあと。

多くの人はプロカメラマンは一眼レフにこだわりを持ってるもんだと
思ってるかもしれないが、
実際のところ、プロがこだわるのは「写真」であって「カメラの形」ではないのだ。
わたしが知る限り、みな、一眼レフもミラーレス機も持ってて、
適材適所で使い分けており、
使い慣れた一眼レフじゃないといい写真を撮れない、といってる人は聞かない。

日本カメラ誌ではわたしも1位にE-M1をあげたけれども、
2015年発売のカメラでベストはどれ、と聞かれたら、
富士フイルムのX-T10かな。
あれはよかった。



スキャナが直接クラウドにつながりましたよIoT

すっかり冬ですな。
冬の秋葉原でPFUがScanSnap Cloud発表会。
クラウドサービスをするだけででかい発表会をするんか、
と思ったら、
いやこれ、ちゃんと発表会必要だわ。
予想以上にすごい。
ハードウエアは現行のiX100とiX500(ただし要ファームアップ)のままで、
スキャナがクラウドサービスと直結しちゃうのである。

今まではスキャナ→パソコン(あるいはスマホ)→必要に応じてクラウドサービスへ
しかできなかった。
・スキャナはパソコン(やスマホ)の周辺機器である
・クラウドサービスはパソコン(やスマホ)で使うもんである
だったわけだが、
ScanSnap Cloudは
「スキャナから直接クラウドにデータをあげちゃう」
のだ。
パソコンやスマホを介さなくてもいいのである。
スキャナに書類を通すと、Wi-Fi→アクセスポイント→クラウド
という順にデータが飛んでくのである。
あとはそのクラウドサービスに
パソコンなりスマホなりなんなりでアクセスすればいい。
これは簡単すぎ。


どのクラウドサービスにあげるか、などなど初期設定では
スマホかパソコンが必要なのだが、
まあスマホもパソコンも持たずにドキュメントスキャナを使う人はいないので
問題ないのである。

しかも自動振り分けで、
写真と文書とレシートと名刺で違うサービスにデータを放り込める。
まあ自動振り分けはあまりインテリジェントじゃないので
頼るのは危険だから、
全部汎用性が高いひとつのサービス(DropboxとかEvernote)に上げちゃうのが現実的か。
スキャナから直接クラウドサービスに転送されるから
「ほんとにきちんと振り分けされてるのか」不安になったりするだろうから。


わたしはScanSnapでスキャンしたデータは片っ端からEvernoteにいれてる。
こういう人はScanSnap Cloudを使えば
Macを介さなくてもワイヤレスでさくさくとEvernoteにつっこめちゃう。
手間がおそろしく削減される。

IoTですなあ←未だにこれが顔文字にしか見えない。
なんとスキャナがクラウドに(IoT)←こう書いたらもう顔文字でしょう。

それはともかくとして
iX100は2万円ちょっとで買えて(安い)、
しかも充電式でWi-Fi対応でコンパクトなので
1台はクラウド用、1台はパソコン直結用で、
読み込むドキュメントによって使い分ければいい。

究極は5台持ちだな(笑)。

iX100は小さいのでラックか何かにiX100を5台積み上げて、
文書・領収書・名刺・写真・その他
と使い分けても10万円……そんなのは誰もやらんか(笑)。

でも、仕事でクラウドの会計サービスや名刺管理サービスを使ってる人なら
1台は領収書専用、
1台は名刺専用
1台はその他ドキュメント用(これはiX500がいいかな。大量に読み込めるから)
と3つ用意して使い分けても
十分コスト的に見合うと思う。

そんなわけで、手元にScansnap CloudバージョンのiX100が!

というわけで使ってみます。
久々にちょっとワクワクしてます。
やっとクラウド会計サービスとかクラウド名刺管理サービスを使う気になりました。

2015/11/24

晴れたので作例を撮りまくる日

晴れた!
最近天気予報はアテになりませんな。
こんな晴れた日に限って、撮影の予定を入れているとかもうありがたや。
家を早めに出て近所で定点観測作例を急いで撮り、
電車に飛び乗って和田倉公園へ。
東京駅周辺で知人の女子大生をモデルに人物作例を夕方まで撮影。
iPhone 6s Plus + Snapseed

さらに夜の東京駅周辺で夜景作例を撮影。
これで最低限必要な作例は揃ったのでブツ撮りして原稿書きしなければ。

2015/11/23

iPad ProでJリーグオンデマンドとか

また曇ったり雨だったりで作例を撮りに行けないので寝る。
いや寝ててもいかんので
ちょっと室内でもできる作業したり、
記事を書くためにiPad Proを試用したり……
って、Jリーグオンデマンド使って
iPad Proと割れiPad Airで違う試合を同時に見てるとか
なにやってんだか。←これを試用とはいわん

なにやってんだかといえばジェフ。
あそこで勝っとけばプレーオフに潜り込めたのに。
とうとうプレーオフにすら。
ジュビロおめでとー。
最後はめちゃひやひやしましたですよ。

2015/11/22

サンフレッチェ広島優勝しましたな。

それにしても昨日だけ奇跡のように晴れましたな。
今日はどんぐもり。
作例を撮りに行くこともできず、昨日の疲れもあって
(何しろ70km走るなんて……たぶん、2012年の同時期に多摩湖まで往復して以来)
寝たりJリーグ観たりして過ごす。

サンフレッチェ広島……CSなんてなしで
このまま今年の優勝チームにしたいわ。
やってるサッカーのレベルが高いもの。
ややこしいことしてるわけじゃないんだけど、
ボールがないときの選手の動きがきれいで
見てて面白い。

サンフレッチェ優勝記念ってことで
八幡山の「伊豆川」で広島風お好み焼き。

やはりお好み焼きは広島風に限りますな。
キャベツ・もやし・肉・そば・卵がレイヤーになってるとこがたまらん。


2015/11/21

四人で多摩湖サイクリングの日。多摩湖自転車道と鎌倉街道と九道の辻。

朝9時半、柴崎駅集合。
ふたりはご近所、ひとりは輪行、わたしは家から7kmほど自走。

集合前、
コンビニで補給食と飲み物買ってたら
突然女子から声かけられまして、
振り返ったら橘ネロリ嬢ではないですか。
おおひさしぶりー、というわけで、ちとびっくり。
なんか可愛くなっておりました。
猫ヨガへ行く途中だったんだそうな。
猫ヨガとは……詳しくは下記をどうぞw
猫ヨガ行ってきた!|橘草子


で、我々は多摩湖を目指すのであった。
夏に、多摩湖までサイクリングしたいので先導してくれといわれたのがそもそものはじまり。

柴崎から佐須街道、青渭神社前を北上してそのまま野崎八幡宮に向かい、
新武蔵境通り(という名前がついてた)を井之頭通りまで北上する。

新武蔵境通りがひどかった。
歩道がめちゃ広くて、そこに自転車レーンが用意されてるのだが、
すごく走りにくいのだ。
じゃあ車道に出るかと思うと、
車道の幅がギリギリで
ひとりならえいやっと走っちゃうけど、
初心者がまじってる四台組なのでそれは避けたい。
なんというか、ママチャリを安全に走らせることしか考えてない
一世代前の作りなんだよなあ。
今は、本来の「車道の一番端を自転車専用道にする」のが主流のはずなんだが。


歩道の自転車レーンってあくまでも歩道なので「歩行者優先」の上に
逆走もできるのだ。結局歩行者や逆走自転車に気を使うことになる。
逆に車道の自転車レーンは歩行者も入れない自転車専用道になる上に
逆走もできないので(車道だから)安心して走れる。
その違いは大きい。
困ったもんである。

それはともかく、なんとか井之頭通りに出て多摩湖自転車道へ。
知る人ぞ知る、まっすぐな道。
多摩湖から渋谷への「水道道路」なのだ。
地下には水道管が埋まってるのでまっすぐなのであり、
その上をまっすぐ走って行けば多摩湖にイヤでも辿り着くのである。

まあここは何度も走ってるので気楽に、
スピードを上げすぎないよう気をつけつつ、
面白そうなポイントで止まりつつ
(街歩き仲間なので、立ち止まりたくなるポイントが一緒なのだ)
適度に休憩しつつ
一路、多摩湖を目指す。
途中庚申塔発見。

自転車道だけど「歩行者優先」です。
多摩湖についたらぐるっと自転車道を走り、
玉湖神社へ。
ここにある「狭山富士」(多摩湖を作ったときに建設された人造富士)へ行きたかったのだ。
狭山富士から見た富士山。Lightroomの「かすみの除去」使用

なんとか低木をかきわけて登頂すると、
遠くに富士山が!
雲が出てたので諦めてたんだけど、
ありがたやありがたや。

お昼はあらかじめ予約してあった狭山湖近くのイタリアンへ。
埼玉県である。

午後は狭山湖をちょっと見学してから
自転車4台記念写真。

多摩湖自転車道に戻り、終点へ。
雲が出て涼しくなってきたなと思いきや、
またもや富士山がほどよい逆光できれいなシルエットを見せてくれて僥倖。

いやなんというか、雲が多くて諦めてたのでびっくりだわ。
多摩湖と富士

ちょっと東に向かって、正福寺へ。
ここ、鎌倉街道に近く、鎌倉時代創建と伝わる古刹。
すごいのは、古道沿いに立っている国宝の地蔵堂。
これ、
無造作にたってるけど、
1407年建立なのだ。室町時代である。侘び寂びより前の時代である。
鎌倉の円覚寺舎利殿の様式をそのまま踏襲しているそうであるが、
室町時代の建築物が残ってるというだけですごい。
しかもカッコいい。必見レベルです。
室町時代の建物ですよ。しかもめちゃカッコいい。

何しろ室町〜戦国時代は、関東地方は内乱に次ぐ内乱で
だいたい戦火で燃えちゃってるのだ。
その中で鎌倉街道近くなのに残ってたのは僥倖。
いやあ観に行ってよかった。

境内には14世紀の巨大な板碑も。
これ、でかいので江戸時代は「橋」として使われてたらしい。
今思えばなんてもったいない、なのだが、
江戸時代的には「板碑なんてそこらじゅうに転がってる便利な石の板」に過ぎなかったのだ。

中世ついでに、府中街道(このあたりはほぼ鎌倉街道)を南下して「九道の辻」。
江戸道・引股道・宮寺道・秩父道・御窪道・清戸道・奥州街道・大山街道・鎌倉街道の九本がこの辺で交わってたらしい。さて今はどう見ても七叉路である。
当時はどうだったんでしょうねえ。

九道の辻。
というわけで、明治の迅速図に重ねてみた。グレーの線はGPSログなので気にしない。

確かに9本ある。ではどれがどの道だったか。
南北に抜けているのが鎌倉街道。
江戸時代は基本的に「行き先」を道の名として使ってたので、
1.が鎌倉街道ってことでいいだろう。
2.は方向的に大山街道か。どっかで他の大山道と合流するか。
3.はちょっとわからない。宮寺という地名は「入間市」にあるようで、箱根ヶ崎から入間の宮寺につながる道が今でも「埼玉県道・東京都道219号狭山下宮寺線」というようで、3.の道を延ばすと箱根ヶ崎にぶつかる。ってことはこれが宮寺道かも。
4.は方向的に秩父かなと。ただこの道、どう考えても思い切り狭山丘陵にぶつかるのが気になる。それなら素直に北上して所沢経由の方が道として筋がいい。
7.は清瀬市の清戸の方向なので、清戸道でよさげだが、志木市の引又宿もこの方向である。引又宿は野火止用水(2から7の道沿いの用水路)の終点にあたるそうなので、引股道が正解か。
6.となると、清戸道は6しかあるまい。北に向かい、東村山あたりで右に分岐していく道が清瀬の清戸を通っているからだ。
9は今でも「江戸街道」とあるので、江戸道だろう。
さて残るは、5と8。
奥州街道ともなると行き先が遠すぎてどっちのルートでもいけそうだし。
御窪道がどこへつながる道なのかによる。
5.は鎌倉街道の支道ともいわれてる道(正福寺の前に出る)。
江戸時代に「奥州街道」と名づけることはまずない(もっと近くの目的地を街道名にするはず)だろうから、往古の奥州道だったという伝承が元になってると考えると、5.が妥当か。
残る8.は御窪道ということになる。明治末期の地図を見ると、少し東に「柳窪」という地名がある。細い道のようだし、ご近所の生活道と考えれば柳窪を指すと思っていいかも。

さて推測は合っているか。3〜8あたりが特に自信なさげです。
御窪道だって、西にある芋窪を指してるんじゃないかといわれたら考えちゃうし。



それはともかくとして、
再び多摩湖自転車道・天文台通り経由で柴崎駅へ。
そして駅前の手紙舎でお茶して解散。

総走行距離は約70km。
いやあ久しぶりに遠乗りしたわ。
こんだけ走ると疲れるけど気持ちいいですな。
作例はあまり撮れなかったけど。
まあナントカしましょう。

今日の柴崎駅から多摩湖一周して戻ってくるまでのログを
GoogleEarthに貼り付けてみたのがこちら。
やっぱ遠乗りは楽しいですな。





2015/11/20

タイヤ交換した日

明日の久しぶりの遠乗りに向けて
自転車のタイヤ交換。
ああ、久しぶりすぎてチューブ一本ダメにしたー
(いや、もともとアナがあいてたのかもしれんけど)。

ともあれ交換完了。
左から右へ。ここんとこずっと同じタイヤです。

夕方から渋谷で打ち合わせ。

夜は家電批評ムックを2ページ書いてメール。

↓のタイヤのオレンジ×ブラック(700×28c)を愛用。いろんなタイヤを試したけど、これが一番という結論に落ち着いた。

2015/11/19

カシオのFR100はアウトドアウエアラブルデジカメとしてかなり良くなった(と思う)

おお、やっと晴れた、作例撮らねば。
という日なのだが、午後から昭島でカシオの新製品体験会があるのだ。
それにも行きたい。

少し家を早く出て登戸で作例撮り。
Canon Powershot G7X
さらに昭島駅前で追加の作例撮り。
これで何とかなりそう。

昭島ってあやしい名前だなと思ったら、
やはり合成地名で、
昭和村と拝島村の合成。
昭和村は明治期にいくつかの村が合併したときの瑞祥地名ぽい名前なので
地名から昔を想像するには昭和村になる前まで遡らないとダメなのでした。

それはともかく、
駅前が妙に人工的に開けてていきなりショッピングモールがあってびっくり。

その奥にアウトドアショップを集めたアウトドアパークみたいなのがあり、
そこでFR100の体験会が行われてたのだ。
EX-FR100 - デジタルカメラ - CASIO

体験会にて。このデジカメの落ち込みっぷりに注目。

いやあびっくりですよFR100。
FR10から1年もたってないのにここまで進化したか、という進化っぷり。
しかもアウトドアレコーダーと銘打ってコンセプトも明確化。

GoProを代表とするアクションカムがビデオから進化したものであるのに対し、
FR100はカシオなのでスチルカメラから進化してる。
だから動画はフルHD止まりだけど、スチルの画質はいいし、
ワイヤレスのモニタが付属するので自分のタイミングでシャッターを切れる。
この差だな。

センサーサイズは変わらないものの、
FR10で要望を出してた(というかみんなそうイッテタと思う)のが
これだけ改善された
・さらなる広角化→21mm相当が16mm相当に。これは素晴らしい。

・高画質化→画像処理エンジンがハイスピードEXILIM仕様に
EX-FR100で撮影。画質上がってる!

・動画時の手ぶれ補正→電子式手ぶれ補正搭載でかなりいけそう

・モニタが見づらい→3型の大きなモニタに

・カメラ部とモニタ部の同時充電を→これはまだダメだった
という具合。

さらに、ZR1600や3000で搭載された、スマホへの自動転送機能もついたし
ハイスピード動画も撮れるようになった。
カメラ部とモニタ部のアタッチメントはFR10と同じなので
FR10用アクセサリはそのまま使える。

6万円ほどするけど、これならウェアラブルカメラとして遊べそう。
ちょっと欲しい。
レビューとかにも容赦なく書いたけど、前モデルFR10の欠点って画質だったのだ。
それがハイスピードEXILIM仕様になったのなら
十分遊べる。街歩きとか古道歩きのとき、身体のどっかにつけてインターバル撮影しながら歩いたら楽しそうだし、画像記録も撮れるし。
面白そうなのだよなあ。

うむうむ。

で、帰宅してascii.jpに猫連載書いて、
さらにITMediaに月曜日取材したオリンパスの原稿を書いてメールする。



2015/11/18

仕事の日

あれこれたてこんできたのでなんとか
ITMediaにiPhone 6s/6s Plusのカメラレビュー第2弾を書いたり
ITMediaにオリンパスの記事の下書き書いたり
写真を整理したりあれやこれやの水曜日。

2015/11/17

THETA Sでマイストリートビューを

昼間は曇天だけど放置もできないので
ちょいと出かけて作例撮り。

夜、気がついたら
iOSのストリートビューアプリがアップデートしてた。

ストリートビューアプリは以前から
THETA Sに対応してて、
シータした全天球パノラマをそのままストリートビューにアップロードできたのだが、
ストリートビューアプリを使って撮影する必要があったのだ。
既存のパノラマをアップロードするには
パソコン上でGoogleマップから作業しなきゃいけなくて
これじゃ実用性に欠けるなと思ってたのである。

それがアップデートで
既撮影のパノラマもアップできるようになったのだ。


これは素晴らしい。
というわけでいくつか試しにあげてみた。
下記リンクは、そのうちのひとつ、
尾道でシータしたもの。

ogikubo kei - Google マップ


THETA360サイトだけじゃ何かと限界があったけど、
YouTubeとFacebookが全天球動画に対応し、
ストリートビュー&Googleマップが全天球パノラマに対応したことで
さらに広がりそうでなにより。
面白くなって参りました。

26日には「THETAパーフェクトガイド」も出ることだしな。


2015/11/16

取材の日

ITMediaの仕事でオリンパスの取材。
八王子へ。

録画したブラタモリを観る。
昔小樽を訪れていたことをすっかり忘れて「小樽ははじめてです」と言い切るタモリという大ネタがおかしい。
ブラタモリには台本はあるけど、タモリと桑子アナには渡されてないというのは有名な話で、タモリの博識さが……といわれてるけど、
単に断片的な知識がたくさんあるんじゃなくて、基礎知識がしっかりしてて
それらがちゃんと頭の中でつながってるから
見知らぬ土地へ来ても類推して答えを導き出せる。
でもはなから知ってるわけじゃないから、
間違ってるかもという顔でぼそっという。
そこがすごい。

小樽編で、
参道と社殿の向きが違う不自然さに気づいたのなんか
特別に専門的な知識は必要としないという点で
すごく分かりやすい例で、
そういうのって「参道と社殿の向きは大事です」と誰かが教えてくれるというよりは
歴史を調べながらいろんな神社をめぐってると気づくのですよ。
わたしは「古道」が好きであれこれ調べてるのだけど、
そうすると、社殿の向きってすごく重要なのだ。
参道と社殿の向きが合ってないなと思うと、
実は今の参道は新しい道ができてから作られたもので、
もともとの参道の方向に古道があったなんてよくあるもの。
時には「ここの社殿はかつては西を向いていた」ということもあるので
またややこしくて面白い。
そういうのって、本に書いてあってもすぐ頭にはいるもんじゃなく
あるとき「あ、こういうことだったのか」と身につくわけで、
そういうのが積み重なってるタモリはすごいなと。

大事なのは個々の情報じゃなくて、
それが積み重なっていくことで頭の中でどんどんつながって
知識になることで、
それはすごく面白くて楽しいことなのだ
ってことがテレビで発信されるといいなあと思うわけだけど、
さてそれがブラタモリで伝わってるかどうか。
タモリはすごい、さすが違うな、で終わってはダメで。
何でもそうだけど、
興味を持って(あるいは最初は仕方なくでも必要に迫られてでもいいけど)
あれこれ調べたり勉強していると、あるとき頭の中でそれらが
タタタタタッとつながりはじめる瞬間があって、
それがものすごく楽しいのだ。

2015/11/15

すっきり晴れませんな

休息の日。昼寝付。
あ、晴れ間だ、と思ったら……雲が出てきて、
でもしょうがないので作例をちょっと撮る。

夜はe-mansionの連載記事の第一稿を書いてメール。

2015/11/14

世田谷区立郷土資料館の「世田谷の土地」展は古地図好きなら行くべし

世田谷区立郷土資料館は歴史の展示に加えて、資料コーナーが充実してて素晴らしいのであるが(東京古道散歩を書くときはここに通ってあれこれにらめっこしたもんです)、
今回の企画展は特に素晴らしい。

「世田谷の土地-絵図と図面を読み解く-」である。

これがたまらんのだ。
というわけで、雨の中、
街歩き友達と上町のサイゴンで待ち合わせ、ランチを食べてから
いざ郷土資料館へ。


この展示、何が素晴らしいって
「巨大な江戸時代の世田谷の地図が惜しげも無く展示されてる」こと。
古地図好きは1日いても楽しめるレベルの充実っぷりなのである。

しかも当時のままではわかりづらかろうと、
いちいち描き直したものを横においてくれてるのだ。

もうみんな、この地図の前から動かないの。
入館して40分たったのに全然進んでないよ、と笑いながら。

実はこれ、文化3年(だったかな?)の江戸時代の実測図。
実測図なので位置関係がそれなりに正確ですごくわかりやすいのだ。
こんな地図を作ってたなんて井伊家すごい。

そう、世田谷区の地図ではなくて、「井伊家世田谷領」の地図なのだ。
だから経堂や喜多見や等々力や、世田谷区の範囲でもけっこう白いままのエリアが多く、
それが残念なのである。
ちなみに今は狛江市になっている岩戸や和泉も当時は世田谷領だったわけですな。

もうこれだけでいつまでもいられる感じ。
惜しむらくは、空白地域。
空白地域(江戸時代はそのほとんどが幕府や旗本領だった)の実測図もあればいいのに、
ないんだろうなあ。ああ。

さらに各地域の絵図などもちゃんと、描き直したものを横に置いてくれてるからわかりやすい。

多摩川近くの村はすごく詳細な絵図が残ってる。
実はこれ、多摩川が流路を変えるたびに境界争いが起きるので、
それに決着をつけるために境界を明記した地図がその都度、作られたんだそうな。
なるほど。それは地図が必要だ。

明治時代初期の地図を見ると、江戸時代の流路に沿って描かれた境界線が
流路が変わったあともしばらく維持されてて、
今楽天が引っ越してきたというので有名な二子玉川の再開発区域も
明治45年に東京府と神奈川県の境界を多摩川の中央とするまで
実は神奈川県だったのである。

それはともかく、江戸時代の絵図を見ると多摩川の流路の変遷がよくわかるのだ。

面白すぎてたまらん。

しかも図録が素晴らしい。展示をざっと見たら、
あとは図録とにらめっこしてニタニタすべし。
この図録は必須。これを買わねば何を買うというレベル。
あと1冊買っちゃうかも←1冊はばらして、地図だけをスキャンするのだ

いやあ興奮した。古地図好きは行くべし。
ついでに近世の耕地整理で碁盤目になっちゃったエリアの話もあり、
農地を碁盤目に整理し直して住宅地として売り出した時代も味わえる。

世田谷区郷土資料館は昭和39年開館の都内最古の郷土資料館だそうで
さすがである。庭先に刺さってる板碑は無造作すぎるけど。

他の自治体もこういう企画展やってくれないかなあ。
そしたら図録買いに行きます。

その後、小雨交じりの中、ブログ「経堂界隈」のOさんの案内で経堂に向かって
六郷田無道を街歩き。
世田谷資料館→経堂同潤会住宅 | 経堂界隈 - 楽天ブログ

夕刻、残念ながらわたしは先約があったので経堂で離脱。
代々木八幡で友達らとポルトガルの微発砲なワインを飲みながら
バカ話をしつつ、
ポルトガルな魚介類を堪能。
いやあ旨かった。出汁が旨い。貝も海老も旨い。
豚ハマグリのリゾットとかわけわからん。
久しぶりに旨いものを喰いました。やばい。






2015/11/13

新潮講座スペシャルで立体地形プロジェクションマッピングを楽しむ日

新宿住友ビルで新潮講座スペシャルの日。

メインは立体地形の作成とそれへのプロジェクター投影を行う
芝原博士なんだが、
せっかくだからその立体地形を利用して
わたしと東京スリバチ学会の皆川さんも
何か絵を見せながら喋りましょうという話になったわけである。

で、早めに現地へいって
打ち合わせ。
実際にどう映るかを見たのはこれがはじめてなので
本番ではちょいとグダグダしてしまって申し訳ない。

思ったより時間をもらえたので、
なぜ東海道は尾根道じゃなくて海沿いの低地を選んだのか、とか、
陸続きで江戸城に直行できる大山道と甲州街道は
三河時代からの信頼できる家臣である内藤氏と青山氏を抑えに置いたとか
そういう話も交えてよかったなとか
あったけれども、
まあなんとか無事終了。

なんと申込者が予想以上に増えて60人を越えたので
後ろの方の方はよく見えなかったようで申し訳ない。

そして打ち上げへ。



2015/11/12

iPad Proが出ましたがうちのiPadのガラスは割れたままです

iPad Proの発売が開始されて
各所でレビューやら体験レポートやら何やらの記事が一斉に
出てきましたなあ。

わたしはそれを横目に
ガラスが割れたiPad Airを愛でている今日この頃です。
混沌の屋形風呂: iPadのガラスが割れたよ・春画展を観に行ってきたよ

これはiPad Proに買い換えろという神の思し召しか。
いやいや、使ってみたくはあるけれども
デカくて高いからなあ。
マンガ読みにはいいけど、まあいろんなマンガ読みアプリがもっと
つかいやすくサクサク動いて紙の本よりすげー
となってくれないと、この値段は払えない。
今のところ
・家にいて読みたいときにすぐ買える
・本棚をまったく圧迫しない
くらいしかメリットないし。
そのメリットがでかいから電子書籍で読んでるのだが、
まだまだ読書体験のレベルは上げられるはず。

さてガラスを直すか、
このままだましだまし使いつつiPad Air 3が出るのを待つか
思い切ってiPad Proを買ってしまうか悩みどころ。

iPad Air 3にはぜひApple Pencil対応と高速化を実現していただきたく思います。
ついでに今の大きさ・重さのままスピーカーも4つ入れて欲しい。

で、今日は
雨が降ってない、ってことで
参宮橋から明治神宮→代々木公園→代々木八幡→代々木上原と
ぶらぶらしながら作例撮り。
帰宅して
ascii.jpの猫連載を書いてメール。



2015/11/11

EOS M10

ITMediaにEOS M10のレビューを書いてメール。

廉価版というかエントリー向けというか、
そういうターゲットがはっきりしたカメラなのである。
なにしろさ、レンズキットの実売価格が
Powershot G9 Xより安いんだもん。
最初からこの値段かよ、みたいな。
すごいな。

でも、自分で使うならM3だな。

2015/11/10

Powershot G9X

昼間、
雨の中、
恵比寿方面でお仕事の打ち合わせ。

引き続き、
ITMediaにPowershot G9 Xのレビューを書いてメール。

レビューを書くときにちょいとS120と比べてみて驚いた。
1/1.7型センサー搭載でなおかつぎゅっとコンパクトにおさめたS120より
1型センサー搭載のG9Xの方が「小さい」のである。
奥行きはさすがにあるけれども、高さも幅も重さも、だ。

いやはや、すごい。
28mm相当スタートなのがちょいと残念だけど、
よくこの大きさにおさめたもんだと思う。


2015/11/09

Powershot G5X

ITMediaにCanon Powershot G5 Xのレビューを書いてメール。

これで、キヤノンの新ハイエンドコンデジ5兄弟がそろい踏みですな。
1だけはmark IIだけど、13579と上から下まで揃えました感がすごい。

個人的には「バリアングルよりチルト式がいい」ので
G5Xに手を出すことはないが
(でも、使い勝手はこれが一番。ああ、これがチルト式だったら)、
カメラとしてはもう、
ハイエンドコンパクトの中でトップクラスでしょう。
デザインも(まあいろんなトレンドを集めたものって感もあるけど)嫌いじゃない。

そういう意味では
発売から1年たって価格が落ちついたG7 Xも悪くないかな思うが、
カメラとしてはG5 Xの方が魅力的なのだよなあ。
悩ましい。

1型センサーのハイエンドコンデジはレビューでほとんど触ってて、
日常使いのコンデジとして1台欲しいと思ってて
どれも完成度は高く、普通のスナップ用としては申し分ないのだが、
個人的なピンポイントニーズに対して一長一短なとこがあり、
悩ましいのである。

理想的には
「チルト式モニタ+タッチAF」に進化したFZ1000の後継機かな。
ボディはでかいけど、
パナソニックの空間認識AFと4Kフォトが魅力的なので。

ソニーのRX10 IIもたいそう魅力的なんだが、
あれはちと高すぎる。

気軽にスナップを撮るならRX100 IIIも魅力的だがもうちょっと安くならんかなあ。

にしても、なぜソニーはタッチパネルを採用してくれないのだろう。
昔は積極的だったのに、あるときから使わなくなったのだよなあ。

なぜタッチAFにこだわるかというと、
人を撮るときは顔検出機能が優秀だからそれに任せばいいし、
風景を撮るときもAFはカメラ任せで問題ないんだけど、
猫を撮るとき、どうしてもうまくないのだ。
カメラ任せでうまく猫を捉えてくれなかったとき、
ピンポイントで「そこに合わせておくれ」ってやりたい。
タッチAFができるか、それに近いくらいすばやくAFポイントを指定できないと
シャッターチャンスを逃すのだ。

そういうわけである。


2015/11/08

iPadのガラスが割れたよ・春画展を観に行ってきたよ

11時、新宿で待ち合わせて
13日金曜日に行われる
「プロジェクションマッピングで知る・楽しむ 東京100万年歴史地形散歩」
の打ち合わせ。
メインは芝原さんだけど、せっかくなのでわたしが地形と道の話を、皆川さんがスリバチの話をちょっと盛り込もうということになっておりまして、
その段取りなどを打ち合わせたのである。

その喫茶店で打ち合わせの最中、ちょいと事故が起きまして、
iPad Airがこんなことに……。
いやあ、テーブルに置いたiPad Airにスチールのちょっとした板みたいなのが
コツンと当たっただけなのだが
当たりどころというか、一点に力が加わったからなのか
きれいに割れまして。
どのくらいきれいかというと、このくらいである。


my iPad Air

いやあ、
これで漫画読んでると、格闘シーンが臨場感たっぷりでたまらんす。
集英社「All You Need Is Kill」より
いやはや、たまらん。
とりあえず帰宅してから、ヒビはいったままでは危険なので、
ブラシで細かい破片をはらい、軽く拭いて、
たまたま手元にあったDeffのiPad用保護強化ガラスを貼る。
「それは貼る順番が違うだろ」「はい。すみません」
普通は、割れる前に貼るもんです。
とりあえず貼ったら危険はなくなったので(これ、ガラスがしっかりしてるし、感触も元のままとあまり変わらずに素晴らしい)、
写真を撮ったり漫画を読んだりして遊んだわけだが、まあ、ひび割れ状態に飽きたら修理に出しますですよ。
でもまあこれだけ割れても使えるもんなんですなあ。すごいわ。

それはさておき、
打ち合わせ後、次の予定まで時間があったので
雨の中ぶらぶらと作例を撮り、
15時からは5〜6人で待ち合わせて「春画展」。

早稲田駅から歩いて神田川を渡り、坂を上って永青文庫である。

とにかく人が多かったが、春画展は面白い。
平安時代から春画が描かれていたそうで、
もう「挿入部分」の描き方の形式ができていて、
そこさえ描いておけば、あとは何でもOk的な自由さが面白いのである。
絵としては表情やシチュエーションがちゃんと描かれてるのが面白いな。
あ、北斎の有名な「蛸と絡む」絵もあり、
北斎、面白すぎ。

全裸が少ないのも面白い点で
結合部分はたいてい描かれてるけど、それ以外は着衣だったり
脱いでいても布がどっかに絡んでて、そういう状況になっている場が描かれているのだ。
時にはテキストがついてて、北斎のなんかどこまで本気でどこまで遊びなのかわからんところがまたおかしい。

エロか芸術かとよくいうけど、それ、間違い。
エロであり芸術であるという作品は明らかに存在するわけで、
しかもエロの基準は時代や地域でまったく異なる文化的なものだから
それを「21世紀前期の日本」という狭い視点でとやかくいうもんじゃないのだ。

どうも細川護煕氏も顔を出してたようで、わたしは会えなかったけど、
友人はめざとく見つけて握手してもらったらしい。

まあそんな文化的な1日でありました。






2015/11/07

東京古道散歩講座で狛江を歩く日

11月1日の高円寺フェスを見て、東京古道散歩講座に申し込んで下さった方がいらっしゃっいまして、ありがとうございます。
あれこれ活動はしてみるもんですなあ。

今回は国領駅をスタートし、
古い道を辿って品川道に出て
品川道を狛江まで辿りつつ、
狛江駅周辺に残ったり残らなかったりする古墳群を愛でようという企画。

住宅街に無造作に残る大量の古墳群ってなかなかシュールで面白いのだよこれが。
誰にとって面白いかといわれるとアレなのだが、
狛江市ってけっこう無造作に古墳やら馬頭観音やら庚申塔やらが残ってて
無造作だからこそそういうのを探して歩く楽しさがあり、
そもそも狛江って、小田急系の人なら「狛江駅」があるから知ってるけど、
古い人なら「岸辺のアルバム」で知ってるだろうけど、
特に観光名所も大きな企業もなくて面積も小さいから
古墳がたくさんあるなんて知られてないのだ。

というわけで、歩いて参りました。
下見の時は気づかなかった「鎌倉橋」跡(鎌倉街道伝承がある道なのだ)を発見したりするのもまた楽しい。


当日は写真を撮ってる場合じゃないので(先頭を歩きつつ、道を間違えないよう地図をときどきチェックしつつ、喋りながら歩いてるから)、
下見の時に撮影した「亀塚古墳」の雄姿をシータで。まわりがどんどん家のために削り取られて、墳頂付近がちょろっとだけ残ってる哀しさがたまらんす。


狛江亀塚古墳墳頂シータ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


無事狛江駅に到着したら、あとは有志でオマケ散歩。
狛江の霊泉から湧き出た水が作った清水川を辿り、
念仏車経由で喜多見駅へ。

ログはこんな感じ。


その後、例によって打ち上げして帰宅。
次回は12月6日の日曜日です。
最近、マイナーな道ばっかだったので、
年末はメジャーどころの中山道を。

2015/11/06

Canon EXPO 2015の日

国際フォーラムで行われているCanon EXPO 2015 Tokyo。
キヤノンが数年ごとに開催しているプライベートな招待客のみのイベント。
招待が来たので、最終日ということもあり、
EOS M10の作例を撮りがてら
訪問してみたのである。

テーマは2020年の東京。キヤノンがもつ未来のイメージをあれこれ展開し(前半)、
自社の技術を各種業界向けにアピールする(後半)というイベントであり、
これがなかなか面白かったのである。


特に前半。
超高精細の超デカいプリントは現実と見分けが付かない、


十分高精細な動画は現実と見分けが付かない、
(下記写真は4kだけど、8k動画のライド映像デモは必見レベル)

ついでに360度VR体験(これはまあよくあるヤツ)


そしてTHETAで360度ぐるぐる回るデモをTHETAでぐるぐるの図

キヤノンエキスポで360度ぐるぐるしたり8K映像観たりしてきまシータ。招待制なので誰でも入れるわけじゃないのがアレですが。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


という具合で、
高度に高精細化された巨大な写真や映像は現実との差異に脳が悩まされるという
面白い空間なのでありました。


後半はもうちょっと現実的に現在の技術を使って
2020年の教育やら環境やら何やらはどうなるかという
街中に無数のカメラが設置された時代の話が展開されるのでありました。

うむ。面白かった。


帰途、コンビニで「少年チャンピオン」を買う。
いやあチャンピオンなんて読むの何10年ぶりだわ。
オソロシイのは「ドカベン」も「刃牙」もまだ続いてること。
なんなんだドカベン!
もっともわたしの目当てはそれらではなく、
山田胡瓜先生の「AIの遺電子」。
これがまた、買って良かった。
山田胡瓜先生は実はもとITMediaの編集者で
何度か一緒に仕事したことあるのだ。
だから気になっていたのだけど、週刊連載がはじまって何より。
しかも面白い。
近未来SFものといえばその通りなんだが、
用語の使い方やハイテク機器の描き方に不自然さがなくて、
リアルな技術とフィクションならではの飛躍部分がうまく融合されてて、
分かってる人が描いてるってのが伝わるので安心して読めるのがいい。
ブラックジャック的といえばその通りなんだが(チャンピオンだしw)、
よい話であります。